しばらく中断していた「ラーチャブリーと水瓶の旅」を再開します!

前回の第1回「チュラロンコン橋」で日本軍の手で改修された
チュラロンコン橋を渡ったところまで書きました。

渡り切ったところから左、つまり西側を見ると、

2_01

道路の向こうに写真だとちょっと分かりにくいですが
大きな敷地の施設が広がっています。

あそこは、陸軍工兵局のパーヌランシー基地
たぶん中に入れると思うので行ってみましょう!

2_02

チュラロンコン橋とさっきロッ・トゥーで渡った橋の間を下りていきます。
下のメークローン川べりの道を右へと歩いて行くと、正面に基地の入口が。
脇に詰所があり兵士2人が立っています。

緊張の一瞬。さすがにカメラを向ける勇気はありません ^_^;)

何事もなく無言でゲートを通ることができました!
やっぱり誰でも入れるんだ。ホッとしましたよ~。

2_03

左手にメークローン川を見ながらまっすぐ続く道の右手には、
芝生の綺麗なグラウンドの向こうに学校みたいな建物が見えています。

2_04

先にも詰所があるじゃないですか。
その向かいの川面に、基地内にわざわざ足を踏み入れた理由が見えてきましたよ。

2_05

じゃーん。
渡し船が出ているのです!

だから一般人でも立ち入りできると私は踏んだのでした。

乗って対岸に渡ってみましょう。
私が乗り込むと乗客1人なのに、やおら出発。

2_06

なんだかのんびりしてていいですね~。
ちなみに座席はですね、

2_07

プラスチック椅子が並べてあるだけなのでした(笑)

2_08

鏡のように穏やかなメークローン川をゆっくり進んでいきます。

向こうに見えるのがさっき渡ったチュラロンコン橋
あの直下に蒸気機関車が沈んでいるんですよね~。

ちなみに船賃はたしか5バーツだったと思います。
メモるの忘れちゃいました。自信がなくてすみません…。

2_09

ほんの2分で対岸に到着。
朽ちかけた木の板で岸に上がります。

その上は、もう何度訪れたか覚えてないぐらい
なぜか好きで何度も来ている…

2_10

コイキー市場です。

「渓」に「土へんに乾」でコイキーと読むようで、
中国から船で渡りメークローン川を遡上して住み着いた華僑が
開いた市場です。200年の歴史があるんだとか。

金土日の夕方~夜にはこの通りも歩行者天国になって
縁日みたいな市が立ちますよ。


ちょうどこの日はラーチャブリー県主催で伝統を紹介するイベントを催していて、

2_11

ラーチャブリーの昔の写真のパネル展示や、
歌謡ショーでもやるのかステージも設けられていました。

そんな中で、おや、ここにもありましたよ。

2_12

水瓶。
竜の図柄が入ってますね。

水瓶はラーチャブリーと関わりが深い物なんです。
まだ何度か出てくるので最後に解説するとしましょう ^_^;)

コイキー市場から戻り、メークローン川沿いに西へと歩いてみると、

2_13

以前はなかったこんなオブジェが。
かつてここに定住した華僑の生活の様子を再現したんでしょうね。

その先には

2_14

巨人さんもラーチャブリーに定住してたんですか(そんなワケない 笑)


さて、そろそろちょっと遠いですが人気の食堂に歩いて向かいますよ~!



<旅費交通費>
渡し船:5バーツ?
ここまでの合計:105バーツ

※旅は2016年5月28日(土)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

渡し船

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