コーヒーのある店を見つけたので、雨宿りがてらここでゆっくりしますか!


バーンパオ


「バーン・パオ」という店名のとおり、メインはサラパオ(中華まん)のようです。


覗くと女性2人の店員さんに大歓迎されちゃいました。

「あなたがきっとここの今日最初のお客さんですよ。あはは」

私もそう思います -_-;)


ホット・コーヒーを頼みつつサラパオにも興味津々・・・


バーン・パオのサラパオ


うー、ソムタムを食べたばかりなのでこのボリュームはちょいとキツイかな。
そこでその横の蒸し器にあったカノム・ヂープ(シュウマイ)を注文。


バーン・パオのコーヒーとシュウマイ


コーヒーはレギュラーです。嬉しいですね~。
席につくと、お店の女性が出てきて向かいに座るじゃぁないですか。


どこから来たか、なぜタイ語が話せるのか…といったいつものパターンの質問の後、

「日本に帰ったら、マハーナコ-ン水上マーケットに美味しいサラパオ屋があると、
 みんなに伝えてもらえませんか?」と。

はい、いいですよ。私はブログをやってるので宣伝しておきますね!
ってなワケで、しっかり宣伝しておきましたよ~! ^^


「あの写真の人を知ってますか?」と女性。
店内の神棚の写真を指差します。えっ、どなたでしょう?


プラチャオボーロムウォントー・クロムルアン・チュムポーン・ケートウドムサック


「プラチャオボーロム・・・」

う、うわぁ、王族の方の長~い名前を言い始めます。
そんなの覚えられませんよぉ… -_-;)


すると、「チュムポーンケートウドムサック」で終わるのが聴き取れました。

あれ? その名前って!!


「海軍の父」、ですよね!?


「そうです。かつてこの一帯の土地を所有なさっていた方なので祀っているんです。」


そうなんですか!!


プラチャオボーロムウォントー・クロムルアン・チュムポーン・ケートウドムサック


私がなぜ覚えているかというと、今年3月にワット・サイ前から舟で運河巡りをした際
この方の名が書かれた宮殿・・・


プラチャオボーロムウォントー・クロムルアン・チュムポーン・ケートウドムサック宮殿


の前を通って印象に残っていたからなんです。

実はそれ以前にも私の旅にちょっと関わったことがあるんですよね。
奇妙な縁に不思議な気持ちになりました。


さらに女性は、「そこにある舟は100年前のものなんですよ」と。


店の前には運河が作られていてそこに木の舟が何艘か浮かんでいます。


「100年前の舟」と灌漑用の木製機械


1人30バーツで乗れるとの看板が。
へぇ~。


ちなみにその左側の先端に水車がついた木製の機械は、
かつて水田に水を汲み上げるために使われていたのだそうで、
現在は壊れているもののこれも100年前のものだとか。


色々と教えてくださってありがとうございます!
いい店と出会えてラッキーでした!






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年10月10日(月)に行いました。


マハーナコーン水上マーケット