タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

パーシーチャルーン運河水上マーケット

ペットカセーム69到着 パーシーチャルーン運河水上バスの旅[2]

パーシーチャルーン運河の水上バスは、ところどころで船着場に寄りつつ
ゆっくり運河を進んでいきます。


02_01


この運河にも舟のある生活が残っているんですね。


すると、見覚えのある白い橋の下をくぐりました。


02_02


お、ここはパーシーチャルーン運河水上マーケットではないですか!

右岸に寄った船は、ワット・ニンマーノーラディー船着場に横付け。
時刻は、08:25。

前回来た時にはバーンケー市場から歩いてきましたが、
今後はこの水上バスで楽に来れますね。


ワット・ニンマーノーラディー船着場
を出てすぐに
パーシーチャルーン運河水上マーケットを振り返ってみます。


02_03


今日も相変わらず閑散としています。
やはり土日に要再訪ですなー。


まもなく前方から船が向かって来ました。


02_04


おじさんが大勢乗ってますけど、なんの船なんでしょう?
すれ違いざまに覗いてみると…


02_05


砕いた石がゴロゴロと積まれています。
運河の護岸工事用でしょうかね。


しばらくすると、逆方向行きの水上バスが。


02_06


実はすれ違うのはこれで3隻目。結構頻繁に走っている印象です。

ちなみに水上バスの左には物売りのおばさんの小舟が。
トウガラシやキュウリが見えたので八百屋さんのようで ^^


運河沿いにはところどころコンクリート製の歩道が続いているんですが、


02_07


そこをバイクが走っていくんですよ。
そんな細いところをよく落ちないもんです ^_^;)

ところで向こうに立派なお寺が見えてきました。


02_08


ワット・ムアンです。
写真右端に切れかかってますがワット・ムアン船着場も見えています。

しかし巨大な本堂ですねー!!
完成してまだ2,3年らしいです。

ワット・ムアン
は、ラマ2世治世末期の1823年創建。
元々は違う名称だったのですが、ちょうど寺の前で運河の水深が浅くなっていて、
船で運ばれてきた農産物を一旦境内に陸揚げしなければならなかったのだそうで。

で、その主要な農産物はマンゴー。タイ語でマムアンと言います。
きっと毎日のように境内にはマンゴーがどっさりと広げられていたんでしょうね。

そのためにいつしかワット・マムアンと呼ばれるようになり、
さらに縮んでワット・ムアンになったんだとか。

私はてっきり紫色(ムアン)に由来しているのかと思いましたよ。
本堂の屋根瓦にも一部紫色が使われていますし。


船がさらに進んでいくと…


02_09


ガチョウの親子がぁ~(笑)
のどかでいいですね。この辺に住みたくなってしまいます。


そうこうしているうちに前方に橋が見えてきたかと思いきや、
ただでさえゆっくりだったのがさらにスピードダウン。

右岸に寄っていきます。


02_10


時間的に言っても終点っぽいですね。
ってことは橋の上の道はペットカセーム・ソイ69ってことか。

ところでこの船なのですが、船着場には横付けせず、なんと…

岸に突進して先っぽをめりこませて停船!
は!?

「船首から降りてください」

とスタッフがにこやかに声をかけてくれます。


02_11


そのとおりに船首から陸へと ^_^;)

終点ペットカセーム69船着場に到着です。
時刻は、08:51。


02_12


船はこの後、バックして船首を陸から抜き、
舟着場に横付けしたのでした。

さて、これからどうしよう。

朝の最終便は9:00発のはず。
ってことは次の便が最終便っぽいですね。

反対側の終点にも行ってみたいので、
ここは周囲を歩き回らず、最終便に乗ることにしますか。






<旅費交通費>
水上バスに乗っていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:51バーツ

※旅は2014年5月16日(金)に行いました。

<参考>
新聞『カオ・ソット』2011年1月8日付記事

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンワー


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パーンボーン行きローカルバス バーンケー再び[最終回]

パーシーチャルーン運河を橋で渡り、
ワット・ニンマーノーラディー側へ戻ります。

こちら側にも少しある木造長屋を見てみましょう。


04_01


閑散としてまーす。

こっちには商店は無さそうな雰囲気。土日ならやってるんですかね?


そんな一角にこんなもの発見。


04_02


木、ですね。
運河を流れてきたのか、はたまたここに長屋を建てる際に倒した木なのか。
神様として祀られているようです。


ここからあちら側のパーシーチャルーン運河水上マーケット
メイン部分を眺めてみます。


04_03


静かですねぇ。


04_04


その先にある小橋でワット・ニンマーノーラディー境内へ戻り、
パーシーチャルーン水上マーケットは終わり。

うーん、平日は見るべきものがちっとも無いぞ。
土日にまた来るとしましょう。ぜひ無料の水上バスで!


11:24、ワット・ニンマーノーラディーを去りバーンケー市場へ。

ますます暑さが増しましたよ。
たまらずに涼を取ろうと市場内のローカルデパートへ。


04_05


2階へ上がってみます。
そこには申し訳程度のフードコートが。

チャーイェン(アイスミルクティー)を飲んで一服し、
トイレに入ってから行動再開!

バーンケー市場
内西端付近にあるバス乗り場へ向かいます。


04_06


ここ発着のローカルバスにはいくつか行き先があるんですが、
今回はこのバス、バーンボーン行きに乗ってみましょう。

乗り込んで間もなく発車。 時刻は11:59。


04_07


バーンケー市場のアーケードを抜けて、
表のペットカセーム通りを左へと走り出します。

ほどなくしてまた左折。パーシーチャルーン運河を渡り、
道なりに南下していきます。

この辺には初めて来たんですが、
沿道には商店が結構建ち並んでいて意外と栄えているんですね。


そして前方にエーカチャイ通りが見えてきました。


04_08


右へ行くとマハーチャイですね。
バスは右へ曲がったかと思うと、歩道橋の下で停車。

ここが終点のバーンボーンってことのようです。


04_09


他のお客さんとともに下車します。
時刻は、12:18。


さーて、このバーンボーンの市場で探したいものがあったんですよ。
それはこの付近の農園で突然変異で生まれた巨大なマンゴー、カーオニヨム

1個が0.6~1.5kgと普通のマンゴーの2~5倍ほどもあるんです。
2000年、正式に国に品種登録されたんですよ。

実はさっきバーンケー市場でも探したんですが見つからず、
このバンボーンの地で再度探してみようと思っていたのですが…

とにかく暑い!!

とてもじゃないけど、歩き回る気にはなれません。
うーむ、ここまで来たのに残念。


04_10


強烈な日差しの照りつける歩道橋上からマハーチャイ方面を眺めます。
お、バスが来た。急いで反対側へ下りバス停へ。


04_11


早々に120番バスで退散でーす ^_^;)
時刻は、12:21。

エーカチャイ通り
を北上。途中右手にはワット・シンが。
バーンケー市場発のローカルバスには、ワット・シン行きもありました。
ここまで来るのか。


BTSの高架橋の下まで来ました。

ウォンウィエンヤイ駅でも良かったのですが、
もう一つ先のクルン・トンブリー駅前で下車。


04_12


時刻は、13:09。

なんだか本当にミニ・トリップになってしまいました(笑)
4月の暑さ真っ盛りに歩き回るのは、やはりシンドイですね。

でも後日、パーシーチャルーン運河の無料水上バスに乗船しがてら、
今回行った地域をまた通る予定ですので、まぁいいことにしましょう ^_^;)


というワケで、今回の旅も終了です。
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

次回の旅は、どれを先に書こうか考え中です。
しばしお待ちください!




<旅費交通費>
バーンボーン行きバス:7バーツ
120番バス:8バーツ
ここまでの合計:72.5バーツ

※旅は2014年4月8日(火)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


バーンボーン


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パーシーチャルーン運河水上マーケット バーンケー再び[3]

ワット・ニンマーノーラディーから橋を渡ってみましょう。


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下を流れるのは、パーシーチャルーン運河

右手に船着場が見えてますね。

実は今年2014年4月24日からバンコク都がこのパーシーチャルーン運河
朝夕のみ無料水上バスの運行を開始しているんです。

この時は運行開始の2週間ほど前でしたが、
今ならBTSバーンワー駅から徒歩数分の船着場から
簡単にここまで来ることができます。


で、対岸には木造長屋が続いています。

ここは、パーシーチャルーン運河水上マーケット
またの名をワット・ニンマーノーラディー水上マーケットと言います。


橋を下りてみますか。


03_02


橋の左手には、

   パーシーチャルーン運河水上マーケット
      ワット・ニンマーノーラディー
ラッタナコーシン暦102年 国王5代に渡る古市場

との看板が立っています。

西暦に直すとラマ5世治世の1882年。
130年以上の歴史のある市場ってことですか。

灯台もと暗し。
バンコク都内にもこんな歴史のある古市場が残ってるんですねぇ。


03_03


ところが、橋周辺こそこんな感じで営業している店があるものの、
ちょっと歩けば、


03_04


途端にうら淋しい光景に。

平日に来たのがいけなかったようで。
土日はもっと多くの店が開き、観光客もそれなりに多く訪れるようです。

ここもご多分に漏れず、昔は水上マーケットとして栄えたのですが、
陸上交通の発達により衰退。

最近になって組合をつくり市場復活に取り組んでいるのだとか。

特色すべきは、昔ながらの商品を扱う方針であること。
すっかりカップル向けや若者向けのグッズが溢れるようになってしまった
アンパワー水上マーケットやサームチュック百年市場と大違いです。
好感が持てますね。


対岸を眺めてみます。


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ワット・ニンマーノーラディー観音亭が見えますね。

さらに進んでみると、


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木造長屋からコンクリート製(?)長屋に変わりました。


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ネット屋というか実質的にオンラインゲーム屋があったり、


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申し訳程度の商店があったり、


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裁縫の作業場があったりするものの、
うら淋しさは変わりませんね。


ついに長屋も終わったので、対岸に渡り直してみましょう。


03_10

左が対岸。ワット・ニンマーノーラディーの西側にも少し
木造長屋の一角があるんです。





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:57.5バーツ

※旅は2014年4月8日(火)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


パーシーチャルーン運河水上マーケット


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