タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ドーン・チェーディー

バンハーン・ジェムサイ・タワーの眺望 スパンブリー新・古モニュメント探訪[7]

バンハーン・ジェムサイ・タワーに上りますか。

入口を入って、


07_01


受付の女性にチケットを出すと、角をハサミで切って返してくれました。
右手のエレベーターに乗ってくださいと。はーい。

来るのは二度目ですが、高いところへ上るのって
何度でもワクワクしますね(笑)

エレベーターに乗ると、


07_02


今回はおじさんが操作してました。しかも説明一切無し。
ただ「4階を見終えたら階段で3階へ。3階から2階、2階から1階は
エレベーターで下りてください」と言われたのみ。

前回はタワーの高さとか説明してくれたんですけどね~。


07_03


地上78.75mの4階展望台に到着。
ガラーン。

お客さんの姿が無く、係員の女性が手持ち無沙汰に座っています。

タワー収集機構」管理人さんから、各階の様子と
展望台から各方角の風景の写真撮影を依頼されているので、
iPhoneのコンパスで方角を確認しながら撮影していきます。


07_04


こっちは真西。
ターチーン川を境に町並みの賑やかさがガラっと違うのが
面白いもんです。


遠くを見やると、


07_05


カンチャナブリーの山並みが霞んで見えるではないですか。

そういえばスパンブリー・バスターミナルから
カンチャナブリー行きのバスがあったな。いつか乗ってみるぞ。


ここからの眺望で何と言っても目を引くのは、


07_06


巨大な竜。

ルークラーン・パンマンゴーン・ミュージアム
(พิพิธภัณฑ์ลูกหลานพันธุ์มังกร)、
訳すと「竜の末裔ミュージアム」の建物で、あの竜の内部には
中国古代~近代史が模型や人形を使って展示されているんです。

マンゴーン・サワン公園
(อุทยานมังกรสวรรค์ 天龍鎮、訳すと天竜公園
という中国村的なテーマパーク内にあるんですが、
外国人入場料が499バーツとバカ高いので行きません(笑)

…って、前回2013年10月30日にここに上った時にも書きましたね。


景色を眺めていて、ふと思いつきました。
係員の女性のところへ戻って尋ねてみることに。

すみません、ここからドーン・チェーディーは見えますか?

女性はニコリとして、私を北西の向きに設置された
コイン式双眼鏡まで案内。
「10バーツを投入して、この目盛に合わせれば見えます」と。

なんと、見えるのか!

言われるがままに10バーツを入れ、双眼鏡を覗き込むと、
本当だ、見える!! ありがとうございます!!

双眼鏡の向きを確認して、デジカメでも狙ってみましょう。


07_07


真北の眺望です。
黄色い丸の中にさっきの「竜の末裔ミュージアム」が見えています。
その右の黄色い四角の範囲をズームすると、


07_08


こんな景色に。見えますか?

さらに黄色い四角の部分を拡大してみましょう。


07_09


中央に立つ鉄塔のすぐ右にドーン・チェーディーの白い仏塔が
ぼんやりと見えているのがわかりますか?

ここから30kmほどもあるのに、感激です。

スパンブリーの現代のモニュメントたるバンハーン・ジェムサイ・タワーから、
古代のモニュメントたるドーン・チェーディーを見ることができて満足です。
ダメモトで尋ねてみて良かった!

双眼鏡は3分で時間切れ。


らせん階段で3階へ下ります。


07_10


この階はおもちゃや服飾小物なんかの売店があるだけで
とくに見るべきもの無し。早々にエレベーターで2階へ。


07_11


この階はテーブルがぐるっと一周並んでいます。

前回と同じく売店でホットコーヒーを注文。25バーツ也。


07_12


あれ、この前はクッキーが付いてたのになぁ。
まあいっか。市場方面の景色をぼーっと眺めながら一服したのでした。

時刻は、14:49。

さて、次は1階でバンハーン・ジェムサイ・タワー
ミニチュアを買いますよ~。





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:215バーツ

※旅は2014年9月18日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

スパンブリー市街地

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食堂「カンチャナー」 スパンブリー新・古モニュメント探訪[5]

ドーン・チェーディーのナレースワン大王騎象像と
仏塔跡のある公園(?)を出て、正面に真っ直ぐ続く
チャイヤーヌパープ通り(ถ.ไชยยานุภาพ)を 歩いていきます。


05_01


すると停車中のソンテオに出くわしました。

私がスパンブリーから乗って来た路線ですが、
これはトラック・ソンテオですね。

この路線、ドーン・チェーディー止まりではなくて、
さらに西のカンチャナブリー県境にある
サ・クラジョーム郡まで行くようです。

地図で確認してみましたが、何も無さそうなところでした ^_^;)


歩き続けると右手に市場があったので覗いてみると…


05_02


見事に営業が終わってるし(笑)
まだ10:57ですよ。10時までだったのかな?
朝市にしても早過ぎますねぇ。


その先の左手に、目当ての店がありました!


05_03


このコカコーラのロゴが看板にある店で、
カンチャナー」(กาญจนา)と言います。

バンコクの書店で買ったスパンブリーのガイドブックで
紹介されていたもので来てみたんです。


05_04


着席すると、女性がメニューを持ってきてくれました。

壁を見渡すと、


05_05


魚料理がびっしりと名を連ねているではないですか。
ということは魚料理が売りなんだと理解して、これを注文しました。


05_06


プラー・ヌアオーン・ラート・プリック(ปลาเนื้ออ่อนราดพริก)。

プラー・ヌアオーン
は細長いナマズの仲間のようで。
それとライスとコーラもお願いして、さあ食べてみましょう!

うん、甘辛い味付けにハーブが効いててこりゃイケる!

こんな辺鄙な町(失礼)なので期待していなかったんですが、
いい意味で裏切られましたよ、本当に。

女性店員さんたちもみなさんニコニコ顔で気持ちいい店でした。


カンチャナー
を出て店の前で枝分かれした路地に入ってみます。


05_07


ほぉ、こんな路地にも小さな商店がびっしりとは、
意外とこの町って栄えているんですかね。

しかも前方にロッ・トゥーが見えます。

どうもさらに西北の町ダーン・チャーン(ด่านช้าง)と
バンコクを結ぶロッ・トゥーのようで。
ここドーン・チェーディーも経由していると。

私が追いつく前に発車してしまいましたが、
左手にチケット売り場がありました。

いつかダーン・チャーンクラシアオ貯水池への旅でもしたら、
またここを通ることもあるってことですね。


05_08


チャイヤーヌパープ通りに戻ると、
ちょうどスパンブリー行きソンテオが待っていました。
ラッキー。

乗車してすぐに発車。
時刻は、11:36。


05_09


後ろを振り返り、小さくなっていく白い仏塔を見送ります。

ソンテオは途中で停車して運賃集金。
25バーツ也。あれ、往路より5バーツ安いのは何故? ^_^;)


出発してから35分ほどで、


05_10


ターチーン川スパンブリー川)を渡り、
スパンブリー中心部へと。

そして


05_11


終点のナーンピム交差点ソンテオ乗り場に到着。
時刻は、12:18。


まだ時間があり余っているので、バンハーン・ジェムサイ・タワーへ行く前に、
もう一か所観光しておこうかなと。

ガイドブックを眺めていて興味を持った
古刹の寺院に行ってみようと思います。

このガイドブックは、珍しく公共交通機関による行き方が
比較的詳しく載っているんですよ。

それによるとポープラヤー行きソンテオで行けるとのこと。
その地名、なぜか記憶にあるんですよね。どうしてかな?

確か目抜き通りのプラパンワサー通り(ถ.พระพันวษา)に
発着ポイントがあったはず。


05_13


ナーンピム交差点から右折してプラパンワサー通りを南下して歩きます。
するとほどなくして、


05_12


あった! ポープラヤー行きソンテオだ。
乗っちゃいますか~。




<旅費交通費>
スパンブリー行きソンテオ:25バーツ
ここまでの合計:175バーツ

※旅は2014年9月18日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

スパンブリー市街地

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ナレースワン大王御所って? スパンブリー新・古モニュメント探訪[4]

ナレースワン大王がビルマとの象戦勝利を祝って建てた仏塔跡を見終え、
白い仏塔を出ると、売店が目の前に。

覗くとナレースワン大王の15cmほどの像が目に留まりました。
なかなかの出来栄えに値段を尋ねると399バーツとの返事。

うむむ。さすが高いな。

諦めて、手のひらに収まる極小サイズの
ナレースワン大王像を頂くことに。


04_11


59バーツ也。
同封の紙には唱えるお経が印刷されていました。


さてさて、次の場所へ向かいますか。

地図を見ると白い仏塔の裏手に
プラタムナック・ソムデット・プラナレースワン・マハーラート
(พระตำหนักสมเด็จพระนเรศวรมหาราช)というところがあるんですよね。

プラタムナックは高貴な人の住居なので、
訳せばナレースワン大王御所ってな感じでしょうか?

でもこの一帯では仏塔以外に遺跡は見つからなかったはず。
しかも戦場であり、住む場所ではなかったのでは?

まぁ、行ってみれば分かりますね。
おっと、その前に。


04_01


水分補給のため屋台でチャーイェン(アイスミルクティー)を購入。
折しもまた曇天。ロッブリーで熱中症になった二の舞はゴメンです(笑)

10:20、準備万端で歩き始めます。

東へ続く一本道を進むこと10分ほどでナレースワン大王御所に到着。


04_02


こりゃ廟みたいなもののようですね~。

こっちは横でした。正面に回ると、


04_03


ナレースワン大王の兜を模したあずま屋が真ん前に。

とりあえず中に入ってみますか。


04_04


なんだか中国廟っぽい雰囲気ですね。


04_05


こんなのもありました。

中央がナレースワン大王。
左は大王の姉。ビルマ王に嫁ぎ、象戦後かの地で殺されたようです。

そして右は弟でいつも一緒に戦ったエーカートッサロット。
大王没後の次の王でもあるんです。
映画『キング・ナレースワン』では、陸軍のイケメン報道官ウィンタイ大佐
演じていて、ひとつの見どころとなっていますよ。


ナレースワン大王御所の道をはさんだ反対側には、


04_06


ワット・ドーンチェーディーが。
どうもナレースワン大王御所もこの寺が建てたようです。


さあ、また仏塔まで戻りますか。


04_07


改めて眺めると、意外と巨大ですね。

帰りも10分ほどで到着。

市を覗いてみます。


04_08


なぜか洗剤やらシャンプーやらを扱う店が盛況。
市価より安いんでしょうかね? ^_^;)

左手に目をやると、


04_09


あっ、土産物売店の屋根も兜だ(笑)
ナレースワン大王の兜は、シンボルになってるのか。

なんと商品にも、


04_10


兜を模したキャップが。

思わず買おうかと思いましたが、
使いみちが思いつかないので思いとどまりました。

ナレースワン大王&ドーンチェーディーのご当地ポロシャツも
日本で着るにはちょっとなあ ^_^;)


まだ11時ちょっと前ですが、お腹が空きました。
せっかくドーン・チェーディーまで来たのですから、
この地でランチをすることにしましょう!





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:150バーツ

※旅は2014年9月18日(木)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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スパンブリー

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ドーン・チェーディー スパンブリー新・古モニュメント探訪[3]

スパンブリー県ドーン・チェーディーのナレースワン大王騎象像
土台部分には、タイ文字で何やら書かれています。


03_01


読むと、ナレースワン大王の生い立ちから始まり、ビルマからの独立宣言、
王位継承、そしてこの地でのビルマ王子との象戦での勝利。
それらの英雄的偉業を讃えてこの碑を建てたとの内容でした。

1959年の像除幕式には現国王夫妻がいらっしゃったそうです。

ちなみに前回、ナレースワン大王が手にしている武器を槍と書きましたが、
薙刀(なぎなた)ですよね。失礼しました ^_^;)


さてさて、ここでまたちょっと歴史の話になります。

アユタヤ王朝年代記(中国や日本の正史に当たる歴史書)には
数種の異本があるのですが、多くの本に、象戦勝利の後
ナレースワン大王は戦いのあった「トゥラパンクル」の地に
仏塔を建てたと記されているんです。

明治時代に当たるラマ5世期に、同名の地があるカンチャナブリー県に対して
仏塔遺跡を探すように命が下りますが、あるのは住民が建てた新しめの小さな
仏塔ばかり。

時は下ってラマ6世期の1913年、ある異本が象戦の地を「ノーン・サーラーイ」と
記していることから、県内に同名の地があるスパンブリー県知事が同地を調査。

すると住民から「森の中に仏塔がある」と知らされます。

ドーンチェーディー
(仏塔の高台)と地元では呼ばれ、
古くからの言い伝えでは王が葬られているという報告が寄せられました。

そこで調査団が森に分け入り、発見に至ったのです。
断定した決め手は、

1.同地はビルマ軍がアユタヤ攻撃に進軍した経路上にある。
2.一辺20mの大きさは、地元民が建てた仏塔とは考えられない。
3.同地周辺には寺院遺跡が皆無で、この仏塔があるのみ。
4.アユタヤ軍陣地のあったノーン・サーラーイから
  280mしか離れておらず、銃声が聞こえる距離にあった。
5.近隣の畑で古い大砲が発見された。

ということだそうです。


その仏塔が、1956年に建てられた奥に聳える白い仏塔の内部に
保存されているのです。期待に胸が高まるじゃぁないですか。


03_02


おっと、親子のネコちゃんが戯れているのを尻目に
奥へと歩いていきます。


03_03


白い仏塔の入口へ辿り着きました。

左に見えているゴツゴツした枝の木は、菩提樹。
1957年にインドからわざわざ運んできたんだとか。


拝観料無料の仏塔内に足を踏み入れます。


03_04


真正面にあるのがそうか!?


03_05


ナレースワン大王像の背後にあるのは、
やっぱりそうでした。


03_06


1592年にアユタヤ軍対ビルマ軍の象戦が繰り広げられ、
ナレースワン大王が一騎打ちの末、ビルマのマンサームキアット王子を
倒した地に、ナレースワン大王が建てた仏塔跡が目の前に!

仏塔跡の周囲にはナレースワン大王の生涯が
順を追って時計回りに説明されています。
が、私はうっかり逆に歩いてしまいました ^_^;)

なので最初に出くわしたのは、


03_11


1913年の仏塔跡発見の様子を伝えるジオラマでした。


そして次はクライマックス、


03_07


1592年の象戦の絵巻。

大王の薙刀はビルマ王子の右肩に振り下ろされ、
王子は象の首の上で息絶えたのでした。

言い伝えにある仏塔に葬られた王とは、
ビルマの王子なのかもしれませんね。


続いて、こんなのもありました。


03_08


象戦のジオラマ! なかなかの迫力ですよ。


03_09


映画と同じで、3人一組で騎象していますね。
首に跨る人が戦う役、尻にぶら下がる人が象を操る役。
じゃあ鞍に座っている人は何の役目なんでしょう?


03_10


迫力ある構図を探して四苦八苦するものの、
これで精一杯でした ^_^;)

より迫力を感じたい方のために、タイ映画『King Naresuan 5 ~象戦~』の
トレイラー(YouTube)へのリンクを再度貼っておきますね。





<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:150バーツ

※旅は2014年9月18日(木)に行いました。

<参考>
ドーン・チェーディー仏塔内の説明書き
"นายรอบรู้ สุพรรณบุรี",สำนักพิมพ์สารคดี,2012年

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


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スパンブリー

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ナレースワン大王騎象像@ドーン・チェーディー スパンブリー新・古モニュメント探訪[2]

ナーンピム交差点のロッ・トゥー乗り場で発見した
ドーン・チェーディー行きソンテオに乗り込みます。


01_12


すると、なんとすぐに発車。
時刻は、08:59。

乗客は、私を含めて6人。わりと需要のある路線なのかな。


スパンブリー
中心部の目抜き通り、プラパンワサー通り
北上したソンテオは、左折して国道321号線に入り、
ここではスパンブリー川と呼ばれるターチーン川を渡ります。


02_01


橋を渡った先に、仏塔遺跡を発見。
アユタヤ時代かな?

中央分離帯の緑地には、バンハーン・ジェムサイ公園との看板が。

タワーと同じこの名ですが、バンハーンとはもちろんスパンブリーが地盤の
バンハーン元首相。ジェムサイは、その夫人の名なのです。

つまり今の日本の首相夫妻に例えるなら、
シンゾウ・アキエ・タワー、シンゾウ・アキエ公園ってな感じになるわけでして…。

さらに右手の車窓に流れて行った学校の看板を読むと
バンハーン・ジェムサイ・ポリテクニック・カレッジと。

目立ち
凄過ぎです、バンハーン元首相ご夫妻。


そして左手には、以前乗車した国鉄スパンブリー線終点マーライメーン駅
とても「ターミナル」とは思えない鄙びた姿で佇んでいました。


まさに対照的なのが、今走っているこの国道321号線


02_02


走るうちに肥料の刺激臭が鼻を突くようになり、
車も滅多に見かけなくなったのに、道路だけは変わらずこの立派さ。

土建王国スパンブリー」をこれでもかとアピールされている気になってきました。


乗客がところどころで下車し、最終的には私一人に。

データ通信速度が遅過ぎてiPhoneのマップが表示されない中、
目的地ドーン・チェーディーを通り過ぎないか、
そもそもこの路線で正しかったのか不安になってきます。

そうこうしていると右手に柵に囲まれた公園らしきものが見えてきました。
あそこがそうなんじゃないか!?

信号のある交差点で左折する際、右手に仏塔が見えるではないですか。

ここだ!!
左折し終えたところでブザーを押し下車。


02_03


運賃30バーツを支払います。
時刻は、09:44。スパンブリーから45分かかったんですね。


振り返ると、


02_04


やはりあそこに間違いない!


02_05


入口には、

   ナレースワン大王記念碑
スパンブリー県ドーン・チェーディー郡

と。

早速入りましょう~。


02_06


お、市が立ってますね。
覗いてみると、観光客向けではなく日用品がほとんど。

そんな中でも、


02_07


焼き物のカップ(?)も売っているジュース屋さんとか、


02_08


ザクロを1kg120バーツのところにバッテンを書いて
100バーツに値下げして売っている店なんかも。

最近タイではザクロやザクロ・ジュースの屋台をよく見かけますね。
流行ってるのかな?


市のテントの列を抜けたところに、いよいよ、


02_09


ナレースワン大王騎象像と仏塔が。


02_10


象の首に跨り槍を構えているのが、ナレースワン大王ですね。

1592年、この地でアユタヤ軍対ビルマ軍の象戦が繰り広げられました。
ナレースワン大王は、なんと自ら敵大将ビルマの王子と一騎打ちに挑み、
相手を倒したのです。

タイの歴史上、象戦は4回記録がありますが、
この時が4回目、最後の象戦となったのだとか。


02_11


像の正面にもナレースワン大王像が、
金箔を貼られた姿で佇んでいました。

手を合わせ、奥に聳える仏塔に向かってみましょう。





<旅費交通費>
ソンテオ:30バーツ
ここまでの合計:150バーツ

※旅は2014年9月18日(木)に行いました。

<参考>
Wikipedia "ยุทธหัตถี"

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スパンブリー市街地

スパンブリー

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