舟の物売りで賑わっている雰囲気は・・・無いです(汗)
「ワット・サイ水上マーケット」の看板は立派なんですけどねぇ。
運河に向かって右側に運河を渡る橋を発見。
上ってみることに。
橋の上からまずは東側を見渡します。
前回、ダーン運河と書きましたが、
この辺りからはもう「サナーム・チャイ運河」と呼ぶようです。
舟が何隻か浮いてますが、どれも買い物客が乗って来た舟の様子…。
続けて西側。
うーむ。やっぱり舟の物売りは皆無!(T T)
ワット・サイ水上マーケットは昔、この地域で採れた果物や野菜が舟で運ばれてきて、
ここで取引されたり、陸に揚げられて国鉄でバンコクへ輸送されたりで
賑わった市場だったようです。
またサムット・サーコーン県のマハーチャイからタラート・プルーやバンコク方面への
中継地でもあったローケーションも、繁栄に一役買っていたんでしょうね。
しかしロングテール・ボートが登場すると、マハーチャイ方面からは
運河が途中狭く曲がりくねっている箇所を通行できず、このルートを避けるように。
さらに他の水上マーケット同様、陸上交通網の発展の影響で
次第に舟の物売りが姿を消していきました。
1970年頃にはここの「水上マーケット」はほぼ消滅していたようです。
でも実はその頃から、タイ国政府観光庁(TAT)がバンコクに程近い立地に目を付け、
ここを観光客向けの水上マーケットにしようと動きました。
一時は舟の物売りがある程度戻って来てそれなりに活気があったようですが、
それも長く続かず、また水上マーケットが成り立たなくなる事態に。
理由としては、エンジン付きロングテールボートが起こす波で
物売りの舟が転覆する事故が頻発し物売りが逃げたためと言われています。
それに陸上で他の商売をしたほうが、楽だしより儲かるようになった
ということもあるのかもしれませんね。
そんなワケでワット・サイでの観光客用水上マーケット開発を諦めたTATは、
ラーチャブリー県のダムヌーン・サドゥアック水上マーケットに
ターゲットを移したのでした…。
でもまた最近、地元自治体が復興させようと時々イベントを開催するように
なったんだとか。
この日は木曜日。もしかしたら土日ならそこそこ舟がいるのかもしれません。
きっと舟は皆無だろうと予想はしていたんですが、
あまりにもキレイサッパリいないので、やっぱりガッカリです(>_<)
目の前に見えるあの立派な建物に入った市場に戻ってみますか。
まずは水辺に近寄りつつ…。
うーん、淋しい光景です(T T)
<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:38バーツ
つづく・・・
「ワット・サイ水上マーケット」の看板は立派なんですけどねぇ。
運河に向かって右側に運河を渡る橋を発見。
上ってみることに。
橋の上からまずは東側を見渡します。
前回、ダーン運河と書きましたが、
この辺りからはもう「サナーム・チャイ運河」と呼ぶようです。
舟が何隻か浮いてますが、どれも買い物客が乗って来た舟の様子…。
続けて西側。
うーむ。やっぱり舟の物売りは皆無!(T T)
ワット・サイ水上マーケットは昔、この地域で採れた果物や野菜が舟で運ばれてきて、
ここで取引されたり、陸に揚げられて国鉄でバンコクへ輸送されたりで
賑わった市場だったようです。
またサムット・サーコーン県のマハーチャイからタラート・プルーやバンコク方面への
中継地でもあったローケーションも、繁栄に一役買っていたんでしょうね。
しかしロングテール・ボートが登場すると、マハーチャイ方面からは
運河が途中狭く曲がりくねっている箇所を通行できず、このルートを避けるように。
さらに他の水上マーケット同様、陸上交通網の発展の影響で
次第に舟の物売りが姿を消していきました。
1970年頃にはここの「水上マーケット」はほぼ消滅していたようです。
でも実はその頃から、タイ国政府観光庁(TAT)がバンコクに程近い立地に目を付け、
ここを観光客向けの水上マーケットにしようと動きました。
一時は舟の物売りがある程度戻って来てそれなりに活気があったようですが、
それも長く続かず、また水上マーケットが成り立たなくなる事態に。
理由としては、エンジン付きロングテールボートが起こす波で
物売りの舟が転覆する事故が頻発し物売りが逃げたためと言われています。
それに陸上で他の商売をしたほうが、楽だしより儲かるようになった
ということもあるのかもしれませんね。
そんなワケでワット・サイでの観光客用水上マーケット開発を諦めたTATは、
ラーチャブリー県のダムヌーン・サドゥアック水上マーケットに
ターゲットを移したのでした…。
でもまた最近、地元自治体が復興させようと時々イベントを開催するように
なったんだとか。
この日は木曜日。もしかしたら土日ならそこそこ舟がいるのかもしれません。
きっと舟は皆無だろうと予想はしていたんですが、
あまりにもキレイサッパリいないので、やっぱりガッカリです(>_<)
目の前に見えるあの立派な建物に入った市場に戻ってみますか。
まずは水辺に近寄りつつ…。
うーん、淋しい光景です(T T)
<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:38バーツ
つづく・・・
※旅は2010年12月30日(木)に行いました。