タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ペットカセーム69船着場

朝の最終便乗船 パーシーチャルーン運河水上バスの旅[3]

乗って来た船が、折り返しの最終便として出発するまで、
大人しく待ってますか。


03_01


パーシーチャルーン・ソイ69の橋の下に設けられた
待合のベンチに腰かけます。

しばらくすると船着場係員が「今度の船が朝の最終便です」
と笑顔で声をかけにやってきました。

もう乗っていいですか?

「はい」

待っていた他のお客さんと共に船へ。


03_02


ちゃんと船着場に横付けされてます(笑)


09:01、朝の最終便がペットカセーム69を出発。


03_03


来た時と逆側の岸を眺められる席を確保 ^^


すると・・・あれ?


03_04


さっき見かけた舟の八百屋のおばさんじゃないですか。
容赦ない日差しの中、なかなかの重労働ですよね。


03_05


逆行きの便がガラガラの状態ですれ違っていきました。
まぁ、こっちの乗客も片手で数えられる程度なので同じなんですが ^_^;)


ん? けったいな店が見えてきましたよ。


03_06


人形屋、とでも言えばいいんでしょうか?
子供がワーイをした像や警官人形から仏像までがごっちゃになって
陳列されています。こんなところまで買いに来る人がいるのかなー。

それとも売り物ではなかったりして?
ナゾなお店です…。


そこから5,6分でワット・ニンマーノーラディー船着場に到着。
来たことがある場所へ戻って来るとほっとしますね。


03_07


係員のお兄さんが笑顔で見送ってくれました ^^

しかしこの船着場はまだ端に陰になっているところがあるからマシですけど、
日を遮るものがまったくない船着場の係員は大変ですよね。
さらにスコールの時はどうするんでしょう。本当にお仕事お疲れさまです。


ペットカセーム35船着場
を出てすぐに


03_08


シーコン・バーンケーの裏を通過。

そうか、ペットカセーム35船着場から行けるんですね。
でも今はまだ営業時間前。来るなら夕方の便でってことか。


03_09


緑が多くて、ほんと気持ちいい船旅ですよ。

このパーシーチャルーン運河という名称、
直訳すると「繁栄する税金」の運河なんです。

なんでもラマ4世の時代にアヘン税の税収を資金に充てて掘削され、
工事総監督もアヘン税の徴税官だったからだそうで。

完成はラマ5世期の1872年。
バンコク・ヤイ運河からターチーン川まで28kmを
ほぼ一直線に結ぶ運河です。


そんな緑の多いパーシーチャルーン運河を進んでいると、妙な船が。


03_10


虫取り網みたいなので、運河の水面に浮かんだゴミをすくいながら進んでいます。
バンコク都の業務なんですかね。こりゃまた骨の折れる仕事だなー。

と思っていると、


03_11


またもややってきました。 お兄さんが笑顔を投げかけてくれてます。

パーシーチャルーン運河
に来て以来、やたらと笑顔に遭遇してるんですが、
なぜなんでしょう。もちろん嬉しいことではあるんですが ^_^;)


そしてとうとう


03_12


来る時に水上バスに乗ったタークシン-ペットカセーム船着場に到着。
時刻は、09:45。

元々少ない乗客でしたが、ここでほとんどが降り、残り私を含めて2人だけに。
まだまだ降りませんよ。終点まで行きまーす!


<旅費交通費>
水上バスは無料なので:0バーツ
ここまでの合計:51バーツ

※旅は2014年5月16日(金)に行いました。

<参考>
Wikipedia "คลองภาษีเจริญ"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンワー


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ペットカセーム69到着 パーシーチャルーン運河水上バスの旅[2]

パーシーチャルーン運河の水上バスは、ところどころで船着場に寄りつつ
ゆっくり運河を進んでいきます。


02_01


この運河にも舟のある生活が残っているんですね。


すると、見覚えのある白い橋の下をくぐりました。


02_02


お、ここはパーシーチャルーン運河水上マーケットではないですか!

右岸に寄った船は、ワット・ニンマーノーラディー船着場に横付け。
時刻は、08:25。

前回来た時にはバーンケー市場から歩いてきましたが、
今後はこの水上バスで楽に来れますね。


ワット・ニンマーノーラディー船着場
を出てすぐに
パーシーチャルーン運河水上マーケットを振り返ってみます。


02_03


今日も相変わらず閑散としています。
やはり土日に要再訪ですなー。


まもなく前方から船が向かって来ました。


02_04


おじさんが大勢乗ってますけど、なんの船なんでしょう?
すれ違いざまに覗いてみると…


02_05


砕いた石がゴロゴロと積まれています。
運河の護岸工事用でしょうかね。


しばらくすると、逆方向行きの水上バスが。


02_06


実はすれ違うのはこれで3隻目。結構頻繁に走っている印象です。

ちなみに水上バスの左には物売りのおばさんの小舟が。
トウガラシやキュウリが見えたので八百屋さんのようで ^^


運河沿いにはところどころコンクリート製の歩道が続いているんですが、


02_07


そこをバイクが走っていくんですよ。
そんな細いところをよく落ちないもんです ^_^;)

ところで向こうに立派なお寺が見えてきました。


02_08


ワット・ムアンです。
写真右端に切れかかってますがワット・ムアン船着場も見えています。

しかし巨大な本堂ですねー!!
完成してまだ2,3年らしいです。

ワット・ムアン
は、ラマ2世治世末期の1823年創建。
元々は違う名称だったのですが、ちょうど寺の前で運河の水深が浅くなっていて、
船で運ばれてきた農産物を一旦境内に陸揚げしなければならなかったのだそうで。

で、その主要な農産物はマンゴー。タイ語でマムアンと言います。
きっと毎日のように境内にはマンゴーがどっさりと広げられていたんでしょうね。

そのためにいつしかワット・マムアンと呼ばれるようになり、
さらに縮んでワット・ムアンになったんだとか。

私はてっきり紫色(ムアン)に由来しているのかと思いましたよ。
本堂の屋根瓦にも一部紫色が使われていますし。


船がさらに進んでいくと…


02_09


ガチョウの親子がぁ~(笑)
のどかでいいですね。この辺に住みたくなってしまいます。


そうこうしているうちに前方に橋が見えてきたかと思いきや、
ただでさえゆっくりだったのがさらにスピードダウン。

右岸に寄っていきます。


02_10


時間的に言っても終点っぽいですね。
ってことは橋の上の道はペットカセーム・ソイ69ってことか。

ところでこの船なのですが、船着場には横付けせず、なんと…

岸に突進して先っぽをめりこませて停船!
は!?

「船首から降りてください」

とスタッフがにこやかに声をかけてくれます。


02_11


そのとおりに船首から陸へと ^_^;)

終点ペットカセーム69船着場に到着です。
時刻は、08:51。


02_12


船はこの後、バックして船首を陸から抜き、
舟着場に横付けしたのでした。

さて、これからどうしよう。

朝の最終便は9:00発のはず。
ってことは次の便が最終便っぽいですね。

反対側の終点にも行ってみたいので、
ここは周囲を歩き回らず、最終便に乗ることにしますか。






<旅費交通費>
水上バスに乗っていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:51バーツ

※旅は2014年5月16日(金)に行いました。

<参考>
新聞『カオ・ソット』2011年1月8日付記事

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンワー


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