タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

プラチャーチューン通り

67番バス ノンタブリーの行き残した水上マーケットへ[最終回]

ここの土地利用計画は、1995年からスタート。
でも当初は野菜の無農薬ハウス栽培をやったり試行錯誤だったようです。

そうこうしているうちに1997年のアジア通貨危機が到来。
そこで失業者のためになる事業をしようと市場を作ることが決定。

1999年7月1日、ボンマルシェ市場がオープン。

RIさんの書き込みによると、この土地の所有者ガラヤニ王女は、
フランス語教育に力を注いでいたのだとか。
それでフランス語の名称になったんでしょうね。

働く人は、失業者、定年前退職者、就業機会の無かった人などから選抜。

その後、翌年には裏に建つビル、「プラザ」もオープンしたんだとか…。



カーオチェーを食べて涼しくなったところで、
ボンマルシェ市場の池に沿った建物を歩いてみることにしましょう!


通りの正面は、紹介したようにオートーコー市場を
小振りにしたような市場&フードコートがメイン。

そしてその裏にある池を取り囲むように「コ」の字型のビル「プラザ」が建っています。

西側から入ると、小洒落たレストランやカフェ、王室プロジェクトのショップが
並んでいます。

上の階は…閑古鳥が(汗)

とくに池の反対側と東側の建物は淋しい雰囲気ですね。
店は入ってはいるんですが、ほとんどがややお年を召した女性向けの服屋や宝飾店。
静かです、

が、時折そんな年齢層のハイソな方々が談笑している姿を見かけます。
そうかー、ああいう方々が高級車で乗りつけるんですね。


ボンマルシェ市場


ドイ・トゥンも見つけましたが、カフェではなくグッズを売るのみ。
残念~。

個人的にはビル側は見るべきものは無いですね。
ただ景色だけはいいですよ。


ボンマルシェ市場


暑くなければ、テラス席でアイスコーヒー飲みながらゆっくりしたいもんです。

…なんて考えながら眺めていたら、池に舟を発見。


ボンマルシェ市場の池を清掃する舟


水草の草刈りをしてました。
そうか。お手入れをしないとあっという間に水草で池が覆われちゃいそうですもんね。


さて、一とおり見たのでそそろそ帰ることにしますか。


ボンマルシェ市場前の通りを走るバス路線は、どうやら67番の1つみたいです。
この通りをもう少し東へ行ったワット・サミアンナーリー発着。

ボンマルシェ市場から東へ少し歩いたところにあるバス停で待っていると、
来ました!


67番バス


バス停で待っていた他の人たちと一緒にワラワラと乗り込みます。
時刻は15:06。

プラチャーチューン通りをひたすら南下したバスは、
ロータス先の高架橋を渡り、ラマ5世通りへ。この辺は初めてです。

そして左折して、ラヘーンパトゥムターニーの帰りに通った
タハーン通りプラディパット通りへと。

ラマ6世通りに入り、外務省前のバス停で下車。
時刻は15:49。

ここからペッブリー通りのバス停まで歩き、
すぐに来た50番エアコンバスに乗り換え、
BTSラーチャテーウィー駅に到着したのでした。

時刻は15:57。



今回の旅で、行き残して気になっていたノンタブリー方面の
水上マーケット&市場ほぼ片付けることができ満足です。
まぁ、中には「跡」になっているところもありましたが(笑)


これにて「ノンタブリーの行き残した水上マーケットへ」は完結です。
お付き合いくださいまして、ありがとうございました!






<交通費>
67番バス: 7バーツ
50番バス:12バーツ
ここまでの合計:305バーツ


おわり


※旅は2011年4月30日(土)に行いました。


ボンマルシェ市場~ラーチャテーウィー駅




ボンマルシェ市場 ノンタブリーの行き残した水上マーケットへ[8]

The Mallンガームウォンワーン店のマックで一休みしながら
次に行く場所を考えます。

ふと、最近タイ人の知人から貰ったお土産が頭をよぎりました。

お土産のタイ・スイーツの容器には「タラート・ボンマルシェ」との名が。
ボンマルシェ市場というなんともタイらしくない(失礼)ネーミングに
興味を持ったのです。

聞いたことがない市場だったので、場所を尋ねると
「The Mallンガームウォンワーン店の近く」とのこと。


そのことを思い出したのでした。ここの近くか。
でもさっぱりどの辺か分かりません(汗)


そこでiPhoneでググッて調べてみると、どうやらプラチャーチューン辺りにある様子。
プラチャーチューンと言えば、カブトガニを食べた店の近くかな?

ここからそんなに遠くはないようですが、バス路線は無さそう。
でもせっかくだから行ってみたいなー。

えぇーい、もうタクシーで行っちゃえ!!
今回はモーターサイを頻繁に利用したりで怠け気味の私です ^_^;)


そうと決まったら出発です。
歩道橋で反対側へと渡り、タクシーを拾います。

うおっ、運転手さんが女性だ!

タラート・ボンマルシェ(よりタイ語音風に綴ると、タラート・ボーンマーシェー)
と告げ乗りこみます。


最初の大きな交差点で右折し、プラチャーチューン通りを南下。
しばし進んでから左折し運河を渡ります。

路駐場所を探してもたもたしていたピックアップに頭に来た運転手さん、
中指を立てて怒鳴るじゃないですか。すごっ…(汗)

ビビッていると、「あそこだよ。道を気をつけて渡ってね」と。


あ、反対側のあそこ?

メーターは53バーツでしたが、60バーツ渡して降ります。
時刻は14:09。The Mallから15分でした。


ボンマルシェ市場


名前に負けないオシャレな外観じゃないですか!
本当に「市場」なのかな?

駐車場へと入る車列にポルシェ発見。
そんな車でやって来る市場っていったい・・・。


ボンマルシェ市場


外側には王室プロジェクトの店や小洒落たレストランが。
そこを抜けて中へと入ってみると、


ボンマルシェ市場


ほう、中は市場っぽいですね。
オートーコー市場をやや小振りにしたような印象です。

生鮮食料品、スイーツ、日用雑貨を売る店や食堂などが一とおり揃ってますね。
日本風にショーケースを備えた魚屋さんまでありました。


そして西端にはフードコートが。


ボンマルシェ市場


腹が減ったのでちょうどいいです。
ここで遅めのランチといきますか!








<交通費>
タクシー代:60バーツ
ここまでの合計:286バーツ

つづく


※旅は2011年4月30日(土)に行いました。


The Mall~ボンマルシェ市場




カブトガニに出会えた! カブトガニを探してマハーチャイへ[番外編]

わざわざマハーチャイまでカブトガニを食べに行った私。

しかしカブトガニそのものは売っていても、
料理として出す店を結局発見できずに帰って来たのでした。


…と言う話をタイ人の友達にしたところ、
不憫に思ったのか探して連れてってくれることに!


3月某日、BTSモーチット駅で待ち合わせ。

まさかモーチットのバスターミナルから長距離バスで
どこか海沿いの町まで行くつもりなのかなぁと思ったら、
駅下からタクシーに乗車。

プラチャーチューンに行くと。

プラチャーチューンと言えば、論文の資料収集で新聞社のマティチョン社へ
行ったことがあるだけで、ほとんど未知のゾーン。期待が高まります。


タクシーはプラパー運河沿いを南北に伸びるプラチャーチューン通りに出て
しばらくして停車。


へぇ~、こんなところにあるんだ。


ジェー・カイ

ジェー・カイというお店です!


店先には、魚屋みたいに魚介類がズラーッと並べられています。
その中に・・・いました、カブトガニ!!


席につき、注文はもう友達任せ(笑)

ワクワクしながら待っていると、とうとうやって来ました!
感動の対面です(笑)

まずは表を向けた姿を~。


カブトガニ


手に持ってみると意外と大きいです。


では、裏側を。


カブトガニ


運ばれてきた際は、この姿でした。


で、どうやって食べるの???


すると、友達はおもむろに足の付いた裏側をめくり始めるではないですか!


カブトガニ


うげげげっ。
表の甲羅との間に仁丹よりやや大きい黄緑色をした卵がビッシリ!!

これは予想外な光景でした(汗)


友達は何のためらいも無く、スプーンで豪快に卵を削いで口に運びます。
そ、そうやって食べるんですね…。

じゃ、私も。


・・・


この食感は他に例えようがないかも。

柔らかくはないけど硬いというほどでもない。
でもイクラや数の子と比べたら、やっぱり硬いですね。

プチッという食感ではないです。
やや弾力があるものの、ゴムみたいとまでは言えないような。

何て言えばいいのかなー。とにかく独特な食感です。


で、味は・・・あまり無い -_-;)

強引に例えるなら、味の無くなったチューイングガムの味かなぁ。
いや、それよりはマシか?

見た目ほど不味くはないですけど、とくに美味しいワケでもないですね。



結論。

一度食べれば十分(笑)



あ、そうそう。友達からの受け売りですが、一つ注意点を。


タイにはこの食べられるカブトガニの他に、似た姿をしたヘーラーという
生き物もいるんです。実はヘーラーは毒を持っていて食べると死ぬこともあります。

ヘーラーとの見分け方は、2つ。
1つは、尻尾の断面がカブトガニは三角なんです。こんな感じで。


カブトガニの尻尾の断面


一方のヘーラーは丸。


2つめの見分け方は、上の表と裏の写真を見てもらうと分かりますが、
カブトガニの下部には、トゲが生えています。

ヘーラーのこの部分にはトゲの代わりに毛が生えているんです。

あとヘーラーは表の甲羅が赤黒い色をしているんですが、
火を通したら色が変わる可能性もあるのであまりアテにならないかも。

こちらのサイトの上4つの写真がカブトガニ、下4つがヘーラーです。


もしカブトガニを食べることがありましたら、
どうぞこの点のご確認を~。



さてさて、この時はカブトガニの他にも、エビやら魚やら豪勢に頼んだもので、
会計をしたら恐れたとおり〆て千五百バーツぐらいでした(笑)

でも、食感や味がどうであろうとも、とにかくようやく
カブトガニ料理に出会えたので友達には心から感謝です!



おわり


 ※旅は2011年3月28日(月)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


追記
2012年3月30日の旅「ドーンホイロート再び!」で生きたカブトガニに出会えています。
カブトガニだ! ドーンホイロート再び![10]も合わせてお読みいただけたら幸いです。



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