タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ドーン・ホイロート

マテ貝は穴を開けない? ドーンホイロート再び![8]

ドーン・ホイロートでの潮干狩り、やってはみたものの
肝心のマテ貝はまったく獲れません。

干潟には沢山の穴が開いているのに、どうやらそのほとんどは
カニの穴のように思えてきました。

何度やっても獲れないので諦めかけながら歩いていたその時です。

目の前に、なんとマテ貝が!!


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どうしたんでしょうね。地面の上に出てきちゃってます。

どうするのか観察していると、殻から白い体をニョロッと出して
砂に潜り始めるじゃないですか。


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で、殻を引っ張って全体でぐんぐんと潜っていきます。
あれよあれよと言う間に・・・


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完全に潜ってしまいました。

穴は?

あれっ、穴が無い!!!!

なんと、このマテ貝は穴も開けずに隠れちゃいました!!
ってことは何? 穴を頼りにマテ貝を探すなんて無駄だってこと?


どうりでみんな獲れないワケだ。


このマテ貝のお陰で、これ以上頑張っても無理だと
気付くことができましたよ~。

まぁ、このドーン・ホイロートで潮干狩り体験ができただけでもう満足です。


前回実現できなかった3つの目的の雪辱を果たすことが今回の旅の目的。

1つめは、国鉄メークローン線に始発駅バーンレームから乗車すること。
2つめは、ドーン・ホイロートで潮干狩りをすること。

この2つは達成できました。


残るもう一つは・・・


生きたカブトガニを見て、触れること!


そうなんです。
ドーン・ホイロートには、露店でカブトガニ料理が売られていることから
分かるとおり、カブトガニがいるようなんです。

なので市場で売られているのではなく、
自然の中で生きているカブトガニに触ってみたいなぁと ^_^;)


まずは、干潟を彷徨い歩いてみることに。


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ヤシの実が結構落ちています。
さらに歩くと・・・


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おっと、これはカブトガニの殻ですね!!

同じようにいくつかカブトガニの死骸が転がっているのは見つけました。
でも生きたカブトガニの姿は、無し。

やはり3つめの目的のハードルは、高かったか…。
でもまだ諦めないぞ。

ふと、陸地の方を見やります。


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かなり沖まで来てたんだな。

左寄りに小さな三角屋根が見えますでしょうか?
あそこが潮干狩り船の乗り場です。


取り敢えず乗り場まで戻るとするかな。







<交通費>
潮干狩りをしただけなので:0バーツ
ここまでの合計:92バーツ

※旅は2012年3月30日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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マテ貝の潮干狩りに挑戦! ドーンホイロート再び![7]

ドーン・ホイロートの潮干狩り船は、乗り込むやいなや、
すぐに沖へ向かって出発しました。


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他の乗客は家族連ればかり。
「お一人様潮干狩り」の客なんて、物好きな私ぐらいなもんでしょうね -_-;)


2,3分で停船。どうやらここから歩くようです。

船頭さんが船賃10バーツをここで回収。
前回の「交通費」に10バーツ加えてしまいましたが、正しくはこのタイミングですm(_ _)m


船から降ります。ちょっぴり恐る恐る…。

海面は、膝下の高さ。
生温かくてなんだか気持ちいい~。


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船を後にして沖の干潟へとジャブジャブ歩いて行きます。


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海の中を歩くだけでも結構楽しいぞ(笑)


ほどなくして海面が引き、干潟が出現し始めました。


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そろそろいいかな?
いやー、しかしだだっ広いなー!!


地面には無数の穴が開いています。


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よく観察すると、大きさもまちまち。
地面から真っ直ぐの穴もあれば、斜めの穴も。
はたまた小山になった頂きに空いた穴も。

どれがマテ貝の穴なんだろう?

取り敢えず中に生き物の気配がある穴に目星をつけます。


ネットで読んだマテ貝の獲り方は、こうです。

1.細い楊枝や串の先に石灰を乗せ、マテ貝の穴に振りかける。
2.石灰で酔ったマテ貝が穴からニョッキリ顔を出す。
3.そこをすかさず捕まえる。

石灰で酔うものなのか半信半疑ですが、
出てくることには間違いないようです。


じゃ、そのとおりやってみましょう!

潮干狩りセットの串の先で石灰をすくい、穴に流し込んでみます。

・・・

数分待ってもウンともスンともいいません -_-;)

他の穴に移って再チャレンジ・・・

またしても出てきません。
うーん、なんでだろ?


穴と格闘していると後からやって来た家族連れが覗きこみながら
「暫く待たないといけないんでしょ?」と。

はい、そうですね。

テキトーに答えてしまいました(笑)


「日本人かな?」

奥さんが立ち去りながらつぶやくのが聞こえました。

はい、そうです ^_^;)


何度も穴を移動しながら試せど、まったく反応無し。
いや、中から何かが慌てて石灰を吐き出したり、カニが飛び出した穴はありましたが。


「獲れましたか?」

今来た家族連れが帰る集団に声をかけています。

「1匹も獲れなかったよ!」


そうなんだ。やっぱり難しいものなんだ。
気になって周囲で励んでいる人たちの様子を見てみると、
マテ貝は獲れていない様子。バケツの中には巻貝ばかり入っています。

だって巻貝は、


07_06


掘らなくても、こんな感じで無数にゴロゴロ転がってるんですもん。
あとちっちゃなカニがそこらじゅうを歩き回っています。


肝心なマテ貝はどこだー!!






<交通費>
潮干狩りをしただけなので:0バーツ
ここまでの合計:92バーツ

※旅は2012年3月30日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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舟で沖へ! ドーンホイロート再び![6]

ドーン・ホイロートの海岸沿いに続く道の両側に並ぶ露店で
再び美味しそうなものを物色します。

すると、長い葉っぱにくるまれた食べ物を発見。
なんですか、これ?

「カーオ○○○ダムです。」

うっ、間が聴き取れませんでした -_-;)

「3○で50バーツですよ。明日までもちますよ。」

またしても類別詞が聴き取れず -_-;)
でも3つってことでしょ? なら試しに食べてみるにはちょうどいいボリュームかも。

じゃ、ください!


すると店のおばさん、なーんと輪ゴムで結わえた束を3「束」も
袋に入れて渡すじゃないですか! ぐわっ、多過ぎ。失敗した~!


こりゃ平らげるのに長期戦覚悟だな。飲み物も必要だ…。
他の屋台のおばあさんにチャー・イェンを注文。

このおばあさん、「15」と言いかけて「20バーツ」と言い直しやがりました。
外国人だと思ってもう~ -_-;)

舟乗り場のある広場入口右角の屋台です。
みなさんお気を付けを (>_<)


さて、食べるか!
木陰のベンチに陣取ります。


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これが「カーオ○○○ダム」です。
外見はカノム・ジャークに似てますけど、葉っぱの中には・・・


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ココナッツ味の黒いもち米が入ってるんです。

ネットであれこれ調べたんですが結局この名前を見つけられませんでした。
ご存知の方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください!


ひとーつ・・・ふたーつ・・・みーっつ・・・

1束に7本×3束 = 21本

を完食すべく黙々と食べ進めます・・・
うー、段々腹が膨れてきた。


すると舟のエンジンの轟音が聞こえてくるじゃないですか。
おっ、いよいよ潮干狩りの始まりか!!

気は急いているんですが、とにかく先にこれを平らげないと -_-;)
結局15分ほどで片付け完了。

廟裏の小奇麗なトイレで、ジーンズから短パンに履き替えます。

いざ、舟乗り場へ!


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お客さんを乗せた舟が、沖合の干潟へと向かっています。
ズームで沖を見てみると…


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うわぁ! 蟻んこみたいに沢山の人がもう潮干狩りに励んでるじゃないですか!


私も行こう!


乗り場で運賃を尋ねます。

「片道10バーツです。」

あ、それと潮干狩り用セットはどこで買えばいいんですか?

「ここで売ってますよ。」

桟橋に下りる階段脇にカラフルなバケツに入ったセットが並んでいます。
一つ購入。値段をうっかり忘れてしまいました(50バーツ?)が、安かったですよ。

サンダルもこの階段下で脱ぎ、置きっぱなしでOKとのこと。


よし、準備万端。舟に向かいましょう。


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あ、これが「潮干狩りセット」。

・マテ貝用の石灰と串。
・シャベル
・バケツ

のセットを携え、桟橋を歩いていきます。

このドキドキワクワク感は、なんとも言い表せませんね~。


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時刻は13:37。

この舟に乗るようです \(^o^)/







<交通費>
舟:10バーツ
ここまでの合計:92バーツ

※旅は2012年3月30日に行いました。


つづく


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ドーンホイロート到着 ドーンホイロート再び![5]

国鉄メークローン駅南のソンテオ乗り場で
ドーン・ホイロート行きソンテオに乗り込みます。


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前回はトラック・ソンテオだったんですが、今回は小型ですね。

座って発車を待っているうちに、どんどん乗客がやって来て満席。
男子たるもの、こういう場合はデッキ部に立たねば。
カゴを抱えたおばさんに席を譲ります。

カゴの中には、ネズミとリスの合いの子みたいなペットが。
目がクリクリしてて可愛いです。

おばさん、座るや否やペットをカゴから出して、
自分が飲んでいた何かのフラッペを食べさせるじゃないですか。

へぇ~、食べるんだ~、逃げないんだ~、と感心。
車内のみんなの視線を一心に集めていました ^^


しかしなかなか発車しないもんです。
折り返し列車がメークローン線路市場を通過する光景を見てからでも
十分間に合ったじゃないですか。うぅ残念。

結局12時ぎりぎりになってようやく発車しました。

道中は順調にいいペースで走り、ドーン・ホイロートに到着!
一度来ているから降りるタイミングばっちりです(笑)


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時刻は、12:14。
運賃15バーツ也。


さーて、ドーン・ホイロートの潮の状態やいかに!?


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おぉっ、前回よりも明らかに潮が引いている!!
でもまだ干潟は広がってませんね。

右手のあずま屋が潮干狩りの船乗り場です。
中にいる人に尋ねてみました。

「まだ今は潮干狩りは無理だ。1時か1時半だね。」

あと1時間前後かぁ。
その間にランチを取って待つとしますか。


海岸沿いの通りにはシーフードや土産物を売る露店が並んでいます。
そこを歩きつつ品定め…。


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ホイロート(マテ貝)の串焼きゲット~♪

それと、


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ホタテ貝を携え、海岸沿いに腰を下ろします。

前回は海沿いのレストランで食べましたけど、こういう食事もいいもんです。
何しろ安上がりですし!(笑)


食べ終えてから、この一角にある、海軍の父が祀られた
「クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック廟」へ。


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クロムルアン・チュムポーンケートウドムサックの像に手を合わせ
今回の旅の無事を祈願。

なにせ前回こっち方面へ来た時には、変なウィルスを貰っちゃいましたからね。
今回は携行品も含めて対策バッチリ用意周到です(笑)


まだ12:40ぐらい。
うーん、もう一回買い食いするかな。

再び露店をそぞろ歩きに行きましょう。





<交通費>
ソンテオ:15バーツ
ここまでの合計:82バーツ

※旅は2012年3月30日に行いました。


※旅は2012年3月30日(金)に行いました。


つづく


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メークローンに戻る もう一本西の川が見たい![15]

ドーン・ホイロートのレストラン「ナムティップ2」で海を眺めながら
シーフードを堪能し終えた私は、店を後に。


もう一回りしてからメークローンに戻るかな。


そう思いながら歩いていると、背後からソンテオが。
ここで逃してしまうと暫く待つ羽目になるかも。

ドーン・ホイロートにはまた来るつもりですし、まぁいっか。

ソンテオを停めて乗車します。
時刻は13:50。


来た道を戻り、メークローン到着。


メークロンに到着したソンテオ


14:13。
運転手に運賃15バーツを払い、駅のほうへと歩いていきます。


すると右に伸びる通りが。賑やかな雰囲気につられて入っていくと、
左側には大きな市場が。

またもや引き寄せられるように市場へと足を踏み入れます。


メークローンの市場


かなり大きな市場です。
昼下がりのこの時間帯はお客さんがほとんどいませんね。

店の間をくねくねと縫って進んでいると、


メークローン線路市場に出た!


メークローン線路市場に出てしまいました。

なるほど。こっちの市場に入りきれない店が線路にはみ出して営業を始めたのが、
線路市場の始まりなのかもしれませんね。


線路市場を再び歩いてみます。

台湾からと思われる女性観光客3人連れの一人が、
露店のバケツからヒョイと何かをつまみ上げました。


カエルじゃぁないですか!


顔の横まで持ってって仲間に写真を撮らせてキャッキャと騒いでます。

触れるだけ凄いと思いますよー -_-;)


当の店の男性主人は、ニコニコしながら様子を眺めてました。
ユルイ雰囲気がいいですね ^^


また途中で逸れて、線路の北側に出てみます。


マハーチャイ駅北側のソンテオ乗り場


うおぉ、ソンテオだらけだ!!

線路に沿った道は、さながらソンテオのターミナル。

タワンジャーク、プームリン-ウェンジャーク、プラーモート、ワット・メーナム・・・

行き先は初めて聞く地名ばかり。
ワクワクしてしまいます。


さらにこの道から北へ伸びる道にもソンテオが沢山停車中。


メークローン駅北側のソンテオ乗り場


こっちはトラックのソンテオが多いです。

セブンイレブンの正面に停まっているソンテオが、
アンパワー水上マーケット行き。

いつか乗って訪れたいですね~。







<交通費>
ソンテオ:15バーツ
ここまでの合計:106バーツ

つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。



 
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