ワット・ヤイ・サワーン・アーロム水辺マーケットを
一とおり見尽くしたので、そろそろ出発しますか。

待っていてくれたモーターサイにソイの入口と告げ跨ります。
時刻は11:17。


時おり小雨が降る中を走り、ラッタナーティベート通りに出ました。
そこで降りるつもりだったんですが、なんと運ちゃん、
反対側へ渡る歩道橋の下まで送ってくれるじゃないですか。

「反対側からバスでBig Kingまで行き、そこで道を尋ねるといいよ」

ありがとうございます!

運賃は全てひっくるめて120バーツ。
親切にしてくれたからいいでしょう。

時刻は11:32。


さて、歩道橋で反対側へと渡ります。


ター・イットのラッタナティベート通り


高架鉄道紫線の工事が順調に進んでますなー。


反対側のバス停から、すぐに来たバーンブアトーン行きロッ・トゥーに乗ります。
モーターサイの運ちゃんのアドバイスとは違うけど、こちらの方が早道かと。


そしてバーンブアトーンワット・ラハーン前終点に到着。
ター・イットからと告げたら「10バーツ」と。そうなんだ。
時刻は11:54。


さーてと。

ピモンラート水上マーケットを以前探した時、
私は全く見当違いのところを歩き回ってたんですよ。

プラピモンラーチャー運河沿いにあるとばかり思い込んでましたが、
実はこのバーンブアトーン市街近くのバーンブアトーン運河沿いにあるらしいのです。


まずは、ワット・ラハーン境内を突きぬけて、
裏のバーンブアトーン運河へと出てみることに。

ちょうど橋があったので上ってみます。


ワット・ラハーンとバーンブアトーン運河


なんとも静寂に包まれたバーンブアトーン運河の風景。

ワット・ラハーンの本堂は建築中なんですね。
すると背後にエンジン音が。あ、舟が運河沿いの民家から出て行きました。


うーん、でもここからは水上マーケットらしきものは見えませんね。
もうちょっと南のほうなんでしょう。

表通りのバーンクルアイ・サイノーイ通りに戻り、
バーンブアトーン市場まで歩きます。

すると歩道でこんなモノを売ってました。


バーンブアトーン市場のハチの巣売り


ハチの巣!


ハチの巣自体はゴムみたいで食べられるシロモノじゃないですよね。
ってことはハチの巣に付いたハチミツをしゃぶるんでしょうか?
それともハチノコを食べるため?

ま、いっか。


市場前で待機中のモーターサイにピモンラート水上マーケットと告げます。
「20バーツ」。

OKです。

またもやモーターサイの後ろに跨り、
バーンクルアイ・サイノーイ通りをしばし南下。

そしてバーンブアトーン市役所横の路地へと左折。
バーンブアトーン運河を渡ります。こんなところに橋があったんだ。

それですぐ到着かと思いきや、まだしばらく奥まで直進。
さらにムーバーンの前で鋭角に折れて運河方面に戻ります。

方向感覚を失いかけていると、運河沿いに出ました。
通路上にカマボコ状の屋根が架かってます。

あれ? ここなんじゃ?

でもモーターサイは止まる気配なくさらに突っ走るじゃないですか。
とうとう運河沿いの集落に突入。


どこへ行くんですか?(汗)

「誰の家に行くの?」

あ、いえ。ピモンラート水上マーケットに行きたいんですが(汗)

「水上マーケット!? もう無いよ。さっき通ったところにあったんだけど」


ええっ!? な、無いだって!?
ここまで来たのに -_-;)


雰囲気だけでも見たいので、水上マーケットがあった場所に
戻っていただけますか?

…ってなワケでUターンして先ほどのカマボコ屋根下へ。


ピモンラート水上マーケット跡


「以前ここにピモンラート水上マーケットがあったんだよ。」


その名残なのか数店のジュース屋台などが今でも営業はしてますが。
でも閑散としてます。やっぱり「跡」ですね。

ずっと探していた結末がこれとは。ううっ(T T)


時刻は12:29。






<交通費>
モーターサイ:120バーツ
ロッ・トゥー: 10バーツ
ここまでの合計:171バーツ

つづく


※旅は2011年4月30日(土)に行いました。


ワット・ヤイ~ピモンラート水上マーケット