タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

マナーオホー

無料観光船の正体@バーンノッククウェーク 水上マーケット1日で5ヶ所巡る旅[12]

観光船乗り場へ向けて、バーンノッククウェーク水上マーケットの通路を戻ることに。


12_01


曇天で薄暗いこともあるのかもしれませんが、
なんて言うかホラー映画のロケで使えそうな光景です -_-;)

例えが悪くてすんません。


でももう一度繰り返しますが、人はみんないい人たちばかりなんですよね。
そのお陰で居心地は悪くないんですよ ^_^;)


観光船乗り場に戻って来ました。
すかさず今度はお婆さんがニコニコしながら乗船を勧めてくるではないですか。

時間はどれぐらいかかるんですか?

「30分で帰ってくるよ」

ということは乗って来たバスの1本あとだともう間に合わないので、
2時間後の2本あとのバスに乗り継ぐとするか。

腹を決めていざ乗船。


12_02


知らないうちにお客さんが結構集まっています。


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しかも私が乗船したのが合図かのように、すぐ出発するではないですか。
先に散策して来て正解でしたね。

時刻は、13:40。


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メークローン川を遡上して行きます。

船頭さんが「右手に見えるのは、魚の養殖用いけすです」と。
どれどれ?


12_05


ほぉ、なるほど。

「川の右岸がサムット・ソンクラーム県で左岸がラーチャブリー県です」

ガイドもしてくれるんですね、船頭さん ^^

時折なされる船頭さんのそんな解説を聞いていると、やおら船がUターン。

「これからマナーオホー果樹園にご案内します」

マナーオホーってさっき飲んだジュースじゃないですか。


船が右岸に横付けされました。


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川面が細かくさざ波立ってるなと思ったら、スコールが襲来。
やっぱり来たか~。


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みんな、雨を避けるように陸に上がります。
時刻は、13:47。

その先はと言うと、


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なるほど。マナーオホー製品の販売所なワケね。
観光船が無料のカラクリはこういうことでしたか(笑)


スタッフの人がマナーオホー・ジュースを試飲に無料で配ってくれているので、
本日2度目のマナーホー・ジュースにありつくことに ^^


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購入は勿論別に強制ではなく希望者のみ。
それでも結構買っている人がいましたよ。私はパスですが。

でもジュース以外にもさまざまな製品が売られていて、


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マナーオホー・ジャム、マナーオホーのナムプリック、
ココナッツとマナーオホー茶のゼリーなんて商品が並んでいます。


今までマナーオホーと呼んできましたが、正式名称は
マムアンハーオ・マナーオホー (มะม่วงหาวมะนาวโห่) というようで。
直訳すると「マンゴーはあくびをしてマナーオは歓声を上げる」なんですが、
なんでこんなネーミングなんでしょうね?

さらにマムアンマイルーハーオ・マナーオマイルーホーと呼ぶ場合もあって、
これだと「マンゴーはあくび知らずでマナーオは歓声知らず」と正反対の意味になり
もうワケわかりません!(笑)


そんな不思議なマナーオホーですが、店内掲示物の解説によれば、
ビタミンCが豊富で、植物エストロゲン、抗酸化物質も含まれているとか。

驚くことに、アンチエイジング、しわ防止、ダイエット、ガン予防、
血管を広げ心臓病予防…等々なーんと53もの効能があるそうです(笑)

いくら不思議なマナーオホーでもさすがにそれは欲張り過ぎだと思いますが、
まぁなにかしら体には良いような気はしますね。


そう言えば、マナーオホー果樹園と言われて連れて来られたんだよなーと思いながら
店の裏手に出てみると、家庭のガーデニング程度の規模の果樹園がつつましやかに
あったのでした。

手持無沙汰なのもあり雨の中入っていってみると、あ、あれがそうかな?


12_11


そう高くない木に赤い実が。マナーオホーの実です。
やはりアセロラとは違うんですね。





<交通費>
無料観光船に乗っただけなので:0バーツ
ここまでの合計:145バーツ

※旅は2013年8月17日(土)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンノッククウェーク


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バーンノッククウェーク水上マーケット 水上マーケット1日で5ヶ所巡る旅[11]

バーンノッククウェーク水上マーケットは、やはりここなのかな?

メークローン川沿いに続く通路を歩いて行くと、


11_01


どうやらそうらしい雰囲気になってきましたね。


11_02


バーンノッククウェーク水上マーケットとの看板が目に入って一安心 ^_^;)

仁王立ちのおじさんが睨みをきかしている方向にはものすごく細い路地が。
ここが本来の入口のようです。どうりで私が歩いてきた通路は何も無かったワケだ。


「無料の船です。どうぞお乗りください」

通り過ぎようとした私におじさんが声をかけます。
ん? 無料の船?


11_03


あ、これがそうなんだ。

でも乗船している人はほんの数人じゃないですか。これじゃ暫く出発しないでしょう。
乗ってもいいけど、一とおり見てからにします ^_^;)


おじさんは、船への呼び込み役ってことですか。


そんなおじさんを取り敢えずいなして(笑)、さらに進むとようやくそれらしい雰囲気に。


11_04


でも店がずっと続いているわけではないんですよ。
店がちょこっと固まって営業している場所と…


11_05


こんなガラーンとした場所とが交互に現れる感じ。


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バーンノーイ水上マーケットは観光客向けに店を小洒落た雰囲気に改装したりして
まだ活気がありましたが、ここバーンノッククウェーク水上マーケット
手を加えて綺麗にした店舗は、ほとんど無し!


11_07


まぁ、良く言えば昔の雰囲気をそのまま残した市場、ですか。
ここも100年以上の歴史があるんだそうで。


通路自体は結構長いんですよ。サムットソンクラーム県内の川沿いの市場で最長なんだとか。
ずんずん歩いて一番奥まで来たのでUターン。

ちなみにそこには、


11_08


暗くて分かりにくいですが、お守りの屋台が。
こんなんでも人だかりができている不思議 ^_^;)


半ば近くまで戻ったところにジュース屋台が。


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「虹色ハーブジュース 9味9色」

カラフルな色に惹かれて何か一本飲んでみたくなってしまいました(笑)

ん、ナニナニ…。

アンチャン(バタフライピー)
マトゥーム(ベルの木の実)
ラークブア(蓮根)
ダーラー(トーチジンジャー)
チャウクアイ(仙草)
ソム(みかん)
マナーオホー(カリッサ・カランダス)
ゲックフアイ(菊花)


1色足りないじゃん!(笑)

しかし聞いたことも無い名がいくつか混じっていてどれを飲むか迷うところ…。


マナーオホーってマナーオと違うんだろうか。
どれですか?

「これです」といって差し出してくれたのは、真っ赤なジュース。
なんと。マナーオとは全くの別物のようですね。

よし、それにします!
20バーツ也。


メークローン川べりに出て飲んでみます。


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やや薄めのアセロラ・ドリンクって感じ。
酸っぱさが少しあります。


知らないフルーツがタイにはまだまだあるんですねー。
水上マーケット巡りをしているとそんな珍しいフルーツに出会えるのもまた楽しみ ^^


11_11


メークローン川沿いにバーンノッククウェーク水上マーケットはこんな感じに佇んでいます。

正直な感想を言うと、どこかオドロオドロしさを感じるんですよね。
まぁ人はみんな素朴でいい人たちなので楽しめますけど。


さて、喉も潤したことですし、あの船に乗船してみますか。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:145バーツ

※旅は2013年8月17日(土)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンノッククウェーク


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