ピン川沿いをワローロット市場へ向けて歩いていると、前に
山岳民族柄の生地を纏った、赤ちゃんをおんぶした女性が。
ソイ・モンなんてのもあるし、
街中にも山岳民族の人が出てきているんですね。
バンコクだとまずお目にかかれない(観光客向け商売は除く)ので、
チェンマイにいることを最も実感した光景でした。
そしてワローロット市場東側のピン川沿いソンテオ乗り場に到着。
時刻は14:06。
次はTuiさんに教えてもらったお寺へ行きたいんですが、
またロッ・デーン(赤いソンテオ)に交渉するのが憂鬱だなー -_-;)
停車中の一台のロッ・デーンの運転手と目が合ったので、
思い切って尋ねてみます。
えーと、ワット・ウアラーイに行けますか?
「そんな寺は無いよ。ウアラーイ通りには2つの寺しかない。
ワット・シースパンとワット・ムーンサーンのどっちだ?」
あれ? 寺の名前を聞き間違えたかな ^_^;)
そう言えばTuiさんからワット・シースパンという名を
聞いたような気もするのでそこに行くとしますか。
ワット・シースパンです。
「20バーツ」
ほお! 断られるかボラれるかかと思ってましたよ。
後ろに乗り込もうとすると、運転手さんが助手席をポンポンと叩きます。
なんと。どうもありがとうございます~ ^^
時刻は、14:11。
特等席だー。
運転手さんは、話し好きで人の良いおじさんでした。
孫が3人日本へ行っていてタイレストランでコックをしているんだとか。
滅多に帰って来ないけど月給5万バーツで稼いでいるんだと語ってくれました。
お堀端で欧米人グループが呼び止め、
なんとか山(名前忘れました ^_^;)へ行きたいと。
おじさん、やおらラミネートされた英語の観光地案内を
差し出してン百バーツと。さすが用意周到ですね(笑)
私の拙い英語通訳の甲斐もあってか、みなさん乗車して向かうことに。
おじさん良かったですね。
「一緒に行く?」
いえいえ、飛行機に間に合わなくなるので、と断りました。
そしてウアラーイ通りから右の路地に入って、
ワット・シースパン前に到着。
20バーツを支払いお礼を言って下車します。
いい運転手さんで良かった!
時刻は、14:25。
おっ、寺の看板が銀板ではないですか。
そう言えばTuiさんが銀細工がどうのって言ってましたっけ。
それがこの寺か。
境内に入ると目の前に本堂が。
こじんまりとしていますが、まさに北タイ様式。
バンコクとフォルムが違います。
ワット・シースパンは西暦1500年創建。
今の本堂が建てられたのがいつか分かりませんが、
1994年に修復され今の姿に。
その頃から現住職が、ウアラーイ地区の銀細工工芸の保護育成に
取り組み始め、ワット・シースパン・ランナー美術工芸集団という
職人グループを組織させたんだそうで。
本堂の周囲を時計回りに歩いていくと、
トンカントンカンと音が聞こえてくるではないですか。
境内にも銀細工の作業場があるようで、
作品が陳列されています。
あ、作ってますよ!
バーナーで銀板を熱しながら、金づちで叩いています。
扇風機完備とはいえ、暑季にはキツイでしょうね~。
近くには研修センターらしき建物があって、
窓から覗き込むと、
お坊さんたちが銀細工の手ほどきを受けている最中でした。
仏道のみならず手に職を付けられる修行もできるなんていいですね。
ぐるっと回った先には、銀細工のお寺の真骨頂とも言うべき、
ギンギラギンな仏堂が!
外側も内部も銀銀銀。あまりにもギラギラ輝いているもんだから、
逆光のもとでうまく写真が撮れないほど!
この世界初という銀仏堂は、2004年から2,500万バーツの予算で着工。
地元職工さんの中から腕の良い人が選抜されて装飾に当たっているんだとか。
まだ完成していなくて、作業が続けられています。
ただ予算のうち1,300万バーツがまだ不足しているので、
寄付大募集中なんだそうですよー。
このチェンマイの銀閣寺(?)、
入口にこんな注意書きが。
女人禁制。 タイにもそういうところってあるんですね。
サンダルを脱いで内部に入ると、
手の込んだ銀装飾が荘厳さというか重厚さを
醸し出していたのでありました。
<旅費交通費>
ソンテオ:20バーツ
ここまでの合計:2,288バーツ
※旅は2015年2月18日(水)に行いました。
<参考>
E-magazine Travel "วัดศรีสุพรรณ ถนนวัวลาย เชียงใหม่"
ReviewChiangMai.com "วัดศรีสุพรรณ อุโบสถเงินหลังแรกของโลก!"
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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山岳民族柄の生地を纏った、赤ちゃんをおんぶした女性が。
ソイ・モンなんてのもあるし、
街中にも山岳民族の人が出てきているんですね。
バンコクだとまずお目にかかれない(観光客向け商売は除く)ので、
チェンマイにいることを最も実感した光景でした。
そしてワローロット市場東側のピン川沿いソンテオ乗り場に到着。
時刻は14:06。
次はTuiさんに教えてもらったお寺へ行きたいんですが、
またロッ・デーン(赤いソンテオ)に交渉するのが憂鬱だなー -_-;)
停車中の一台のロッ・デーンの運転手と目が合ったので、
思い切って尋ねてみます。
えーと、ワット・ウアラーイに行けますか?
「そんな寺は無いよ。ウアラーイ通りには2つの寺しかない。
ワット・シースパンとワット・ムーンサーンのどっちだ?」
あれ? 寺の名前を聞き間違えたかな ^_^;)
そう言えばTuiさんからワット・シースパンという名を
聞いたような気もするのでそこに行くとしますか。
ワット・シースパンです。
「20バーツ」
ほお! 断られるかボラれるかかと思ってましたよ。
後ろに乗り込もうとすると、運転手さんが助手席をポンポンと叩きます。
なんと。どうもありがとうございます~ ^^
時刻は、14:11。
特等席だー。
運転手さんは、話し好きで人の良いおじさんでした。
孫が3人日本へ行っていてタイレストランでコックをしているんだとか。
滅多に帰って来ないけど月給5万バーツで稼いでいるんだと語ってくれました。
お堀端で欧米人グループが呼び止め、
なんとか山(名前忘れました ^_^;)へ行きたいと。
おじさん、やおらラミネートされた英語の観光地案内を
差し出してン百バーツと。さすが用意周到ですね(笑)
私の拙い英語通訳の甲斐もあってか、みなさん乗車して向かうことに。
おじさん良かったですね。
「一緒に行く?」
いえいえ、飛行機に間に合わなくなるので、と断りました。
そしてウアラーイ通りから右の路地に入って、
ワット・シースパン前に到着。
20バーツを支払いお礼を言って下車します。
いい運転手さんで良かった!
時刻は、14:25。
おっ、寺の看板が銀板ではないですか。
そう言えばTuiさんが銀細工がどうのって言ってましたっけ。
それがこの寺か。
境内に入ると目の前に本堂が。
こじんまりとしていますが、まさに北タイ様式。
バンコクとフォルムが違います。
ワット・シースパンは西暦1500年創建。
今の本堂が建てられたのがいつか分かりませんが、
1994年に修復され今の姿に。
その頃から現住職が、ウアラーイ地区の銀細工工芸の保護育成に
取り組み始め、ワット・シースパン・ランナー美術工芸集団という
職人グループを組織させたんだそうで。
本堂の周囲を時計回りに歩いていくと、
トンカントンカンと音が聞こえてくるではないですか。
境内にも銀細工の作業場があるようで、
作品が陳列されています。
あ、作ってますよ!
バーナーで銀板を熱しながら、金づちで叩いています。
扇風機完備とはいえ、暑季にはキツイでしょうね~。
近くには研修センターらしき建物があって、
窓から覗き込むと、
お坊さんたちが銀細工の手ほどきを受けている最中でした。
仏道のみならず手に職を付けられる修行もできるなんていいですね。
ぐるっと回った先には、銀細工のお寺の真骨頂とも言うべき、
ギンギラギンな仏堂が!
外側も内部も銀銀銀。あまりにもギラギラ輝いているもんだから、
逆光のもとでうまく写真が撮れないほど!
この世界初という銀仏堂は、2004年から2,500万バーツの予算で着工。
地元職工さんの中から腕の良い人が選抜されて装飾に当たっているんだとか。
まだ完成していなくて、作業が続けられています。
ただ予算のうち1,300万バーツがまだ不足しているので、
寄付大募集中なんだそうですよー。
このチェンマイの銀閣寺(?)、
入口にこんな注意書きが。
女人禁制。 タイにもそういうところってあるんですね。
なんでも500年前からここには神聖なものが埋葬されていて、
ランナーのしきたりでは、女性が立ち入ることはそれらや
女性自身の身に悪影響を与えると信じられているからだとか。
サンダルを脱いで内部に入ると、
手の込んだ銀装飾が荘厳さというか重厚さを
醸し出していたのでありました。
<旅費交通費>
ソンテオ:20バーツ
ここまでの合計:2,288バーツ
※旅は2015年2月18日(水)に行いました。
<参考>
E-magazine Travel "วัดศรีสุพรรณ ถนนวัวลาย เชียงใหม่"
ReviewChiangMai.com "วัดศรีสุพรรณ อุโบสถเงินหลังแรกของโลก!"
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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