タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ロッブリー駅

ロッブリー城壁の勝利門 ロッブリー日帰り旅[6]

ロッブリー駅から道なりに南へと歩き出します。


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この辺りは住宅街のただの路地ですね~。

緩い下り坂を進んでいくと前方に見えてきましたよ。


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ロッブリー城壁の門!

崩れた「跡」なのかと思いきや、
完璧な姿で残っていて、こりゃオドロキです!


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プラトゥー・チャイ(ประตูชัย)との案内板が立っていました。
訳せば、「勝利門」。

17世紀のナーラーイ王時代の姿ではなく、
19世紀半ばのラマ4世による修復後の姿だとは思いますが、
ここまで昔の姿で残っている城壁門って珍しいですよね。

有名な門としてはチェンマイのターペー門がありますが、
規模はこれよりも小ぶりで上の部分が無い形状です。

またナコンラチャシマーにもいくつか立派な門がありますが、
残念ながらどれも綺麗に修復され過ぎている感が。

なので、かつての面影を良く残したままの
規模の大きな門って貴重だと思います。

もしかしてロッブリーだけですかね?

ロッブリーには実はもう1か所、門が残っているようです。
残念ながら今回は訪れませんでしたが。


06_04


門の入口には、こんな神棚(?)が。
ナムデーン(赤いジュース)が置かれているのが、 なんともタイらしいです。


06_05


お、ここにも。
違う神様なんでしょうね。

真ん中に埋め込まれた木の柱には、かつて扉が取り付けられていたのかも。


門をくぐって外側に出てみました。


06_06


すぐのところに住居が建っているのが、なんとも ^^


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昔は兵士が立って守っていたんでしょうね。
ついついそんな光景を想像してしまいます。


さて、城壁内へ戻って壁沿いの道を右へと歩いてみますか。


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土盛りの上に崩れかけたレンガの壁が少し見えますね。
元々こういう作りなのか、基礎部分が崩れてこうなったのか、
イマイチよく分かりません ^_^;)


06_09


壁が途切れた先は、国鉄の踏切でした。

ちょうど列車がやって来る警報音が鳴り始め、
遮断機が下りてきました。人力で横に引っ張る車輪付きの柵じゃなくて、
驚いたことに日本と同じく棒が倒れて下りてくるタイプです。

タイにもあるのか。初めて見たかも(笑)


06_10


貨物列車だ。
写真を撮っていたら踏切待ちの人達にジロジロ見られてしまいました。
列車の写真を撮る人がそんなに珍しいのかなぁ。

踏切を渡り、線路沿いに左へ続く道を歩いていきます。

曇り空なのでいい気になって闊歩してましたが、
そろそろバテ始めましたよ。


06_11


ロッブリー駅のホームが見えてきました。
背後にはワット・バンダイヒンの姿も。

その左のものって、もしや蒸気機関車時代の給水塔?


06_12


ロッブリー駅舎です。
これまた背後にワット・プラシーラッタナ・マハータートの主仏塔が
頭を覗かせています。

さてと、ナーラーイ・マハーラート通りに出て、
ソンテオに乗ってみますよ~。





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:50バーツ

※旅は2014年6月19日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

勝利門

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ワット・プラシーラッタナ・マハータート ロッブリー日帰り旅[5]

なかなか充実していたプラナーラーイ宮殿(ナーラーイ王国立博物館)を出て、
目の前一帯の商店街を歩いてみました。

でも、目ぼしい店は一つも無く… -_-;)

いったん宮殿正門前に戻って白壁沿いに南へと歩きはじめると、
東のほうに建物越しに仏塔遺跡が聳えているのが見えるではないですか。

よし、あれを目指して歩いていくとしましょう。
路地に入り東へ進んでいくと、


05_01


おぉ、ここだな。

角の食堂が流す大音響の音楽にゲンナリしながら
敷地に足を踏み入れます。


05_02


見えていたのはあの仏塔だ。

ここは、ワット・プラシーラッタナ・マハータート(วัดพระศรีรัตนมหาธาตุ)
という、かつてのロッブリーのメイン寺院として建てられたものだと、
案内板の説明にあります。


05_03


200m四方の広大な敷地内に壁に囲まれて、
様々な時代の建造物が30あまり建ち並んでいる景色は壮観。
12~13世紀初頭からアユタヤ時代、
そして19世紀のラマ4世期までのものがあるんだそうで。


05_04


この最も高い仏塔(主仏塔)は、12~13世紀初頭のもの。
クメール様式の影響を受けつつもアユタヤ初期につながる
新たな様式が見られるのだとか。

つまり、タイ様式が見て取れる現存最古の仏塔なんだそうです。

そんな仏塔に奇しくも出会えるとは!

ちなみに右に見える建物は、17世紀にナーラーイ王が建てた仏堂跡。

こんな立派で広大な遺跡なのに、見学者は、私一人だけ。
ありがとうございます。贅沢なひと時を過ごせました ^_^;)


外へ出て敷地沿いに東側へ回ると、


05_05


どうやらこっちが正しい入口のようですね。

ナーラーイ王が建てた仏堂跡の背後に、あの仏塔が見えています。

で、この反対側はというと、


05_06


ロッブリー駅なのでありました。

駅のホームにある遺跡模型の背後に見えた仏塔は、
あの主仏塔だったのか。

駅舎がプラプラーン・サームヨートを模してあるのがいいですね ^^


駅舎に向かって右手には、


05_07


蒸気機関車が佇んでいました。
残念ながら日本製ではなく、イギリス製なんですけどね。

おや、蒸気機関車の後ろにもなにやら遺跡があるではないですか。
向かおうとすると、


05_08


左手にホームに隣接した食堂発見。

ちょうどお昼時なので、軽く腹に流し込んでおきましょう。
実は歩いているうちにちょっと頭痛がするようになったので、
休憩もしたかったんですよね。

時刻は、12:55。


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ありきたりですが、ガパオ(挽肉のバジル炒めご飯)を(笑)

一服しがてら、せっかく来たのだからガパオで済ますんじゃなくて、
ロッブリーの美味しい店でも食べようとiPhoneで検索。

見つけました。ちょっと遠いけどなんとかなるかな。
その前にもう一か所だけ見ておきたいところが。

向かおうと店を出たところで列車が到着したので
引き寄せられるようにホームへ。


05_11


バンコクのフアランポーン駅10:50発の列車かな?

ちなみにさっき目指しかけた遺跡は、


05_10


こんな感じでホームからも見えました。

17世紀のナーラーイ王時代に建てられた寺院で
ワット・バンダイヒン(วัดบันไดหิน)と案内板にあります。

訳せば「石階段寺」。
きっと元の名が不明なんでしょう ^_^;)





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:50バーツ

※旅は2014年6月19日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットプラシーラッタナマハータート

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列車でロッブリーへ ロッブリー日帰り旅[1]

6月のバンコク滞在時、急に丸一日空いたので旅をすることに。
でも予定外のため行き先のプランを準備してなかったんですよね。

うーん、どこに行こう ^_^;)

悩んだ挙句、サクッと行けて旅をした気分に浸れそうな
ロッブリーにエイヤッと決定。


まずは場所をグーグルマップから拝借した地図で確認しましょう。


ロッブリー地図


ロッブリー県はバンコクから国道1号線パホンヨーティン通りを北上すること
約155kmに位置する人口90万人ほどの県です。

ロッブリー
中心部は、地図上「ロッブリー」の「ブ」の字の辺り。

そこまで国鉄に揺られて行こうではないですか。


決行日は2014年6月19日(木)。
まずは29番の赤バスでフアランポーン駅へ向かいます。


01_01


ラマ4世通りからフアランポーン駅舎の真ん前まで
乗り付けてくれるんですね。06:45到着。

下車したところで前を歩くおばさんに目が点。


01_02


マルカン酢???

マルカンはタイに事業所を設けてないはず。

あまりにも気になったので後で調べたんですが、このTシャツは
ユニクロが2006年にマルカンとタイアップして販売したものでした。

でもですよ。ユニクロのタイ1号店オープンは、2011年9月。
つまりマルマン酢Tシャツ販売終了後4年あまり経過しているのです。

おばさん、どこでゲットしたんですか!
いまだに気になって仕方ありません(笑)


さて、本題に戻ります。

フアランポーン駅
内に入りますか。


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窓口で「ロッブリー」と告げ切符を購入。
50バーツ也。

「9番線」と言われたので向かうと、


01_04


お、これだ。
07:00発デンチャイ(เด่นชัย)行きですか。


01_05


最後尾は荷物車なんですね。
郵便物かな?


乗り込んで待つと、15分遅れで出発。

車内は結構ガラガラで、すぐに検札がやってきました。
半分に折ってパチン。


01_06


このスタイルがデフォのようですね。


01_07


左側の車窓には線路沿いにずっと工事の光景が続いています。
高架鉄道の建設なんでしょうね。


フアランポーン
を出発して1時間42分で、


01_08


アユタヤ駅到着。
時刻は、08:57。

わんさと人が乗り込んできます。


01_09


のどかな景色の中をさらに北上していくと、
サラブリー県バーンモー駅(บ้านหมอ)手前で
右、つまり東側の車窓に


01_10


山が出現。
ナコンナーヨックからサラブリー南東部に連なる山々に違いありません。

旧日本軍が最終決戦地として選び、現在陸軍士官学校となっている場所も
あの一角のはず。以前訪れたのが懐かしいです。


そんなこんなでボーッと景色を眺めながら揺られていると、


01_11


ロッブリー駅に入線しました!

車内アナウンスが無いから気が気じゃないですよね(笑)
時刻は、10:03。フアランポーン駅から2時間48分でした。

おっと、のんびりしていられない。
降りなければ。





<旅費交通費>
29番バス:0バーツ(無料バスでした)
列車:50バーツ
ここまでの合計:50バーツ

※旅は2014年6月19日(木)に行いました。 つづく
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

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