バンコク周辺のバス日帰り旅を続けてきたこのシリーズですが、
今回大きく足を踏み出し、初めて1泊旅行をしてみることにしました。
というのも今回の目的を達成するには、
どうしても1泊する必要があるからなのです。
その目的とは、国鉄スパンブリー線に乗ること!
バンコク発 16:40 → スパンブリー着 20:15
スパンブリー発 04:20 →バンコク着 08:05
この1日1往復しか無い路線として有名ですよね。
スパンブリーからなら早朝に出てその日のうちに往復して帰れるんですが、
バンコクからだとどちらの便に乗るにしてもスパンブリーで1泊せざるを
得ないんです。
旅の決行日は2013年12月25日(水)。
なにもクリスマスの日に行かなくてもと我ながら思いますが(笑)
のんきに構えてフアランポーン駅までバスでのんびり向かっていたら、
パヤタイ通りのチュラロンコン大学前辺りで渋滞につかまりヤバイ状態。
意を決してチュラ大法学部向かいのバス停で降り、
待機していたバイクタクシーに跨ります。
裏道をくねくねと飛ばしてくれてフアランポーン駅着。
間に合うか!?
切符売り場へダッシュし「スパンブリーに行きます」と。
32バーツ也。
「すぐに乗ってください」
売り場係員に腕時計を指差しながら言われました。
時、すでに16:34。
うひゃー、あと6分!
速攻で売店でパンを買い、11番線へ。
間に合ったー!!
3両編成の先頭車両に乗り込みます。
フアランポーン駅16:40発。
スパンブリー駅20:04着。
あれ? スパンブリー着時刻が少し早くなってる。
列車は少し遅れて16:45に発車。
本当に乗り遅れていたらシャレになりませんでしたよ ^_^;)
ホームを出てすぐの左手には…
以前、「フアランポーン駅の蒸気機関車」で書いた
日本製C56蒸気機関車とタイ国鉄発祥記念碑
…と一人淋しく弁当をつつくおじさんの姿が(笑)
車内は乗車率6割といったところでしょうか。
思ったより混んでますね。
そんな車内に夕日が差し込んでいます。
すぐに検札がやって来ました。
ちょうど帰宅ラッシュの時間帯。
途中駅でどんどん乗車して来て、立つ人が出るほどに。
それでも大勢の乗客がサーラーヤー駅で下車し、
さらにこの駅でガラガラになりました…。
ナコーンパトム駅18:20着。
時刻表ではここを18:07発のはずなんですが、すでにもう遅れてますね(笑)
しばらく停車してから「カーン、カーン」という鐘の音で発車。
18:30。
そして列車はいよいよノーンプラードゥック駅に到着。
「ラーチャブリーへの旅」で訪れた、日本軍が泰緬鉄道の起点として
1942年に設けた駅です。
ノーンプラードゥック駅は泰緬鉄道…現国鉄西線(ナムトック線)のみならず、
これから走るスパンブリー線の起点でもあるんです。
ノーンプラドゥック駅を発車しました。
時刻は18:46。
席を移動して進行方向左側の窓から顔を出します。
分岐しましたー!
左が国鉄南線バーンポーン方面。
列車が入線したのがスパンブリー線です! やっと乗れてちょっと感動(笑)
先頭車両には私を含めて3人だけ。
おばさんが窓のアルミ製日除けを下ろして回っています。
常連客な雰囲気 ^^
若い兄ちゃんの車掌がどこで降りるのか一人一人聞いて回っています。
この時のタイはとても涼しかったんですが、
外が真っ暗になり一層寒さが増して半袖ではもう無理!
たまらず万一のために持参した長袖に着替えました。
車窓は茂みの中を突っ走っているような感じ。
窓ガラスにピシッピシッっと小枝が当たります。
そのうちバキバキッという音が混じったりも(笑)
国道346号線を渡ってすぐに初めて停車。
暗闇の中、蛍光灯が灯る駅舎は、トゥンブア駅。
正確には駅より格下の「停留所」です。
ここの北東側にカセサート大学カンペンセーン・キャンパスがあるんですが、
通学にスパンブリー線を使う学生は皆無でしょうね ^_^;)
トゥンブア駅では2人ほど降りたようです。
ちなみにノーンプラードゥック駅からここまでの間に3駅あるはずなんですが、
降りる人がいないから停車しなかったのかな? まるでバスみたいですね(笑)
暗闇の中を疾走しながら何駅かに停まっているうちに、
ドアが開いたまま走り出しました。オイオイ、寒いぞ。
っていうか・・・
もちろん踏切の無い道路もそのまま通過。
危ないじゃないかー!(笑)
車窓に人家の灯火が多少増えてきました。
そろそろスパンブリーかな、と思っていると運転席のドアが開いて
さっきの車掌さんがツカツカと一直線に私のところへ。
「スパンブリーですか? マーライメーンですか?」と。
そうなんです。時刻表上の終着駅はスパンブリー駅ですが、
実はさらに北へ2.5kmのマーライメーン駅 (มาลัยแมน) が真の終着駅なんです。
マーライメーンです、と答えます。
で、ついに
スパンブリー駅着。5,6人が降りたでしょうか。
時刻は20:39。
さぁ、次がいよいよ真の終着駅、マーライメーンです!
<交通費>
国鉄:32バーツ
ここまでの合計:32バーツ
※旅は2013年12月25日(水)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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今回大きく足を踏み出し、初めて1泊旅行をしてみることにしました。
というのも今回の目的を達成するには、
どうしても1泊する必要があるからなのです。
その目的とは、国鉄スパンブリー線に乗ること!
バンコク発 16:40 → スパンブリー着 20:15
スパンブリー発 04:20 →バンコク着 08:05
この1日1往復しか無い路線として有名ですよね。
スパンブリーからなら早朝に出てその日のうちに往復して帰れるんですが、
バンコクからだとどちらの便に乗るにしてもスパンブリーで1泊せざるを
得ないんです。
旅の決行日は2013年12月25日(水)。
なにもクリスマスの日に行かなくてもと我ながら思いますが(笑)
のんきに構えてフアランポーン駅までバスでのんびり向かっていたら、
パヤタイ通りのチュラロンコン大学前辺りで渋滞につかまりヤバイ状態。
意を決してチュラ大法学部向かいのバス停で降り、
待機していたバイクタクシーに跨ります。
裏道をくねくねと飛ばしてくれてフアランポーン駅着。
間に合うか!?
切符売り場へダッシュし「スパンブリーに行きます」と。
32バーツ也。
「すぐに乗ってください」
売り場係員に腕時計を指差しながら言われました。
時、すでに16:34。
うひゃー、あと6分!
速攻で売店でパンを買い、11番線へ。
間に合ったー!!
3両編成の先頭車両に乗り込みます。
フアランポーン駅16:40発。
スパンブリー駅20:04着。
あれ? スパンブリー着時刻が少し早くなってる。
列車は少し遅れて16:45に発車。
本当に乗り遅れていたらシャレになりませんでしたよ ^_^;)
ホームを出てすぐの左手には…
以前、「フアランポーン駅の蒸気機関車」で書いた
日本製C56蒸気機関車とタイ国鉄発祥記念碑
…と一人淋しく弁当をつつくおじさんの姿が(笑)
車内は乗車率6割といったところでしょうか。
思ったより混んでますね。
そんな車内に夕日が差し込んでいます。
すぐに検札がやって来ました。
ちょうど帰宅ラッシュの時間帯。
途中駅でどんどん乗車して来て、立つ人が出るほどに。
それでも大勢の乗客がサーラーヤー駅で下車し、
さらにこの駅でガラガラになりました…。
ナコーンパトム駅18:20着。
時刻表ではここを18:07発のはずなんですが、すでにもう遅れてますね(笑)
しばらく停車してから「カーン、カーン」という鐘の音で発車。
18:30。
そして列車はいよいよノーンプラードゥック駅に到着。
「ラーチャブリーへの旅」で訪れた、日本軍が泰緬鉄道の起点として
1942年に設けた駅です。
ノーンプラードゥック駅は泰緬鉄道…現国鉄西線(ナムトック線)のみならず、
これから走るスパンブリー線の起点でもあるんです。
ノーンプラドゥック駅を発車しました。
時刻は18:46。
席を移動して進行方向左側の窓から顔を出します。
分岐しましたー!
左が国鉄南線バーンポーン方面。
列車が入線したのがスパンブリー線です! やっと乗れてちょっと感動(笑)
先頭車両には私を含めて3人だけ。
おばさんが窓のアルミ製日除けを下ろして回っています。
常連客な雰囲気 ^^
若い兄ちゃんの車掌がどこで降りるのか一人一人聞いて回っています。
この時のタイはとても涼しかったんですが、
外が真っ暗になり一層寒さが増して半袖ではもう無理!
たまらず万一のために持参した長袖に着替えました。
車窓は茂みの中を突っ走っているような感じ。
窓ガラスにピシッピシッっと小枝が当たります。
そのうちバキバキッという音が混じったりも(笑)
国道346号線を渡ってすぐに初めて停車。
暗闇の中、蛍光灯が灯る駅舎は、トゥンブア駅。
正確には駅より格下の「停留所」です。
ここの北東側にカセサート大学カンペンセーン・キャンパスがあるんですが、
通学にスパンブリー線を使う学生は皆無でしょうね ^_^;)
トゥンブア駅では2人ほど降りたようです。
ちなみにノーンプラードゥック駅からここまでの間に3駅あるはずなんですが、
降りる人がいないから停車しなかったのかな? まるでバスみたいですね(笑)
暗闇の中を疾走しながら何駅かに停まっているうちに、
ドアが開いたまま走り出しました。オイオイ、寒いぞ。
っていうか・・・
もちろん踏切の無い道路もそのまま通過。
危ないじゃないかー!(笑)
車窓に人家の灯火が多少増えてきました。
そろそろスパンブリーかな、と思っていると運転席のドアが開いて
さっきの車掌さんがツカツカと一直線に私のところへ。
「スパンブリーですか? マーライメーンですか?」と。
そうなんです。時刻表上の終着駅はスパンブリー駅ですが、
実はさらに北へ2.5kmのマーライメーン駅 (มาลัยแมน) が真の終着駅なんです。
マーライメーンです、と答えます。
で、ついに
スパンブリー駅着。5,6人が降りたでしょうか。
時刻は20:39。
さぁ、次がいよいよ真の終着駅、マーライメーンです!
<交通費>
国鉄:32バーツ
ここまでの合計:32バーツ
※旅は2013年12月25日(水)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
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