タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ナーラーイ・マハーラート通り

ロッブリーバスターミナル ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅[5]

ナーラーイマハーラート通りでやってきたソンテオに乗車しました。
時刻は、09:59。

前回ロッブリーに来た時にレストラン「マットミー」へ
行くのに乗ったのと同じ路線です。

いよいよヒマワリ畑へ行くために、
ロッブリー・バスターミナルへ向かおうと。


発車するとすぐに左手に、


05_01


クメール遺跡、プラプラーン・サームヨートが。
今回は車窓から眺めるだけにしておきます。

しかしサルの数が半端ないですね!


05_02


国鉄の線路を渡って停車。

向こうに見えるのは、サル密度最高の危険地帯、
プラカーン廟です。前回、私も襲われたなー(笑)


通りを真っ直ぐ東進したソンテオを、
歩道橋が見えたところで下車。


05_03


時刻は、10:04。

目の前に停まったバスに何気なく目を向けたら、


05_04


ミシュランマン・デコバス!!(笑)

よーく見ると屋根にまでいるじゃないですか!
自由でいいですね~。

ロッブリー
市街から13km北方の
コークガティアムというところまで行くようで。

クラクションをけたたましく鳴らして
お客さんの呼び込みをしてます。

あ、私は乗りませんって ^_^;)


反対側へ渡るために歩道橋に上りましょう。


05_05


歩道橋上から東を見ると、シースリヨータイ・ロータリーがどーんと。
地元の人はサゲーオ・ロータリーという通称で呼んでいるようですが。

ピブーン政権時の1938年にロッブリーの都市計画整備の一環で完成。
…って前回も書きましたね。


反対の西側、つまり今来た方角は、


05_06


ナーラーイ・マハーラート通りがずどーんと続いています。

向こうの両側に見える緑は陸軍基地と大学かな?
さっきいた旧市街はその向こうにあります。

ところで左手脇からロッ・トゥーが頭を出してますね。
あそこがバスターミナルっぽいな。

と思い向かったところ様子が変なのです。
ロッ・トゥーしかいないので、ロッ・トゥー専用のターミナルのようで。


ロータリー方向へ歩き、右手の路地を覗くと、


05_07


うん、あっちのような気がする。
向かいましょう。


すると、奥左手に


05_08


あった。
ロッブリー・バスターミナルです。

早速入ってみると、


05_09


思ったより栄えてるじゃないですか。

これから乗るバスは、えーと…


05_10


一番奥の左に停まってました。
ロッブリーワンムアン(วังม่วง)行き。

県が2月いっぱい残しているヒマワリ畑は、
ここから20kmほど東にあるのです。

駅前からソンテオをチャーターしていくのが普通なんですが、
それじゃつまらないですよね。ネットで情報収集したところ、
このワンムアン行きのバスが近くを通ることが判明。

ただ、下車後4km歩かないといけませんが…。

ベンチにいた運転手さんに一応確認してみますか。
バーン・ノーンタム学校のソイ入口を通りますか?

「何しに行くの?」

ヒマワリ畑に行きたいんです。

「花はもう無いよ。あるのは茎だけだって」

そういう答えが返ってくると思ったんですよねー。

でも下手に余所者が知ったかぶりして
県が残しているんですよなどと説明して
気分を害されるのがイヤなんですよ。

なので、一応ダメモトで見に行きたいので、と答えると、

「でも役所が残してるって…」

と売店のおばちゃんが遠慮がちに加わってきました。
おばちゃん、あなたは正しいです!




<旅費交通費>
ソンテオ:8バーツ
ここまでの合計:128バーツ

※旅は2015年2月21日(土)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ロッブリー市街

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ロッブリーと言えば ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅[4]

ロッブリー水上マーケットがなくなっていてトホホだった
ワット・チューンターを出て、元来た道を戻ります。


04_01


プラナーラーイ宮殿の西側城壁沿いに北上して角まで来たところ。
ここを右折です。


04_02


すると左手に、これから乗るソンテオが停車しているじゃないですか。
起点はこんなところにあったのか。

でもまずは朝食。


04_03


北側城壁沿いの屋台街で伝統衣装姿の女性達に
思わず吸い寄せられて、一緒に覗き込みます(笑)


04_04


なんとも綺麗に魚が並べられてますね~。
何という魚ですか?

「プラー○○○ケム」

店のお婆さんが答えてくれたものの
聞き慣れない固有名詞は耳に残りませんなー ^_^;)

まあいいや。美味しそうだからこれにしましょう。
あと何か辛くないものはあるか尋ねたら
豆腐料理を勧められたのでそれもぶっかけ飯にして追加で。


04_05


裏の席までおじいさんが運んでくれました。
いっただっきまーす。

ケム(塩辛い)というわりには、まったく塩辛くなく、
日本の魚の煮付けみたい。生姜の味がもっと強いですけど。
イケるじゃないですか~。


ご馳走様でした。
ミネラルウォーターと合計で80バーツ也。


城壁沿いを足早に歩きつつ店を覗きます


04_06


おぉっ、カノムモーゲンがズラ~っと!
豪快に食べてみたいなー。


04_07


こちらは蜂の巣を飾ったハチミツ売り。
間違いなく純度100%でしょうね。


04_08


プラーンケーク礼拝所にまた戻ってきました。
相変わらず伝統衣装姿の人達が順番に記念撮影中。

さらに歩いて、目抜き通りのナーラーイ・マハーラート通りに出ました。


04_09


お、いたいた!
ロッブリーに来たからには、サルを見ておかないと(笑)


04_10


大人しくしていれば可愛いんですけどね~。


04_11


道の真ん中にもサルの姿が。
これですもん、交通事故に遭うサルが多いワケですよ。

なんて思っていたら、背後からソンテオがやって来ました。


04_12


慌てて撮ったのでこんなになっちゃいました ^_^;)
飛び乗ります。

時刻は、09:59。

行き先は、シースリヨータイ・ロータリーです。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:120バーツ

※旅は2015年2月21日(土)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ロッブリー市街

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ソンテオで人気レストランへ ロッブリー日帰り旅[7]

ロッブリー駅の正面を過ぎ、さらに国鉄線路沿いに歩いていくと、
またここにやって来ました。


07_01


ワット・ナコーンコーサー
最初に訪れた遺跡です。

背後にプラプラーン・サームヨートも見えてますね。

線路上に下り踏切に出たところで、またもや列車が。


07_02


時刻表に無いから回送列車?
それよりも、線路はプラプラーン・サームヨート
こんなに近くを通ってるんですよ。

あ、ここの踏切も棒が下りてくるタイプでした。


右手のプラカーン廟が真ん中にあるロータリー脇に立ち
ソンテオを待ちます。

ロッブリー
で人気のレストランへ向かおうと思いまして。
ここから東の方にあり、徒歩では無理なのでソンテオのお世話になろうと。

ナーラーイ・マハーラート通り
は真っ直ぐだから、
ここに来る路線ならどれでも目的地方面へ向かうだろうと読みつつ…。


07_03


お、来たぞ。エイヤっと乗ってしまいましょう!
時刻は、13:42。

ちなみに後で調べたところ、運転席上に掲げられた行き先の
ドンチャンパー(ดงจำปา)には、バイク用のレース場があるようで。

そんなソンテオに揺られてナーラーイ・マハーラート通り
真東に進んでいきます。

大学が見えた後、低層のトゥックテオ(長屋ビル)商店街が
通りの両側に続いている光景を眺めていると、
大きなロータリーに入りました。


07_04


スリヨータイ・ロータリー(วงเวียนศรีสุริโยทัย)と言うんだとか。
ピブーン政権時代の1938年完成。
同じくピブーン政権下で完成したバンコクの戦勝記念塔が41年なので、
こっちのようがやや古いんですね。

17世紀のナーラーイ王治世後、ずっと廃れていたロッブリーの町が
ピブーン首相がぶち上げた都市計画と陸軍基地設置のお陰で
復興したのだろうことが伝わってきます。

ちなみに地元民はスリヨータイ・ロータリーというよりも、
サケーオ・ロータリー(วงเวียนสระแก้ว)と読ぶことが多いんだそうで。

このロータリーの周辺がロッブリーの町の中心部のようです。
ロッブリー・バスターミナルもロータリー南西の一角にあることを
帰ってから知りました ^_^;)


そして川を渡ったところでブザーを押して下車。


07_05


運賃8バーツを運転手に支払います。
時刻は、13:50。

この先もトゥックテオ商店街がビッシリ続いてますね~。
でも降りた正面は、


07_06


第13軍管区の基地でした。
いい目印になりそう。でももう来ることは無いかな ^_^;)

反対側へ渡り、川沿いに出ます。


07_07


調べたんですがついぞこの川の名前が分からず。
どうも運河のようです。

そんな川沿いに日陰の多い遊歩道を見つけ、
とぼとぼ南へと歩いて行きます。

今頃になって晴れ間が出て暑くなってきたので助かりましたよ。
頭痛が相変わらず治らない上にバテてきました。あとちょっとだー。


07_08


こらっ、通れないじゃないか!(笑)
でも気持ちいいだろうな~。


次の橋のところで左折。


07_09


住宅街なんですがところどころに商店も見かけるんですよね。
表通りからちょっと奥まっているのに意外。
結構栄えてるんですね、ロッブリー市街。


07_10


お、目的地のレストランの看板出現。
マットミー」(มัดหมี่)という名の店なんです。

この交差点を右だな…。


07_11


あら、暑い中ご苦労さまです。バテないように気を付けてくださ~い。
…って人のこと言えないか。 もうすぐのはず。がんばるぞ。


しかしこの後、思わぬ事態に見舞われるのでした…。





<旅費交通費>
ソンテオ:8バーツ
ここまでの合計:58バーツ

※旅は2014年6月19日(木)に行いました。

<参考>
Wikipedia "จังหวัดลพบุรี"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

マットミー

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プラプラーン・サームヨート~ロッブリーのシンボル ロッブリー日帰り旅[3]

プラカーン廟西側目の前には国鉄線路の踏切があり、
その向こう側には、ロッブリーのシンボルとも言える


03_01


プラプラーン・サームヨート(พระปรางค์สามยอด)が聳えています。

行ってみましょう。


03_02


入口階段を上った左にチケット売り場がありました。

タイ人10バーツ
外国人50バーツ

との料金表示が。

外国人です、と告げると、受付の男性がキョトンとした顔をして、

「タイ人じゃないの? どこの人? なんでタイ語話せるの?」
とまたまたお決まりのパターン(笑)

バンコクでタイ語を学んだことがあるんですと、
これまたいつもの説明をすると興味を持ったようで、
わざわざ小屋から出てきてロッブリーの見どころを
親切にも色々と教えてくれました。

「ミュージアムには行った? 素晴らしいからぜひ行ったほうがいいよ」

そこまで言うなら後で寄ってみますか。


03_03


これが外国人用チケット。

プラプラーン・サームヨート
とは「三頂仏塔」の意味。

案内板によると12世紀、クメール王国最盛期の王ジャヤヴァルマン7世に
よってバイヨン様式で建てられた大乗仏教寺院なのだとか。

大乗仏教とは意外ですね。

で、3つの仏塔の前側に17世紀、アユタヤ王朝のナーラーイ王が
仏堂を後付けで建てたのだそうで。


03_04


確かにこの右側の仏堂の壁は3つの仏塔と石材が違って見えますもんね。


03_05


うわっ、ここにも猿がうじゃうじゃ。


03_06


親猿が子猿の毛づくろいをしています。
かわいいなー。

さすがに学習して、飛びかかられないように間合いを取って観察(笑)

見事なクメール寺院遺跡が目の前にあるというのに、
私の興味はもっぱら猿たちに注がれたのでした。


03_07


南側を眺めたところ。柵上にも猿が。

ちなみに左端がさっきのプラカーン廟

その前のクリーム色の門には「ナーラーイ王陸軍基地」との文字が。
この数百メートル東に基地ができた時に建てられたんでしょう。
1937年との銘板がはめられていました。

目の前を真っ直ぐ南へ行くとロッブリー駅です。


03_08


お、こっちにも親子猿が ^^

ロッブリー
中心部には、主にナーラーイ・マハーラート通り沿いに
4つの大群と4つの小群の計2千匹の猿が生息しているそうです。

そんな中、今年7月にロッブリーの猿保護団体が、
「当局が猿を多数捕獲したために生息数が減った」とマスコミに訴える
出来事がありました。

対して当局は、捕獲したのは苦情が寄せられたケースだけで、
凶暴な性格の50匹程度。ロッブリー動物園に移送して森に放すか協議中、
との説明でした。

でも住民からも目に見えて猿の数が減ったとの声もあり、
ちょっとした疑惑に発展しているようです。


03_09

これだけ数が多いと交通事故に遭ったり、電線を噛んで感電死したり、
犬に襲われて大けがを負ったりする猿も毎年多く出るそうで。

さらに住民の物を盗んだり、体を噛んだりするので
中には頭に来て猿目がけて発砲する人もいるんだとか。

人と猿の共存はなかなか難しいようですね。

猿目当てで訪れる観光客の存在が、なんとか今の状態を
保たせている側面もあるようです。


03_10


こらっ、イタズラが過ぎると捕まっちゃうぞ(笑)


プラプラーン・サームヨート
を後にして、
ナーラーイ・マハーラート通り沿いに西へ歩いてみます。

ところどころで猿を見かけますね。


03_11


あっ、左手にも遺跡が。
遺跡前の路地に入っていきます。

案内板には、プラーンケーク礼拝所(เทวสถานปรางค์แขก)と。
プラーンケークは訳せば「インド人の塔」ってなところでしょうか。

元は10世紀に建てられたバラモン・ヒンドゥー教施設だったのを
17世紀のナーラーイ王時代に修改築されたものだとか。

こんな遺跡が旧市街に点在しているんでしょうね~。

お、頭上の電線に猿が一匹。
少ないけどこの辺にもいるのか。


路地をそのまま南下すると、商店街に。

振り返ってみます。


03_12


町に溶け込んだ遺跡ってものいいもんですね。

ちなみに私の左手には、


03_13


市営生鮮市場が。
路地沿いに長く続く市場で結構賑わっています。

ところで、ミュージアムはどこにあるんだろう。
たぶんそろそろ近いはずなんですが。

時刻は10:48。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:50バーツ

※旅は2014年6月19日(木)に行いました。

<参考>
Post Today "ร้องลิงลพบุรีกว่า2พันตัวถูกจับหายปริศนา" 2014年7月14日付
Post Today "ลิงลพบุรีชะตากรรมวันนี้ช่างน่าเศร้า" 2014年7月18日付

つづく

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

プラプラーンサームヨート

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