タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ワット・マハーブット

ワット・マハーブットのおみくじも当たる? オンヌット通りからの旅[4]

ワット・マハーブットのナーク廟で参拝を済ませて廟を出ると、
正面にもタンブン放流用生き物売場が。


03_07


そこを抜けると、今度は占い師の店が立ち並び、
その先が、


03_09


プラカノン運河でした。

この運河には、スクンビット通り下のプラカノン船着場
シーナカリン通り下のイアムソンバット市場船着場を結ぶ
水上バスが日中は上下とも1時間に1本運航しています。

私も2013年10月の「バンコク市内運河の水上バス旅」で乗りましたが、
その船でワット・マハーブットに来ることもできますよ。


03_10


小魚でしょうか。カップルがタンブンのために放してますね。


戻りがてら生き物売り場を眺めていたら、


03_11


黄色いアルビノのスッポンが。
値段を見ませんでしたが、きっと高めなんでしょうね ^_^;)


ひととおりワット・マハーブット境内を見て回ったので、
入口に戻ると、入口左手に小さなお堂があるのに気が付きました。


04_01


来た時は右手ばかり見ていて視界に入ってなかったのかな。


04_02


小ぶりなわりに結構盛況な様子に興味を持った私は
サンダルを脱いで上がってみることに。


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こちらがご本尊様。

その手前ではシャカシャカという音が鳴り響いています。
分かったぞ。みんなおみくじを引きに来ているのか。

右手にその


04_04


おみくじの棚が。
左には募金箱。

私も20バーツ札を差し込んでやってみましょう。

番号の書かれた棒の入った筒をシャカシャカ振って、
1本を落とします。


04_05


25番…。

棚の25番のところから一番上のおみくじを1枚頂きます。


04_06


ほぉ…。

難しい語もあるのでiPhoneで意味を調べながら読むと、
だいたい次のような内容。

遠く離れることで仲違いし幸福が不幸に。
徳でいくらか和らげられることもあろうが、
悪行について参拝を励みなさい。
態度と発言を上品丁寧に。
来年には悪運が消え去る。

ギクっとしましたよ。
いろいろと当たってます。当たりすぎです ^_^;)

この年(2014年)は予想外の事態が起きて
この時にはかなりピンチな状況で悩んでいたのです。

でもこのおみくじを読んで、気持ちがスッキリしました。

今年はどうあがいても運気は上がらないのか。
じゃあ年内は静かにしてて、来年になったら行動を起こそう。

と、妙に納得。

後日談なのですが、おみくじのとおり年明けから動いてみたら、
それをきっかけに直接関係のないものまで含めて
複数の新たな分野の仕事が舞い込んでくるようになったんです。
V字回復を遂げました。

しかも自分の本当にやりたいことも固まりました。
ワット・マハーブットのおみくじのお陰ですよ本当に。


…ということのあったお堂を出て ワット・マハーブットを後にします。

さて、次はどこに行こうかな。まったくノープラン。
とりあえずまたソンテオに乗りましょう。

オンヌット通り
まで戻って待つと、


04_07


プラカノン - 省の看板(なんだそれ?)
と書かれた1番ソンテオがやって来ました。

乗っちゃいます!
時刻は、10:57。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:7バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

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ナーク廟 オンヌット通りからの旅[3]

ワット・マハーブット境内奥にある、ナーク廟の横に辿りつきました。


03_01


廟の外側にも祀られているんですね。

ここの表記は「プラカノンのナーク母さん廟」になってます。
周囲にはタイ衣装、人形、綺麗な飾り付けなどのお供えがどっさりと。


ところで「ナーク」って誰?とお思いの方もいると思うので
簡単に説明をしてみます。

昔、プラカノンの運河沿いに夫マークと妻ナークの夫婦が住んでいました。
マークは政府に徴兵されて身重のナークを残し戦地へ赴きます。

戦場で負傷しバンコクの寺で療養を終えたマークが帰ってくると、
ナークは赤子を抱えて家の前の船着場で待っていました。

しかし、そのナーク母子は幽霊だったのです。
出産時に母子ともに命を落としていました。

ナークが幽霊である事実をマークに伝えようとした村人は
次々にナークに呪い殺されてしまいます。

が、ナークが床下に落ちたライムを、ろくろっ首の首よろしく
手をにゅる~と伸ばして取ったのを偶然目撃したマークは、
ようやくナークが幽霊であることに気付き、
このワット・マハーブットに逃げ込みます。

結局、僧侶または祈祷師によってナークは成仏されて、
あるいは壺に閉じ込められて一件落着というお話です。

ナークは、タイ人がおそらくもっとも怖がっている幽霊ですね。


では、正面に回ってみましょう。


03_02


お供え物の豊富さと対照的に、
建物自体は意外と質素。


03_03


中央には、また祭壇が。
ここで手を合わせている人も多いです。

ナークの話は、「ナーン・ナーク」(Mrs.ナーク)や
「メー・ナーク」(ナーク母さん)のタイトルで1936年以来
実に30作品近く映画化されてきました。

色んな顔があるのは、その時々の主演女優の顔ということかな。

かつては単なるホラーやコメディ映画だったのが、
1999年の『ナーン・ナーク』では夫婦愛とタイの伝統を精緻に描き
大ヒットを記録しました。
私も当時映画館で観てボロ泣きした記憶が ^_^;)

実はタイ映画は衰退の一途だったのですが、
この映画のヒットでV字回復を見せたんですよ。


さて、いよいよ中へ。 と思ったら、


03_04


「中に入っての写真・ビデオ撮影禁止」

とのこと。ありゃー、残念。

ここの表記は「ナーク婆さん廟」。
こっちが正式名称のようです。

「参拝時間07:30~17:30。
 宝くじ当選番号発表日前日は終夜開放。」

なんじゃそりゃ!
願掛け客の大半は、宝くじ当選祈願なのか?
てっきり恋愛成就祈願なのかと -_-;)

「ナーク婆さんへの願掛け、または願掛け成就のお供えは、
 事前に係員に申し出てください。」

成就のお供えは、置く場所を空けたりという手間があるから分かるけど、
願掛け時にも申し出なければならない理由がナゾですね。


ということで、中では写真撮影禁止ですが、
反対解釈で外からならOKでしょう。


03_05


外から内部をカメラで狙うと、左手にはこんなブースが。

参拝客は、願掛け(「ボン」といいます)の際に、
もし願いがかなったらお礼にこれこれの品をお供えします
(「ゲーボン」といいます)と祈願するんです。

で、ここは成就した際のお供え品の販売所のようで。

タイ衣装各種、子供服、布地、タイ式家屋のミニチュア、
化粧品(えっ?)、アクセサリー等々…。

でももっとも高いタイ衣装でも200バーツというのは、
良心的なお値段ですよね。


そして中央には、


03_06


人だかりが。

この後入ってわかったんですが、あの一角は、
まるで人の家の部屋みたいな造りになっているんです。

その壁際の檀上に、金色の顔に黒髪のナーク像が祀られていました。
50cmぐらいの高さでしょうか。

周囲にはゲーボンの品が所狭しと置かれていて、
その前で多くの女性が手を合わせていました。


でもナークの伝説って、当初のストーリーは
今とずいぶん違っていたようなんです。

ナークについて書かれたもっとも古い1899年の文献によるとこうでした。

ラマ3世期(1824-51年)、バンコクのプラカノン運河河口に
郡長の娘ナークと王族劇団の団員チュムの夫婦が住んでいたものの、
ナークは難産の末死亡し、遺体がワット・マハーブットに埋葬されます。

息子達は、父チュムが再婚して父からの遺産取り分が減ることを心配。
そこで息子の一人が母の姿に扮装して一帯の村人たちを脅かし再婚を阻止。
しかしこの息子はのちにワット・ポーの便所で首吊り自殺をしたというものでした。

20世紀に入ると話がどんどん脚色され、1930年代の新聞連載小説では、
ほぼ現在のストーリーになっているのだそうです。

実話を元にした怪談ということでは、
お岩さんみたいな感じなのかもしれませんね。


さすがに入口からでは、ナークご本尊像を狙えませんでしたが、
左手お供え物販売所の看板に写真があったので掲載しておきます。


03_12


黒髪にとても違和感があるのですが、1999年版『ナーン・ナーク』では、
ナークが髪に櫛を通す度に髪が抜けていくのを悲しむシーンが
あるんですよ。それでなんでしょうね。


最近では2013年の映画『ピーマーク..プラカノン
(邦題『愛しのゴースト』)があります。
一見コメディ仕立てなのですが、これまた夫婦愛を描き、
かつ後味の良いエンディングであることもあり、空前の大ヒット。

今でもタイ映画史上興行収入No.1の座をぶっちぎりで守っています。
やはり、ナークのご利益は絶大ということなんでしょうかね。


ご利益といえば、こんなこともありました。

その『ピーマーク..プラカノン』でマークを演じた俳優マリオ
今年2015年4月、軍から徴兵くじ引きへの招集がかかったのです。

地区で招集を受けた180人中、徴兵されるのは21人。
順にくじを引き、マリオの2人前の段階で赤札(当たり)は残り4本。

そしてマリオの番
引いたのは「黒札」、つまり徴兵を免れたのでした。

くじ引きで招集された場所は、オンヌット・ソイ67。
オンヌット通りとプラカノン運河の間というのも奇妙な偶然。

この報道を受けて、宝くじ当選祈願にくる人が
倍増しているんじゃないでしょうか? ^^


…という、人も恐れるご利益絶大なナーク廟なのでありました。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:7バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

<参考>
「タイの映画(第19回)ノンシー・ニミブット監督とその作品(2)
 -怪奇映画の新しい伝統-」宇戸清治, 『タイ国情報』2013年1月号,
 日本タイ協会,2013年
Wikipedia "รายชื่อภาพยนตร์ไทยที่ทำเงินสูงสุดในประเทศไทย"

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カイガタがこんなところに! オンヌット通りからの旅[2]

オンヌット・ソイ7を奥まで歩いて、
ワット・マハーブットに到着しました。


02_01


時刻は、09:57。 境内が右手に広がっているので、
自然とそちらへ足が向くと、


02_02


いきなりテントの食堂が出現。

実は朝食まだなんですよ。ちょうど良かった
というか、きっと食堂があるだろうと期待してきたんですが。

何があるのかなー。


02_03


ぶら下がった看板に目が点。
カイガタ」じゃないですか!!

もう迷わずに着席して、そのカイガタを注文しました。

なぜか不安そうに注文を取ってくれた女の子が
自ら料理しているようです。

しばらくして持ってきてくれました。


02_04


おー! これですよ!!

カイガタ(ไข่กระทะ 鍋焼き玉子)は、2014年5月のウドンタニーの旅
有名店で食べたのが最初。今回で2度目の体験です。

実はバンコクでも食べられるところがないかと
ネットで探したもののほとんど見つからなかったんです。
あっても不便な場所だったりして。

なので偶然にもカイガタを出す店を発見して
朝から嬉しくなりました。

かと言って特段美味しいワケじゃありません(笑)
素材そのものの素朴な味。タイ人はお好みでソース(?)やら
ナンプラーやらをかけて食べるんだと思います。

でもその素朴さとちっちゃなアルミ鍋で出される
かわいらしさに惹かれるんですよね~。

うん、ウドンタニーのとほぼ同じ味。
満足満足。

すると、くだんの女の子がやって来て「美味しいですか?」と
またもや不安げな顔で聞いてくるではないですか。

美味しいですよ ^^

「ありがとうございます」と答えながら、
ほっとしたような表情を一瞬して戻っていきました。

そうか。外国人がまさか食べにくるとは思わなかったのかな。
そして外国人の口に合うか心配だったんでしょうね。


食べ終え、30バーツを払って後にします。
またふらっとカイガタ食べに来よっと。
(2017.7.5追記:現在テント食堂はなくなっています。)

先に進むと、


02_05


まばらに屋台が並んでいます。

左手には、


02_06


アユタヤ名物ローティー・サイマイが。
これも素朴ながら美味しいんですよね。

今までの旅で出会ってきた気になる食べ物に
立て続けに遭遇できて嬉しいなー。

右手には、サトウキビ・ジュースの屋台が。


02_07


若いご夫婦が切り盛りしてます。
目の前で搾っているのを見て、これも迷わず購入。

車のナンバーがサムット・プラーカーンでした。
隣県からわざわざやって来てるんですね。

飲みながらさらに奥へ進むと、


02_08


ペットショップと見まがいそうですが、
これはタンブン用生き物売り。
買ってから裏手のプラカノン運河に放すのです。


02_09


いや、もしかして本当にペットショップも兼ねてたりして? ^_^;)
だって一つ一つに名称が貼ってあるんですよ。

ドジョウ、白ナマズ、黒ナマズ、ウナギ、ティラピア、シャムタイガー、
スリースポットグラミーなどなど。…あとカエルにカメも。


そんな中をさらに歩いていくと、


02_10


   ナーク婆さん廟
(プラカノンのナーク母さん)
      →

と。いよいよか。

しかし、婆さんはないんじゃないの… ^_^;)




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:7バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

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オンヌット通りからの旅[1]

知人の結婚式出席で2014年10月にバンコクを訪れた際、
日曜日が一日空いたので、どこかへ軽く旅をしようと思い立ちました。

土日しか営業しない水上マーケットなどを訪れるチャンスなのに、
なぜか行きたいところがまったく頭に浮かばないのです。
うー、困った。

苦し紛れに行き先に決めたのは、タイでもっとも有名な幽霊ナーク
祀った廟のあるプラカノンの寺、ワット・マハーブット
実はまだ行ったことがないのでした ^_^;)

まずはそこへ向かって、あとは気の赴くままに
ぶらりと軽く旅をしようじゃありませんか。


というわけで決行日は、2014年10月19日(日)。
BTSでオンヌット駅に降り立ちます。
時刻は、09:39。

スクンビット通り
の奇数ソイ側に下り、
バンコク中心方向に少し歩くと、ありました。


01_01


スクンビット・ソイ77
別名オンヌット通り

プラカノン運河
の南側に沿って伸びている通りで、
ずーっと行くとラートクラバン通りと名前を変えて、
スワンナプーム空港の北側へと続いています。

オンヌット通り
沿いに商店街を眺めながら歩いていくと、
BIG C Extraの向かい辺りから白いソンテオがひっきりなしに
発車しているのを発見。


01_02


オンヌット通りはしばらくは一本道だから、
どれに乗っても大丈夫でしょう。

というわけでこの「3」と大きく書かれた
ワット・トゥン-プラカノン(วัดทุ่ง-พระโขนง)路線に乗っちゃいますか。
09:48発車。


01_03


すぐ後ろには「2」番のミットラパープ(มิตรภาพ)行きと書かれた
ソンテオが停車していますね。
何番まであるんだろ? 全路線に乗ってみたい衝動に駆られます(笑)

iPhoneのマップで現在地をチェックしつつ、車窓のソイ標識を探します。
ワット・マハーブットソイ7にあるので…。

お、ソイ5の標識を通過。そろそろだな。

先に歩道橋が見えてきたところでブザーを押します。


01_04


ちょうどバス停じゃないですか。
下車して運賃7バーツを運転手に支払い。


01_05


時刻は、09:51。たった3分。
全然歩ける距離ですね ^_^;)


01_06


下車したポイントの向かいには、立派なカシコン銀行が。
目印になります。

ここから少し先へ歩くと、


01_07


ソイ7の標識が。
ワット・マハーブット(วัดมหาบุศยฺ)の門がソイ入口に聳えています。
間違いないな ^^


01_08


入っていくと入口付近こそ、僧侶への進物セットを売る店が
並んでいるものの、その先には、


01_09


 タイ占星学占い
ビルマ7数字-ジプシー

などと泰緬洋何でもアリな占いの宣伝垂れ幕が現れたのを皮切りに、


01_10


占い師の店が軒を連ねていたのでありました。

葉 手相 ジプシー

ってあるんですが、「葉」ってあのインドのアガスティアの葉のこと?
このソイにはどんな占いも揃ってそうな勢いですね。

左のおばちゃんの背後には、ここにも「7数字」の語が。
こっちにはビルマと書かれてないな。さっきのと違うんだろうか?

と思って帰ってから調べてみると、タイ式とビルマ式があるんですね。

占いは元々バラモン教や仏教伝来と同時にインド方面から
ビルマ経由で伝播したので、ビルマ式のほうが古いのかもしれません。
チェンマイでの占いは、ビルマ式がメインかも。

タイ式はタイの太陰暦にもとづく生年月日から運勢を
読み解く占いなんだそうで。

そういえばタープラチャンで占ってもらった時、
占い師が西洋暦からの換算表の載った分厚い本を開いて調べてたな。
あれもそうだったのか。

年(干支)、月、曜日(6:00~5:59を1日と見る。例:日曜3:30生まれは土曜)
のそれぞれに7ケタの数字が振られていて(例:日曜日は"1234567")、
その3つをまずその換算本で探します。

それに、ルアンチャター(เรือนชะตา)と呼ばれる、12の人生の事象
(自己主張、外からのイメージ、コミュニケーション、想像力等々)の
円形の表とさらに組み合わせて占うんだそうな。

ちょっと調べてみたんですが、なかなか難しそうですよ。
だからこそお金を取って占い業が成り立つんでしょうけど ^_^;)


01_11


こちらは、手相 ジプシー 星 とオーソドックス。
でもマッサージもやってます ^^

これだけ占い師の店が集積しているにも関わらず、
タープラチャンのように有名じゃないのが不思議ですよね。
単に私が聞いたことがないだけだったりするのかな。

きっとナーク廟へ祈願にやってくる大勢の女性目当てに
占い師が集まってきた、というのが成り立ちなのでは? と推理。


そんな興味深い占いの館街を抜けると、


01_12


いよいよワット・マハーブットの境内です。




<旅費交通費>
ソンテオ:7バーツ
ここまでの合計:7バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

<参考>
กาลโยค เลขเจ็ดตัว "ผูกดวงเลข 7 ตัว"
horasaadrevision.com "นัยยะแห่งเรือนชะตา"

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プラカノン船着場着! バンコク市内運河の水上バス旅[最終回]

プラカノン運河の水上バスがイアムソンバット市場船着場を出発して
15分ほど経った頃、目の前に立派なお寺が見えてきました。


10_01


ワット・ヤーン (วัดยาง) です。

境内はかなり広大なようで、プラカノン運河沿いに
まるで要塞のように円弧状に突き出して佇んでいます。

ワット・ヤーンを通過中に船がスピードを落としてなぜか停止。
すると岸に張り付いて浮かんでいた一艘の舟が近付いてくるではないですか。


10_02


袋を船の船頭さんに渡してました。
またもやユルい光景に癒されたり ^^

まだまだ続くワット・ヤーンの横を再び走り始めると、


10_03


お、きっとプラカノン船着場発の反対方向行きの水上バスですね。


ワット・ヤーンを抜けたその先にはまた違う光景が。


10_04


「1950年代のプラカノン運河の光景」と言っても違和感が無くないですか。
こんなところでしばらく滞在してみたいもんですね~。


しばらくすると、賑やかな船着場に着きました。


10_05


手にバケツを提げた人が何人も見受けられます。
きっと小魚かカメが入っているんでしょう。ここもまたお寺のようですね。

…と思ったら、ここは有名な幽霊メー・ナークが祀られている
ワット・マハーブット (วัดมหาบุศย์) だったのでした。

ついでだからここで下船してお参りして来ようかとも思ったのですが、
次の船を1時間待つのが面倒でパス。バチ当たりですみません -_-;)


ワット・マハーブットを過ぎるといきなり


10_06


巨大な壁のようなコンドミニアムが出現。
いよいよ終点が近いことを感じさせます。


10_07


近代的なコンドミニアム群と緑豊かな運河との対比が
バンコク郊外らしさを醸し出しているなーと感じていると、


10_08


向こうにBTSスクンビット線の高架が見えてきました。
いよいよ終点ですね。

船はここで向きを変え、バックしながら右岸の船着場へ近付きます。


10_09


終点、プラカノン船着場に到着!

船着場に上がってから、船頭さんではなく、
この船着場で現れた運賃徴収係(?)の人に船賃10バーツ支払い。


10_10


時刻は、14:38。
イアムソンバット市場船着場から34分の船旅でした。

船着場にある看板を見ると、

月~金 6:30 - 19:00
土曜  6:30 - 18:00
日曜  6:30 - 18:00

と。センセープ運河のもそうですけど、結構早く終わっちゃうんですね。


船着場から外に出ます。そこは、


10_11


スクンビット通り沿いの市場。
振り返って見ると、


10_12


この奥の突き当たり左側がプラカノン船着場です。
右上に見えるのがスクンビット通りプラカノン運河を越える橋。


と言うわけで、数分歩いてBTSプラカノン駅へと出て帰ったのでした。



行きはセンセープ運河の水上バス、帰りはプラカノン運河の水上バスと
水上交通を組み入れてバンコクの東部郊外を巡った今回の旅もこれにて完結。

気軽に行けてちょっぴりアドベンチャー気分も味わえるのでオススメですよ。



さて、次の旅は、たぶん北部方面の旅をお送りします。
炎天下1時間も歩いたりで、自分でも何やってるんだと呆れる旅ですがお楽しみに(笑)





<交通費>
水上バス:10バーツ
ここまでの合計:68.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
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おわり

10_13

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