タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

BTSウォンウィエンヤイ駅

もう一本西の川が見たい![1]

年末はタイへ行っていました。

体調を崩したり飛行機でCAさんに味噌汁をこぼされたりといったアクシデントも
ありましたが、多くの人に会えて優しさに触れることのできた素晴らしい旅でした。

もちろんバンコク周辺の日帰り旅も3回ほど。
西方ばかり重点的に飛び回ってきました。


今回はまずその最初の旅として、「もう一本西の川が見たい!」をお送りします。

バンコクにはチャオプラヤー川が流れています。
その西には、ターチーン川が流れていて河口にはマハーチャイの街が広がっています。

ここまでは行ったことがあるんですよ。

で、そのさらに西には、メークローン川が流れています。
この川を見てみたい! ということから閃いた旅(笑)

でもせっかく行くんだから周辺の見どころも巡ってみることに。


出発日は12月26日(月)


BTSサイアム駅からシーロム線にまず乗車。
07:01発。

今回バンコクに来てから朝晩は半袖では寒いくらいの涼しさが続いてますが、
今朝も寒いです。冷房のガンガンに効いたBTS車内とさほど変わりません(汗)

終点のウォンウィエンヤイ駅着07:29。

通勤客の波に逆行して国鉄ウォンウィエンヤイ駅へ。
07:40発の列車の切符を買って、いざ座席へ。


国鉄マハーチャイ線の切符とムーピン


ついでにホームに並ぶ物売りかあらムーピン(豚串焼き)を買って軽い朝食に ^^


2分遅れて出発です。

警笛をひっきりなしに鳴らし上下左右にガタガタと大きく揺れながら疾走。
左から浴びる朝日がすがすがしいです。

スピードが上がったのか風が強く寒くなったので窓を閉めます。

途中、クローントンサイ駅で対向列車待ち。
線路脇でチャボが地面を突いているのを眺めてました ^^


そろそろマハーチャイが近いかなという時、
窓の外には驚きの光景が!


国鉄マハーチャイ線沿いの洪水


道路が冠水してる!!

バンコク都内は確か12月22日に全地域から水が引いて洪水終結となったのですが、
バンコク都外ではまだ洪水が残っている地域が多少あるってことか。

この道のさらに向こうには並行してサナームチャイ運河が流れているはず。
きっと運河から氾濫した水でしょう。

ということは、この運河が流れ込むターチーン川の水位が高いってことかな?

まだこの時はこの先での事態にまで思いが及んでいなかった私でした -_-;)


しばらくすると冠水はなくなり、前方に終点マハーチャイ駅が見えてきました。


マハーチャイ駅に入線する列車


この駅は「市場の中にある駅」って感じでいつも人がごったがえしています。
とくに朝なので物売りも人も多いですね。


定刻を24分も遅れてマハーチャイ駅着。
時刻は09:04。


マハーチャイ駅に到着した列車


さーて、これからターチーン川を渡って、日に4往復しかない
国鉄メークローン線に初乗車です!

でもまだ1時間ばかりあるので、マハーチャイの市場で腹ごしらえしますか!






<交通費>
BTS:35バーツ
国鉄マハーチャイ線:10バーツ
ここまでの合計:45バーツ

つづく


※地図は範囲が広いもので…。気が向いたら作ります m(_ _)m


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。




ワット・サイ周辺運河巡り[1]

しつこいようですが再びワット・サイです(笑)

ワット・サイ~パーククローンタラートの水上バス便について
どうしても知りたくて、今回は聴き込み調査目的に訪れてみることに。


3月28日(月)に行ってきました。


BTSサイアム駅からスタート!
シーロム線でウォンウィエンヤイ駅まで行き、歩いて
国鉄ウォンウィエンヤイ駅に到着。もう慣れたもんです(笑)


国鉄でワット・サイまで行こうと思っていたんですが、
次の列車までかなり待つことになるので予定変更。
バスで向かいますか。


120番バス


駅向かいのバス停から120番バスに乗車。
08:52。

バスはソムデット・プラチャオ・タクシン通りを南下。
チョームトーン通りに入り、エーカチャイ通りソイ23が見えたところで下車。

時刻は09:21。


ソイ23に入り、国鉄線路を越えるとワット・サイ市場です。
さらに進みサナームチャイ運河沿いの市場内食堂へ。

ここで食事がてら店主さんに聴き込みしようという魂胆なのです ^_^;)


カーオパット・ガパオを食べ終え、代金を払いながら、
パーククローンタラートまでの船便について尋ねてみました。

「無いよ。」

・・・(汗)


なんともあっけない返答。
そんなワケないだろー。仕方ない。他の人にも聞いてみますか。


ワット・サイ前でフルーツを売っているおばさんに
しゃがみこんで尋ねてみます。

「以前はあったけど、無くなったよ。」

えっ!?
そんなバカな!!


ここで諦めるワケにはいきません。さらに聴き込みをすべし。

ワット・サイ境内に足を踏み入れてみます。
そこにもみかんを売るおばさんが。

これ、バーンモットみかんですか?

「そうだよ。」

前回買って美味しかったのでまた買いましょう。
1kg買って代金を払いながら、また尋ねてみると…

「無いよ。」

ええぇーーーー!? そんなぁ。絶対にあるはずなんだけどなぁ(T_T)


「舟に乗りたいのかい? ちょっと待ってて。呼んであげるよ。」

は?

おばさんは、運河べりから男性を連れて来るではないですか。
「300バーツで一周回りますよ。」

男性が提案してきます。
あぁ、チャーターしませんか、ってことですね。
うん、それも面白いかも。この辺の景色を運河から眺めてみたいですし。


意外な展開になりましたが、まぁ流れに身を任せてみましょう(笑)


ワット・サイ船着き場横に泊めてある舟に乗り込みます。


ワット・サイ船着き場から舟に!


さぁ、しゅっぱ~っつ!!

時刻は、09:55。


すぐ左に曲がり、あのバーンモット運河に入って行きます。


バーンモット運河


民家が建ち並んでますね。でも橋をくぐると景色は一変。


バーンモット運河


両岸に先の先まで果樹園が続いています!

みかん園ですよね? 船頭さんに尋ねます。

「違いますよ。大部分はマンゴーです。」

えっ!? じゃぁ、バーンモットみかんのみかん園はどこにあるんですか?

「もっとずっと先ですよ。」


な、なんだ~。そうだったのか。
もっと海に近いあたり、トゥン・クルサムット・プラーカーン県
あるってことですね。てっきりバーンモットにあるんだと思ってました(汗)

きっとかつてはあったんでしょうけど、汚染や塩害でこの辺からは消えちゃったんですね。


その事実を知っただけでも舟をチャーターした甲斐がありました!!


舟はさらに進んでいきます・・・。







<交通費>
BTS: 35バーツ
120番バス:8バーツ
ここまでの合計:43バーツ

つづく


※旅は2011年3月28日(月)に行いました。


サイアム~ワット・サイ~バーンモット運河




再チャレンジ! 「ワット・サイ水上マーケット」の姿を求めて[8]

「ワット・サイ水上マーケット」へ昨年12/30に訪れた時にやり残したこと、

1.ワット・サイ~パーククローン・タラートの水上バスに乗る。
2.バーンモットみかんを食べる。


を成し遂げるため、早速1/10(月)に再訪することに!


水上バスは朝しか出ていないということなので5時台に起床。


ガラガラに空いているBTSシーロム線に乗り、
まずは前回同様に終点ウォンウィエン・ヤイ駅へ。


早朝のBTSウォンウィエン・ヤイ駅


06:21着。

ちょうど新旧車両が並んでたので思わず撮影(笑)


ここからの行き方なのですが、国鉄と120番バスとで
早く来たほうに乗ろうと。

まずはまた国鉄ウォンウィエン・ヤイ駅まで歩きます。


途中、歩道橋上から日の出前のウォンウィエン・ヤイを眺めると、


早朝のウォンウィエン・ヤイ


白み始めた空に浮き上がるタークシン王騎馬像のシルエットが凛々しく見えます。


国鉄の駅に到着し、時刻表をチェック。
しまった。06:25に出たばかりじゃないですか。次は07:00発。

その時間までにバスが来たらそっちに乗ろうってことで、
また歩道橋を渡り、バス停で120番バスを待ちます。

が、ぜーんぜん来ない!!
早朝だからでしょうかねぇ。20番なんかはしょっちゅう来るんですが…。

待てども待てども120番バスは現れず。
なんだよ~、早起きした意味が無いじゃないか~!(T T)

列車の出発時間が迫って来たので結局、国鉄の駅に戻る決断をしたのでした。


再び歩道橋を渡ってホームへ。いったい何やってるんだか -_-;)


しかし試練が再び。07:00になっても乗るはずの列車の姿が無い!
上りの到着が遅れている模様。やってくれますねぇ、国鉄さん。


上りが07:04にようやく到着しました。
降りるお客さんと入れ替わりで、先頭車両に乗り込みます。
ワット・サイ駅で降りた場合、市場まで歩くのに一番近いからです(笑)


3分後の07:07にはもう出発。

途中2駅に停車した後、ワット・サイ駅に到着しました。
前回は途中1駅停車だったんですが、どうなってるんでしょう…。


ワット・サイ駅に到着した列車


時刻は07:17。


そう言えばウォンウィエン・ヤイ駅でも気付いたのですが、
月曜日のカラー、黄色の服を着ている人が多く感じます。


急いでワット・サイ船着き場へ向かい、活気のあるワット・サイ前の
ソイを抜けています。


ワット・サイ市場


日が昇ってますね!


さて、水上バスに間に合うか!?




<交通費>
BTS:35バーツ
国 鉄: 3バーツ
ここまでの合計:38バーツ

つづく・・・


※旅は2011年1月10日(月)に行いました。


ウォンウィエン・ヤイ~ワット・サイ




「ワット・サイ水上マーケット」の姿を求めて[1]

またもや新シリーズです(笑)


今回はですね。愛用の地図で発見してからずっと気になっていたところへ
行ってみることにしました。

最初に気付いたのは、バンコク海への旅を計画した時ですから
もう2年近く前です。そこはトンブリー側のバーンモットにあります。

地図上に「Wat Sai Floating Market」と書かれているんです。


タイの様々なガイドブックを見ても、タリンチャンやバーン・ナムプンの
水上マーケットは載っていても、「ワット・サイ水上マーケット」なんて
見たことがなかったので、ずっと気になっていたのでした。


それで昨年末の12月30日(木)に訪れてみることに!


まずはBTSサイアム駅からシーロム線で終点のウォンウィエン・ヤイ駅へ。
09:14着。


BTSウォンウィエンヤイ駅に停車する新型車両


はい。中国製の新型車両に初乗車でした。

でも・・・ずいぶん速度が遅くないですか?
駅に停車する時も恐る恐る速度を落としている印象。
噂によく聞く品質の悪さは本当なのかなと思ったりも(汗)


さてここから十数分歩いて向かった先は、国鉄のウォンウィエン・ヤイ駅


確かタイ人は、運賃がタダなんですよね?
でも外国人の私は正直に窓口で切符購入。

ワット・サイ

と行き先を告げ100バーツ札を差し出します。

「1バーツ硬貨3枚ありませんか?」

と駅員さん。
あ、あります。あります。

渡すと、100バーツ札がそのまま返ってくるではないですか。
ええっ!? 運賃たったの3バーツ!?

そりゃ安過ぎですよ。
赤字解消のためにも値上げしてください(>_<)


あ、でも競合するソンテオ路線などとの兼ね合いで
それも無理なのかもしれませんねぇ。


ちょうどホームには列車が停まっていました。
ウキウキしながら先頭車両のところまで見に行ってみます。


ウォンウィエン・ヤイ駅


のどかな駅ですねー。

おじさんがすれ違いざまに「いい写真撮れたかい?」
とニコニコしながら聞いてきたり。

チャオプラヤー川を越えただけで流れる時間と空気が違く感じます。


ディーゼルの列車は、09:40発。
ゴォォというエンジン音を轟かせて粗末な商店街をすり抜けていきます。


以前訪れたタラート・プルー駅に停車し、
2駅目でワット・サイ駅に到着!


ワット・サイ駅


駅名表示板が、写真だと見えずらくてスミマセン(汗)
色や形は万国共通なんでしょうかね。

時刻は、09:51。


しかし今回は、すっかり「テツ」してますなぁ ^_^;)


進行方向に線路上をこのまま少し歩き、左に折れると・・・


ワット・サイの市場


左手がワット・サイ
右側には商店がずら~っと並んでいます。


この商店街の突き当たりにある運河まで行ってみますか!





<交通費>
BTS:35バーツ
国 鉄: 3バーツ
ここまでの合計:38バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月30日(木)に行いました。


サイアム駅~ワット・サイ駅




バーン・サークラーへの旅[1]

バンコク海への旅を計画していた数ヶ月前のこと。

ポム・プラジュンからバンコク・シービュー・レストランまでの
海岸線付近を、私はグーグル・マップの航空写真を使って眺めていました。

そこにあるのは、養殖池だけ。
延々と短冊状の養殖池が続いています。

が、その中にポツンと一か所だけ集落があることに気がつきました。
場所はちょうどポム・プラジュンとバンコク・シービュー・レストランの中間あたり。

周囲見渡す限りの養殖池。
そんな中にあって、まさに陸の孤島のよう。


この集落、きっと何かあるに違いない!


情報収集してみるとこの集落は、「バーン・サークラー」
と言うんだとか。

その他いくつか興味深い情報も得られました。
これは行ってみるしかないでしょう!

というワケで7月22日(水)に早速出発~!!(笑)


題して、「バーン・サークラーへの旅」(そのままじゃん 汗)

今回の出発点は、高架電車BTSのサイアム駅

ここからシーロム線に乗り、5月に延伸したウォンウィエンヤイ駅経由で
行ってみようという魂胆です。


BTSサイアム駅から出発!


BTSに乗り込みま~す。
時刻は9:40。

スラサック駅で少々停車したBTSは、元の終点サパーン・タクシン駅手前で
車内の電灯がしばし消えて非常灯のみに。まるで昔の営団銀座線みたいですね。

サパーン・タクシン駅を出ると、いよいよチャオプラヤー川を渡り、
トンブリー側へ入ります。

あれ? 対向列車がすれ違ったぞ。
「延伸部分は単線」との噂を聞いた気がするんですが、見事に複線ですねぇ。
気付きませんでしたけど、橋の部分のみ単線なんでしょうか?

そんなことを考えている間に、終点のウォンウィエンヤイ駅に到着!


終点ウォンウィエンヤイ駅到着


ほぉー、アーチ状に全体を覆った屋根が素敵ですね~。


ホームの端から線路の先を眺めると、結構先まで完成している雰囲気です。


先の工事も進んでるみたいですね


たしかバーンケーまで伸びるんですよね。バーンケーのTHE MALLには随分前に行きました。
あんな遠くまでBTSで行けるなんて夢のようですなー。


さて、これからの道のりを案内板で確認しましょう。


地図でウォンウィエンヤイまでの道を確認 


左上の●印が、駅名の由来となった「ウォンウィエンヤイ」(大ロータリー)です。
せっかくだから、そこまで歩くとしますか。

時刻は、10:02。
階段を下りててくてくと歩き始めました。




<交通費>
BTS:30バーツ
ここまでの合計:30バーツ


※旅は2009年7月22日(水)に行いました。


つづく


サイアム駅~ウォンウィエンヤイ駅

※ 赤い線が今回の旅の道程です。ピンク色は今までの旅で通った道です。

 
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