さあ、バーンマイ市場に入ってみましょう!


05_01


入ってすぐの辺りは揚げ物なんかの料理を売る店や食堂が多いですね。


05_02


生活が垣間見れるのもここのいいところかも。


05_03


なんだか香港で食堂の厨房を覗いているかのような錯覚に陥ったり ^_^;)


この辺りはラマ3世期(1824~51年)には、中国から渡って来た人達が
住み着いて商売を始めていたようです。

その後大火に遭い、新たに市場を建て直したことから
「バーンマイ」(新しい家)市場と呼ばれるようになったんだとか。


そうそう、このバーンマイ市場の入口には、かつて大きな阿片窟があったそうです。
当時は合法でしたからね。

それがサリット独裁政権時の1958年に禁止。
アメリカと親密な政権でしたから、きっとアメリカから促されたのかも。

ここの阿片窟も閉鎖され、商店用の賃貸スペースに模様替えしたんだとか。


この市場全体に漂うなんともいえない薄気味悪さ(すんません)は、
そんなところに由来しているのかも…なーんて気のせいでしょうけど ^_^;)


さーて、直進して突き当たりまで来ました。
そろそろ遅い朝食といきたいですね。

左右にはレストランが。

左へ入ろうとしたものの、店員が振り向きもしないので変更。
右の店に入ることに。

どうも愛想が無い人が多く感じるのも、コテコテ中華系な伝統を維持している
証拠とも言えなくはないのかもしれませんねぇ。


で、右の店です。


05_04


「バーン・パー・ヌー」(ヌーおばさんの家)という名のレストランは、
このとおり、


05_05


バーンパコン川に突き出して建っているんですよ。

いきなりお目にかかれましたね、バーンパコン川


ターチーン川より流量が多めかな。その分、やや力強い川に見えます。
周囲の緑も心なしかターチーン川のそれよりもジャングルっぽい雰囲気。


などと考えていたら、なにやら大音響が。
ん? 下流側を振り向くと・・・


05_06



橋を貨物列車が渡っているではないですか!
こんなところに国鉄が走っていたとは。パタヤ方面へ向かっているんですね。


あ、料理の注文をせねば… ^_^;)






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:29バーツ

※旅は2012年5月1日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

04_06