タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

戦勝記念塔

もう一つの海上寺院へ![1]

海による海岸線浸食で海上に取り残されてしまった寺院、
ワット・クンサムットチーンへ行った際、事前にネットで
情報を調べていて、他にも海上に建つ寺院があることを知ったんです。

知ったらやはり行きたくなるじゃないですか(笑)

というワケで年末の12月27日(木)、
いつも以上に気合を入れて旅をスタートしました。
なぜ気合が必要かは、後ほど判明します。お楽しみに ^^


途中までは4年前の「バンコクの海へ!」シリーズで開拓した道程。
まずは、戦勝記念塔から出発です。


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8時頃のまだ通勤客が大勢いる中で
高速道路に乗る140番バスを待ちます。


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つい先日まで涼しい日が続いていたからか、咳きこんでいる人が多いですねぇ。

あ、来た!


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08:06出発。

パヤタイ通りを南下した140番バスは、プラトゥーナムの先から高速に乗り、
チャオプラヤー川を渡ってスックサワット通りに下ります。

そこからUターンしてラマ2世通りへ。

しばらくすると、左手にBIG Cが。そろそろですね。
フアクラブー交差点高架橋の下をくぐってすぐのバス停で下車。


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08:47。

このバス停始発のクローン・ピッタヤーロンコーン学校行き
ソンテオに乗り継ぎます。

おぉ、すぐに来た!


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乗り込んでほどなく出発。
10:51。

裏道からバーンクンティアン・チャーイタレー通りに出て
あとはひたすら南下していきます。

乗客は、私を入れて3人。
が、走り出してそう経たないうちにあとの2人が降りて私だけに~。


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なのでこんな写真を撮ってたりしてのんびりとソンテオ旅を満喫していると、
なぜかおもむろに路肩に停車。助手席に乗っていた車掌の女性がやって来て
「どこまで行くんですか?」と。

クローン・ピッタヤーロンコーン学校です。

「ちょっと待っててください。」

車内に戻ったかと思うとまたやって来て、
「ちょっとここで降りてもらえますか?」

え? あ、はい。

どういうことだか状況を掴めずに下車すると、

「次のソンテオに乗ってください。ここまでのお金は要りませんから。」

なるほど、乗客が少ないからここまでで運行中止ってことですね -_-;)
了解ですー。

ソンテオの正面に連れて行かれ、「表示のところが赤いのに乗ってくださいね。」と。
ありがとうございます。

で、ソンテオは私を道路上に放置して走り去ったのでした(笑)
時刻は、09:14。


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どうせ降ろすなら、こんな日差しがモロに当たる場所じゃなくて
考えてくれたらいいのに… ^_^;)

どれぐらい待つことになるのかなぁ。

ふと道路の反対側の異様な光景に目が留まりました。


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煙がモクモクと。まるでボヤのよう。
ガイヤーンでも盛大に焼いてるんでしょうか???






<交通費>
140番バス:19バーツ
ソンテオ:0バーツ
ここまでの合計:19バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


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ターナー百年市場再び 水上交通時代の面影を求めて[最終回]

国鉄南線の線路を渡ったナコーンチャイシー行きソンテオは、
引き続き南下をしていきます。すると前方に橋が。


  • 09_01.jpg


ターチーン川を渡る橋ですね。
あっという間に渡った先はもう、ナコーンチャイシーの町。

右折してやや賑やかな通りに入ります。
「行くのはタラート・ファイファータラート・ターナーとどっちだ?」
運転手さんが聞いてきました。

タラート・ファイファーならここだぞ。」
訳すと「電気市場」。右手に大きな市場が見えます。

いえ、タラート・ターナーターナー市場)のほうです ^_^;)


もうしばらく走ると運転手さん、
「ここで降りな。渡って右の道に入ればあるから。分からなければ誰かに聞きな。」

ぶっきらぼうで親切なんだかそうでないんだか微妙ですけど、
ま、親切なんだと受け取っておきますか ^^

いくらですか?

「・・・10バーツ…。」

なんだ、最初の間は! さてはボッたな~。
でも2バーツ程度のこと。助手席に座らせてもらったからいいとしましょう。


  • 09_02.jpg


時刻は、14:23。


ちなみに道の反対側に見えるバス停には、ナコーンパトムから来る
サーラーヤー行きのバスが停まります。後であそこでバスを待ちますか。

バス停先の右に入る道へ進むと左手には、


  • 09_03.jpg


ターナー百年市場
約8ヶ月ぶり、二度目の訪問です。当然ですが変わってませんね~。

ここはナコーンパトム県特産の美味しいソムオー(ポメロ、ざぼん)で有名。
なにせ、


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右端の店をご覧ください。

巨大なソムオーのオブジェが屋根に飾られているぐらい
この市場のメイン商品となっています。

…って前回訪問時にも紹介したような。ま、いっか(笑)


で、一度来たことがあるのに、なぜまたってことなんですが、
これが欲しいからです。


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「ヨック」というベーカリーの店先で売られているカノム・トーンムアン。
これのバイマックルーッ(こぶみかんの葉)味が大好きなんですよ~。

口に入れるとフワ~っと広がるバイマックルーッの味がなんともいえなく最高!
みなさんもターナー百年市場へ行くことがありましたら、ぜひお試しを。
たしか味見もさせてくれたはずです ^_^;)


さて、目的達成。
長居は無用。バス停へ戻ります!

ターナー百年市場をぐるっと1周してバス停へ。

サーラーヤー行きのバスか、来る時にサーラーヤーから
ンギウラーイまで乗ったソンテオの逆方向行きの
いずれか先に来た方に乗ることにしましょう。

するとバス停に着くやいなや、前方から青いトラックソンテオがやってきて、
バス停の手前の道を右折するじゃないですか。

あ、あれだ!
サーラーヤー行きソンテオです。

慌てて走って行って乗せてもらいました。
時刻は、14:35。

すぐにターナー百年市場の前でターチーン川を渡ります。

しかし走れども走れども客は私一人だけ~。
あまりに暇で車掌さん、


  • 09_06.jpg


居眠り中(笑)


ちょうど未舗装区間を疾走しています。

左側にはマハーマクット仏教大学のキャンパスが。
新設大学なんでしょうかね? 建物が真新しく見えます。
なのに目の前の道路は土埃が舞ってて勿体無いですなぁ…。


それはそうと、また西の空が怪しい雰囲気。急がねば。


サーラーヤーに到着!


  • 09_07.jpg


時刻は、15:05。

運良く戦勝記念塔行き515番バスが間髪入れずにやってきました。

乗車してしばらくすると、案の定のスコール!
いやぁ、今日もツイてましたね~。


渋滞のため、終点戦勝記念塔の一つ手前で降ります。
その頃には雨も小降りになって傘が要らないほど ^^


  • 09_08.jpg


時刻は、16:00ちょうど。


スコールを2回もうまく避けて旅ができました。
これにて今回の旅も完結です。


当初はンギウラーイだけが目的地だったんですが、
思いもかけずJESADA TECKNIK MUSEUMにも立ち寄れて面白い旅になりました。
バンコク周辺の見どころって、本当に尽きませんね。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!


次回の旅は、年明けにお送りする予定です!





<交通費>
ナコーンチャイシーまでのソンテオ:10バーツ
サーラーヤーまでのソンテオ:9バーツ
515番バス:23バーツ
ここまでの合計:82バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


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水上交通時代の面影を求めて[1]

2つ前の旅でランパヤー水上マーケットからの帰り道に
サーラーヤーへと出た際、本当はそこから行きたい場所があったんです。

でも物凄い黒雲が迫って来ていたので、
急いで戦勝記念塔行きのバスに乗って帰ってきてしまったのでした。


なので、リベンジというか、続きの旅をすべく
8月16日(木)に私は再びサーラーヤーへと向かったのでした。


まずは戦勝記念塔から515番エアコンバスに乗車。


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時刻は、09:39。

この時間はまだ綺麗に晴れ渡ってるんですけどねぇ。
どうせ午後にはスコールになるんでしょう、また -_-;)


結構時間がかかりました。
10:50にようやくサーラーヤー到着。


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今回は、マヒドン大学キャンパスの北側へ曲がってすぐで下車してみました。
そこには、こんな場所が。


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ソンテオ待合所、なんでしょうね。
お坊さんもいらっしゃいます ^_^;)


ここから、国鉄南線のワット・ンギウラーイ駅に行きたいんです。
バンコクバスマニアさんから、国鉄南線に沿った道を走るソンテオ路線がある、
と聞いたもので、きっとそれならワット・ンギウラーイ駅を通るだろうと。

ふとその先に停車中の白いソンテオが目に入りました。
あれかなぁ?


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横っ腹を見ると、
「サーラーヤー市場 ムーバーン・プルックサー-4 ンギウラーイ駅」と。

やった! 

しかし中に座っている車掌さんに確認すると、「行かないよ」とのつれない返事。
書いてあるのに行かないとは、これいかに -_-;)


それから待つこと40分近く。
ようやくやって来ました。


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前面に「ナコーン・チャイシー」と書いてあるのできっと通るでしょう。
ちなみに横には
「ワット・マクルア プッタモントン サーイ4 サーラーヤー」とあります。

11:31発。

国鉄南線の南側をほぼ並行して走る道を西へと直進していきます。
途中未舗装の箇所を土埃を立てて走り抜けたり…。

iPhoneのマップで確認してて、そろそろかなと思ったところで
車掌さんが「台湾人だか日本人だか、ここだよ、ンギウラーイは」
と言って停めてくれました。

どうもありがとうございます!


01_06


ンギウラーイ町役場の前でした。
時刻は、11:56。


ここから、そんなに歩かないはずです~。






<交通費>
515番バス:23バーツ
ソンテオ:9バーツ
ここまでの合計:32バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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親切と熱風と黒雲と バンコク北西、まだ見ぬ市場・路線開拓の旅[最終回]

ワット・ランパヤー向かいのよろず屋でジュースを飲みながら
ソンテオを待ちます。

10分ほど待った頃、目の前にバイクがおもむろに停まりました。

ん?


「テーッサバーンまで送ってくれるように頼んだので乗ってください。ただです。」
と店番の女性。


えっ!?

たった10バーツ分しか商品を買ってない客に
そこまで親切にしてくれるんですか!?

感動です。ありがとうございます (T_T)


店番の女性に今一度お礼を言って、男性の運転するバイクの後ろに跨ります。


バイクは走り出したかと思うと、ほどなくして「ここだよ」と。
よろず屋からたった500mぐらいじゃないですか。
何もバイクを手配してくれなくても、歩いても全然苦にならない距離なのに…。

でもその気持ちは嬉しいです ^^

バイクの男性にもお礼を言うと、
何ごとも無かったかのようにそのまま普通に走り去っていきました。


さて、降ろされたところはT字路で、角にあずま屋が佇んでいます。
中にはおばあさんが一人。


もう一度整理すると、ここにはサーラーヤー行きと
ナコーンパトム行きの2路線のソンテオが通ってるってことですね。

天気が良ければナコーンパトムへ行ってもいいんですが、
雲行きがちょっと怪しいのでサーラーヤーへ出て帰りを急ぎましょう。

すると間もなく青いトラック・ソンテオが
ワット・ランパヤーのほうからやって来ました。
サーラーヤー行きです。

なんだ、よろず屋の前で待っていても同じだったじゃん。
…っていうのは結果論ですけどね ^_^;)


おばあさんと一緒にソンテオに乗り込みます。


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時刻は13:45。

発車したソンテオからすぐに後ろを眺めます。


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右に見えるのが、待っていたあずま屋。

ソンテオは、ほぼ一直線の道を時速30kmぐらいでのんびり走っていきます。
途中から車掌のおばさんが乗車。集金に来ます。運賃は中途半端な19バーツ。


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左の農地に何やら沢山立っているのが見えました。


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これってきっとドラゴンフルーツの台座ですよね。
こんなふうに育てるんだ~。これから植えるのかな?


右側の車窓を眺めていたら、突然熱風が顔に当たりました。
日差しどころじゃない熱さに驚いて左を振り向くと…


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また野焼きをしていました。
危なくないんでしょうか… -_-;)


しばらく走ると車窓が賑やかになり、国鉄の線路を渡ります。
サーラーヤーに到着ですね。

マヒドン大学サーラーヤー・キャンパスの東門側で下車。


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時刻は、14:42。
ほぼ1時間かかったんですね。


そこで北の空を見ると・・・


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こりゃヤバイ!! 西から黒雲が迫ってきているじゃないですか!!
すると突風まで吹き始めました。

焦りながら待っていると、515番エアコンバスが向こうからやって来ます。
助かった!

時刻は14:47。

乗り込んで、誇張では無く本当に1分ほどで物凄い土砂降りとなりました。
ツイてましたね~。


515番バスは戦勝記念塔行き。
終点まで23バーツです。


爆睡して気付くともうラーチャウィティー通り
戦勝記念塔前で渋滞していたので、一つ手前で下車しました。


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時刻は、15:54。

雨は小振りになっていて傘を差さなくてもいいほどで助かりました!

というワケで、今回の旅も完結です。



雨季の時期の旅は、大雨になるまでの短期決戦にせざるを得ないので
あまり遠くまで行けませんね。

でも今回は訪れた各地で心温まる親切に触れることができて
これまた思い出に残る旅となりました。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!


次回シリーズは、海へと向かいます!







<交通費>
ソンテオ:19バーツ
515番バス:23バーツ
ここまでの合計:140バーツ

※旅は2012年8月13日(祝日)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


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バンコク北西、まだ見ぬ市場・路線開拓の旅[1]

水上マーケットって土日・祝日のみ開いているところがほとんどなんですよね。
私の渡タイ日程では土日がフリーになることがなかなか無いので、
歯痒い思いをしているんですが… ^_^;)

ところが、です。
お盆の時期のバンコク滞在時にちょうど祝日日中がフリーに。


この滅多に無いチャンスを逃しちゃなりません!


というワケで8月13日(月)の振替休日にバスに飛び乗ってきました。
目指すはバンコク北西方面!


まずは、ノッパウォン交差点まで向かいます。
そこまでの道のりは、何度も書いているのでサクッと綴りましょう~。


旅のスタートは戦勝記念塔
ここ始発の522番エアコンバスに乗ります。


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知らない間に522番にも中国製が。
乗車してみると「上海電竜」と簡体字で書かれていました。
そんなバスメーカーあるんですね。

7:50出発。
ンガームウォンワーン通り「パンティップ」までと車掌に告げます。
運賃15バーツ。


高速道路を順調に走ったバスは、パンティップ前に停車。
08:02。

目の前の歩道橋で反対側に渡り、ちょうどその下から
バーンブアトーン行きのロッ・トゥーに乗り継ぎます。


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08:06発車。


汚れた窓から外を見ると、高架鉄道紫線の工事がかなり進んでいる様子が見えました。


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ここは何駅になるのかな?


途中で乗客の乗り降りが結構ありながら、バーンブアトーンの市内に入ります。
するとロッ・トゥーはガソリンスタンドに入って停車。

「ここまでだよ」と運転手さん。

えっ、ワット・ラハーンの前までじゃないの?
他の乗客も慌てて運賃を払いながら降りて行くではないですか。

パンティップからの運賃17バーツを払って私も降ります。
08:30。


さて、バーンブアトーンからまたバスに乗り継ぐんですが、
その前に市場で朝食といきましょう!


バーンブアトーンの表通りバーンクルアイ・サイノーイ通り
市場へ向けて歩きます。


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ドリアンが巨大バケツにゴロゴロと無造作に積まれてる横を過ぎ、市場内へ。
朝食は、これ。


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センレックのクイッティアオ。
なかなか美味しかったです。30バーツ也。

市場北端の有料トイレ(3バーツ)に立ち寄ってから外へ。


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市場北側を流れるプラピモンラーチャー運河沿いでは何やら壁の工事中。
もしや洪水対策用の防水壁?

ここも昨年末の洪水では1m以上冠水しましたからねぇ。

そう言えば洪水後初めてのバーンブアトーン訪問であることに気が付きました。


ところでこのプラピモンラーチャー運河は、後ほど再登場するので
覚えておいていただけたら嬉しいです ^^


さて、バス停に停車中のここ始発ラートブアルアン行きバスに乗り込みますか!


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しばらく待って、09:00ちょうどに発車。

ノッパウォンまで、と若い男性車掌に告げます。
運賃10バーツ。

北上したバスは国道340号線、バーンブアトーン・スパンブリー通りに入り
北西へと一直線に快走。


通り過ぎないようにiPhoneのマップで現在地確認を続けます(笑)
その甲斐あって、ドンピシャで下車~。


01_08


ノッパウォン交差点到着!
時刻は、09:26。


さあ、ここからが問題なんですよ。
急に不安になってきました・・・。






<交通費>
522番バス:15バーツ
ロッ・トゥー:17バーツ
ラートブアルアン行きバス:10バーツ
ここまでの合計:42バーツ

※旅は2012年8月13日(祝日)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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