タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ラヘーン運河市場

中華タイ料理のペー・ポーチャナー パトゥムターニーで夢の跡探し[4]

ラヘーン運河市場の奥まで辿り着きました。
ここでまた東岸へ渡ってみましょう。


ラヘーン運河市場


この辺も木造商店が立ち並んでいます。
80年代風ヘアカットの色褪せたポスターが貼られた美容室も。

しかし奥のほうは静かですね~。


ラヘーン運河市場


旬が始まったばかりのマンゴーが売られています。
が、売主はいったいどこに??


のどかな空気が流れています~。


もう少し歩くと食堂が。
看板には「ペー・ポーチャナー」とあります。

実は先ほども前を通りかかったのですが、
その時はお坊さんの集団が食事中だったので遠慮したのでした。

ちょうど帰ったばかりの様子。
もうお邪魔してもいいかな。

食事してもいいですか?

店の女の子に尋ねると「どうぞ」と。
テーブルに座ります。

クイッティアオ屋やコーヒー・スタンドはありましたが、
「食堂」はラヘーン運河市場に多分ここ1店だけだと思います。


店主らしき中華系のおじさんがメニューを持ってきました。

うーん・・・。
オススメは何ですか?

「何が食べたいですか? 魚、豚…」

じゃぁ、魚で。

おじさんが店先の調理場のところへと私を促します。
「この揚げ魚でどうですか?」

おっ、美味しそう。はい。それにします。

「あとは? トムヤム、ゲーン・ジューッ…」

ゲーンジューッがいいです。

「具は? キアオ・チャーイ、それから…」
目の前の食材を指差しながら要望を確認してくれました。

あ、はい。それで ^^


外国人だと見抜かれていたようで。
逆にちょっと嬉しいです(笑)


さほど待たずに2品ともやって来ました!


ペー・ポーチャナーの料理


いただきま~す!


まずは、揚げ魚から。
もう一度名前を確認したら「プラー・トート・デートディアオ」と言ってました。
ホクホクしてて美味しいです!


「中国人、それとも日本人?」
おじさんが尋ねてきました。

日本人です。

「津波は大丈夫でしたか?」

家は東京なもので津波は来ませんでした。大丈夫です。ありがとうございます。
でも地震は大きかったです。私の人生であんなの初めてでした。

他の店員さんも集まって来て話に耳を傾けています。
やっぱりタイでも大きく報道されたんですね。


その後もおじさんは時おり話しかけてくれます。

「日本にもこんな淡水魚はいますか?」
「なぜタイ語が話せるんですか?」

その気遣いになんだか嬉しくなってしまいました。


そうそう、ゲーン・ジューッ(辛くないスープ)のほうですが、
具に入れたキアム・チャーイって多分私は初体験です。

味の薄めなザーサイって感じですが、
どうやら白菜のようですね。

これがゲーン・ジューッに物凄くマッチしてて最高!

どんどん進んじゃって、
食べきれるかと心配したのが杞憂に終わりました(笑)


あと忘れるところでした。
出されたお茶が甘くてこれまた美味しかったです。
羅漢果みたいな味でしたけど、何だったんだろう? 聞けば良かったです。


いやぁ、腹いっぱいです(>_<)
会計しめて280バーツ也。


ありがとうございました。


「ここまでどうやって来たんですか? 車を運転して?」

いえ、バスで来ました。

「おぉー! ゲン・ジャンルーイ!」(思い切って意訳すると「凄いなー!」でしょうか)
店員みなさんが振り返って驚きというか感嘆の目で見ています(笑)

タイ人観光客で路線バスでやって来る人なんてほとんどいないんでしょうね。
バカやっててすみません ^_^;)


店を出ようとすると店先で月餅を売っているのを目にしました。
立ち止まるとすかさず店員の女の子が飛んできて「美味しいですよ」と。

色んな味がある中で、女の子オススメの大豆味のものを1個頂きました。
10バーツ也。


ペー・ポーチャナーの月餅


小ぶりなので、カロリーもあまり心配にならないでしょう(笑)
帰ってから食べましたが、美味しかったですよ。





<交通費>
歩いただけなので: 0バーツ
ここまでのの合計:62バーツ


つづく


※旅は2011年3月29日(火)に行いました。


ラヘーン運河市場




ラヘーン運河市場 パトゥムターニーで夢の跡探し[3]

ラヘーン運河市場の散策を開始!


ラヘーン運河市場


商店は主にラヘーン運河東岸に軒を連ねている雰囲気。
入口付近では雑貨店やクイッティアオ屋が営業しています。


ほぉ、土日だけでなく平日にもやってて良かった~。

日用生活品を売る店が多いことからも、観光用ではなく
今も生き続けている市場であることが伺えますね。


通路を時折走り抜けるバイクに気を付けながら歩いていきます。


ラヘーン運河市場


とは言いつつ、やはり閉まっているところもちらほら。
土日のみ営業なのか、そもそも店ではないのか定かではありませんが…。


ラヘーン運河市場


途中に架かる橋から奥のほうを眺めます。

思ったよりも長く立派な市場ですね。


ラヘーン運河市場がいつからあるのかはっきりしたことは分かりませんが、
どうやら1910年代後半から始まったらしいです。

ということは、ほとんど「100年市場」ですね。
看板に偽りナシ!


ラヘーン運河市場


対岸に見えるのは、漁具を売る店?


また現れた橋で対岸に渡るとそこには・・・


ラヘーン運河市場の中国廟


中国廟が佇んでいました。

タイ語で「サーンジャオ・ラヘーン」(ラヘーン廟)、
漢字で「本頭廟」と書かれています。

中国廟って色々な種類があるんですね。
「本頭公」という方が祀られているんでしょうか。
ネットでちょこっと調べましたが良く分からず。

でも潮州と関わりが深い神様であるようです。


バーンルアン市場しかり、やはりこの手の古くからある市場は、
どこも華僑が開いたものなんですね。


さて、腹が減りました…(汗)




<交通費>
歩いただけなので: 0バーツ
ここまでのの合計:62バーツ


つづく


※旅は2011年3月29日(火)に行いました。


ラヘーン運河市場




ラヘーン到着 パトゥムターニーで夢の跡探し[2]

国道340号線を反対側へ渡ってみると
バスが何台も停車中。

ノッパウォン交差点に停車中のバス


どれが先に出るんだ?(汗)

中を覗き込みながら前のバスのほうへ歩いていくと
女性の車掌さんが手招きしてます。

あ、このバスか!

側面には、バーンレーン - パトゥムターニー と。

バーンレーン(バーン・サイパー?)発で、ここノッパウォン
時間調整してたのかな?

とにかく乗り込みましょう。
車掌さんにラヘーンに着いたら教えてくださいと頼み、
運賃8バーツを支払います。

すぐに発車。
時刻は11:20。


車窓はすぐにのどかな田園風景に。
そんな中を自転車を漕ぐぐらいのゆっくりなスピードで
バスは進んでいきます。

この通りは、国道346号線。

車掌さんに一応頼んだものの忘れられる可能性もあるかもというワケで
私はiPhoneのマップで現在地を逐一確認(笑)


そろそろかなと言う時。
背後に座っていた車掌さんが、「ここだよ」と。

ラヘーン100年市場は、道路沿いに真っ直ぐ行った左手だよ」

ニコニコしながら親切に教えてくれました。
行き先がすっかりバレてましたね(笑)

ありがとうございます!

お礼を言って下車し、バスを見送ります。
時刻は11:41。


前方に目をやると、


この先にラヘーン市場が


橋を渡る346号線の左手に道が。
こっちに違いありません。

そちらに進むと、左手になにやら洋館風の建物が。


ラートルムケーオ郡王女記念市民図書館


紫色で可愛らしいですね。まさかこんなところに高級レストラン?

いえいえ。看板を読むと、「ラートルムケーオ郡王女記念市民図書館」と。
なんと、図書館! 洒落てますね~。

どうも、シリントン王女の36歳を記念して1991年から
教育省校外教育局が始めたプロジェクトで建てられたもので、
各地にあるようです。

ということは、主に児童向けの図書館なのかもしれませんね。


ほどなく運河に突き当りました。ラヘーン運河です。


ラヘーン運河沿いには木造の商店が立ち並んでいて、なかなか壮観。


ラヘーン運河市場


ラヘーン運河市場です!

ただ単にラヘーン市場、あるいは、車掌さんの言ったように
ラヘーン100年市場とか、呼称がいくつかあるようですけどね。


早速ラヘーン運河の対岸に渡って市場散策をすることにしましょう!


橋の下の橋を渡ってラヘーン運河市場へ


346号線の橋の下に架かる木橋を渡ります。
味があっていいですね~。


<交通費>
パトゥムターニー行きバス: 8バーツ
ここまでのの合計:     62バーツ


つづく


※旅は2011年3月29日(火)に行いました。


ノッパウォン~ラヘーン




 
旅ごとに見る
このブログ内で検索
アンケートモニター登録
Gポイント
 
タグでまとめて見る
最新コメント
QRコード
QRコード