タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ワット・タキアン

ノンタブリー行きソンテオ ノンタブリーで運河のある生活を見たい![10]

さて、ワット・タキアンを後にすることにしましょう。

実はさっき、古式コーヒー屋の女性店主さんに
ここにはソンテオ路線はないのかと尋ねたんです。
すると、

「ありますよ。ノンタブリー…ターナム・ノンまで行きます。
 お寺の前から出てますよ」

とのこと。

ターナム・ノンとは、ノンタブリー船着き場のことです。
どうせだからそのソンテオに乗って帰ってみますか。


正門前に行くとちょうど逆行きのソンテオが停車中。
運転手に尋ねると、暫くしたらやって来るからここで待ってな、と。

ワット・タキアンが終点ではないんですね。

バンコク・ノーイ運河沿いにあるワット・ボート・ボンが終点。
そこからワット・タキアン→ナコーン・イン通り→ラマ5世橋→
ノンタブリー市場→ノンタブリー船着き場を結んでいる模様。


待つこと10分弱。来ました!


ノンタブリー船着き場行きソンテオ


1026番と路線名が書かれています。

乗り込むとすぐに出発!
時刻は、12:34。


橋の上から見えるワット・タキアン水上マーケットに別れを告げます。


なんだ、ちゃんとした道があるじゃないですか。
でも「けもの道」に入り込んだお陰でワット・スィンも運河沿いの風景も
見れましたし、まぁいっか。

このまますぐにナコーン・イン通りに出るものと思いきや、
ソンテオは左折し、ジャングルみたいな風景の中に
くねくねと突き進んで行くではないですか!

本当にノンタブリー船着き場に行くのか!?

一抹の不安を感じながらも車窓を眺めます。


土嚢が積んであります


道沿いには、土嚢が積んである箇所も。

この日11/1は、まだ洪水の被害が続いていましたから、
バンコク・ノーイ運河などの氾濫を警戒してのことなんでしょうね。


あまりにもくねくね走るもんだから方向感覚を失っていると、
ようやくひょこっとナコーン・イン通りに頭を出しました。


ナコーン・イン通りに出ます


安堵しているうちにラーチャプルック通りとの交差点を通過。
BRT終点のある通りを進んでくると、ここに出るんですね。


ソンテオはそのままナコーン・イン通りを進み、
ラマ5世橋チャオプラヤー川を渡ります。
やっぱり多摩川より何倍も広いな~(笑)

左折すると急に車窓が賑やかになりました。
さらに左折すると見覚えのある風景に。

おぉ、ノンタブリーの市場です!


ソンテオはそのまま突き進み、時計塔のロータリーをくるっと回って停車。
ノンタブリー船着き場の終点です!


ノンタブリー船着き場に到着したソンテオ


いくらか運転手に尋ねると、「どこから?」と。
乗った場所によって運賃が違うんですね。

ワット・タキアン~ノンタブリー船着き場は、10バーツでした。

時刻は13:01。
30分弱で到着したんですね!





<交通費>
ソンテオ:    10バーツ
ここまでの合計:36バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・タキアン~ノンタブリー船着き場




あっと驚くワットタキアン本堂 ノンタブリーで運河のある生活を見たい![9]

マーケットを抜けて本堂の前に来ました。

実は事前にここワット・タキアン本堂のけったいな姿を知っていたんですが、
いざ実物を目の前にすると、唖然としてしまいます・・・


ワット・タキアン本堂


虎と竜を従えた本堂~。


何か仏教説話と関係があるんでしょうか?(汗)


あんぐり開いた虎の口の中を覗いてみると、
「入口 靴を履いたままで下りてってください」
と書いてあるではないですか!


な、なんだ? 下に何かあるのか??


吸い込まれるように入って行ってみると・・・


ワット・タキアン本堂の下


なんだ、ここは!?

ひんやりと涼しくて、チョロチョロと水の流れる音がしてます。
どうやら人工的に池が造ってある様子。


壁に沿って、牛やら馬やら犬やら猫やらに跨った人の像が並んでいます。
中には、さすがにこんな動物にわざわざ跨る必要はあるのか?ってのも・・・


豚に跨る人の像


その他、動物ではない、ここで写真をUPすると楽天さんに
ブログ自体を削除されそうなモノに跨ったのまで(汗)

ちょっとシュール過ぎて背筋に寒さを感じ始めました。


中央に目を移すと・・・
だ、誰!?


誰?


満面の笑みで「世界に広げよう友達の輪、輪っ!」している姿が、
かえって恐ろしいです!(>_<)


一番奥から全体を眺めると


ワット・タキアン本堂下の別世界


こんな別世界が、本堂の下にあるとは予想だにしませんでした。
しかし、ごめんなさい。私には怖いです。

そそくさと外に脱出しようとすると、入口近くの正面に
人が座ってお参りをしていました。

どうやら高僧が祀られているようです。
顔写真が祭壇にありましたので。


出口は、竜の口。


すっかり晴れた青空、強い日差しを浴びて、
正直ホッとした私でした・・・。


さて、そろそろワット・タキアンを後にするか。


時刻は、12:15。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 26バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・タキアン




ワット・スィン ノンタブリーで運河のある生活を見たい![4]

ロータス前の歩道橋でカーンチャナー・ピセーク通りを反対側に渡ります。


カンチャナー・ピセーク通りバーン・ヤイ方面


バーン・ヤイ方面の風景。

しかしまぁ、南北にズドーーンと、スケールの大きい道路をよく引いたもんですねー。


あ、それで思い出しましたが、一つ大事なことを書くの忘れてました。
先ほど訪れたワット・ソム・クリアンですが、全く同じ名のお寺がすぐ近くの
バーン・ヤイにもあるんです。どうぞご注意を。


反対側下にモーターサイの待機所を発見。


ナコーンイン通り交差点のモーターサイ待機所


そうなんですよ。これからナコーン・イン通りへと進みたいのですが、
新しい通りのせいか、どうやらバスはもとよりソンテオ路線も無いようなのです。

でもモーターサイに乗るのはなぁ。
どうせだから歩いちゃいますか!


歩道橋を下り、視線を痛いほど注ぐモーターサイの兄ちゃんの横を通り過ぎて(笑)
先を左折。ナコーン・イン通りへとズンズン進んで行きました。


これから訪れる水上マーケットは、ワット・タキアンというお寺にあります。
屋根のある橋が架かっていたのと同じバーン・クーウィエン運河沿い。

その運河を越えました。さらに進みます。


10分ほど歩いた時のこと。


ワット・タキアンへの近道?


「ワット・タキアン」との看板発見。矢印が左斜め上を向いてます。

まさかこのけもの道みたいなところに入れと???(汗)


えぇーい、じゃぁ分け入ってみますよー。


なんのことはない。ちょっと進むと両側には人家が建ってます。
けもの道を挟んで住民の方が座って談笑しておられました。

そんな間を通らせてもらった際、

「どこに行くの?」

と背後から小声で女性が尋ねるのが聞こえました。


無視するワケにもいかず、振り返って、
ワット・タキアンは遠いですか?と私。

「ワット・タキアン!」

なぜかみんなでハモりながら大声を上げてます(汗)


「この先のワット・スィンにある○▲※凸塔(聴き取れず 汗)は知ってる?
 高い高い塔だ。」

い、いえ、知りませんが。高いんですね。きっと分かりますよね。

「おぉ、分かる分かる。その塔の裏側の運河に沿った道を行けば着くよ。」


他のおじさんが、わざわざ私の腕を掴んで指差しながら教えてくれました。


ありがとうございます!

「でも遠いぞ。モーターサイに乗ったほうがいいんじゃないか?」

大丈夫です。歩いてみます。ありがとうございます!


このあたりの人たちって、ほんと親切に道を教えてくれますね。
そんな温かさに触れることができたのも、この旅の大きな収穫です~。


洪水対策の土嚢


洪水対策で積まれた土嚢の上を渡ると、
急に開けた場所に出ました。


ワット・スィン


まだワット・タキアンではありません(笑)
ワット・スィンです。


ではその、なんとか塔を探してみますか。


気付くとあれだけ曇っていたのに晴れ間が!
やった!!


時刻は、11:10。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 26バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ロータス~ワット・スィン



 
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