旧泰緬鉄道、現国鉄西線(ナムトック線)に乗車した
「遅ればせながらの泰緬鉄道」の旅を3月31日にした翌日、
私は再びカンチャナブリーへ向かったのでした。
旅の目的は、引き続き泰麺鉄道関係の史跡を訪れつつ、
カンチャナブリー県北西部までも足を延ばしてみること。
さすがに日帰りは無理そう。
最低でも1泊、長くて2泊の予定です。
2014年4月1日(火)早朝、今回も戦勝記念塔へ。
前回と同じ北西ゾーンのカンチャナブリー行きロッ・トゥー乗り場へ行くと、
「次の便は7時半発」とのこと。
1時間近く待つのは勿体無いので、違う業者の便を探すことに。
Century The Movie Plazaへ向かって歩いていると
その手前にロッ・トゥーのターミナルを発見。
こんなところにもあったんだ。知らなかった。
グーグル・マップのストリートビューで見ると屋根が無いけど、ここのはず。
右側のチケット売り場の列にはカンチャナブリー行きが無し。
もっと奥の右側の建物内に入ると、
あった。台の上にカンチャナブリーと書いてあります。
無愛想なおばさんに尋ねると次の便は7時発とのこと。
運賃120バーツを払うと、「今いた男性について行きな」と。
あ、この車ね。
15分ほど待って06:59出発。
車中で爆睡していると時間のたつのも早く、わりとあっという間という感じで
カンチャナブリー・バスターミナルに到着です。
時刻は、09:36。
さーて、次の交通手段はというと…。
前日3月31日、ここから戦勝記念塔までのロッ・トゥーに乗る際に
チケット売り場の人にサンクラブリー行きロッ・トゥー乗り場の
場所を聞いておいたんですよ。
「バスターミナル裏の白い建物です」とのことでしたが…。
きっと向こうに見えているあのビルの一角ですね。
歩いていくと、
トーンパープーム-サンクラブリー-チェーディー国境 と。
これだこれだ! (ストリートビューで場所を示しておきます。)
建物内の受付で尋ねると「乗れますけど混んでいるので4便あとですよ」との返答。
ぐえっ。
「バスで行ったほうが速いと思いますよ」
分かりました。そうします。 トホホ。
確かに受付前には大きなズタ袋を引きずったどう見てもタイ人ではない男性達が
大勢たむろしていて、さながら難民キャンプの様相。
みんなタイへ商品の買い付けに来たミャンマー人なんでしょうね。
バスで行くのは時間がかかるから避けたかったんですが、仕方がありません。
バスターミナルに戻り探すと、これのようです。
サンクラブリー行き。
この時期にエアコン無しで長時間はキツそうだなぁ -_-;)
時刻は9:45。
バス前で呼び込みをしている運転手さんに出発時刻を尋ねると10:20とのこと。
じゃぁ、近くで朝食を取って来ることにしましょう。
周辺の商店街を歩くと、
トンベープ(ร้านต้นแบบ)
カオマンガイ-カオムーデーン-カオカームー
一皿10バーツ
という気になる看板が目に留まりました。
いくら地方都市とはいえ、今どき10バーツでなんてやっていけるんだろうか?
好奇心に押されて入ってみることに。(ストリートビュー)
まず並んで料理を受け取り、その場で10バーツ支払い。
スープはセルフサービスでした。
本当に10バーツでしたよ。
しかも25バーツのカオマンガイとあまり遜色ない盛り付けじゃないですか。
味はさすがにそれなりでしたが、決して美味しくなくはないです。
安いだけあって店内はかなりの混み具合。
回転率で稼いでいるんですね。
脅威の価格破壊カオマンガイをさっと胃袋に掻き込み、
サンクラブリー行きバスに戻ります。
食事をしている間に9割がた座席が埋まってしまっていました。
でもなんとか席を確保。
運転手さんの言っていた定刻よりわずかに早く10:18に出発。
国鉄西線(ナムトック線)から東にずっと離れた国道323号線を
のんびり走っていきます。片側2車線で綺麗に整備されていますね。
沿道に咲き乱れる黄色いゴールデンシャワー(ラーチャプルック)が綺麗です。
30分ほどで片側1車線に。
耳を澄まして車内で交わされている会話を聞いてみると、
ミャンマー語なのかモン語なのか、はたまたカレン語なのか、
タイ語とは異なる言語がほとんどなことに気付きました。
タイにいながらタイじゃない雰囲気です ^_^;)
走り出して1時間14分後、
国鉄西線終点ナムトック駅へと入る路地の前で停車。
こりゃ分かりにくいですなー。
ん、待てよ。ということは間もなく土日・祝日運行の特別列車のみ停車の
ナムトック・サイヨークノーイ駅前も通過するのか。
駅の先に静態保存されているC56蒸気機関車も見えるはず!
カメラを構えて待ちます。
道路脇に多くの車が駐車しているのが見え始めました。
進行方向左手には土産物店らしき商店街も。ここがそうだな。
右手の中腹に目を凝らします。
あ、見えた! 蒸気機関車だ!
シャッターを押したその瞬間、
あ゛ーっ!! 観光バスが~!! (T_T)
あのクソ観光バスの向こう側にC56はあるんですよ。なんてこった。
しばらく立ち直れなかった私でした。
時刻は、11:39。
悔しいのでストリートビューを貼っておきます。
「702」という数字が見えるのが日本製蒸気機関車C56です。
<旅費交通費>
ロッ・トゥー:120バーツ
バス:70バーツ
ここまでの合計:190バーツ
※旅は2014年4月1日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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「遅ればせながらの泰緬鉄道」の旅を3月31日にした翌日、
私は再びカンチャナブリーへ向かったのでした。
旅の目的は、引き続き泰麺鉄道関係の史跡を訪れつつ、
カンチャナブリー県北西部までも足を延ばしてみること。
さすがに日帰りは無理そう。
最低でも1泊、長くて2泊の予定です。
2014年4月1日(火)早朝、今回も戦勝記念塔へ。
前回と同じ北西ゾーンのカンチャナブリー行きロッ・トゥー乗り場へ行くと、
「次の便は7時半発」とのこと。
1時間近く待つのは勿体無いので、違う業者の便を探すことに。
Century The Movie Plazaへ向かって歩いていると
その手前にロッ・トゥーのターミナルを発見。
こんなところにもあったんだ。知らなかった。
グーグル・マップのストリートビューで見ると屋根が無いけど、ここのはず。
右側のチケット売り場の列にはカンチャナブリー行きが無し。
もっと奥の右側の建物内に入ると、
あった。台の上にカンチャナブリーと書いてあります。
無愛想なおばさんに尋ねると次の便は7時発とのこと。
運賃120バーツを払うと、「今いた男性について行きな」と。
あ、この車ね。
15分ほど待って06:59出発。
車中で爆睡していると時間のたつのも早く、わりとあっという間という感じで
カンチャナブリー・バスターミナルに到着です。
時刻は、09:36。
さーて、次の交通手段はというと…。
前日3月31日、ここから戦勝記念塔までのロッ・トゥーに乗る際に
チケット売り場の人にサンクラブリー行きロッ・トゥー乗り場の
場所を聞いておいたんですよ。
「バスターミナル裏の白い建物です」とのことでしたが…。
きっと向こうに見えているあのビルの一角ですね。
歩いていくと、
トーンパープーム-サンクラブリー-チェーディー国境 と。
これだこれだ! (ストリートビューで場所を示しておきます。)
建物内の受付で尋ねると「乗れますけど混んでいるので4便あとですよ」との返答。
ぐえっ。
「バスで行ったほうが速いと思いますよ」
分かりました。そうします。 トホホ。
確かに受付前には大きなズタ袋を引きずったどう見てもタイ人ではない男性達が
大勢たむろしていて、さながら難民キャンプの様相。
みんなタイへ商品の買い付けに来たミャンマー人なんでしょうね。
バスで行くのは時間がかかるから避けたかったんですが、仕方がありません。
バスターミナルに戻り探すと、これのようです。
サンクラブリー行き。
この時期にエアコン無しで長時間はキツそうだなぁ -_-;)
時刻は9:45。
バス前で呼び込みをしている運転手さんに出発時刻を尋ねると10:20とのこと。
じゃぁ、近くで朝食を取って来ることにしましょう。
周辺の商店街を歩くと、
トンベープ(ร้านต้นแบบ)
カオマンガイ-カオムーデーン-カオカームー
一皿10バーツ
という気になる看板が目に留まりました。
いくら地方都市とはいえ、今どき10バーツでなんてやっていけるんだろうか?
好奇心に押されて入ってみることに。(ストリートビュー)
まず並んで料理を受け取り、その場で10バーツ支払い。
スープはセルフサービスでした。
本当に10バーツでしたよ。
しかも25バーツのカオマンガイとあまり遜色ない盛り付けじゃないですか。
味はさすがにそれなりでしたが、決して美味しくなくはないです。
安いだけあって店内はかなりの混み具合。
回転率で稼いでいるんですね。
脅威の価格破壊カオマンガイをさっと胃袋に掻き込み、
サンクラブリー行きバスに戻ります。
食事をしている間に9割がた座席が埋まってしまっていました。
でもなんとか席を確保。
運転手さんの言っていた定刻よりわずかに早く10:18に出発。
国鉄西線(ナムトック線)から東にずっと離れた国道323号線を
のんびり走っていきます。片側2車線で綺麗に整備されていますね。
沿道に咲き乱れる黄色いゴールデンシャワー(ラーチャプルック)が綺麗です。
30分ほどで片側1車線に。
耳を澄まして車内で交わされている会話を聞いてみると、
ミャンマー語なのかモン語なのか、はたまたカレン語なのか、
タイ語とは異なる言語がほとんどなことに気付きました。
タイにいながらタイじゃない雰囲気です ^_^;)
走り出して1時間14分後、
国鉄西線終点ナムトック駅へと入る路地の前で停車。
こりゃ分かりにくいですなー。
ん、待てよ。ということは間もなく土日・祝日運行の特別列車のみ停車の
ナムトック・サイヨークノーイ駅前も通過するのか。
駅の先に静態保存されているC56蒸気機関車も見えるはず!
カメラを構えて待ちます。
道路脇に多くの車が駐車しているのが見え始めました。
進行方向左手には土産物店らしき商店街も。ここがそうだな。
右手の中腹に目を凝らします。
あ、見えた! 蒸気機関車だ!
シャッターを押したその瞬間、
あ゛ーっ!! 観光バスが~!! (T_T)
あのクソ観光バスの向こう側にC56はあるんですよ。なんてこった。
しばらく立ち直れなかった私でした。
時刻は、11:39。
悔しいのでストリートビューを貼っておきます。
「702」という数字が見えるのが日本製蒸気機関車C56です。
<旅費交通費>
ロッ・トゥー:120バーツ
バス:70バーツ
ここまでの合計:190バーツ
※旅は2014年4月1日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
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