タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ワット・ソムクリアン

舟の物売り ノンタブリーで運河のある生活を見たい![3]

ワット・ソム・クリアンの屋根のある橋。

とあるタイ語書籍でこの橋にちょっとだけ触れていたので、
気になって調べてみたのが、ここに来るきっかけでした。


バーン・クーウィエン運河の流れが穏やかで水面が鏡のよう。

本当に静かです。


ワット・ソム・クリアンとバーン・クーウィエン運河


すると、向こうから一艘の舟がゆっくりと向かって来ました。
おばさんが漕いでいます。

舟の上には、瓜、大根、生姜、バナナ、パイナップル・・・。


舟の物売りだ!


橋の下をくぐって反対側へと遠ざかった舟を上から狙って撮影…。


舟の物売り


こういう写真撮りたかったんですよ~!
腕が下手っぴぃなのでイマイチかもしれませんが、大収穫でした!


きっと近くの水上マーケットから帰るところなんでしょう。


はい。次に向かうのは、その水上マーケットです。
今から一人でワクワクし出しました(笑)


その前に、この足の指の怪我をなんとかしなきゃ。


橋を後にして、冠水したところに足を浸さないように注意しながら
ワット・ソム・クリアンを出ました。

ソイ沿いの商店街で薬局を探します。
あるかなー。


あ、あった!
薬局に飛び込み絆創膏を購入。1シートで5バーツ也。


バス停まで戻りベンチに腰かけ、血が止まらない右足の薬指に絆創膏を巻きました。
よしっ、これでまた闊歩できる!


ここからは、取り敢えず次のバス停まで行く必要があります。

バスでもいいんですが、たまたまやってきたソンテオに飛び乗ってみました。
満席なので外の柱に掴まり立ち。


しまった。スピードが出ると結構恐いぞ…(汗)


ナコーンイン通りの下をくぐります。


なんとか振り落とされることなく、無事に次のバス停前に到着。
ここで多くのお客さんが下車。


運転席へ行って運賃を支払い。7バーツでした。


ソンテオはこんな感じです。
撮るタイミングを逸して小さくなっちゃいましたが…。


ワット・ソム・クリアン~ロータスに乗ったソンテオ


このバス停は、ロータスの真ん前。
とても分かりやすいです。


ロータス


駐車場がやみくもに広いですね。


時刻は、10:55。





<交通費>
ソンテオ:7バーツ
ここまでの合計: 26バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・ソム・クリアン~ロータス



屋根のある橋 ノンタブリーで運河のある生活を見たい![2]

1942年の大洪水ほどではないものの、今年も洪水がありました。

このワット・ソム・クリアンもこのとおり。


洪水のワット・ソム・クリアン


興味深いのは、裏(表?)の運河が氾濫して冠水しているのではないこと。
この水たまりをよく観察すると、ところどころに空いた穴から
コポコポと水が湧き出ているんです。


では、その運河へと出てみましょう。次の見どころは、そこにあるはず。


その途中、階段代わりに置いてあった木椅子を踏んだ途端ずっこけて、
下にうず高く積もっているゴミの山に右足を突っ込んでしまいました。

イタ~ッ!!

薬指から鮮血がほとばしっているではないですか!
何かで切ってしまったようです(>_<)


血が止まらない右足をびっこを引きながら運河沿いに出ると・・・


あった~!!


ワット・ソム・クリアンの屋根のある橋


屋根のある木橋です。


珍しいと思いませんか? バンコク周辺では、ほとんど無いんだそうです。


この橋、結構古いようですが、屋根瓦だけ昨年葺き直したんだとか。
それで「2552」(西暦2009 + 543年 = 仏歴2552年)の模様が。

他のところでも、屋根瓦に年をあしらった建物を見たことがあるんですよ。
瓦を葺いた年が分かるようにとの習慣というか風習なんでしょうね。


屋根のある橋というと、最近JALの機内映画で観た
『マディソン郡の橋』をついついイメージしてしまいます。


あの映画のような出会いは、さすがにありませんでしたが(笑)

あ、いや、出会いはあったかな?


屋根のある橋の番犬?


このワンちゃん!(笑)


まるでこの屋根のある橋の番犬のように、ずーっと橋の上にいるんですよ。
私が橋に上る時も上から睨みをきかせていました。


でもいざ近寄るとカワイイですね~。

寄って来て私の怪我した右足の指に鼻を近付けてました。
喰いつかれるかとちょっとビビリましたけどね(笑)


向こう側の路地には、洪水対策のために設けられた木の道が見えます。


この橋の下を流れるのは、バーン・クーウィエン運河

先程177番バスで越えてきたマハー・サワット運河
バンコク・ノーイ運河を結んでいます。


ちょうど、運河岸の民家から一艘の舟が離れました。


バーン・クーウィアン運河を行く舟


どこへ行くんでしょうね。
交通の足として運河と舟が今も生きています。


私はこういう光景が見たかったんですよ~!!
いきなり一人で感動していました。

足から血を流しながら・・・ (-_-;)



時刻は10:35。




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 19バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・ソム・クリアン



ノンタブリーで運河のある生活を見たい![1]

7月に訪れたタラート・プルーやバーン・シンラピンの運河がある景色に、
なんというか憧れを抱いた私。

もっと運河が生活に密着した光景を見たくなり、前回のバンコク滞在中に、
そんな景色を求めてノンタブリー県方面を旅して来ました。


実は9月にも他の地を旅をしたのですが、そっちは後回し(笑)


というワケで今回は、「ノンタブリーで運河のある生活を見たい!」
をお送りいたします!


決行日は、11月1日(月)


BTSでサイアムの次のラーチャテーウィー駅へ。
この駅下のバス停で川向うまで行くバスを待ちます。

やって来ました、177番エアコンバス

08:35乗車。


さて、エアコンバスだと行き先を車掌に告げなきゃいけないんですよね~。
何て言おうか散々悩んだ挙句、ストレートに目的地の名を告げてみました。


ワット・ソム・クリアン


「ワット・ソム・ケーオ?」と車掌が返してきたような気もしたのですが、
聞き間違いかな? まぁいいや。なんとかなるでしょ(笑)

頷くと「19バーツ」とのこと。


値段的に妥当だから、合ってたと思うことに~。


パヤタイ→ラマ4世→シーロムと進んだバスは、
たしかチャルーンクルン通りの手前で左折したような。

細かいルートをイマイチ覚えてないんですよ。
なので下の地図でルートを辿ってある赤い線も間違っているかも。スミマセン(汗)


チャオプラヤー川をタークシン橋で渡り、ウォンウィエンヤイピンクラオ
進んだバスは、南バスターミナルに一旦入ります。

でも乗降客が無かったので、そのまま発車。

立体交差からいよいよカーンチャナーピセーク通りへ。


降りるタイミングを逃さないように、景色と地図との睨めっこ開始!(笑)


国鉄の線路とマハー・サワット運河を高架橋で越えます。


国鉄の線路を越える


その高架橋が終わるあたりで、そろそろかなとバスのベルを鳴らしました。


シェルのガソリンスタンドを過ぎたところで、バスが停車。
やった! ドンピシャリ!!

時刻は、10:05。
ラーチャテーウィー駅から1時間半かかったんですね。


ワット・ソム・クリアン最寄のバス停手前のGS


この写真の歩道橋下にバス停はあります。

地図に従い、ワット・ソム・クリアンへのソイを探し
通りをちょっと戻ってみることに。


・・・が、地図に示されたソイが無~い!

ヘンだなぇとウロウロしていると、屋台で談笑していた人たちと目が合っちゃいました。
聞いてみるか。ワット・ソム・クリアンはどこですか?

「あははは。こっちじゃないよ。あっちだ。歩道橋の先だって!」

と愉快なおじさんが教えてくれました。

ありがとうございます!


なんだよ~。地図間違ってるじゃん!!


来た道を戻って歩道橋の先へと進むと、


ワット・ソム・クリアン入口のソイ


あった! このソイか~。
角に交番があって「ワット・ソム・クリアン」との看板もあるので分かりやすいですね。


奥へと歩くと、ありました。


ワット・ソム・クリアン


ワット・ソム・クリアン

最初の目的地です~。


このお寺には、二つの見どころがあるんです。
まず一つめは、


ワット・ソム・クリアンの古い本堂


古い本堂です。

壁が一部剥がれ落ち、下部のレンガが剥き出しになっていて
なんとも言えない雰囲気を醸し出しています。

こんな姿になってしまったのは、1942年の大洪水の時以来なんだとか。

そう言えば、タラート・プルーのキンマ農園を壊滅させたのもこの時の洪水でした。
バンコク一円で甚大な被害を出した洪水だったんですね。


YouTubeにこの1942年大洪水の動画があったのでご参考までに。


最近、ワット・トーン・サーラー・ンガームと言い、
良い雰囲気に枯れた古い仏堂見学がマイブームです。


さて、次なる見どころを探しますか…。
しかし今回もまた曇天なのが残念(T T)


時刻は10:20。




<交通費>
177番バス: 19バーツ
ここまでの合計:19バーツ

つづく・・・


※旅は2010年11月1日(月)に行いました。


ワット・ソム・クリアン



 
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