タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バーンノッククウェーク水上マーケット

バスターミナルで1時間半待ち 水上マーケット1日で5ヶ所巡る旅[14]

バーンノッククウェーク水上マーケットを後にして、バスを降りた場所方面へ
歩いて戻っていると、賑やかな市場に差し掛かりました。


14_01


こんな辺鄙な場所(失礼)にしては規模が大きく盛況に見えますね。
ついでなのでちょっと中を歩いて抜けてみますか。

食料品メインの普通の市場なのですが、


14_02


寿司まで売ってました!(笑)

こんな地方にまで寿司文化が浸透していて嬉しいじゃないですか~。
でも暑く埃っぽい中に放置してて大丈夫なんですかね。
日本の保健所だったら絶対に許可しないような ^_^;)


そんな市場を抜けて、バスを降りたポイントに到着。
ここで車掌さんは、バーンノッククウェーク水上マーケットは後ろだと
指を差したんですよねー。

その方向へ歩くと、メークローン川方向へ伸びる路地が。
角には「バンオーン・ホームステイ」との看板が。

奥に何かがあるのは間違いなさそうです。
急ぎ足で行ってみましょう!


14_03


ずんずん進んで行くと先に民家が見えてきました。
すると後ろからバイクが。すれ違いざまおばさんが「ホームステイに来たの~?」と。

ニコニコと笑顔を返すしかありませんでした ^_^;)


メークローン川べりに出ました。


14_04


どう見ても水上マーケットではないな -_-;)


川沿いの単なる集落ですね。
車掌さんはなんでこっちを指差したんだろう? ま、いっか。

4,5匹の犬に囲まれて滅茶苦茶吠えられて困っていると、
綺麗な女性が犬たちをなだめてくれました。

ありがとうございます。
ちょっと中を歩いてもいいですか?

「どうぞ」


14_05


何があるわけでもないんですが、川沿いのこんな集落を歩かせていただきました。
その先には、


14_06


あの唯一立派な家がきっとホームステイをやってるところでしょうね。
日本流に言えばペンションなんでしょうけど。

ニワトリが闊歩する路地を抜けて表の通りまで帰ろうとすると、
集落の入口角にこんなものが。


14_07


この赤い円錐状の物体は、神様?
珍しいですね。


すると、ここでハプニング発生。
デジカメのバッテリーが切れてしまいました!

普段はスペアのバッテリーを携行してるんですが、うっかり宿に忘れて来たことが判明。
マヌケだ… -_-;)


仕方ないので今後はiPhoneでの写真となります。


表の国道に出て、来た時にバスを降りたポイントでバスを待ちます。

近くで男の子が一人で遊んでいるなと思ったら、私に興味を持ったのか
遊びながら徐々に私に接近して来るではないですか(笑)


バスはもう来た?

話しかけると男の子ははにかんだだけで遊び続けています。

iPhoneをいじっていたら、「バス来たよ」と男の子。
あ、ほんとだ!! ありがとう~ ^^

時刻は、15:15。


14_08


結構混んでます。
これでラーチャブリーまで出ようと。

席についてiPhoneをいじっているうちに多くのお客さんは下車した模様。

バスが大きく右折する揺れで顔を上げると、
国道から逸れて奥へと突進して行くではないですか。

さらに右折してちょっとした広場に入り停車。


え?


慌てて運転手のところへ行って尋ねます。

ラーチャブリーまでは行かないんですか?

「このバスはここが終点だよ。ラーチャブリー行きは4時40分だ」


今まで誤魔化して書いてましたが、私はてっきりこのバス全便が
ラーチャブリー行きだと勘違いしていたんですよ。
多くはここ、バーンノッククウェークのバスターミナル止まりだったのか!

仕方なくヘナヘナとバスを下車。


14_09


時刻は、15:21。


14_10


国道からはずれていることもあり、静寂に包まれています。
こんなところであと1時間半近くも待たなければならないのか。


予定が狂ったぞ -_-;)






<交通費>
バス代払い忘れたので:0バーツ
ここまでの合計:145バーツ

※旅は2013年8月17日(土)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンノッククウェークターミナル


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バーンノッククウェーク水上マーケットが薄暗いワケ? 水上マーケット1日で5ヶ所巡る旅[13]

スコールが止むと、みなさん三々五々船へと戻って行きます。
全員戻ったところで出発。

時刻は14:16。
30分もマナーオホー販売所にいたのか。


13_01


そして7分であっけなくバーンノッククウェーク水上マーケット
帰ってきたのでした。


13_02


ムスリムの方たちも一緒でした ^^

陸に上がり、もう一度マーケットを歩くことに。


13_03


この店なんてかなりの廃れ具合ですけど、これでも営業しているみたいですね。
こんな感じの店が多いんですよ。

おっ、


13_04


ご当地Tシャツ発見~。
99バーツならお手頃価格ですよね。


13_05


ここでは自家製タイ・スイーツを売っています。
実はさっきも惹かれたんですよ。やっぱり何か買ってみることに。

おばさんが親切に一つ一つ説明してくれます。
その中で興味をもった右下のを2つ購入。

カーオトゥー (ข้าวตู) と言うんだそうで。

挽いて粉にした米と砂糖、ココナッツなどを混ぜて作り、
和菓子の五家宝(ごかぼう)に食感も味も近いスイーツです。
美味しかったですよ ^^


そして先ほどマナーオホー・ジュースを飲んだ屋台へ再訪。


13_06


今度はラークブア(レンコン)ジュースを飲んでみました。
甘く味付けされてますね。底にはレンコンが沈んでます。


さーて、バスに乗る前にちょっと立ち寄りたいところもあるので、
そろそろバーンノッククウェーク水上マーケットを後にしましょう。


帰りは本来の入口から出てみることに。
ここです。


13_07


人がすれ違うのも大変なほど細い路地なんですよ。


帰国後調べて分かったんですが、昔このバーンノッククウェーク水上マーケットには
阿片窟があったんだそうです。それで敢えて入口を狭く作ったんだとか。

なるほどね。だから今でもどことなく薄気味悪い雰囲気を醸し出しているのかも。

そう言えばかつて同様に阿片窟のあったチャチューンサオバーンマイ市場でも
やはり薄気味悪さを感じたんですよ。

阿片窟は、市場全体の作りや雰囲気に影響を与える存在だったってことですかね。


極細の路地を抜けた先の右手には、打って変わってポップな作りの店が。


13_08


店名は「ナーワー」(NAWA)。
食堂兼カフェのようです。

ちょうどコーヒーが飲みたかったので入ってみますか。


13_10


ホットコーヒー、25バーツ也。
良心的なお値段で嬉しくなります。


するとマスターさんが私を手招きするではないですか。
誘われた先は、店内にある水槽。小さな魚が泳いでいます。


「この棒を高く持って水槽の上にかざしてごらん」


餌を貼りつけた塩ビパイプを渡され、言われるがままにやってみます。


13_09


すると水槽内から水鉄砲よろしくピューッと水が勢い良く飛んできて
見事餌にピンポイントで命中。

これってテッポウウオの仲間ですよね?
実際には初めて見ました。こんなところで出会えるとは ^^


そんなこんなでちょこっと遊んでから席に戻り、店内のカラオケで熱唱している男性の
歌声をBGMにコーヒーをちびちび飲んでいると、その男性が「日本人?」と。

おぉ、一発で分かりましたか。

すると、カラオケからは聴き覚えのあるメロディーが流れ始めたではないですか。


13_11


なんと「上を向いて歩こう」!!


男性が日本語で歌い始めます。

驚いて画面を見ると日本語発音をそのままタイ文字に起こした字幕が流れてました(笑)
なんだそういうことか。ビックリした。

ついつられて私も口ずさんでいたら男性に手招きされて
結局一緒に歌う羽目に~。旅の恥はかき捨てですよ。わはは。


思いがけず楽しいひとときを過ごした「ナーワー」を後にして、国道に出ます。


13_12


この左手がバーンノッククウェーク水上マーケットの入口。
アンパワー方面から来たら、ダムヌーンサドゥアック運河の橋を渡ったすぐ先です。


バスに乗る前に確かめておきたい場所があるんですよ。

ここでバスを降りた際に車掌さんが指差した方向。
そっちにもきっと何かあるに違いないと思うんですよねー。

バスの時間まであまり余裕がないですが、急ぎ足で行ってみましょう!






<交通費>
無料観光船に乗っただけなので:0バーツ
ここまでの合計:145バーツ

※旅は2013年8月17日(土)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンノッククウェーク


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無料観光船の正体@バーンノッククウェーク 水上マーケット1日で5ヶ所巡る旅[12]

観光船乗り場へ向けて、バーンノッククウェーク水上マーケットの通路を戻ることに。


12_01


曇天で薄暗いこともあるのかもしれませんが、
なんて言うかホラー映画のロケで使えそうな光景です -_-;)

例えが悪くてすんません。


でももう一度繰り返しますが、人はみんないい人たちばかりなんですよね。
そのお陰で居心地は悪くないんですよ ^_^;)


観光船乗り場に戻って来ました。
すかさず今度はお婆さんがニコニコしながら乗船を勧めてくるではないですか。

時間はどれぐらいかかるんですか?

「30分で帰ってくるよ」

ということは乗って来たバスの1本あとだともう間に合わないので、
2時間後の2本あとのバスに乗り継ぐとするか。

腹を決めていざ乗船。


12_02


知らないうちにお客さんが結構集まっています。


12_03


しかも私が乗船したのが合図かのように、すぐ出発するではないですか。
先に散策して来て正解でしたね。

時刻は、13:40。


12_04


メークローン川を遡上して行きます。

船頭さんが「右手に見えるのは、魚の養殖用いけすです」と。
どれどれ?


12_05


ほぉ、なるほど。

「川の右岸がサムット・ソンクラーム県で左岸がラーチャブリー県です」

ガイドもしてくれるんですね、船頭さん ^^

時折なされる船頭さんのそんな解説を聞いていると、やおら船がUターン。

「これからマナーオホー果樹園にご案内します」

マナーオホーってさっき飲んだジュースじゃないですか。


船が右岸に横付けされました。


12_06


川面が細かくさざ波立ってるなと思ったら、スコールが襲来。
やっぱり来たか~。


12_07


みんな、雨を避けるように陸に上がります。
時刻は、13:47。

その先はと言うと、


12_08


なるほど。マナーオホー製品の販売所なワケね。
観光船が無料のカラクリはこういうことでしたか(笑)


スタッフの人がマナーオホー・ジュースを試飲に無料で配ってくれているので、
本日2度目のマナーホー・ジュースにありつくことに ^^


12_09



購入は勿論別に強制ではなく希望者のみ。
それでも結構買っている人がいましたよ。私はパスですが。

でもジュース以外にもさまざまな製品が売られていて、


12_10


マナーオホー・ジャム、マナーオホーのナムプリック、
ココナッツとマナーオホー茶のゼリーなんて商品が並んでいます。


今までマナーオホーと呼んできましたが、正式名称は
マムアンハーオ・マナーオホー (มะม่วงหาวมะนาวโห่) というようで。
直訳すると「マンゴーはあくびをしてマナーオは歓声を上げる」なんですが、
なんでこんなネーミングなんでしょうね?

さらにマムアンマイルーハーオ・マナーオマイルーホーと呼ぶ場合もあって、
これだと「マンゴーはあくび知らずでマナーオは歓声知らず」と正反対の意味になり
もうワケわかりません!(笑)


そんな不思議なマナーオホーですが、店内掲示物の解説によれば、
ビタミンCが豊富で、植物エストロゲン、抗酸化物質も含まれているとか。

驚くことに、アンチエイジング、しわ防止、ダイエット、ガン予防、
血管を広げ心臓病予防…等々なーんと53もの効能があるそうです(笑)

いくら不思議なマナーオホーでもさすがにそれは欲張り過ぎだと思いますが、
まぁなにかしら体には良いような気はしますね。


そう言えば、マナーオホー果樹園と言われて連れて来られたんだよなーと思いながら
店の裏手に出てみると、家庭のガーデニング程度の規模の果樹園がつつましやかに
あったのでした。

手持無沙汰なのもあり雨の中入っていってみると、あ、あれがそうかな?


12_11


そう高くない木に赤い実が。マナーオホーの実です。
やはりアセロラとは違うんですね。





<交通費>
無料観光船に乗っただけなので:0バーツ
ここまでの合計:145バーツ

※旅は2013年8月17日(土)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンノッククウェーク


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バーンノッククウェーク水上マーケット 水上マーケット1日で5ヶ所巡る旅[11]

バーンノッククウェーク水上マーケットは、やはりここなのかな?

メークローン川沿いに続く通路を歩いて行くと、


11_01


どうやらそうらしい雰囲気になってきましたね。


11_02


バーンノッククウェーク水上マーケットとの看板が目に入って一安心 ^_^;)

仁王立ちのおじさんが睨みをきかしている方向にはものすごく細い路地が。
ここが本来の入口のようです。どうりで私が歩いてきた通路は何も無かったワケだ。


「無料の船です。どうぞお乗りください」

通り過ぎようとした私におじさんが声をかけます。
ん? 無料の船?


11_03


あ、これがそうなんだ。

でも乗船している人はほんの数人じゃないですか。これじゃ暫く出発しないでしょう。
乗ってもいいけど、一とおり見てからにします ^_^;)


おじさんは、船への呼び込み役ってことですか。


そんなおじさんを取り敢えずいなして(笑)、さらに進むとようやくそれらしい雰囲気に。


11_04


でも店がずっと続いているわけではないんですよ。
店がちょこっと固まって営業している場所と…


11_05


こんなガラーンとした場所とが交互に現れる感じ。


11_06


バーンノーイ水上マーケットは観光客向けに店を小洒落た雰囲気に改装したりして
まだ活気がありましたが、ここバーンノッククウェーク水上マーケット
手を加えて綺麗にした店舗は、ほとんど無し!


11_07


まぁ、良く言えば昔の雰囲気をそのまま残した市場、ですか。
ここも100年以上の歴史があるんだそうで。


通路自体は結構長いんですよ。サムットソンクラーム県内の川沿いの市場で最長なんだとか。
ずんずん歩いて一番奥まで来たのでUターン。

ちなみにそこには、


11_08


暗くて分かりにくいですが、お守りの屋台が。
こんなんでも人だかりができている不思議 ^_^;)


半ば近くまで戻ったところにジュース屋台が。


11_09


「虹色ハーブジュース 9味9色」

カラフルな色に惹かれて何か一本飲んでみたくなってしまいました(笑)

ん、ナニナニ…。

アンチャン(バタフライピー)
マトゥーム(ベルの木の実)
ラークブア(蓮根)
ダーラー(トーチジンジャー)
チャウクアイ(仙草)
ソム(みかん)
マナーオホー(カリッサ・カランダス)
ゲックフアイ(菊花)


1色足りないじゃん!(笑)

しかし聞いたことも無い名がいくつか混じっていてどれを飲むか迷うところ…。


マナーオホーってマナーオと違うんだろうか。
どれですか?

「これです」といって差し出してくれたのは、真っ赤なジュース。
なんと。マナーオとは全くの別物のようですね。

よし、それにします!
20バーツ也。


メークローン川べりに出て飲んでみます。


11_10


やや薄めのアセロラ・ドリンクって感じ。
酸っぱさが少しあります。


知らないフルーツがタイにはまだまだあるんですねー。
水上マーケット巡りをしているとそんな珍しいフルーツに出会えるのもまた楽しみ ^^


11_11


メークローン川沿いにバーンノッククウェーク水上マーケットはこんな感じに佇んでいます。

正直な感想を言うと、どこかオドロオドロしさを感じるんですよね。
まぁ人はみんな素朴でいい人たちなので楽しめますけど。


さて、喉も潤したことですし、あの船に乗船してみますか。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:145バーツ

※旅は2013年8月17日(土)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


バーンノッククウェーク


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立派な教会、聖母生誕大聖堂 水上マーケット1日で5ヶ所巡る旅[10]

バーンノーイ水上マーケットまで来た際にバスを降りた市場前に戻ってバスを待ちます。
7,8分も待つと読みどおりにバスがやって来ました。


10_01


おや、今度は大きなバスですね。乗り込みまーす。
時刻は12:58。

やはり1時間に1本のようですね。


椅子につくと男性の車掌さんが向かってきます。
ほぉ、大きいバスには乗ってるんですか。

バーンノッククウェークまでです。

「水上マーケットに行くの?」

ニコニコしながら尋ねてきました。
お見とおしですね ^_^;)

運賃10バーツ也。


iPhoneのマップと睨めっこをして降りるタイミングをはかっていると、
「ここだよ」と車掌さん。

そそくさと降車します。
降りた場所はグーグルマップで示すとここの矢印のポイント。


大きな地図で見る

バスを見上げると、車掌さんが「あっち」とバス後方を指差しています。

ありがとうございます!


バスを見送ります。


10_02


でも…指差されたのがこれから行くバーンノッククェーク水上マーケット
逆方向なんですけどどういうことでしょう。それとも私の勘違い?

いや、そんなワケない。自分の信じる方向へ歩いて行きましょう。

時刻は、13:07。


バスの去って行った方へと歩くと賑やかな市場が出ていて、
そこを過ぎるとこんなところが。


10_03


アーッサナウィハーン・メープラバングート
THE NATIVITY OF OUR LADY CATHEDRAL


とあります。

帰ってから、さて日本語に何て訳そうかなと考えつつググってみたら、
ウィキペディアのラーチャブリー教区という記事に、なんと日本語でここの
解説が載っていました。

その解説に倣い、聖母生誕大聖堂と呼ばせていただきます ^_^;)

フランス人伝道師により1896年に落成したんだとか。

なぜこんな地(失礼)に教会があるかと言うと、1840年にキリスト教徒の華僑9世帯が
この辺りのメークローン川べりに移住したのに始まり、7年後には200人の
カトリックコミュニティへと成長していたからなんだそうで。


おっと、その聖母生誕大聖堂はこんな感じでメークローン川に向かって建っています。


10_04


立派ですよね~。
円窓にはめられたステンドグラスはフランス製とのこと。

聖堂正面上部には「堂聖主天」との漢字が見えます。
信者が今でも華僑中心であることが伺えますね。


ちょっと内部も覗いてみましょう。


10_05


黒い天井と白壁とのコントラストが綺麗です。


10_06


詳しくないんですが、フランス様式なんでしょうかね。


さてさて寄り道をしましたが、ここの目的地バーンノッククウェーク水上マーケットへと
向かいましょう。

国道を進むとすぐに橋が現れました。


10_07


雲行きが怪しいなと思いながら渡りつつ、左のメークローン川方向を眺めてみます。


10_08


この運河って、実はあのダムヌーンサドゥアック運河なんですよ。
つまりダムヌーンサドゥアック水上マーケットのところから西へずーっと
運河を伝ってくるとここに出るんです。

かつてこの地は水上交通の要衝だったことが想像できますよね。
かなり栄えた水上マーケットだったんでしょう。

ダムヌーンサドゥアック水上マーケットから6km。
歩けない距離じゃないです。


でもよくよく運河両岸を見ても、どうも住宅しか無いような。本当にここなんだろうか?
もしかしてバスの車掌さんの指差した方向のほうが正しかったんじゃないか?

一抹の不安を抱きつつも橋の下へ降りてみます。


10_09


右へ進んで…


10_10


運河沿いに住宅の横を通路を伝ってずんずん歩いていきます。

あっ、


10_11


舟だ。物売りかな?
舟のある生活っていいなぁ。一度体験してみたもんです。


メークローン川まで出ると、


10_12


バーンノーイ水上マーケットに輪をかけて静か。
やっぱりここじゃないのか。


引き返そうかと考えていると、

「客が来た!」

と背後から叫び声が。

ん?


10_13


声の主はメークローン川の上で釣りをしている男の子。

「客」と呼んだってことは、やはりここがバーンノッククウェーク水上マーケットなのか。
じゃぁ、先に進んでみましょう。

しかし叫ばれるぐらい客が来るのが珍しいってことですかね?
かなーり不安なんですけど -_-;)




<交通費>
バス:10バーツ
ここまでの合計:145バーツ

※旅は2013年8月17日(土)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


バーンノッククウェーク


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