タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

プラカノン

メーナーク廟 宝くじに当たる5大願掛けスポット巡り[1]

タイ人の宝くじ好きは相当なもののように思えます。
有名なナコンナーヨックのワット・プラーンマニーでは
毎日大勢の人が観光バスで乗り付けて願掛けしていて驚きましたし。

しかしわざわざ遠くまで行かなくても、
バンコク近辺にも宝くじにご利益のある願掛けスポットがあるそうで。

ネットでタイの新聞を読んでいてたまたま紹介記事を
目にしたので、別に宝くじ好きではありませんが、
一つのネタとして訪ねてみることにしました(笑)

紹介されていたのは、5か所。
それを1日で巡ってみようではありませんか!

決行日は、2015年7月22日(水)。


1か所目は、以前訪れたことのあるプラカノンメー・ナーク廟です。

まず8時頃にサイアム駅から通勤ラッシュで激混みなBTSに乗車。

アソークを過ぎると途端に空いた電車になおも揺られて、
オンヌット駅にて下車します。

時刻は、08:14。


下を走るスクンビット通りの奇数ソイ側に下り、
電車の走ってきた方向へ戻るかたちで数分歩くと、
ソイ77、別名オンヌット通りの交差点に出ました。


01_01


工事でブロックが剥がされてまるで爆撃にでも遭ったかのような
歩きづらいオンヌット通りの歩道を進んでいきます。


01_02


BIG C向かいあたりでやってきた白いソンテオに適当に乗り込みます。
すぐに発車。時刻は、08:23。

前回と同じく、歩道橋下に差しかかろうかというタイミングで
ブザーを押し下車。運転席で運賃支払い。


01_03


08:27。

歩道橋脇の家の敷地には、なぜかハトがうじゃうじゃ。


01_04


屋根の上にも鈴なりになっています。
毎朝餌やりしてるのかな?


その先すぐのオンヌット・ソイ7を左折。
奥までずんずん歩くとワット・マハーブットに到着します。

ここまでのルートは、前回ワット・マハーブットに来た時
詳しく書いているので、参照していただけたら嬉しいです。
グーグルマップで場所もお伝えしておきましょう。


境内を奥まで歩いて、メー・ナーク廟
(ナーク廟、ヤー・ナーク廟とも)に到着。


01_05


時刻は、08:32。

中での写真撮影は禁止なので、外から狙います。

右手奥にナークのご本尊像があり、左側売店の奥、
女性が立っている窓口でお供えセットを購入します。

では、私も。
20バーツとのことで、窓口の箱に差し入れると、

黄色いロウソク
線香2本
金箔の挟んである紙
黄色い花飾り

を渡されました。


01_06


これがタイ人がもっとも恐れる幽霊、ナークのご本尊。
外からもなんとか撮影できました。
ナークとメー・ナーク廟について詳しくは、
前回訪れた際の記事をご参照ください。


01_07


では、祈願をば。

手前でまず、座ってお供えセットを手に持ち祈ります。
そしてランプでロウソクと線香に火を灯し、
それぞれの場所に差します。

花飾りをその上にある金属の棒に吊るしてから、
奥のご本尊前で座って祈り、
ご本尊に金箔を貼って、終わり。


メー・ナーク廟
というと恋愛の神様というイメージが強いのですが、
宝くじもご利益絶大なようなのです。入口には、

「参拝時間07:30~17:30。
 宝くじ当選番号発表日前日は終夜開放。」

と書かれています。
徹夜で願掛けする熱心な人もいるってことなんでしょうね。

ご利益があるのは、

宝くじ当選
諸願成就
無病息災
就業安定
徴兵免除

とのこと。

最後のは、夫のマークが徴兵されて留守の間にナークは・・・
だったので、徴兵は許さないだろうということからなんですね。

ちなみにご本尊の近くには、番号の記されたピンポン玉の入った箱が。
いくばくかの賽銭を横の箱にして玉を引くことで、
買う宝くじの番号を決めるってことですか。


願掛けを済ませたので、メー・ナーク廟を後にして、
ワット・マハーブットの入口に戻りました。

ここでもう一つしておきたいことが。


01_08


ウィハーン・ルアンポー・イムという仏堂です。

あれ? 前回はなかった変なポストが立ってるぞ。

差し入れ口には、「自身の守護神」、「父母・恩のある人」、
「土地神・道の神」、「自分・親類・知人」などと書かれています。

どうやら祈願をしてからその願いを届けたい宛先に
賽銭を入れるということのようで。初めて見ましたよ。

それはいいとして(汗)、サンダルを脱ぎお堂の中へと上がります。


01_09


参拝してから、おみくじの箱に10バーツ入れ、


01_10


シャカシャカ…。

落ちた棒には、11番の番号が。


01_11


棚から11番のおみくじを1枚頂きます。

昨年おみくじを引いた時は散々な内容で
しかも当たってたんですよね(笑)
「来年には悪運が消え去る」とのことだったので、
年明け後の運勢はいかに!? と思い引いてみたのです。


01_12


要約すると、

願いはかなう。探し求めている幸福は思いのままに。
意を決して考え、読み、大きなことをしなさい。
そうすれば願いはかなう。
支援してくれる人が現れるだろう。
幸福はそぐそこまで来ている。もう離れない。

前回と大違い!!

素直に喜んでいいんですかね?
単純な性格なもんで喜んじゃいますよ(笑)

2行目のこと、またしても当たってて驚き。
これで今やりかけている仕事を諦めずにやり遂げる決心がつきました。

ということで、メー・ナーク廟に行ったら、
入口でおみくじを引いてみることもお勧めしたいですね。
ただタイ語のため誰かに翻訳をお願いする必要がありますが ^_^;)


さて、次はチャオプラヤー川を渡りますよ~!




<旅費交通費>
BTSサイアム~オンヌット:41バーツ(ラビットカード使用)
ソンテオ:8バーツ
ここまでの合計:49バーツ

※旅は2015年7月22日(水)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

メーナーク廟

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イアムソンバット市場バス停 オンヌット通りからの旅[最終回]

シーコン・スクエア向かいから乗ったソンテオは満席のため、
デッキ部に立ち乗り。


08_01


特等席な気分を味わえて、結構好きなんですよね。
子供っぽくてすみません(笑)


シーナカリン通り
を北へ向かっているうちに
バスが追いついてきました。


08_02


珍しいマイクロバス・タイプということは、
シーコン・スクエア~フアタケーの1013番バスですね。
いつか乗ってみたいと思っている路線です。

先日タイの新聞『タイラット』のウェブサイトを見ていたら、
この1013番路線のバスが盗まれたという記事を目にしました。

なんでも働き始めて3日しか経っていない28歳のバス運転手が
ブリーラム県にいる恋人が恋しいばかりにバスを乗り逃げして、
そのままブリーラム県まで運転していったんだとか。

しかし、恋人の家で待ち伏せしていた警察に、
あっけなく御用となったのでした。

色んな人生ドラマがあるもんなんですね ^_^;)


間もなく船着場最寄りのイアムソンバット市場バス停に到着。
運転席で運賃を支払います。7バーツ也。

時刻は、13:31。


07_04


このイアムソンバット市場バス停ですが、
また先日ネットでニュースをチェックしていてこんな記事を発見。

イアムソンバット市場前で若者が抗争、爆弾と空への発砲で脅す
(Managaer online 2015年6月11日付)

なんと、まさにこのバス停前で敵対する学校(職業訓練校の可能性大)の
学生が鉢合わせして、爆弾は投げるわ空めがけて数発発砲するわの
抗争に発展したんだそうですよ。

記事内にもありますが、その時の模様の動画へのリンクを貼っておきます。

このバス停は、各方面へのバス乗換ポイントになっていて
さまざまな学校の学生が利用するために、
日頃から抗争事件が頻発しているんだとか。

知らないで巻き込まれたらシャレになりませんって -_-;)
利用される方はお気を付けを…。


この時はそんなことは露にも知らない私は、
呑気に船着場を目指して歩いていきます。


07_05


左手奥にイアムソンバット市場が。
以前訪れたので今回は行きませーん。


07_06


運河に架かる橋の横を進むと、
Uターンレーンが完成してるじゃないですか。
前回はまだ工事中で土埃が舞ってたのに。

その先も、


07_07


前回はこんな掘っ立て小屋なかったぞ。
また他の工事でもやってるのかな。


プラウェートブリーロム運河
に出ました。
時刻は、13:38。

ここではこの名称ですが西へ行くとプラカノン運河に名が変わります。
ここからプラカノン船着場までの水上バスが出ているんです。
日中は1時間に1本、毎正時の出発。


07_08


パワーショベルが乗った台船が何やら作業をしているのを
眺めていると、そのうち、

グウォーン バシャン!

という大きな音を立ててこっちへ向かってきました。
なんと、ショベルで川底を掻いて前進していってるんです。


07_09


こんなふうに。
大したもんですねぇ、その操縦技術!


07_10


そんな光景を眺めているうちに時刻は
あっという間に14:00に。

あれ、来ないぞ?
数分待ったものの、まったく船が来る気配がありません。

そういえば毎正時発なのに14:00の便はないという話を聞いた覚えが。

前回乗った時
はやはり14:00だったのものの
ちゃんと来たんですよ。だから大丈夫だと思い込んでいたのですが…。

やっぱり14:00はないのか。

また人身御供役を買って出てしまいました(笑)
みなさん、プラカノン運河の水上バスをご利用の際はお気を付けを!


仕方がないので、イアムソンバット市場バス停まで戻ります。


07_11


最初に来た133番バスの前面に「プラカノン」と表示があったので、
飛び乗りまーす。時刻は、14:06。

この路線のバス、以前バンナー・トラート通りから
パラダイスパークまで出るのに乗ったことがあるのを思い出しました。


シーナカリン通り
をぐんぐん北上し続け、
どこまで行くのかと心配になり出したところで
左折してパッタナーカーン通りへ。

随分大回りしてプラカノンへ行くんだな。

そしてスクンビット・ソイ71へと左折。


08_03


BTSの高架が見えてきました。
あ、降りるタイミングを逸した -_-;)

バスは右折してスクンビット通りに入り、
すぐに左へ逸れラマ4世通りへ。

すかさずブザーを押して降ります。
時刻は、14:31。


07_12


振り返ってスクンビット通りまで戻り、
左のプラカノン駅からBTSに乗ったのでした。


これにて今回のミニトリップも終了です。


ナーク廟に始まり、閑古鳥の鳴くピカデリー・バンコク、
国鉄と揉めてバタバタと移転した鉄道市場、
学生同士の抗争のあったイアムソンバット市場バス停と
微笑みの裏にある一面を垣間見たような旅となりました。

たまにはこういうのもいいでしょう ^_^;)

最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

次回は、再びロッブリー方面への旅をお届けします。
お楽しみに!




<旅費交通費>
ソンテオ:7バーツ
133番バス:8バーツ
ここまでの合計:36バーツ

※旅は2014年10月19日(日)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

イアムソンバット市場

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