タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

プラウェート・ブリーロム運河

プラカノン行き水上バス バンコク市内運河の水上バス旅[9]

イアムソンバット市場船着場からプラウェート・ブリーロム運河を眺めてみます。


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実に静かな運河です。

ここイアムソンバット市場船着場からはプラカノン船着場まで
水上バスが運行しているんです。


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シーナカリン通りの橋の下に船の姿が。きっとあれがそうなんでしょう。

平日の9:00~17:00の間は1時間に1本だとか。
朝夕はもう少し多く運行しているんですけどね。

しばらく待つ覚悟で腰を下ろすと5分と経たずに
橋の下から軽やかなエンジン音が聞こえてきました。

あれ?


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一艘の舟がバックでスーッと前まで来て船着場に船体を寄せます。
慌てて運河べりまで向かうと、若い兄ちゃんの船頭さんがそこから乗れと
無言で指示してきました。


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よいしょっと。

船着場を離れます。時刻は14:04。
きっと日中は毎正時発なんですね。


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しばらく待つ覚悟だったのにラッキーでした ^_^;)


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向きを変えた船は、鏡のような水面の運河をゆっくり西へと進んでいきます。


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運河の両岸にはびっしりと木造家屋が建ち並んでいる箇所がそこかしこに。
船はそんな屋並みにスピードを落として近付いていきます。


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なんと、船着場だけでなく、乗る人がいれば民家にも横付けしてくれるんですね。
なんとも生活に密着したユルい水上バスではないですか!
センセープ運河の少々荒々しい水上バスと好対照です ^_^;)

最初は私一人だったんですが、こんな感じで民家や簡素な船着場で
お客さんを拾っていき、
そのうち6~7人がいつも乗船している状態に。


09_09


あ、モスクが見える。
実は
イアムソンバット市場船着場を出てすぐにもあったんです。

この辺りもムスリムが多いのかな。
イアムソンバット市場の食堂もそうでしたしね。


09_10


徐々に緑が多い景色に…。

どこまでがプラウェート・ブリーロム運河で、どこからがプラカノン運河なのか
イマイチ分からないんですが、この辺はもうプラカノン運河で間違いないでしょう。


09_11


お、初めて船とすれ違いました~。
買い物帰りかな? ^^





<交通費>
水上バス運賃は未払いなので:0バーツ
ここまでの合計:58.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


イアムソンバット市場

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イアムソンバット市場船着場へ バンコク市内運河の水上バス旅[8]

シーコンスクエアを出て再びシーナカリン通りを北へと歩いて行きます。
今度はちょっと距離がありますよ。

しかも途中で雨がポツポツと。
我慢していたんですが段々強くなってきたので、折り畳み傘を差して歩きます。

意外と遠かったな。
30分歩いて到着したのは、イアムソンバット市場


08_01


時刻は、13:26。

別にここ目当てでこんなに歩いてきたワケじゃないんです ^_^;)

この近くにセンセープ運河のとは別の水上バス路線の始発となる船着場が
あるらしいんですよ。取り敢えず目印となるこの市場を目指したということでして。

でも来たからにはちょっと覗いてみましょう。


08_02


昼過ぎなのに賑わってますね。
地方で最近見た市場は大方午後にはもぬけの殻状態だったので、新鮮に映ります。


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お米屋さんも~。

同じジャスミンライスでも値段が違うのが何種類も並んでいます。
とくに説明書きが無いけど産地の違いなんですかね~。


イアムスンバット市場を抜けると細い運河が。
その運河沿いに…


08_04


食堂発見! 良く言えばリバーサイド・レストランではないですか。
これは入ってみないと!

短い橋を渡って店内へ。食事できますか?
「できますよ」
スカーフを被ったムスリムの女性がにこやかに答えてくれました。

何にしようかな。
豚のカオパット・ガパオ(バジル炒めご飯)を下さい。

「豚はありません」

あっ! すみません。ムスリムの店に豚があるワケないじゃないですか。
ウッカリしてました m(_ _)m

鶏でお願いします。


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ほぉ、挽肉じゃないタイプのガパオなんですね~。


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細い運河の水面を眺めながら優雅に…といきたいところがドブ状態ではなんとも(笑)
それでも意外なところで水辺の食堂を見つけて嬉しい気分です。

ちなみに橋の向こうに見えるのがイアムソンバット市場

食べ終わる頃にはラッキーなことに雨が止みました!
代金を払いつつ、船着場の場所を尋ねてみると、

「橋の下ですよ。船着場は反対側だけど、こっち側でも呼べば来てくれるから大丈夫。
 でも本数は少ないですよ。」

ありがとうございます!

本数が少ないのは承知の上。事前調査で判明したのは、日中は1時間に1本ということ。


シーナカリン通りを再び北へ向けて歩きます。


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あのテントはバス停なのか。
イアムソンバット市場前からの利用客は多そうですね。


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見えてきた右の橋は渡らずに左側を直進してみると、運河に出ました。


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なるほど。対岸のアレが船着場なのか。
こっち側で待っていてもいいんだろうけど、どうせならちゃんと船着場で待ちたいな。

というワケで戻って橋を渡ります ^_^;)


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プラウェート・ブリーロム運河です。
この先でプラカノン運河と名を変えるんです。


ようやく対岸のイアムソンバット市場船着場に着きました。


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時刻は、13:55。


看板にはプラウェート・ブリーロム運河の歴史が記されています。
なんでもラマ5世がプラカノン運河を延伸してチャチューンサオと繋げる運河の
掘削を指示し、1877年から3年の歳月を経て全長46kmのこの運河が開通したんだとか。

歴史のある運河なんですね。


さて、船はいつ来るんだろう…。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:58.5バーツ

※旅は2013年10月29日(火)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


イアムソンバット市場

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不思議空間マハーナコーン水上マーケット 空港近くの新水上マーケットへ[6]

ソムタムを食べ終えて、マハーナコーン水上マーケットの奥まで歩いてみます。

すると運河に突き当りました。プラウェート・ブリーロム運河ですね。
洪水の際にセンセープ運河と並んで排水の要としてよく名前の挙がった運河です。

運河沿いに敷地の端を辿ってみると、船着き場発見。


スワンナマート船着き場


看板には「スワンナマート船着き場」と書かれてますが、
なんとも統一感のない雰囲気。
羽の生えた白馬のメルヘンなオブジェが場違い感たっぷりに佇んでいます。

その前でワンちゃんが私を見つめてたり…。

足元の土嚢は洪水に備えて並べたんでしょうかね。


そうそう、「船着き場」とのことなので、週末には
プラウェート・ブリーロム運河巡りの観光船が出ているのかも。


運河沿いを離れて中央に向かってみます。
すると・・・


バンパイン宮殿の塔を模したんでしょうか?


忽然と現れたこの塔、もしかして!


バンパイン宮殿の塔を模したんでしょうね。

目指すはムアンボーラーンなのでしょうか?
他にも歴史建造物を模したものがあるのかなと思い歩いて行くと、


岩のトイレ


トイレがワイルドな岩のオブジェになってました。
なぜ岩にする必要があったんだろうと悩みながらも使わせていただいて
入口のほうに戻ってみると、


キリンくん


なぜかキリンくんが突っ立てます -_-;)


メルヘン&歴史&ワイルド&動物園な水上マーケットですか…。


頭を抱えそうになりつつも、きっとお子さんを連れた家族連れが喜ぶと考えて
こんなコンセプト(?)にしたんだろうと、いいほうに考えてみました。


敷地内には小さな運河もあったりするんですよ。
その辺は仕切り直してまた次回にでも ^_^;)


しかし一とおり歩いてみて、開いている店が5,6店だけとは。
朝早く来過ぎましたね (T T)






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年10月10日(月)に行いました。


マハーナコーン水上マーケット




国鉄フアタケー駅 BTS新終点ベーリンからの旅[15]

雨が降り出す前に一とおり見ておかなければ。

プラウェート・ブリーロム運河に架かる橋から元の
ラートクラバン通り沿いに戻って来ました。


しばらく通り沿いを西に向けて歩きます。
しかしソンテオが多い街ですね。
色んな色・行き先のソンテオが引っ切り無しに通過していきます。


バスが出てきた道へと右折。
この道沿いにも商店街がありますね。学生向けなんでしょう。

再びプラウェート・ブリーロム運河を橋で渡ると、


キング・モンクット工科大学ラートクラバン校


先にあるのは、キング・モンクット工科大学ラートクラバン校のキャンパスです。

でも大学名が無くて、「農工業学部 農業技術学部」と書いてあるだけなのが不思議…。


閑散としてうら淋しいキャンパスを突っ切って北側へと抜けてみます。


そこにあるのは・・・


国鉄の線路


国鉄の線路。


左に見えるのが、キャンパスの北門。
出てすぐに線路が走っています。
線路沿いには屋根付きの歩道が。学生向けに整備したんでしょうね。

で、門を背に右(東)へと少し歩くと・・・


国鉄フアタケー駅


国鉄フアタケー駅があります。


ただホームがあるだけなのかと思いきや、駅舎がちゃんとあって駅員も常駐している様子。
さらに駅前には小規模ですが、屋台街まであるではないですか。


エアポート・リンクが開通する前には、一時期スワンナプーム空港
ここフアタケー駅を結ぶシャトルバスが運行されていたそうです。

でも国鉄の本数はそんなに多くないですからねぇ。
利用者はほとんどいなかったのではないでしょうか。


で、今ここを通るバスなどはどうも皆無な雰囲気です。
フアタケーの街から遠いので不便ですよね。


ホーム上の駅名看板を見ると、


フアタケー駅名看板


左(東)のクローン・ルアンペーン駅は、バンコクの端っこの駅ですね。
この先はチャチューンサオ県に入ります。


で、興味深いのは、右(西)の駅、プラジョームクラオ駅なんです。
フアタケー駅との駅間距離がたった「0.830km」。


タイの国鉄でこんなに駅間距離が近い箇所って、他には無いんじゃないでしょうか?

というワケで、てくてく歩いてお隣のプラジョームクラオ駅へと
向かうことにします。

歩いてばかりでさすがに疲れてきました… -_-;)







<交通費>
ソンテオ:8バーツ
ここまでの合計:117バーツ

つづく


※旅は2011年8月15日(月)に行いました。


フアタケー~キングモンクット工科大学ラートクラバン校~国鉄フアタケー駅




空港北のフアタケー BTS新終点ベーリンからの旅[14]

キンケーオ市場でクイッティアオ・ナムトックを食べて腹を満たしたので、
次の地へと向かいましょう。

フアタケーに行こうと思います。


夫婦らしきクイッティアオ屋の人にフアタケーまで行くバスがあるか尋ねると、
「あっちだよ。バスじゃなくてソンテオね。」

と指差して教えてくれました。

ありがとうございます!!


やっぱりあったんだ。よかった。
でも指差されても大雑把過ぎて分かるかなぁ ^_^;)

まぁ、そっちの方向へ歩いていってみますか。


キンケーオ交差点の北東角へ向かいます。

すると、立体交差の高架橋下のUターン・レーンに…


フアタケー行きソンテオ


「フアタケー」と書かれたソンテオが停車しているじゃないですか。
ここ始発っぽいですね。

今回は何度も乗り間違ったりしているので、
念のため運転手にフアタケーに行くか尋ねると、無言で頷きます。

よしっ、乗り込むぞ!


すぐに発車。時刻は14:22。


キンケーオ通りをひたすら北上します。
途中で乗客は私一人に…。


この東側にスワンナプーム空港が広がってるんだよなー。
でも見渡せどなかなかそれらしき景色が見えません。

暫くしてようやく何か見えました。


スワンナプーム空港の管制塔


あれは、スワンナプーム空港の管制塔ですね!
さすが世界一の高さ(132.2メートル)の管制塔だけのことはあります。

でもキンケーオ通りからはかなり奥まったところというか、
遠くにあることが分かりますね。

その頃から再び乗客が増え始めました。

ガソリンスタンドでガソリン補給した後、キンケーオ通り終点で右折。
ラートクラバン通りを東へと進み始めます。

頭上を飛行機が轟音を立てて通り過ぎるのが、
空港の近くにいることを実感させてくれますね。


沿道が賑やかになってきたなと思っていると、
ほとんどの乗客が降りるじゃないですか。つられて私も下車。


フアタケー


時刻は14:58。

iPhoneのマップで確認。
間違いない。ここがフアタケーだ!

でも中心はもう少しこの先(東側)のようですが。

元々は恐らくスワンナプーム空港東側を流れるチョーラケー運河と
北側のプラウェート・ブリーロム運河の合流点にできた町だったんじゃないですかね。
結構古くからあるようです。

その後ラートクラバン通りの開通で、街道沿いに町が発展したと。

古い木造商店も残っているらしいのですが、
通り沿いはありふれた風景ですね。


路地に入って北へと歩いてみました。

突き当りには運河が。プラウェート・ブリーロム運河です。
架かっている橋に上ってみます。


プラウェート・ブリーロム運河の橋から


北側の空が相当ヤバイんですけど…。

このバス旅シリーズでは運良く今まで大雨に見舞われたことがないんですよ。
とうとう今回やられてしまうのか。うー。 -_-;)






<交通費>
ソンテオ:8バーツ
ここまでの合計:117バーツ

つづく


※旅は2011年8月15日(月)に行いました。


キンケーオ~フアタケー




 
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