ワット・ホントーンから歩き出して22分で、


13_01


スクンビット通りに出ました。
時刻は、14:08。

ソイ入口にあるワット・ホントーンの目印の法輪が
輝いていて眩しいほどです。

右手のあずま屋でバスを待っていようと思ったんですが、
中から道路の様子が見えないんですよ。

なので、


13_02


このソイ、「ソーンクローン・ソイ11」の看板でできた
細い影に身体を窮屈に押し込めて立って待っていることに(笑)

すると11分経過したところで、


13_03


あれ、ソンテオ?

チョンブリー-バンパコン-クローンダーン

と正面に書かれています。
バス以外にソンテオもあったのか!

かなり混んでいるので、デッキ部に立ち乗りで出発!

そしてたったの9分で、


13_04


終点のクローンダーンに到着です。

正確には終点はもう100mほど先のようですが、
手前で降りちゃいました。10バーツ也。

時刻は、14:28。

再び戻ってきたクローンダーンの町を今度はしっかり歩いてみますか。


13_05


比較的大きな町なんですよねー。


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朝も見ましたが、漁業が盛んのようでスクンビット通り沿いの市場には
新鮮な魚介類が並んでいます。

町の西端には南北に流れる運河があって、
その手前に運河に沿うかたちで


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歴史を感じさせる商店街があるのを発見。

門にはワット・モンコンコーターワート(วัดมงคลโคธาวาส)と。
奥にお寺があるようで。

ちょっと入って行ってみますか。


13_08


おぉ、古い木造商店が建ち並んでいるではないですか。
これは百年市場に負けず劣らず歴史がありそうだぞ。

この時は知る由もなかったのですが、
今回この日記を書くにあたって調べたところ
こんな感じのようです。

バンナー・トラート通りが開通する前、チョンブリーやパタヤ方面へ行くには
スクンビット通りで海岸線沿いに行くしかなかったのだそうです。

当時のスクンビット通りは今ほど道が広くなく速度が出せなかったので、
バンコクを経つとここクローンダーンで一泊してからチョンブリー方面へ
向かうのが一般的だったのだそうで。

さながら宿場町のような感じで結構栄えていたようです。

また戦争中(太平洋戦争かフランスとの戦争かわかりませんが)は、
ここに関所というか検問というかが設けられ、廃止後には
税関が設けられていたんだとか。

それでクローンダーン「関所の運河」という名称になったのです。

公共交通機関がバンコク方面からもチョンブリー方面からも
ここが発着点になっているのはそういった歴史からなんですね。

で、チョンブリーやパタヤへ速く行けるバンナー・トラート通り
できてからはスクンビット通りを利用する人が激減。
クローンダーンの町も廃れていったということのようです。


13_09


ズームで望むと奥に寺の山門が見えてきました。


13_10


橋からは左手=西側に南北に流れる大きな運河が見えます。
あれがクローンダーン=関所の運河ですね!

でも元々は違った名称だったのだそうです。
なんと、

メーナム・ヒア(大トカゲ川)。

運河ではなく川だったんですかね。

タイ語でヒアと呼ばれる大トカゲが多く棲息していたからだそうで。

この町も同様にバーンヒア(大トカゲの水辺の町)という名だったのが、
関所ができてからはクローンダーンという名のほうが通りが良くなり、
ついには正式にクローンダーンに町名変更されたんだそうです。

ちなみにヒアは、相手をこの上なく罵倒する汚い言葉でもあります。
日本語の「クソ野郎」のン十倍増しの非常にキツイ表現なので、
町名が変わって良かったですね ^_^;)




<旅費交通費>
ソンテオ:10バーツ
ここまでの合計:150バーツ

※旅は2015年11月19日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

クローンダーン

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