タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ワット・ヤイ・チャイモンコン

祠に鎮座するドラえもん 見どころ満載アユタヤ遺跡の東端[3]

ワット・ヤイ・チャイモンコン境内の売店でおばさんに聞いてみます。

すみません、ドラえもんの祠はどこでしょうか?

「すぐそこだよ~」
と指差して教えてくれました。

ありがとうございます!


向かってみると・・・あ、これかな?


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正面に立ってみると、


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はい、そうなんです。
真ん中に置かれた物体はまさに・・・


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ドラえもん!


わざわざコレを見るために私はアユタヤまでやって来たんです(笑)


この祠は、サーンチャオ・ポースィッティチャイ

1880年、ラマ4世の50番目のお子であるプラナーンチャオ・スナンタークマリーラット・
プラボーロムラーチャテーウィーがバンパイン宮殿へ向かっている際、乗っていた船が
ノンタブリー県パーククレットで沈没して亡くなってしまいました。

実はその際、お腹の中にはお子様が。
そのまだ生まれる前だったお子様を祀ったのが、この祠だと言われているんだそうです。

なので、この祠で願い事をして叶った人がお礼(ゲー・ボン)に玩具をお供え
するようになり、さらに誰かがドラえもんのぬいぐるみを置いたのをきかっけに、
ドラえもんのぬいぐるみだらけになっていったようで。

この時は2体しか置かれていませんでしたが、
私がこのことを知った新聞『Post Today』の記事では、
ドラえもんのぬいぐるみが、うじゃうじゃ置かれているんです。

本当はこの光景を期待して来たんですけどね ^_^;)


ちなみに、大仏塔との位置関係は、


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こんな感じです。

前回の日記で書くべきでしたが、あの仏塔はかのナレースワン大王がアユタヤの独立を
回復してビルマ軍を打ち破ったことを記念して1592年頃に建立したんだとか。
ざっと420年前後経っているんですね。今でもアユタヤ県内で一番高い仏塔です。


で、この祠のすぐ横には…


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立派な寝釈迦像が。
かつてはちゃんと屋根があったんでしょう。


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タイ人がひっきりなしにやって来て祈っています。


さてと、ちょっとばかり残念でしたが今回の旅のメインの目的を達成。
ワット・ヤイ・チャイモンコンもあらかた見学したことですし、
これからどうしましょうかねぇ。

入口まで戻ったところで、とりあえず腹ごしらえをすることに決定!


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クイッティアオ・ルア・ワット・ヤイ

ウォンウィエン・チェーディーからの道とワット・ヤイ・チャイモンコン入口
との角にあるクイッティアオ屋です。

店内は結構広くてお客さんも多いのですが、注目はこのテーブル!


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クイッティアオ・ルア(船ヌードル)の店ということで
船のかたちになってるんですよ~。


センレック・ムー(細麺ビーフン・豚)を注文。


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うん、これはイケる!
お客さんが多いだけありますね。


先ほど、これからどこへ行こうか考えつつ、境内に立っているアユタヤ観光地図を
眺めていて気付いたんですよ。この目の前の国道3477号線を道なりに南へ行くと、
ムーバーン・イープン(日本人村)があるということに。

ソンテオ路線があるなら行ってみようかなぁ。
会計がてら店のお兄さんに聞いてみると、

「ありますよ。えーっと、เกาะเรียน(コ・リエン)行きです。店の前から乗れますよ」と。

あるんだ! やったー!
ありがとうございます。


店を出て炎天下、ソンテオを待つことにしました。
暑いから早く来てくれ~。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ

※旅は2013年3月29日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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ワット・ヤイ・チャイモンコン 見どころ満載アユタヤ遺跡の東端[2]

ウォンウィエン・チェーディーから歩くこと10分ほどで
仏塔の見えたワット・ヤイ・チャイモンコンに到着。


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うお、観光バスが停まっているところを見ると、ここも観光地なのかな?

さらに進むと土産物店が。


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梵鐘を模した(?)風鈴がいいですね。
買おうかと思ったんですが、使いみちが無さそうで思いとどまりました。


さらに仏塔に向かっていくと、中国人観光客の集団が。
いや、欧米人も日本人もいるではないですか。

不思議に思いながらさらに進むと、ビックリ。


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なんと、ここは遺跡だったのか!!

今の今までてっきり普通のお寺だと思ってましたよ。
だって「ワット~」って名前なんですもん -_-;)

それで外国人観光客が多いんですね。
私も俄然興奮してきました(笑)

一きわ高い仏塔へと登る階段の下に立ってみます。


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よしっ、登ってみましょう!

階段を登り始めると、上から日本人の母子連れが降りてきて
記念写真を撮ろうとしています。思わず声をかけて撮ってあげました。

笑顔でありがとうございますと言われつつも微妙な警戒心を感じたんですが、
まぁそりゃそうですよね。観光客風には見えない日本人男性からいきなり
声をかけられたんですから(笑)


さて上まで登ると、そこは部屋になってまして、


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真ん中のおじさんから20バーツで金箔を買って
壁に沿って並ぶ仏像7体に貼っていくんです。


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こんな感じに。
インド系ののび太くんにモデルになってもらってと ^_^;)

狭い一角にも関わらず、タイ人、中国人、インド系、西洋人、日本人(私)と
人種のるつぼと化していて面白かったです。

で、私も金箔を貼っていったんですが、2枚なぜか余ったんですよね。
なのでもう一周して気になった仏像に2枚貼っておきました。


さて下りましょう。


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エジプトの神殿遺跡っぽくも見えますよね。行ったことないですけど。


降りる途中がテラス状になっていたので、仏塔の周りを一周してみました。
仏塔北側の風景はこんな感じ。


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遠くに僧坊が並んでいますね。
ってことは現役のお寺でもあるのか。


下りて仏塔前方へ歩いて行くと、これまた崩れた遺跡を利用した本堂が。


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見えにくいですが、中には金色の大きな仏像が鎮座しています。


…と実は遺跡だったワット・ヤイ・チャイモンコンをまず見学したんですが、
ここに来た本来の目的は他にあるんですよ。でもどこにあるんだろ?

ちょっと売店のおばさんに尋ねてみますか。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ

※旅は2013年3月29日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


※ワット・ヤイ・チャイモンコン境内に立っていた観光案内地図を拝借して
アユタヤの地図を掲載しておきます。


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