タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ワット・サイ

再チャレンジ! 「ワット・サイ水上マーケット」の姿を求めて[8]

「ワット・サイ水上マーケット」へ昨年12/30に訪れた時にやり残したこと、

1.ワット・サイ~パーククローン・タラートの水上バスに乗る。
2.バーンモットみかんを食べる。


を成し遂げるため、早速1/10(月)に再訪することに!


水上バスは朝しか出ていないということなので5時台に起床。


ガラガラに空いているBTSシーロム線に乗り、
まずは前回同様に終点ウォンウィエン・ヤイ駅へ。


早朝のBTSウォンウィエン・ヤイ駅


06:21着。

ちょうど新旧車両が並んでたので思わず撮影(笑)


ここからの行き方なのですが、国鉄と120番バスとで
早く来たほうに乗ろうと。

まずはまた国鉄ウォンウィエン・ヤイ駅まで歩きます。


途中、歩道橋上から日の出前のウォンウィエン・ヤイを眺めると、


早朝のウォンウィエン・ヤイ


白み始めた空に浮き上がるタークシン王騎馬像のシルエットが凛々しく見えます。


国鉄の駅に到着し、時刻表をチェック。
しまった。06:25に出たばかりじゃないですか。次は07:00発。

その時間までにバスが来たらそっちに乗ろうってことで、
また歩道橋を渡り、バス停で120番バスを待ちます。

が、ぜーんぜん来ない!!
早朝だからでしょうかねぇ。20番なんかはしょっちゅう来るんですが…。

待てども待てども120番バスは現れず。
なんだよ~、早起きした意味が無いじゃないか~!(T T)

列車の出発時間が迫って来たので結局、国鉄の駅に戻る決断をしたのでした。


再び歩道橋を渡ってホームへ。いったい何やってるんだか -_-;)


しかし試練が再び。07:00になっても乗るはずの列車の姿が無い!
上りの到着が遅れている模様。やってくれますねぇ、国鉄さん。


上りが07:04にようやく到着しました。
降りるお客さんと入れ替わりで、先頭車両に乗り込みます。
ワット・サイ駅で降りた場合、市場まで歩くのに一番近いからです(笑)


3分後の07:07にはもう出発。

途中2駅に停車した後、ワット・サイ駅に到着しました。
前回は途中1駅停車だったんですが、どうなってるんでしょう…。


ワット・サイ駅に到着した列車


時刻は07:17。


そう言えばウォンウィエン・ヤイ駅でも気付いたのですが、
月曜日のカラー、黄色の服を着ている人が多く感じます。


急いでワット・サイ船着き場へ向かい、活気のあるワット・サイ前の
ソイを抜けています。


ワット・サイ市場


日が昇ってますね!


さて、水上バスに間に合うか!?




<交通費>
BTS:35バーツ
国 鉄: 3バーツ
ここまでの合計:38バーツ

つづく・・・


※旅は2011年1月10日(月)に行いました。


ウォンウィエン・ヤイ~ワット・サイ




タイでミカンと言えば 「ワット・サイ水上マーケット」の姿を求めて[6]

ワット・サイ対岸のバーンスアン集落を突き抜けると、
そこはジャングルと形容したいぐらいにうっそうとした林。


バーンスアン集落はずれの林


集落とジャングルの境界に細い路地が東西に続いています。

うーん、東に行ってみるか。
すると、ほどなくして細い橋に行き当たりました。
橋上から北側を眺めてみます。


バーンモット運河


バーンモット運河ですね。

ちょうど運河沿いの家から舟が出て行ったところ。
奥の木の向こうにワット・サイ本堂の頭が覗いています。


今度は南側を見てみると、


バーンモット運河


先のほうは木々が茂ってますね。
みかん園かな。


実はかつて、このバーンモット運河一帯には広大なみかん園が広がっていたのです。
バーンモット住民のほとんどがみかん栽培に携わっていたほど。


タイ人でも若い人は知らないかもしれませんが、ある程度の年齢の人にとっては、
みかんと言えば「バーンモットみかん」と言うほど、
タイの代表的なみかん産地だったのです。

ここで収穫したみかんはバーンモット運河を通って舟で運ばれ、
パーククローン・タラートで売られていました。


それが、いつの頃からか乾季になり水位が下がると、海水だと思いますが、
塩分濃度の高い水が流れ込むようになり、みかん園に被害が広がり始めることに。

そしてラマ2世通りの開通で周辺に路地が増え家屋や工場が建つと
バーンモット運河の水質が悪化。

さらにとどめを差すように、1975年の洪水でみかん園が冠水し
壊滅的な被害を受けたようです。


ある農場主はみかん栽培を諦めて土地を売ったり、他の地へ移って行ったりで
今でもバーンモットでみかん園を続けている人は僅かになってしまったのでした。

なんとも残念ですよね。


で、その「バーンモットみかん」をぜひ味見してみたいと思って来たのですが、
水上バスのことで頭がいっぱいでワット・サイの市場で買うのを
忘れてしまいました!(汗)

きっと売っているはずです。

まぁ、ラマ2世通り側に出たらその辺でも売っているだろうと期待して
戻らずに進むことにしましょう。


歩いてきたジャングル沿いの路地を戻って今度は西側へ。
すると立派なソイに出たので南へ向けて歩き始めます。

しかしこのソイ沿い、なーんにもありません。
真正面から日差しを浴びながらひたすら歩くので疲れ始めてしまいました…。

まだラマ2世通りに出ないのかなぁ。

iPhoneの「マップ」で確認。


バーンモット


もうちょいありそうです(T T)






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:38バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月30日(木)に行いました。


ワット・サイ水上マーケット~バーンモット




商店街の奥は… 「ワット・サイ水上マーケット」の姿を求めて[2]

ワット・サイ前の商店街は店が多く結構賑やか。
でももうちょっと早い時間に来たほうがより活気がありそうです。

その商店街の通りを歩いて奥まで到達しました。

まずはもったいぶって正面ではなく、振り返った景色を(笑)


ワット・サイの商店街

左側には、先日行ったバーンルアン市場ほどの規模ではないですけど、
木造長屋の商店街が。歴史を感じさせます。
かつて水上マーケットとして栄えた頃の姿のままなんでしょうね。


で、右側はワット・サイの境内。


ワット・サイの本堂


すぐそこには上品な雰囲気の本堂が建ってます。


さて、それではいよいよ商店街の突き当り正面の風景を。


「ワット・サイ水上マーケット」の看板


立派な屋根というか門というかが設けられていて、

   ワット・サイ水上マーケット
 WAT SAI FLOATING MARKET


とタイ語・英語併記の看板が掲げてあります。


その向こうに浮かんでいる船着き場へ下りてみます。


ワット・サイ水上マーケット前の景色


ちょうどおばあさんが買い物から舟で帰るところに遭遇。
この辺りでもまだ舟が日常生活の足として現役なんですね~。


ちなみに左右に流れているのがダーン運河
タラート・プルーを訪れた時に立ち寄ったワット・パークナムのところで
バンコク・ヤイ運河から分岐していた運河です。

正面の細い運河は、バーンモット運河


さて、「ワット・サイ水上マーケット」をじっくり見て回りますか!




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:38バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月30日(木)に行いました。


ワット・サイ水上マーケット




「ワット・サイ水上マーケット」の姿を求めて[1]

またもや新シリーズです(笑)


今回はですね。愛用の地図で発見してからずっと気になっていたところへ
行ってみることにしました。

最初に気付いたのは、バンコク海への旅を計画した時ですから
もう2年近く前です。そこはトンブリー側のバーンモットにあります。

地図上に「Wat Sai Floating Market」と書かれているんです。


タイの様々なガイドブックを見ても、タリンチャンやバーン・ナムプンの
水上マーケットは載っていても、「ワット・サイ水上マーケット」なんて
見たことがなかったので、ずっと気になっていたのでした。


それで昨年末の12月30日(木)に訪れてみることに!


まずはBTSサイアム駅からシーロム線で終点のウォンウィエン・ヤイ駅へ。
09:14着。


BTSウォンウィエンヤイ駅に停車する新型車両


はい。中国製の新型車両に初乗車でした。

でも・・・ずいぶん速度が遅くないですか?
駅に停車する時も恐る恐る速度を落としている印象。
噂によく聞く品質の悪さは本当なのかなと思ったりも(汗)


さてここから十数分歩いて向かった先は、国鉄のウォンウィエン・ヤイ駅


確かタイ人は、運賃がタダなんですよね?
でも外国人の私は正直に窓口で切符購入。

ワット・サイ

と行き先を告げ100バーツ札を差し出します。

「1バーツ硬貨3枚ありませんか?」

と駅員さん。
あ、あります。あります。

渡すと、100バーツ札がそのまま返ってくるではないですか。
ええっ!? 運賃たったの3バーツ!?

そりゃ安過ぎですよ。
赤字解消のためにも値上げしてください(>_<)


あ、でも競合するソンテオ路線などとの兼ね合いで
それも無理なのかもしれませんねぇ。


ちょうどホームには列車が停まっていました。
ウキウキしながら先頭車両のところまで見に行ってみます。


ウォンウィエン・ヤイ駅


のどかな駅ですねー。

おじさんがすれ違いざまに「いい写真撮れたかい?」
とニコニコしながら聞いてきたり。

チャオプラヤー川を越えただけで流れる時間と空気が違く感じます。


ディーゼルの列車は、09:40発。
ゴォォというエンジン音を轟かせて粗末な商店街をすり抜けていきます。


以前訪れたタラート・プルー駅に停車し、
2駅目でワット・サイ駅に到着!


ワット・サイ駅


駅名表示板が、写真だと見えずらくてスミマセン(汗)
色や形は万国共通なんでしょうかね。

時刻は、09:51。


しかし今回は、すっかり「テツ」してますなぁ ^_^;)


進行方向に線路上をこのまま少し歩き、左に折れると・・・


ワット・サイの市場


左手がワット・サイ
右側には商店がずら~っと並んでいます。


この商店街の突き当たりにある運河まで行ってみますか!





<交通費>
BTS:35バーツ
国 鉄: 3バーツ
ここまでの合計:38バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月30日(木)に行いました。


サイアム駅~ワット・サイ駅




 
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