タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バーンルアン市場

あっけなく王宮前広場へ バンコク西北行き当たりばったり旅[最終回]

王宮前広場行きのロッ・トゥーは、バーンルアンのバスターミナルを
15:05に出発。どんなルートを取るのか楽しみです。

なので、iPhoneの「マップ」で追跡(笑)


ターチーン川に沿った道をずっと南下します。
田園風景だった車窓が急に街の景色になったところがバーン・サイパー

路線バスが停まっているのが見えました。
後で調べて分かったのですが、
どうやらパトゥムタニーとバーンレーンを結ぶ路線のようです。

そこで左折。国道346号線に入ります。
ターチーン川を渡った辺りからスピードが上がりました。


しばらくするとまた橋が。
地平線のかなたまでまーっすぐに続く運河を越えるのが一瞬目に入りました。

もしかして!


プラピモンラーチャー運河を越えたところ


やっぱりそうだ!

今のは、プラピモンラーチャー運河です!

以前、サイノーイ水上マーケットとバーンブアトーン収容所があった
バーン・カーイ3へ行った際に訪れた運河です。

あれ以来思い入れのある運河なんですよね~。
いつかさっきの地点から歩いてサイノーイまで行ってみたいなー。


そのうち大きな交差点に差し掛かりました。


ノッパウォン交差点


おっ、ここは行きに「ラート・ブアルアン行き」バスから降ろされて
途方に暮れていたノッパウォン交差点じゃないですか!

今となっては余裕な気持ちで眺めていられます(笑)


この交差点、右折ができない構造になっているため、
一旦左折して国道340号線をしばらく北上してからUターンして
バンコク方面へと向かいました。

そしてカーンチャナーピセーク通りとのジャンクションに到達。

ホッとしている自分に気付きました。
そうか、私にとっての「テリトリー」北限は、ここなんだな(笑)


バーン・ヤイでも停まることなくかっ飛ばしたロッ・トゥーは、
左折してボーロム・ラーチャチョンニー通りに入ります。

ほどなくしてお坊さんを降ろすと、高架道路に乗ります。
あれ? 正面に「PATA、王宮前広場」って書いてあったのに、
これじゃぁPATAに停まれないじゃないですか。はて?

渋滞にはまりつつピンクラオ橋を渡り、
とうとう王宮前広場に到着!

最高裁判所北側の短いソイで停車しました。

運賃は…すみません。メモっておくの忘れました(汗)
たしか70バーツだったはずです。


時刻は、16:34。


王宮前広場に到着したロッ・トゥー


1時間半で着いちゃうんですね。いやはや、あっけないもんです。
行き着くまでの苦労はなんだったんでしょう?(笑)


ちなみに写真右列が、バーンルアン市場行きロッ・トゥー。
左は「ムアントーンタニー、IMPACT」行きとなっていました。
こんなところにもロッ・トゥー乗り場があったんですね。


さて、ここからすぐのバス停にやって来た47番バスに
ひょいと飛び乗り、ター・ティアンの船着き場前で下車。

そして向かったのが、先日紹介したカフェ、
Vivi The Coffee Placeだったりします ^_^;)


ワット・アルンを眺めつつアイスラテで喉を潤してから、
ター・ティアンの船着き場へ。


夕暮れ時のター・ティアン


既に夕刻。
日が傾いていい雰囲気です。

船着き場に入ると、


夕刻のター・ティアン船着き場


思わず写真を撮らずにはいられませんでしたよ。


ここからエクスプレス・ボートに乗り、
終点サートーンで下船。


時刻は、17:40。

戦勝記念塔を出発してからほぼ10時間の旅でした。


今回は、このバンコク周辺バス旅シリーズ中でもっとも遠出した旅と
なったワケですが、まぁ悲喜こもごもの濃~い体験をできましたね。

やっぱり途中で帰らなくて良かったですよ!(笑)


今回も旅の日記にお付き合いくださいましたみなさま、
本当にありがとうございました!


次は、バンコク都内某所の消えかけた水上マーケットと特産品を確かめに行く旅を
お送りする予定です!





<交通費>
ロッ・トゥー:70バーツ(多分)
47番バス :7バーツ
エクスプレスボート:15バーツ

すべての合計:202バーツ


おわり


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


バーンルアン市場~王宮前広場~サートーン




王宮前広場行きロットゥー バンコク西北行き当たりばったり旅[15]

バーンルアン市場の商店街を入口へ向けて歩きつつ
なんとなく名残惜しくなって振り向いてみます。


バーンルアン市場


やっぱり時代劇のセットみたい。
よくこのままの姿で残っていたもんです。


こんなものもありました。


バーンルアン市場の人力車


人力車!

結構古いモノに見えますけど、どうなんでしょう。
土日には観光用にお客さんを乗せてるのかも。


やっぱりまた土日に来たいですねー。


入口まで戻り、バスターミナルへ向かいます。

バーンルアンから王宮前広場行きのロッ・トゥーが
出ているそうなのでそれに乗ってみようと。


見まわすと、バスターミナル入口角の商店前に
何かを待っている風な数人の人を発見。


ロットゥーの乗り場


きっとここが乗り場に違いない!

しかしお坊さんまでいるではないですか…。


20分ほどボーッと待っていると、
北の方角からようやくロッ・トゥーがやって来ました!

思わず手を伸ばして乗る合図を送ると、

「慌てなくていいよ」

と、たまたま自転車で通りかかったおじさん!


「ターミナルの中に入ってUターンして戻って来るから
 ここで待っていればいいんだよ」と。

そうなんですか。どうもありがとうございます。

「昨日だったら映画もやっていたのに。土日に来なきゃあ」

それは残念です。土日のほうが面白そうですね。

と、陽気なおじさんに答えていると
Uターンしたロッ・トゥーが戻ってきました。

改めておじさんにお礼を言ってロッ・トゥー乗り込みます。


王宮前広場行きロットゥー


お坊さんは前。
一般客は後ろがデフォルトなんですね。


時刻は、15:00ちょうど。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:110バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


バーンルアン市場




パッタイ@バーンルアン市場 バンコク西北行き当たりばったり旅[14]

ターチーン川を眺めてからバーンルアン市場の商店街を戻ることに。

実は北側にも並行してもう1本の商店街があるのですが、
そちらは全店お休み。土日のみ営業なんですね。またしても残念。


戻りつつじっくり各店を覗いてみます。

すると古式コーヒー屋を発見。
ちょうど喉が渇いていたので飛び込んでみることに。

店主のおじさんにアイス・コーヒーを注文。

テーブルは入口付近にあるものの、
ご近所さんたちで塞がっていたので薄暗い奥の席へ。


バーンルアン市場の古式コーヒー屋


おじさんが手際よく作って持ってきてくれました。
分厚いガラス製のコップが冷たさを長持ちさせてくれそうで嬉しいです。


味は苦さと甘さがちょうどいい具合で、これまた美味しいです!
さすが100年以上続く市場だけあるなー。

じっくり味わっていると、

「彼は中国人だけど中国語が話せないね」

ご近所さんたちの雑談から聞こえてきました。
バーンルアン市場住民も段々とタイ化しつつあるってことなんですかね。


代金を払って店を出ます。
10バーツか15バーツでした。


さらにちょっと先にパッタイの屋台発見!
食べてみましょう(笑)


バーンルアン市場のパッタイ屋台


看板にあったパッタイ・ホーカイ(玉子焼きで包んだパッタイ)を
おばちゃんに注文。

やってきました!


バーンルアン市場のパッタイ・ホーカイ


さっそく上部を破っちゃいましたが、
出来立てはちゃんと玉子焼きで全体が包まれています。


口に運ぶと・・・

普通のパッタイって色々とトッピングされているものが
なんて言うかボソボソしませんか? しっくり混じり合ってないですよね。

これは玉子焼きで包まれて蒸されたお陰か、
全体がしっとりもっちりして、とーっても美味しいんです!

ここで食べて大正解でした!


目の前は八百屋。


バーンルアン市場の八百屋


その前で犬がノビている気だるい光景を眺めながら
絶妙なパッタイを頂く至福の時(笑)


食べ終えてお金を払おうとすると「そこから水飲んでいいよ」
とおばちゃんがクーラーボックスを指差します。

ありがとうございます。

氷入りでキンキンに冷えた水を1杯いただいてから、
代金25バーツを払い後にしました。


さーて、そろそろ帰るとするかな。


時刻は14:30。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:110バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


バーンルアン市場




クイッティアオ@バーンルアン市場 バンコク西北行き当たりばったり旅[13]

木造の商店が両側に延々と続くバーンルアン市場を
奥へ向かってズンズン歩いて行きます。

赤い提灯がぶら下がっていたり漢字の看板が多いあたりに、
今でも華僑のアイデンティティを守っていることが伺えますね。


すると、左手にクイッティアオ屋を発見。

予定変更。
ここで食事をしてから奥まで行きましょう(笑)


入口でクイッティアオを作っている女性に
センレック・ナムと注文してから着席。


バーンルアン市場のクイッティアオ屋


いやぁ、返事も無いし愛想のかけらも無いところが
コテコテ度をよく表しています(笑)


わりとすぐにやって来ました。


バーンルアン市場のクイッティアオ


変わった器ですね! まるでカレーライスを盛るやつみたいな。


お味はと言うと・・・これが深みがあって美味しい!!


さすが100年以上続く市場でやっているだけあって、
そんじょそこらの屋台とは全然別物!!

トッピングされているつみれみたいなのもイケます。
その下には、クッキーみたいなサクサクした歯触りのものも。
なんだか分かりませんが、ソレも美味しかったです。


40バーツ也。

この地でこの値段はふっかけている気がしなくもないですが、
それだけの価値のある味であることは確かです。


ちなみに写真左のグラスは、バーンルアン市の市章(?)入り。
物凄く欲しいです(笑)


さて、再び歩き始めて、最奥に到達。
振り返ってみます。


バーンルアン市場


写真を見て、あー、あの辺が入口だな、とお思いでしょう。
いえいえ、実際はその倍は先に入口があるんです。
とにかく長~い木造長屋建築の商店街が連なっています。


しかし多くの店が閉まっているのが、ホント残念~ (>_<)


この先は、ターチーン川


そこには、川に浮かんだいかだ状の無料休憩スペースがあります。


ターチーン川に浮く無料スペース


ターチーン川の穏やかな流れを眺めていると、すがすがしい気分になりますね~。

かつてバーンルアン市場が栄えていた頃は、
ここを人や物を載せた船が往来していました。
スパンブリーへの中継点としての性格が強かったのかも、などと想像してみたり。


右に横付けされた舟を覗きこむと、白い網が積まれています。
ターチーン川で漁をしているんでしょうね。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:110バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


バーンルアン市場




バーンルアン市場 バンコク西北行き当たりばったり旅[12]

ターチーン川を渡り、曲がりくねった道をバスは走っていきます。
車窓はのどかな田園風景。

と思っていると突然建物が現れて街らしい雰囲気に。
おっ、バーンルアンはここかな?


するとバスは右折して停車。
そこはちょっとしたバス・ターミナルでした。

車掌さんに教えてもらうまでもなく
席を立ちあがった私は、下車。


時刻は13:47。


バーンルアンに到着したバス


バスはしばらくここで停車してからナコーン・パトムへ向かうようですね。


待合所のトイレを借りてから、
掲げてあった地図で目的地のバーンルアン市場の場所をチェック。

ん? バス・ターミナルの目の前?


そちらへと目を向けると


バーンルアン市場の入口


なんだ、本当に目の前だ!
バーンルアン市場の入口です。


バーンルアン市場の入口


 バーンルアン市場 ラッタナコーシン暦122年
       網鑾老市場二四四六
       木造家屋群の古集落



と門には書かれています。
あ、3行目の訳はちょっと自信がありませんが(汗)


早速バーンルアン市場へ足を踏み入れてみましょう!

平日なので閉まっている店も多く、観光客もほとんどいない市場を
奥へ向かって歩いていきます。


バーンルアン市場
 

奥の奥までズラ~っと木造の商店が軒を連ねている様は圧巻!
片側だけで68軒並んでいるんだとか。


バーンルアン市場は1903年からあるようです。
中国からの移民が、ターチーン川沿いの交通の便が良いこの地に辿り着いて開きました。

スパンブリーから下流の国鉄の駅までを結ぶ船ができてから
一層繁栄したとか。

それが他の水上マーケット同様、陸上交通機関の発達とともに衰退。


最近になってTVドラマのロケ地として使われたことから、
観光客が増えて活気を取り戻したんだそうです。


確かに日光江戸村や太秦映画村みたいな、タイムスリップしたような趣がありますよね!
(と言いつつどちらにも行ったことがありませんが…)


とにかく奥まで長~く続いています。
最奥まで歩いてからランチとしますか。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:110バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


ワット・パイ・ローンウア~バーンルアン市場




 
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