タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

第5航空隊基地

プラジュアップ湾 アーウマナーウ~空軍基地内のビーチへ![12]

空軍経営のホテル「ファーチョムクルーン」をチェックアウト。
プラジュアップ市街までの足を呼んでもらって待っていると、

「ロット・プアンが来ました」
とさっきと違うフロントの女性が声をかけてくれました。

ありがとうございます!


12_01


これのことか~。

でもさっきはロット・サリンと呼んだのに、
今度はロット・プアンとな。 รถพ่วง で「連結した車」ですね。
バイクに客席が連結されているからか。なるほど ^^

プラジュアップ
市街地で貸自転車屋をご存知ですか?

と運転手さんに尋ねると、コクリと頷きます。
ではよろしくお願いしま~す。

眺望の素晴らしかった格安穴場ホテル「ファーチョムクルーン」を出発。
また来よっと。

時刻は、08:42。


ほどなくして、また例のあそこに差しかかりました。


12_02


空軍基地の滑走路(笑)


12_03


突っ切りながらカオロームムアックロームムアック山)方面を
振り向きます。

1941年12月8日未明に日本軍が奇襲上陸した際には、
離陸させようとした飛行機があらかた被弾し大破しました。

1機だけ無事に離陸したものの、暗がりで日本の船をはっきり確認できず、
沖の小島を船影と間違えて爆弾投下したのち、
フアヒンの飛行場に着陸したそうです。


そんな日タイの歴史に関わった第5航空隊基地を後にします。


12_04


ゲートを出て振り返ってみました。
物価が安い上に安全だし、アーウマナーウは穴場ですね。


12_05


ゲート前から北へ伸びる道沿いは住宅街兼商店街。
そんな中を疾走します。

1本東の海側の道に入りました。
しばらく走ると、運転手さんがロット・プアンを停めます。

「ここだよ」

運賃50バーツを支払い。
ありがとうございました!


12_06


これもトゥクトゥクの一種と言えばいいんでしょうかね。
タイって町々でトゥクトゥクに特色があって面白いもんです。


12_07


降ろされた道の右手に、その貸自転車屋があるんですが、
ゲストハウスのようですね。カフェが併設されていて
MILANO COFFEE と書かれています。

奥に欧米人男性の姿が見えたのでイタリア人がオーナーなのかも。

対応してくれたのはその奥さんらしきタイ人女性。
この店の貸自転車は1日で60バーツとのこと。

その場で60バーツを支払います。
で、目の前にある自転車が、それ。

チェーンのキーを渡されて、いざ出発!
この自転車でプラジュアップ市内観光をしようと思います ^^

おっと、一応このゲストハウス兼貸自転車屋の場所を
グーグルマップでお知らせしておきますね。


12_08


さっきから思っていたんですが、
この道沿いには古い木造家屋が多いんですよ。
町並みに趣があっていいです。歴史を感じさせますね。


路地を右に曲がってみました。すると…


12_09


うおおっ、もう目の前が海じゃないですか!


12_10


うわー、漁船の数が半端ない!!
豊かな海であることが伝わってきますね~。

向こうに見える山はカオロームムアックです。


12_11


正面の光景。

プラジュアップ湾
の南半分に漁船がひしめき合っている光景は
カメラの画角が狭くて全てを収めきれないのが悔しく感じるほど
素晴らしいです!


そんなプラジュアップ湾に見とれながら、
湾沿いの道を自転車で北上していってみましょう。




<旅費交通費>
ロット・プアン:50バーツ
貸自転車:60バーツ
ここまでの合計:1,923バーツ

※旅は2016年5月24日(火)~25日(水)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ファーチョムクルーン

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空軍基地の滑走路を横目に アーウマナーウ~空軍基地内のビーチへ![9]

シロマブタザルに餌やりをしながらたわむれた
カオ・ロームムアック(ロームムアック山)の麓を離れて、
アーウマナーウへ戻ることに。

時刻は、16:25。


09_01


陸繋島のアーウマナーウ側の湾沿いの道に出ました。

漁船が漁をしていますね。
左から3隻目の船の真上に宿泊するホテル「ファーチョムクルーン」が
見えているんですがこの写真ではちょっと分かりづらいかも ^_^;)


09_02


ヤシの木や低木が植樹された湾沿いの道を自転車で進みます。
リゾート地って感じがしていいですね。
空軍基地内であることを忘れそうですよ。

「クラーップ!」(はい!)

突然若い男性の声がしました。

なんと、沿道の植樹の手入れに駆り出されている若い兵士たちが
作業の手を止めて立ち上がり、私に向かって次々に笑顔であいさつを
してくれているではないですか!

20人ぐらいでしょうか。
みなマッチョで日に焼けた顔で微笑みかけてくれるんですから、
女性だったら嬉しいでしょうねー。

空軍のイメージアップ戦略なのかわかりませんが、
気恥ずかしい思いをしながらその間を通り過ぎたのでした…。


ほどなくして、路面に


09_03


「一時停止」と書かれたポイントに差しかかりました。
はい、この先に見えるものは…


09_04


滑走路の先端です。

ここ第5航空隊基地には2本の滑走路が交差して設置されています。
さっき飛行機が着陸するのを見たのは、もう1本のほうですね。


その先でこの木を発見。


09_05


ホウオウボク(鳳凰木)です。

以前、カンチャナブリー奥地のスリー・パゴダ・パス
(三仏塔峠、ジェーディー・サームオン)にある
泰面国境平和祈念堂で、元日本軍通訳の故永瀬隆さんが詠んだ

バンコク桜と兵ら唱えし鳳凰樹
その紅いの花は血の色

という句を見た直後、すぐ近くで鳳凰木を見かけたことを思い出しました。

奇遇にも目の前に広がるビーチは、まさに1941年12月8日未明に
日本軍が奇襲上陸した場所。

日本軍の足跡あるところに鳳凰木あり

そんな気がしながら、しばらく真っ赤な花が咲き乱れた
鳳凰木を眺めていました。


さてさて、さらに自転車を漕いで行くと、
往路の際には通り過ぎていたんですが、


09_06


アーウマナーウ・クラブという自家用車が多く駐車している施設が
気になりました。なんだろ、ここ?

入ってみると、


09_07


ゴルフの打ちっぱなしだったのか。
さらに後方にはゴルフコースも広がっているようです。

たぶん一般の人も利用できるんでしょうね。


09_08


ようやくファーチョムクルーン前まで戻ってきました。
時刻は、16:39。

まだ自転車を返したくない気分(笑)

そのまま漕ぎ続けて貸自転車屋前も通過し、さっきよりももっと先、
ビーチ南端にあるであろう基地ゲートまで行ってみることに。


ビーチ沿いの道にあるフードコートを過ぎてしばらくすると、
こんな場所に遭遇。


09_09


第5航空隊充足経済学習センター」といういかめしい名称が
看板にありますが、ヤギ、シカなどが飼われている施設でした。

エサは1袋20バーツで販売と書いてあるんですが、
係員の姿はないし(笑)

入場料は無料だそうなので入ってみました。
私が興味を惹かれたのはヤギでもシカでもなく、


09_10


ダチョウくん。

近付きすぎると頭を突かれそうなスリルがたまりません(笑)




<旅費交通費>
貸自転車代まだなので:0バーツ
ここまでの合計:1,753バーツ

※旅は2016年5月24日(火)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ファーチョムクルーン

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日タイ停戦調印地点記念碑 アーウマナーウ~空軍基地内のビーチへ![7]

第5航空隊基地内の日本軍上陸モニュメントなどがある一角から
反対側の海岸に出たついでに、海岸づたいにちょっと歩いてみますか。

自転車を適当な場所に止めつつ…


07_01


カオ・ロームムアックロームムアック山)と逆方向、
プラジュアップキリカンの市街地方向に砂浜を進みます。


07_02


ズームで狙ったプラジュアップ市街地。
ロッ・トゥーで通ってきた限りでは、小ぶりで素朴な町な印象です。

右端に見える山は、チョンクラジョック山。
明日、時間があったら寄ってみるとしましょう。


ところでちょうど干潮時なのか、海が干潟っぽくなっていますね。

最も潮が引いている時には、沖の島まで歩いて渡れるんだそうです。
いっちょ試してみますか(笑)


07_03


足を踏み出してみると、ずぶずぶと沈むこともなかったので
行けるところまで行ってみることに。

ずんずん歩いて行くと、


07_04


残念! ここまでか。
完全には潮が引いてませんでした。

向こうの島には何やら祠があるんだそうですよ。


左手を眺めると、


07_05


漁をしている船が沢山見えます。
あれだけの船が出ても収穫があるんだから豊かな漁場なんでしょうね。


さて戻るかと振り返ったら、


07_06


うわぁ、随分歩いて来たんだな ^_^;)


歩いて戻る最中、飛行機の音が聞こえてきました。
この基地所属の練習機のようですね。

上空をぐる~っと周回しています。


07_07


プロペラ機ですね。

カオ・ロームムアック
の前を横切り、高度を落として滑走路上を通過した後、
また上空の周回へと戻っていっています。


砂浜に戻ったので自転車のところまで行こうとすると、
右手から鳥のけたたましい鳴き声が。

変わった鳴き声です。日本にはいない種類かな?

すると、その鳥が飛び立ったかと思うと、
私の目の前スレスレを威嚇してかすめるではないですか!

戻った先をよくよく見ると、


07_08


左の鳥が飛んできたのなんですが、
右手にももう一匹いるではないですか。

きっと巣があって卵を温めているんでしょうね。

邪魔してすみません ^_^;)
足早に去ります。


そうこうしていたら先ほどの練習機が
いよいよ高度を下げてきました。


07_09


滑走路に着陸で~す。


自転車に再び跨り今度はカオ・ロームムアックに向かおうと
ペダルを漕ぎ始めたところ、


07_11


なにやらまだあるのを発見。

線香が何本も立っているようなオブジェの前に
英語、タイ語、日本語で説明が書かれてますよ。
日本語の部分を文字起こしすると、

 停戦条約署名場。仏歴 84年
12月9日において、激戦終了33時
間後、両方の軍が整列し、お互いに
銃剣と侍刀を交換した後、この場で、
停戦条約の締結を行った。
(原文ママ)

ほう、カオ・ロームムアックに籠って抵抗を続けていたタイ軍に
政府からの停戦命令電報が郵便局員の手で届けられた後、
この場所で停戦の調印が行われたんですね。

位置は、


07_10


奥に聳えるカオ・ロームムアックから真っ直ぐ伸びた道の角。
グーグルマップでもお知らせしておきます。

山から出てきたタイ軍と空軍施設を占拠した日本軍が
ここで向かい合った光景が想像できそうです。

この道の左側には、先ほど見た日本軍上陸の巨大石版モニュメントが
あるんですよ。


さあ、この道を進んでカオ・ロームムアックの麓まで行ってみましょう!




<旅費交通費>
貸自転車代まだなので:0バーツ
ここまでの合計:1,753バーツ

※旅は2016年5月24日(火)に行いました。

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つづく

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