タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

プラプラデーン

プラプラデーン~チャオプラヤー川河口への旅[4]

17番ミニバスの終点まで歩いて戻り旅を先へと進めます。
時刻は09:45。

6番のミニバスに乗車しました。
「トンブリー路線バスの旅」でラストに乗ったバスです。

その時の最終地点だったワット・クラーンを通過。
いよいよ未知の地に足を踏み入れます!

運河を渡りほどなくして道の両側が賑やかになってきました。
雰囲気からして古くからある街並みのよう。

そしてチャオプラヤー川べりに出たところが終点。
こここそがプラプラデーンです。


6番ミニバスが大集合した終点プラプラデーン


ピカピカに磨かれた(意外!)6番バスが何台も停まっていて、
これだけ集まるとミニバスでもなかなかの貫禄を感じます。

後ろに見えるのは、ウォンウェーン・ウッサーハカム南橋。
ジェーンローン船着場から見えたあの橋が、
プラプラデーンの半島部付け根を横切って、
再度チャオプラヤー川を渡る部分になります。

この橋で対岸へ渡るとスクンビット通りへと抜けることができるようですね。

川岸へ上って下流側を眺めると…


プラプラデーンから下流側を望む


遠くに見えるのは、チャオプラヤー川で最も下流に架かる橋、
カーンチャナーピセーク橋です。


川面には、渡し船が2隻見えますが、
右奥のはバイクなども載せていました。

目抜き通りを改めて見物してみます。


目抜き通りの様子


反対側にはプラプデーン市庁舎が。
やはりここがプラプラデーンの中心部なんですね。

ノンタブリー船着場やバーンブアトーンでもいた
人力サムローがここでも現役で活躍中。
これを見るとバンコクの外に来たんだという実感が湧きます。

川べりへ戻って下流側へ少し歩くと
「プラプラデーン市生鮮市場」と書かれたアーケードを発見。
ついでなので入ってみることに。


プラプラデーン市生鮮市場


生臭さ満点のアーケード内は、奥に行くにつれて活気が増していきます。
ここはアーケードが十字型になってるんですよ。面白いですね。

中心から左側に進むことにしました。
きっと次なる目的地への近道のはずです!



<交通費>
6番ミニバス:6.5バーツ
ここまでの合計:13バーツ


※旅は2008年12月30日(火)に行いました。


つづく・・・


ジェーンローン~プラプラデーン

トンブリー路線バスの旅[最終回] プラプラデーン

バス停で待つこと10分。
暑い中歩いたので、そろそろヘトヘトな私。
「あと5分待って来なかったら、もうタクシーで帰ろう」

そう決めた途端、やって来ました(汗)

6番のミニバスに乗車。時刻は15:40。
思ったよりお客さんが多く乗っています。

ヂャルーン・ナコーン通りをかっ飛ばすバスは、ラマ9世橋の下を通過。
ほどなくヂェーンローン運河を越えると、そこはサムットプラーカーン県です。

1都2県にわたったこの旅もそろそろ終わりが近づいてきました。

ワット・ヂェーンローンあたりから多くのお客さんが降り始め、
気が付くと私以外に2人だけ。
と思っていたら、その2人が降りるではありませんか。

終点か!?
私も慌てて降りちゃいました。
が、終点じゃなかったし…(汗)

降りた目の前には、お寺があります。

ワット・クラーン

ワット・クラーン
サムットプラーカーン県プラプラデーン郡バーンプン町

門の上には、そうタイ語で書かれています。
一番下のはミャンマー文字?

なぜそんな文字が併記されているかと言うと、
この一帯にはモン族が多数住んでいるからのようです。

18~19世紀にビルマから何万人ものモン族が
タイへ難民として移住してきました。

タイは彼らモン族を農業労働力の他に、北方ではビルマからの、
チャオプラヤー川河口方面では外国船からの襲撃に備える軍事力として利用しました。

このプラプラデーンにもチャオプラヤー川沿いに要塞が築造されるとともに
モン族が集団で住むことになったのです。最初は「屈強な男性300名」が
移住してきたとラマ2世期の文書に記録されているとか。

でも今では、モン族であっても普通にタイ人として生活しています。
町並みも普通のタイの町となんら変わりないですね。

プラプラデーンの景色


反対側を眺めると、ラマ3世通りとスックサワット通りとを結ぶ
ウォンウエーン・ウッサーハカム橋が彼方に望めます。

プラプラデーンの景色 

この先1Kmほどにはプラプラデーン船着場があるはず。
恐らくバスの終点もそこでしょう。
現存する数少ない要塞の一つ、プレーン・ファイファー要塞も近くにあるらしいです。

でもさすがに疲れました(笑)
目的地に定めたプラプラデーンには足を踏み入れたので
もうここで十分です。

時刻は16:00ちょうど。
戦勝記念塔を07:30に出て8時間半が経っていました。


たった300円ちょっとでこんなに素晴らしい旅ができたことに満足です。
トンブリー側の魅力を色々感じることができ、収穫の多い旅でした。

でもこのプラプラデーンの地で、次なる旅の構想も浮かんでしまいました。
いつ実現できるか予想できないので、今のところは秘密で(笑)
でもこの続編となるような旅を考えています!


長々とトンブリー路線バスの旅にお付き合いくださいました読者の皆さま
本当にありがとうございました!


<交通費>
6番バス:7バーツ
ここまでの合計:100.5バーツ


※旅は2008年4月28日(月)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり。


ダーオカノーン~プラプラデーン

 
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