ナムトック・サイヨークノーイ駅に保存されている
日本製蒸気機関車C56の先には、
泰緬鉄道の線路が切り通しの間を数十メートルだけ保存されています。
その先に何やら説明が刻まれた記念碑が。
タイ語と英語があるんですが、タイ語のほうは訳してみます。
蒸気機関車C56 702号機
日本製で1946~1976年に使用された。
タイ国鉄はカンチャナブリー県に委譲し
ナムトック・サイヨークノーイにて保存する。
スチャーン・ポンヌア カンチャナブリー県知事の政策にもとづき
歴史的な記念物として、また観光振興に使用するためである。
1995年5月12日委譲を受ける。
マーニット・モッカロップ サイヨーク郡長
英語の方は原文のままで ^_^;)
This steam locomotive, c 56 No. 702, was
made by Japanese train corporation. It was used
duraing the period 1946-1976
The vintage steam locomotive shown was employed
for military transport service in the World War II along
the Death Railway (Wang Pho station) to Burma. After
the war ended, it was opened to passenger traffic until
1976.
It was officially handes over on 12 th May, 1995 by
the the State Railway of Thailand to Kanchanaburi
Province, for World war II commemoration and historical
tourist attraction purpose.
12 May 1995
その先のミャンマー方面は、線路ははがされているものの、
線路跡が遊歩道として整備されているようです。
時間が無くて歩いていけないのが残念ですが。
途中、飛び石みたいなのがありますが、
ちょうどそこには小川が流れていて線路跡を横切っているんですよ。
で、左手の斜面下へと続いているんです。
そちらに延びる遊歩道の入口には、
インフォメーション・センターが。
構わず少し下りていってみると、
さっきの小川が滝になってるんです。
これがサイヨークノーイ滝。
ナムトック・サイヨークノーイ駅のナムトックとは「滝」の意味。
駅名の由来がこの滝なんですね。
さて、時刻は09:53。
そろそろ戻りましょう。
食事休憩場所のレストラン「レーヌー」に戻ると、
みなさん食事を終えまったりしながらバスを待っています。
喉が渇いたのでペットボトルの水を買って飲んでいると、
おばちゃんがニコニコしながら話しかけてきました。
「トーンパープームで宿をやっているのよ」
と話すや否やおばちゃんの電話が鳴ります。
出るといきなり英語で話しはじめました。
どうやら常連客さんからのようで ^^
食事休憩20分のはずが、26分経過したところでバス登場。
6分遅れぐらい、正確なうちですかね(笑)
10:10、全員乗車したところで発車。
かと思いきやすぐに軍の検問で停車。
男性が2人乗りこんできました。うち一人は迷彩服姿。
「パスポートを手に持ち降りてください」
なんと。
でも私は日本のパスポートを見せたら大丈夫でした。
結局降ろされたのは10人ほど。
下車していく迷彩服姿の軍人の後ろ姿がわかりますでしょうか? ^_^;)
降ろされた人達がほどなく戻って来て再び走り始めます。
時刻は10:16。
1時間ほどでクウェーノーイ川を渡りました。
ということは…
前回歩いたトーンパープームの町に到着です。
11:20。停車4分で発車。
再びクウェーノーイ川を渡った後は、勾配のある道が続きます。
そうこうしているうちに左手にカオレーム湖(ワチラーロンコーン・ダム)が
顔を出しました。
確かに前回訪問時より水位が多少下がっているようには見えますね。
そしていよいよ、泰緬鉄道線路跡が湖に沈んでいるポイント近くの
ランティー川に架かる橋を渡ります。
カオレーム湖をまじまじと見ると…
なんだー。干上がってないじゃん。子供船頭さんのお父さんの話だと、
4月下旬~5月には水位が最も下がって干上がるとのことだったんですよ。
ハナから半信半疑でしたが、やっぱりがっかり。
でも前回よりは確実に水位が下がっています。
多少は線路跡をもっと広範囲に見られるかなー。
そして行程での最難所へ。
運転手さん、急な上り坂にさしかかる度にエアコンを止めるんですよ。
この峠を攻めるには、エンジンの馬力をそこまでして上げないと勝てないんですね。
喘ぎつつ登り切った後は下り坂。
そこを抜けるともう
サンクラブリーです。
テーサバーン1通りに入ったところで、バスターミナルを出発したばかりの
カンチャナブリー行きローカルバスとすれ違いました。
そして停車。
時刻は、12:56。
「blend Coffee&Bakery」と書かれた看板が見えるでしょうか。
この店の左隣がトランスポート社の事務所になっていて、
このバス上り下りともの発着所になっているんです。
グーグルマップでは「blend cafe'」となってますね。
ここで大勢のお客さんが下車。
12:59、終点スリー・パゴダ・パスへ向けて再び走りはじめました。
あとちょっとだー!
<旅費交通費>
バスに乗っていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:329バーツ
※旅は2014年5月12日(月)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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日本製蒸気機関車C56の先には、
泰緬鉄道の線路が切り通しの間を数十メートルだけ保存されています。
その先に何やら説明が刻まれた記念碑が。
タイ語と英語があるんですが、タイ語のほうは訳してみます。
蒸気機関車C56 702号機
日本製で1946~1976年に使用された。
タイ国鉄はカンチャナブリー県に委譲し
ナムトック・サイヨークノーイにて保存する。
スチャーン・ポンヌア カンチャナブリー県知事の政策にもとづき
歴史的な記念物として、また観光振興に使用するためである。
1995年5月12日委譲を受ける。
マーニット・モッカロップ サイヨーク郡長
英語の方は原文のままで ^_^;)
This steam locomotive, c 56 No. 702, was
made by Japanese train corporation. It was used
duraing the period 1946-1976
The vintage steam locomotive shown was employed
for military transport service in the World War II along
the Death Railway (Wang Pho station) to Burma. After
the war ended, it was opened to passenger traffic until
1976.
It was officially handes over on 12 th May, 1995 by
the the State Railway of Thailand to Kanchanaburi
Province, for World war II commemoration and historical
tourist attraction purpose.
12 May 1995
その先のミャンマー方面は、線路ははがされているものの、
線路跡が遊歩道として整備されているようです。
時間が無くて歩いていけないのが残念ですが。
途中、飛び石みたいなのがありますが、
ちょうどそこには小川が流れていて線路跡を横切っているんですよ。
で、左手の斜面下へと続いているんです。
そちらに延びる遊歩道の入口には、
インフォメーション・センターが。
構わず少し下りていってみると、
さっきの小川が滝になってるんです。
これがサイヨークノーイ滝。
ナムトック・サイヨークノーイ駅のナムトックとは「滝」の意味。
駅名の由来がこの滝なんですね。
さて、時刻は09:53。
そろそろ戻りましょう。
食事休憩場所のレストラン「レーヌー」に戻ると、
みなさん食事を終えまったりしながらバスを待っています。
喉が渇いたのでペットボトルの水を買って飲んでいると、
おばちゃんがニコニコしながら話しかけてきました。
「トーンパープームで宿をやっているのよ」
と話すや否やおばちゃんの電話が鳴ります。
出るといきなり英語で話しはじめました。
どうやら常連客さんからのようで ^^
食事休憩20分のはずが、26分経過したところでバス登場。
6分遅れぐらい、正確なうちですかね(笑)
10:10、全員乗車したところで発車。
かと思いきやすぐに軍の検問で停車。
男性が2人乗りこんできました。うち一人は迷彩服姿。
「パスポートを手に持ち降りてください」
なんと。
でも私は日本のパスポートを見せたら大丈夫でした。
結局降ろされたのは10人ほど。
下車していく迷彩服姿の軍人の後ろ姿がわかりますでしょうか? ^_^;)
降ろされた人達がほどなく戻って来て再び走り始めます。
時刻は10:16。
1時間ほどでクウェーノーイ川を渡りました。
ということは…
前回歩いたトーンパープームの町に到着です。
11:20。停車4分で発車。
再びクウェーノーイ川を渡った後は、勾配のある道が続きます。
そうこうしているうちに左手にカオレーム湖(ワチラーロンコーン・ダム)が
顔を出しました。
確かに前回訪問時より水位が多少下がっているようには見えますね。
そしていよいよ、泰緬鉄道線路跡が湖に沈んでいるポイント近くの
ランティー川に架かる橋を渡ります。
カオレーム湖をまじまじと見ると…
なんだー。干上がってないじゃん。子供船頭さんのお父さんの話だと、
4月下旬~5月には水位が最も下がって干上がるとのことだったんですよ。
ハナから半信半疑でしたが、やっぱりがっかり。
でも前回よりは確実に水位が下がっています。
多少は線路跡をもっと広範囲に見られるかなー。
そして行程での最難所へ。
運転手さん、急な上り坂にさしかかる度にエアコンを止めるんですよ。
この峠を攻めるには、エンジンの馬力をそこまでして上げないと勝てないんですね。
喘ぎつつ登り切った後は下り坂。
そこを抜けるともう
サンクラブリーです。
テーサバーン1通りに入ったところで、バスターミナルを出発したばかりの
カンチャナブリー行きローカルバスとすれ違いました。
そして停車。
時刻は、12:56。
「blend Coffee&Bakery」と書かれた看板が見えるでしょうか。
この店の左隣がトランスポート社の事務所になっていて、
このバス上り下りともの発着所になっているんです。
グーグルマップでは「blend cafe'」となってますね。
ここで大勢のお客さんが下車。
12:59、終点スリー・パゴダ・パスへ向けて再び走りはじめました。
あとちょっとだー!
<旅費交通費>
バスに乗っていただけなので:0バーツ
ここまでの合計:329バーツ
※旅は2014年5月12日(月)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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