男の子の言う「空港」ことヘリポートを見物して戻ると、
売店の前におばちゃんが立ってこちらを見てます。
「来たの気付かなかったわよ。どの車で来たの?」
こちらこそ売店に人がいるなんて気付きませんでしたよ ^_^;)
平日じゃ売り上げほとんど無いんじゃないでしょうか。大変そう。
郡役所から補助が出てるのかな?
さて、男の子と車へと戻ります。
スアンプンに帰りますか。
14:50出発。
下り坂を駆け下りて行きます。
オフロード・バイク好きな人には楽しめる道かもしれませんね。
舗装道路に復帰して、
お寺の横を通ります。
もうここまで来れば、すぐそこ。
スアンプン郡役所横で隊員さんは車を停めます。
さて、ずーっと悩んできたチャーター代を渡す時がやってきました。
4WD車で悪路を走ってくださいました。
500じゃ少ないので1,000ですよねぇ。
しかも隊員さん&男の子の嬉しいガイド付き。
ガイド代として200追加しますか。
ということで1,200バーツを渡そうとすると、
隊員さんは顔をしかめて、「500バーツ札あるか?」と。
いえいえ、この額でいいです。
隊員さんは渋々そこから1,000バーツ札だけを受け取り、
私を降ろして走り去って行きました。
・・・なんともあっけないお別れ(笑)
まぁ、それ以上何があるわけでもないんですが、
実直というか愛想のあまり無い性格は、職業柄なんですかね ^_^;)
逆に言えば頼りになるので、道中安心していられたってことはありますが。
時刻は15:27。
あれ? 郡役所の駐車場にロッ・トゥーらしき車があるぞ。
バス以外にも路線があるのかな?
せっかくスアンプンまで来たんだから、
あと一ヶ所ぐらいは見どころに訪れたいもの。
モーターサイ詰所へ歩いていって尋ねてみました。
アルパカ・ヒルに行けますか?
モーターサイのおじさん達は顔を見合わせて
「知ってるか?」「いや、知らない」とやってます -_-;)
アルパカっていう白くて首の長い動物がいるところですよ。
「そんな動物初めて聞いたぞ」
私の発音が悪いのかと思い、タイ文字で書いて見せてもダメ。
なんだよー。
仕方が無い。じゃ、ボークルン温泉には行けますか?
「行ける。30分かかるよ」
ええーっ!? そんなに遠いんだ。
諦めるかぁ (T_T)
ガックリ肩を落として、とりあえず辺りを散策してみることに。
すると、郡役所前の交差点から少し先にコーヒーのスタンドを発見。
場所は、
以前掲載したこの写真真ん中の、黒っぽいピックアップ車が停車している左側あたりです。
小さな木造スタンドで、三方にはカウンター席があり、
中で20代半ばぐらいの女性が一人で切り盛りしています。
チャーイェン(アイスミクルティー)ください。
ここに座って飲んでもいいですか?
「いいですよ!」
とても気さくで気が利く女性で、いきなり話がはずんでしまいました。
フアイ・コークムー・ビューポイントに行きたくて
スアンプンまで来たと話したところ、
「危ない! ミャンマーから撃たれるわよ!」
と真顔で驚かれてしまいました。
つい10年ほど前まで実際にドンパチしていたんですから、
地元の人の国境に対するイメージって、きっとそんなもんなんでしょうね。
アルパカ・ヒルについて聞いたら、知っているそうです。
なんだあのモーターサイのおじさん達は。もっと勉強しなさい -_-;)
「ここから20km先ですよ。」
なんと、またしても遠過ぎ。いずれにしても無理か…。
「ところで知ってますか? ラーチャブリー行きの便は4時台で終わるってことを」
はぁっ!? もうすぐじゃないですか!!
なんでもバスは40分間隔で運行していて、最終便が16:50発だとか。
危ない危ない。どこかへ行ってたら帰れなくなるところでした。
教えてくれてありがとうございます。
じゃ、バスが来るまでここで待たせてください ^^
この女性、地理に詳しいし英語ができるようだし性格も抜群。
コーヒースタンドをやっているだけでは勿体無い逸材ですよ。
私が困った車のチャーター仲介や観光案内サービスも併せてやれば
成功するんじゃないですかね。
「この上のほうに日本人が住んでいますよ」
こんな山の中にまで日本人がいるとは!
「タイ人と結婚してっていうパターンですけど。たまに日本に帰っているようです」
…なんて話していると目の前の道路を上の方からスーッと走ってきた車が。
あれ、ロッ・トゥー? スアンプン郡役所前で停車したじゃないですか。
あれってラーチャブリー行きのロッ・トゥーですか?
女性はハッとした顔をして「あ、そうです! 急いだほうがいいわよ」と。
じゃあ乗りますね。ありがとうございました!
と言いながらダッシュ!
「ちょっとちょっと、チャー・イェンは?」
飲み干しました。それ空です! ありがとうございました~!!
「ラーチャブリー-スアンプン」と間違いなく書いてあります。
中から「満席だよ」との声。え~っ、そんなぁ。
すると助手席のドアが開いて「前が一人分空いてますよ」と。
へぇ、前には運転手含めて3人乗るのか。
席が確保できて一安心です ^_^;)
<交通費>
車チャーター代:1,000バーツ
ここまでの合計:1,417バーツ
※旅は2013年5月3日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
ブログを書く励みになります m(_ _)m
売店の前におばちゃんが立ってこちらを見てます。
「来たの気付かなかったわよ。どの車で来たの?」
こちらこそ売店に人がいるなんて気付きませんでしたよ ^_^;)
平日じゃ売り上げほとんど無いんじゃないでしょうか。大変そう。
郡役所から補助が出てるのかな?
さて、男の子と車へと戻ります。
スアンプンに帰りますか。
14:50出発。
下り坂を駆け下りて行きます。
オフロード・バイク好きな人には楽しめる道かもしれませんね。
舗装道路に復帰して、
お寺の横を通ります。
もうここまで来れば、すぐそこ。
スアンプン郡役所横で隊員さんは車を停めます。
さて、ずーっと悩んできたチャーター代を渡す時がやってきました。
4WD車で悪路を走ってくださいました。
500じゃ少ないので1,000ですよねぇ。
しかも隊員さん&男の子の嬉しいガイド付き。
ガイド代として200追加しますか。
ということで1,200バーツを渡そうとすると、
隊員さんは顔をしかめて、「500バーツ札あるか?」と。
いえいえ、この額でいいです。
隊員さんは渋々そこから1,000バーツ札だけを受け取り、
私を降ろして走り去って行きました。
・・・なんともあっけないお別れ(笑)
まぁ、それ以上何があるわけでもないんですが、
実直というか愛想のあまり無い性格は、職業柄なんですかね ^_^;)
逆に言えば頼りになるので、道中安心していられたってことはありますが。
時刻は15:27。
あれ? 郡役所の駐車場にロッ・トゥーらしき車があるぞ。
バス以外にも路線があるのかな?
せっかくスアンプンまで来たんだから、
あと一ヶ所ぐらいは見どころに訪れたいもの。
モーターサイ詰所へ歩いていって尋ねてみました。
アルパカ・ヒルに行けますか?
モーターサイのおじさん達は顔を見合わせて
「知ってるか?」「いや、知らない」とやってます -_-;)
アルパカっていう白くて首の長い動物がいるところですよ。
「そんな動物初めて聞いたぞ」
私の発音が悪いのかと思い、タイ文字で書いて見せてもダメ。
なんだよー。
仕方が無い。じゃ、ボークルン温泉には行けますか?
「行ける。30分かかるよ」
ええーっ!? そんなに遠いんだ。
諦めるかぁ (T_T)
ガックリ肩を落として、とりあえず辺りを散策してみることに。
すると、郡役所前の交差点から少し先にコーヒーのスタンドを発見。
場所は、
以前掲載したこの写真真ん中の、黒っぽいピックアップ車が停車している左側あたりです。
小さな木造スタンドで、三方にはカウンター席があり、
中で20代半ばぐらいの女性が一人で切り盛りしています。
チャーイェン(アイスミクルティー)ください。
ここに座って飲んでもいいですか?
「いいですよ!」
とても気さくで気が利く女性で、いきなり話がはずんでしまいました。
フアイ・コークムー・ビューポイントに行きたくて
スアンプンまで来たと話したところ、
「危ない! ミャンマーから撃たれるわよ!」
と真顔で驚かれてしまいました。
つい10年ほど前まで実際にドンパチしていたんですから、
地元の人の国境に対するイメージって、きっとそんなもんなんでしょうね。
アルパカ・ヒルについて聞いたら、知っているそうです。
なんだあのモーターサイのおじさん達は。もっと勉強しなさい -_-;)
「ここから20km先ですよ。」
なんと、またしても遠過ぎ。いずれにしても無理か…。
「ところで知ってますか? ラーチャブリー行きの便は4時台で終わるってことを」
はぁっ!? もうすぐじゃないですか!!
なんでもバスは40分間隔で運行していて、最終便が16:50発だとか。
危ない危ない。どこかへ行ってたら帰れなくなるところでした。
教えてくれてありがとうございます。
じゃ、バスが来るまでここで待たせてください ^^
この女性、地理に詳しいし英語ができるようだし性格も抜群。
コーヒースタンドをやっているだけでは勿体無い逸材ですよ。
私が困った車のチャーター仲介や観光案内サービスも併せてやれば
成功するんじゃないですかね。
「この上のほうに日本人が住んでいますよ」
こんな山の中にまで日本人がいるとは!
「タイ人と結婚してっていうパターンですけど。たまに日本に帰っているようです」
…なんて話していると目の前の道路を上の方からスーッと走ってきた車が。
あれ、ロッ・トゥー? スアンプン郡役所前で停車したじゃないですか。
あれってラーチャブリー行きのロッ・トゥーですか?
女性はハッとした顔をして「あ、そうです! 急いだほうがいいわよ」と。
じゃあ乗りますね。ありがとうございました!
と言いながらダッシュ!
「ちょっとちょっと、チャー・イェンは?」
飲み干しました。それ空です! ありがとうございました~!!
「ラーチャブリー-スアンプン」と間違いなく書いてあります。
中から「満席だよ」との声。え~っ、そんなぁ。
すると助手席のドアが開いて「前が一人分空いてますよ」と。
へぇ、前には運転手含めて3人乗るのか。
席が確保できて一安心です ^_^;)
<交通費>
車チャーター代:1,000バーツ
ここまでの合計:1,417バーツ
※旅は2013年5月3日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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