タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

バーンクンティアン-チャーイタレー通り

いよいよ舟で出発~ バンコクの海へ![6]

船着場の建物内で座っていた(寝ていた?)おばちゃんに
レストランへ行く舟は何時に出ますか?
と尋ねると・・・

「休日なら8人集まれば大きな舟が出せるから一人50バーツだけど、平日は難しいね。
 一人なら小舟をチャーターすることになるよ。チャーター代は300バーツ。」


休日なら大人50バーツなんですが・・・


カウンターに表示されている料金は、休日限定ってことですか。

うほー。
休日に来るべきだったか。

でもバーンクンティアン地区の他の場所でチャーターすると500バーツらしいので
まあ妥当な料金なんでしょうね。なので了解です。

「じゃあ、舟の準備をするからちょっと待ってて」

おばちゃんに大声で呼ばれた船頭さんは、準備を始めました。


右端に吊り下げられた準備中の小舟が


右やや上に運河の上に吊り下げられた舟が見えますか?
白いTシャツの船頭さんが乗り込んで何やら準備してます。


じゃ、その間に私は周囲の散歩でも・・・


船着場の敷地はだだっ広くて駐車スペースが有り余ってます。
敷地を出て前の道まで来てみました。

右側(東)の風景はこんな感じ。


船着場前の道(右側)


とんでもないところに来ちゃったなー(笑)

左から伸びてきてこの道にぶつかってるのが
バーンクンティアン・チャーイタレー通りです。

続いて左側(西)。


船着場前の道(左側)


まだ舗装工事中~。
いったい何年やってるんでしょうかねぇ(汗)

左に見える申し訳程度の看板が、この船着場の目印になりますね。
青字で「Bangkok sea View」と書かれてます。

そうそう、右に見える建物がクローン・ピッタヤーロンコーン学校です。
ここまで来てるソンテオ路線があるはずなんですが。


暑いので船着場に戻って待つことに(笑)

すると一台の車がやって来るではないですか。
降りてきたのは4人の女性。

舟はいつ出るのかと同じ質問をおばちゃんにしてます。
おぉ、これはもしや。

おばちゃんが話をまとめてくれました。
4人組&私で一緒に小舟をチャーターすることに。
都合一人当たり60バーツになりました!

おばちゃんに60バーツ払うと、ちょうど舟の準備が終わり
乗船するように促されたので桟橋へ。

「前に座りますか?」

女性の一人が気を遣って声をかけてくれました。

いえいえ、どうぞ。


時刻は12:20。

いよいよ出発~!!


出発した舟から


ピッタヤーロンコーン運河からすぐに左折して南下する運河に入ります。


運河を進みます


両側はマングローブ林。

穏やかな水面を轟音をとどろかせて小舟が進んでいきます。


風が気持ちいいです~


素晴らしい景色に気持ちいい風。
これは最高だ~!!


<交通費>
舟チャーター代:60バーツ
ここまでの合計:184バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく・・・

船着場から運河へ

ティアンタレーを進み船着場着~ バンコクの海へ![5]

ワット・フアクラブーの本堂前には、運河が流れています。
かつてはこの一帯の交通手段が舟だったことを物語っていますよね。

味のある木製の橋から南、下流側を眺めてみます。


ワット・フアクラブー前の運河


東屋の下では、参拝者がカメをバケツから逃して
功徳を積んでる姿が見えました。

一方の北側、上流の景色はというと・・・


上流側はこんな景色


なんともバンコクとは思えない光景です。
きっと100年ほど前はセンセープ運河だってこんな景色だったんでしょうね。


さて、そろそろ先へ進まないと。でも交通手段が困ったものです。
一旦BIG Cまで戻るかな~、と考えながら裏門まで戻ると、
そこには客待ちのタクシーが停まってるじゃないですか。

もう何も考えずにドアを開けて行き先を告げましたよ(笑)

クローン・ピッタヤーロンコーン学校へ行けますか?

「・・・? おぉ、ティアン・タレー!」

みんな、まるで合い言葉のように唱えますね、
ティアン・タレー。

乗り込んでエアコンの効いた車内でくつろぎます。
時刻は11:45。

「何しに行くんだ?」

海を見に行くんです。

「海ならサムイがいいよ。行ったことある?
 そうか、バンコクの近くならパタヤもいいね。ラン島に渡ると奇麗だ。
 あとはサメットもいい。もっと近くならバーンプーだね。」

あ、いえ、あの、私はバンコクの海を見たいんですが・・・(汗)

でもなんだかとっても気の良い優しい運転手さんです。
道の両側に池しか見えない淋しい景色の中を走って行っても
安心していられました。


これから向かう海、タイ語では「タレー・クルンテープ」と呼ばれています。
「バンコク海」という意味ですが、日本人にとってはちょっと違和感があります。
例えば神奈川県に面している海を「神奈川海」とは言いませんもんね。

まだ「バンコク海岸」なら分かるんですけど。
まあ、これも文化の違いなのでしょう。面白いものです。


運転手さんの話を聞きながらそんなことを考えている間にも
タクシーは突っ走ります。思ったより遠いな~。
すると前方に土ぼこりが。

ガタン。

タクシーが揺れたかと思うと、
なんとその先は未舗装の土の道!!

なんだ、舗装工事が完了してないじゃないか!!

砂利がピチッピチッと車体に当たる音が聞こえます。
未舗装の道を5分ほど進むとT字路に突き当たりました。
ティアン・タレーことバーンクンティアン-チャーイタレー通り終点です!

タクシーは右折するとすぐに左折して広場で停まりました。
あれ?

そこは船着場。


船着場に到着!


運転手さん、私の本当の目的地が分かってたんですね。
お気遣いありがとうございます~。

この船着場からは、バンコク海の海上にあるレストランへ行く舟が出るんです。
やっぱりこの辺りの人は、みんな知ってるんですね。

タクシー代はたしか89バーツだったのですが、
とてもいい運転手さんだったので、100バーツ渡し、お礼を言って下車。
時刻は12:00ちょうど。

ちなみに写真に写っているのが乗ってきたタクシーです(笑)


さて、ワクワクしつつ船着場の建物に入ってみましょう!


船着場内




<交通費>
タクシー代:100バーツ
ここまでの合計:124バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく…


ワット・フアクラブー~船着場

とりあえずソンテオに乗る~ バンコクの海へ![3]

いくら待ってもクローン・ピッタヤーロンコーン学校行きのソンテオは
やってきません。青いソンテオは来るんですけどね。

これ以上待っていると旅程に影響が出そう。

実は、バーンクンティアン-チャーイタレー通りの途中まで行く
ソンテオは何度も来てるんです。

ワット・フアクラブー行きソンテオです。

またそれが来たので、とりあえず後先考えず乗っちゃいました!(笑)


ワット・フアクラブー行きソンテオ


時刻は11:00。
1時間も待っちゃいましたよー。

ほぼ満員のソンテオは、左折してバーンクンティアン-チャーイタレー通りに。

この道、つい最近までトンデモナイところだったようです。
舗装工事が何年も続き、というかまるで放置状態でずっと未舗装のまま。

乾季には土ぼこりが舞い、雨季には川になる様は、
「バンコクのポイペト(タイ国境近くのカンボジアの町)か!?」と酷評される始末。

沿道に住むのを諦めて他へ越して行った人も多かったようです。
「バーンクンティアン-チャーイタレー通り」でググると(タイ文字で)
「売り土地」の広告ばかりがヒットするのがその証。

住民が都知事に陳情した甲斐があったのか、
ようやく今年3月に舗装工事が完了したばかりなんだそうです。

たしかにしっかり舗装された道ですね。
舗装後に来ることになって良かったですよ~。

しばらく進むと左側のソイに入ったソンテオ。
くねくねと進み、終点のワット・フアクラブーに到着してしまいました。


ワット・フアクラブーに到着


降りて運転手に運賃5バーツを支払います。
時刻は11:25。

せっかく来たので、他の乗客の後に続きお寺の中へ。
どうやら入った門は、裏門のようです。


裏門(?)から境内へ


右側には、中国寺院→タークシン王像→巨大な銅鑼(どら)が。
それに続き左側には、クラッシック・カーが展示されてます。
なんとも統一感のない境内。

実は事前にこの一帯を調べた時にこのお寺のことも知っていたんですが、
このワット・フアクラブーは、2つの変わったことで有名なんだそうな。

その一つがクラッシック・カーを収集して展示していること。
また後で登場するので、写真はその時にでも…。


運河にぶつかって左に曲がると、左手に本堂が建ってました。


2頭の水牛がお出迎えの本堂


2頭の水牛がお出迎えしてくれています。

しかし、ここが本堂とは。
さっきの中国寺院のほうが、よっぽど立派でしたが・・・。




<交通費>
ソンテオ:5バーツ
ここまでの合計:24バーツ


※旅は2009年4月30日(木)に行いました。


つづく…



BIG C~ワット・フアクラブー

 
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