タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

水上バス

プラカノン船着場着! バンコク市内運河の水上バス旅[最終回]

プラカノン運河の水上バスがイアムソンバット市場船着場を出発して
15分ほど経った頃、目の前に立派なお寺が見えてきました。


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ワット・ヤーン (วัดยาง) です。

境内はかなり広大なようで、プラカノン運河沿いに
まるで要塞のように円弧状に突き出して佇んでいます。

ワット・ヤーンを通過中に船がスピードを落としてなぜか停止。
すると岸に張り付いて浮かんでいた一艘の舟が近付いてくるではないですか。


10_02


袋を船の船頭さんに渡してました。
またもやユルい光景に癒されたり ^^

まだまだ続くワット・ヤーンの横を再び走り始めると、


10_03


お、きっとプラカノン船着場発の反対方向行きの水上バスですね。


ワット・ヤーンを抜けたその先にはまた違う光景が。


10_04


「1950年代のプラカノン運河の光景」と言っても違和感が無くないですか。
こんなところでしばらく滞在してみたいもんですね~。


しばらくすると、賑やかな船着場に着きました。


10_05


手にバケツを提げた人が何人も見受けられます。
きっと小魚かカメが入っているんでしょう。ここもまたお寺のようですね。

…と思ったら、ここは有名な幽霊メー・ナークが祀られている
ワット・マハーブット (วัดมหาบุศย์) だったのでした。

ついでだからここで下船してお参りして来ようかとも思ったのですが、
次の船を1時間待つのが面倒でパス。バチ当たりですみません -_-;)


ワット・マハーブットを過ぎるといきなり


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巨大な壁のようなコンドミニアムが出現。
いよいよ終点が近いことを感じさせます。


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近代的なコンドミニアム群と緑豊かな運河との対比が
バンコク郊外らしさを醸し出しているなーと感じていると、


10_08


向こうにBTSスクンビット線の高架が見えてきました。
いよいよ終点ですね。

船はここで向きを変え、バックしながら右岸の船着場へ近付きます。


10_09


終点、プラカノン船着場に到着!

船着場に上がってから、船頭さんではなく、
この船着場で現れた運賃徴収係(?)の人に船賃10バーツ支払い。


10_10


時刻は、14:38。
イアムソンバット市場船着場から34分の船旅でした。

船着場にある看板を見ると、

月~金 6:30 - 19:00
土曜  6:30 - 18:00
日曜  6:30 - 18:00

と。センセープ運河のもそうですけど、結構早く終わっちゃうんですね。


船着場から外に出ます。そこは、


10_11


スクンビット通り沿いの市場。
振り返って見ると、


10_12


この奥の突き当たり左側がプラカノン船着場です。
右上に見えるのがスクンビット通りプラカノン運河を越える橋。


と言うわけで、数分歩いてBTSプラカノン駅へと出て帰ったのでした。



行きはセンセープ運河の水上バス、帰りはプラカノン運河の水上バスと
水上交通を組み入れてバンコクの東部郊外を巡った今回の旅もこれにて完結。

気軽に行けてちょっぴりアドベンチャー気分も味わえるのでオススメですよ。



さて、次の旅は、たぶん北部方面の旅をお送りします。
炎天下1時間も歩いたりで、自分でも何やってるんだと呆れる旅ですがお楽しみに(笑)





<交通費>
水上バス:10バーツ
ここまでの合計:68.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり

10_13

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プラカノン行き水上バス バンコク市内運河の水上バス旅[9]

イアムソンバット市場船着場からプラウェート・ブリーロム運河を眺めてみます。


09_01


実に静かな運河です。

ここイアムソンバット市場船着場からはプラカノン船着場まで
水上バスが運行しているんです。


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シーナカリン通りの橋の下に船の姿が。きっとあれがそうなんでしょう。

平日の9:00~17:00の間は1時間に1本だとか。
朝夕はもう少し多く運行しているんですけどね。

しばらく待つ覚悟で腰を下ろすと5分と経たずに
橋の下から軽やかなエンジン音が聞こえてきました。

あれ?


09_03


一艘の舟がバックでスーッと前まで来て船着場に船体を寄せます。
慌てて運河べりまで向かうと、若い兄ちゃんの船頭さんがそこから乗れと
無言で指示してきました。


09_04


よいしょっと。

船着場を離れます。時刻は14:04。
きっと日中は毎正時発なんですね。


09_05


しばらく待つ覚悟だったのにラッキーでした ^_^;)


09_06


向きを変えた船は、鏡のような水面の運河をゆっくり西へと進んでいきます。


09_07


運河の両岸にはびっしりと木造家屋が建ち並んでいる箇所がそこかしこに。
船はそんな屋並みにスピードを落として近付いていきます。


09_08


なんと、船着場だけでなく、乗る人がいれば民家にも横付けしてくれるんですね。
なんとも生活に密着したユルい水上バスではないですか!
センセープ運河の少々荒々しい水上バスと好対照です ^_^;)

最初は私一人だったんですが、こんな感じで民家や簡素な船着場で
お客さんを拾っていき、
そのうち6~7人がいつも乗船している状態に。


09_09


あ、モスクが見える。
実は
イアムソンバット市場船着場を出てすぐにもあったんです。

この辺りもムスリムが多いのかな。
イアムソンバット市場の食堂もそうでしたしね。


09_10


徐々に緑が多い景色に…。

どこまでがプラウェート・ブリーロム運河で、どこからがプラカノン運河なのか
イマイチ分からないんですが、この辺はもうプラカノン運河で間違いないでしょう。


09_11


お、初めて船とすれ違いました~。
買い物帰りかな? ^^





<交通費>
水上バス運賃は未払いなので:0バーツ
ここまでの合計:58.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


イアムソンバット市場

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ワット・シーブンルアンからバス乗り継ぎ バンコク市内運河の水上バス旅[3]

ミンブリーへの船が運航中止で予定が狂ってしまいましたよ!
うぐぅ、どうしようかなぁ。


03_01


ここワット・シーブンルアン船着場センセープ運河水上バスの始点だけあって
運賃の支払い方が他の船着場から乗った場合と違うんですね。
座っている売り子さんに行き先を告げて乗船前にチケットを買っておくみたいです。


うーん、取り敢えず船着場横のワット・シーブンルアンを見てみるか。


03_02


ここが本堂。
で、すぐ近くには、


03_03


白い水牛が3頭飼われてます。アルビノなのかな?

その並びには…


03_04


仏像はいいんですが、その左のグラサンかけた骸骨像はいったい? かなり気色悪いです。
親子(?)の参拝客は慣れているのか無反応なのがまた不思議だったり。


船着場に戻って、センセープ運河に架かる橋へ上ってみます。


03_05


こんなところに豚の串焼き屋さんが ^^
通勤客が買っていくんでしょうね。


橋から船着場を見やります。


03_06


始発の船が接岸すると、


03_07


お客さんがどっと乗り込んで、出発…。
この繰り返しをしばらく眺めていました。


うーん、ラマ9世公園にでも行ってみるかな。
そう思い立った私は、橋を渡って先に続くビルの間の路地を抜け、


03_08


セーリータイ通りに出ました。
右手角のセブンイレブン前には人だかりが。バス停なのか。

バスで来てここから船、あるいはその逆の利用者が多そうですね。

まずはシーナカリン通りに出たいものの、直通するバスがよく分かりません -_-;)
まぁいいや。これに乗っちゃえ。


03_09


71番の赤バスに乗車。
時刻は、09:25。

バーンカピの交差点で左折してセンセープ運河を渡ったまでは良かったのですが、
そのまま真っ直ぐシーナカリン通りへとは進まずに右折してラムカムヘン通り
入ってしまいました。慌てて最初のバス停で下車します。

09:32。

シーナカリン通りとの交差点まで戻らねば ^_^;)


03_10


この辺りはラムカムヘン大学本部キャンパスが近くにあるためか
通り沿いには商店が、ソイにはどこもアパート群が建ち並んでいて
居住人口が多そうな地域です。

交差点に出ました。歩道橋を渡りつつシーナカリン通りを眺めてみます。


03_11


バス停からシーコン・スクエアまで行くバスに乗りましょう!





<交通費>
71番バス:6.5バーツ
ここまでの合計:26.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


ラムカムヘン

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ミンブリー行きの船が… バンコク市内運河の水上バス旅[2]

センセープ運河の水上バスの船着場は、パーンファーリーラートから
プラトゥーナムまでが5つ、その先ワット・シーブンルアンまでが21の
合計26の船着場があります。

真っ直ぐ東へと続いていたセンセープ運河が左へほぼ直角に曲がった先すぐに
あるのが…


02_01


ペッブリー・タットマイ通りの橋の下に見えるクローンタン船着場
プラトゥーナムから数えて12ヶ所目になります。


02_02


この先は運河幅がやや広くなって景色が開放的に。
自然と船のスピードも上がって…


02_03


逆方向の船とすれ違うと、こんな感じにしぶきが飛んでくるのです。
左側は私がしっかりシートを持ち上げて死守していたので完璧な防御でしたが、
不意を突かれて右側から一度しぶきを受けて目に入ってしまいました。

以前、洪水の水が目に入ってウィルスに侵され目が痛くなり、
病院に行った苦い思い出が頭をよぎりましたよ -_-;)

幸いにも今回は何ともありませんでしたが。

そう言えば今回は臭いもそうきつくはなかったような。
汚さや臭いって時期で変わるもんなんですかね?


あ、モスクだ。


02_04


リットワーヌンイサラーム・モスク(มัสยิดริดวานุ้นอิสลาม)と言うようです。
他にもいくつかモスクを見かけました。この辺にはムスリムが多いのかも。


そうこうしているうちに、また船着場に到着。
ふと見上げると、うわっ!


02_05


ショッピングセンターThe Mallバーンカピの真裏じゃん!
ここはその名もThe Mallバーンカピ船着場でした。

降りて行った女性たちはここの店員さんなのかもしれませんね。

これは便利だ。今度ここに用事がある時はこの船で来よっと ^^


そして次のバーンカピ船着場を過ぎると、


02_06


また一段と運河幅が広くなって気持ちいい~。


なーんて思っていたら、どうやら終点に到着したようですよ。


02_07


船を右側に寄せて停止。


02_08


終点ワット・シーブンルアン船着場に到着。
乗客は一斉に下船します。

時刻は、08:50。
サパーン・フアチャーンから46分、プラトゥーナムから38分でした。


さーて、ここから先にはまだ別の水上バスが運行されているんですよ。
実はそれに乗りたくてここまで来たのです。

それはスクムパン・バンコク都知事が2012年12月5日から運行を開始させた
ワット・シーブンルアン~ミンブリー区役所路線。

当初1年の予定だったものが、早くも2014年8月13日まで延長されたんだとか。
しかも「試行期間」ということで運賃は無料。乗ってみない手はないですよね(笑)


乗り場は探すまでもなく、


02_09


すぐに発見。

ミンブリー行きはここで乗船」と書かれています。

でも船の姿が見当たらないんですよね~。
ちょっと不安になって周辺を見渡してみると時刻表が目に留まりました。

が、良く見てみると中央に貼り紙がしてあり、手書きで


02_10


本日運行中止


との無慈悲な宣告が!!

なんてこった。せっかくここまで来たのに (T_T)


今日運行中止になった理由は定かでありませんが、この路線って
都知事の前期の任期が切れ、選挙戦に突入する直前にスタートしたんですよ。
どうも選挙対策の人気取りが目的だったようで。

急いで運行を開始したため、船着場整備も護岸工事もなされないまま。
運河沿いの家の住人は、船が起こす波で岸が削られたり建物自体に被害が出ることを
心配して多くが運行に反対しているんだとか。

中には船頭さんめがけて投石したり、威嚇発砲する人まで出ている有様。
船頭さんはおっかなびっくり船を運行しているのが現状なんだそうです。


うーん、乗れなくて結果的に良かったのかもしれませんね ^_^;)


ちなみに通常は、06:00~09:00と16:00~19:30に運行。
ただ土日は本数が少ないです。


さて、予定を変更せざるを得なくなったんですけど、ここからどうしようかな。
取り敢えず周辺を歩いてみますか。





<交通費>
水上バス代は支払い済みなので:0バーツ
ここまでの合計:20バーツ


※旅は2013年10月29日(火)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


<参考>新聞『デイリーニュース』2013年9月30日付記事


つづく


ワットシーブンルアン


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バンコク市内運河の水上バス旅[1]

基本に戻って久しぶりにバンコク市内の旅をしてみます。

センセープ運河を走る船に乗ったことのある方って多いかと思いますが、
バーンカピの先の終点まで行ったことがありますか?

私もまだですし、乗り方の細かい点をイマイチまだ理解していないので、
この機に確かめて来ようと思った次第です。


決行日は10月29日(火)。

まずはBTSラーチャテーウィー駅から歩いて、
サパーン・フアチャーン(象頭橋)船着場へ。

どうせなら始点のパーンファーリーラート船着場(プーカオトーン近く)から
乗れば良かったんですが、あそこまで行くのが面倒で ^_^;)


船が行ってしまったばかりで暫く待たされました。
やっと西の方からやって来ましたよ~。


01_01


ヘルメットを被りオレンジの救命胴衣を着用している人は、
バスで言うなら車掌さん、運賃を徴収したりする役目の人です。
なんて呼べばいいのか分からないので、とりあえずヘルメットくんと命名(笑)

サパーン・フアチャーン船着場に接岸。


01_02


すかさずヘルメットくんがロープをビット(係留柱)にかけます。
結構重労働ですよね。

ここで降りる人を待ってから乗り込みます。
時刻は、08:04。


船内は通勤客で満員のため、立ち乗りです。
ヘルメットくんが回って来たので終点の「ワット・シーブンルアン」と告げると
20バーツとのこと。

20バーツ札と引き換えにチケットを渡されました。


01_03


行き先で値段が違うんですよね。エアコンバスみたいなものか。
無くさないように胸ポケットにしまいます。


センセープ運河を東へ走った船は、プラトゥーナム船着場に到着。
セントラル・ワールド・プラザの北側に架かる橋の右側にあるのがここ。


01_04


乗客は全員ここで下船。先へ行くにはここから大きめの船に乗り換えるんですよ。

聞いた話ではプラトゥーナム以西は小型船しか運行ができないからだとか。
一部の橋が低く大型船がくぐれないためという話を聞きましたがどうなんでしょうね。


01_05


プラトゥーナム船着場に上がりました。
時刻は、08:10。


この船着場は上り下りで乗り場が分かれているんですよ。
バーンカピ方面東行きは運河南岸、パーンファーリーラート方面西行きは北岸。
ここ以外の船着場は多分全て上り下りで共用だと思います。


間も無く、空の大型船が接岸。


01_06


みんな物凄い勢いで乗船していきます。
半ばその勢いに流される感じで私も乗船 ^_^;)

10:12出発。


01_07


気付くと周りが女性ばかりで焦りました(笑)


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ヘルメットくんがプラトゥーナムからの乗客から運賃を徴収して回っています。

その後乗客全員からチケットを回収してチェック済みの切れ目を入れて返すのですが、
端に座っている乗客に向けて乗客同士がチケットをリレーしていくんですよ。

で、ヘルメットくんのチェックが終わると、またチケットをリレーして
自分のチケットを取っていくんです。暗黙のルールなんですね。面白い!


01_09


返って来たチケットです。右上にチェック済みの切れ目が入ってます ^^


そうそう、暗黙のルールと言えばもう一つ・・・


01_10


これ(笑)

船の両側にはしぶき除けのシートがあるんですが、この輪っかを引っ張ると
シートが上がる仕掛けになっているんです。

端に座る乗客は、船着場に到着するとシートを下げ、走り出すと上げるの
作業を無料奉仕することになっているようで。


面白そう~。


な~んて思っていたら端の人が下船して私にお鉢が回って来ました!

任せときなさい!!


01_11


結局終点まで私がこの大役(?)を拝命することとなったのでした(笑)






<交通費>
水上バス運賃代:20バーツ
ここまでの合計:20バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


サパーンフアチャーン


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