タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

漁村

ワット・チョンサメーサーン サタヒープ海軍基地内のビーチへ![3]

漁村チョン・サメーサーンの端まで歩いたので
商店街の通りを戻ります。

すると前方に


03_01


大きな仏堂が見えるじゃないですか。
行ってみるか。

なんて考えながら歩いていると


03_02


ロンジーを纏った男性とすれ違いました。
ミャンマー人だな。


03_03


とある桟橋を覗き込むと、いかにも海の男な風貌の3人。
骨格がタイ人っぽくないような。やはりミャンマー人?


さきほどの寺に到着しました。


03_04


ワット・チョン・サメーサーン(วัดช่องแสมสาร)という寺でした。
場所はここです

あの大きな仏堂は建設中。
きっと莫大な寄付が集まったんでしょうね。

人気のある寺らしく、集落外からやってきたらしき人々の姿多し。
団体さんの姿もありますね。


03_05


ぬはっ、何だこのワニ?
背中に20バーツ札を挟んだ棒が突き刺してあります…。


03_06


ぬおー、恐らく高名な僧侶のリアルすぎる人形群が。
夜見たらちびりそう。


03_07


ぬわっ、口をあんぐり開けた黒鬼さんに向かって人々が祈っていますよ。

あれ? 口は入口になってるみたい。
入ってみますか。


03_08


サンダルを脱ぎスロープを下りると、そこには…


03_09


真剣に祈ったり像に金箔を貼りつけたりする人たちの姿が。


03_10


みなさんラミネートされた紙を見ながら順番に回っているようです。

きっと指示された順番どおりにこなしたら、
ご利益があるということなんでしょうね。


ちなみに手前の丸い石球はルーク・ニミットですね。

仏堂を囲む八方に建てられた結界石の下に合計8個埋められていて、
最重要な1つが仏堂内に安置されるのですが、それがこれでしょう。


どうやら私は順路を逆に入ってきてしまったようで、
本来の入口側から外に出る羽目になってしまいました。


03_11


ルーク・ニミットが下に埋めてある結界石が仏堂を
しっかり囲んでますね。一枚板なので民間寺院と分かります。

しかし床が大理石だから熱いったらない!
アチッ、アチッっと飛び跳ねながらサンダルを取りに戻ったのでした。


さて時刻はちょうど11:00。
トイレを借りた後で軽く食事をすることに。

せっかく漁村にいるのにシーフードレストランはおろか
気の利いたレストランの一つも見かけないんですよね。
観光地じゃないとこんなもんですか。


表の道に出るとほぼ向かいに


03_12


シー姉さんの魚クイッティアオ
との看板を掲げた食堂が。

シーフード一応発見(笑)
ここにしましょう。

ニコニコ穏やかなおばさんに注文して待つとほどなくして


03_13


魚とイカがゴロゴロと入ってるじゃないですか!
なんと贅沢なクイッティアオだ!

ツミレも魚の味が濃厚にはっきり感じられます。
きっと自家製か地元産でしょうね。
こりゃイケる!

これで40バーツですよ。
私には安く感じられました。

満足満足。


さあ、ビーチ方面目指して歩き始めますか。
時刻は、11:20。





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:140バーツ
※旅は2015年7月26日(日)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

サタヒープ郡

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漁村チョン・サメーサーン サタヒープ海軍基地内のビーチへ![2]

さあ、ソンテオを降りてみたチョン・サメーサーンの集落を
歩いてみましょう!

ここはけっこう栄えた漁村のようです。

海岸に沿った道の両側に商店街が連なっていて、
そこから海へまるで櫛の歯のように無数の桟橋が伸びているんです。

そんな桟橋の一番手前に入り込んでみました。


02_01


これ、左側のコンクリートの小屋は
船の装備品の修理工場になっています。

その修理待ちか交換待ちのスクリューですかね。


02_02


右側にゴロゴロと放置されています。

奥に見える中国廟には「金母娘」とだけ書いてありました。
普通、海での安全を願うには媽祖が祀られるんですけど、
ここのは違うんですね。どうも台湾で信仰されている神様のようです。


さらにコンクリート製の桟橋を進んでいくと、


02_03


うわぁ、この漁船の数!

カメラの画角に入りきらないのが残念ですが、
桟橋の両側にこんな感じで漁船がひしめき合っています。


02_04


商店街の道に戻って奥へと歩き、
また違う桟橋へと。


02_05


分かりますか。
こんな感じに大小何本もの桟橋が伸びてるんですよ。


02_06


真っ黒に日焼けした男女が何やら作業をしていますね。
網の手入れかな。


02_07


桟橋の先端まで来たので戻りましょう~。


02_08


ほら、向こうにも無数の漁船が!

それに意外と海が綺麗ですよね。


「なんで写真を撮ってるの?」

ふいに男性に声をかけられました。
いえ、観光で来たんですよ ^^

最近、漁船での外国人不法労働者雇用や過酷労働が
ニュースに上ることが多いので警戒してるのかも。


再び商店街に戻り店の看板を眺めていると、


02_09


ここは薬局。

左の大きな字はタイ文字で、右の上はビルマ文字ですよね。

下のはどこの文字だろう? ラオス文字っぽくも見えますが違います。
初めて見たぞ。凄く気になる~。


02_10


さらにこちらの店には、逆さ箒が。京都のお方?

…ってそっちじゃなくて(笑)
緑の垂れ幕にはカンボジアのクメール文字が。

なんて国際的なんだ。
タイの漁業が周辺国からの労働者で成り立っているという話は
本当なんですね。ここに来てイヤでも理解できましたよ。


02_11


また違う桟橋への入口に入ると、
小魚を干すために網に張り付けている人達が。

会話がタイ語じゃなーい。
どこの言葉だろう?

先で女性が携帯で電話をしていました。
これもタイ語じゃないですね。


02_12


タイでこの手の漁業はもはやタイ人の担い手がいないってことですか。

そういえば大学院で同じ授業を取った中国のお役人さんが
築地市場は今や中国人がいなければ成り立たないと言っていたことを
思い出しましたよ。


桟橋をここでも先端まで歩いていきます。


02_13


向こうに見えるのが、タイ人同伴でない外国人は上陸禁止の島、
サメーサーン島ですね。いつか行きたいな…。


戻ろうとすると、


02_14


うわあ。
今にも崩れそうなこんな桟橋を私は歩いてきたのか。

ちなみに今いる場所をグーグルマップの衛星写真で
お伝えすると、ここです(笑)

もう集落の端っこですね。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:140バーツ

※旅は2015年7月26日(日)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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