タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

チャローム船着場

なんとかマハーチャイへ もう一本西の川が見たい![23]

私が降りた駅は、終点バーンレームではなく、
一つ手前のター・チャローム駅だったようです。

…ってのも後で分かったこと。

この時はただただパニクってて、
「ここはどこ!? これからどうしよう!?」ってことで頭が一杯な状態。

時刻は16:48。

線路の彼方に消えていった列車を恨めしく見送った私は、
とにかく道路へ出てみることに。


すると目の前にバイクタクシーがタイミング良く出現!
しかも運転手は女性ではないですか。

もうバイタクに頼るしかないっ!


バーンレーム駅まで行きたいんですが。

「どこに行くの?」

マハーチャイです。

「だったら船着き場まで行ったほうがいいよ。15バーツね」


あ、そっか。
何もバーンレーム駅にわざわざ立ち寄る必要は無いんだった -_-;)

しかし行きも帰りもことごとくバーンレーム駅に嫌われた気がしてなりません。
私にとって鬼門なのかも(T T)

ま、いっか。


さぁ、後ろに跨って出発!


この辺りは結構栄えた商店街です。
船着き場じゃなくてこの辺が町の中心みたいですね。

すると前方に見えてきたのは、


時計塔が!


運転手の頭!…じゃなくて(ピントがそっちに合ってしまいました 汗)、
朝来た時に歩いた時計塔!

なんだー。船着き場までこんなに近かったんだ。
これなら歩いても15分ぐらいで着いたかも。

バイタクは船着き場入口で止まります。
ありがとうございました!!
私にとってまさに助けの手を差し伸べてくれた女神さまです m(_ _)m


16:52。


渡し賃3バーツを払い渡し船へと。


ターチオン川の渡し船


対岸からは学校帰りの学生が多く降りてきます。


ターチーン川マハーチャイ側へと渡ると、船着き場前には、


マハーチャイの船着き場前の子象


子ゾウくんが~。


マハーチャイの市場前通りは買い物客で賑わってます。
夕方ですもんね~。


マハーチャイ市場


国鉄マハーチャイ線マハーチャイ駅に戻って来ました。

窓口のおじいさんに、ウォンウィエンヤイまで、
と告げ10バーツを渡します。

「オン ダ テーン」

おじいさんはそう言い、10バーツを返してくるではないですか?

"On the 10" って何だ????

10バーツのこと? だから10バーツ払ってるでしょ。
もう一度10バーツを差し出します。

「オン ダ テーン」

同じセリフを繰り返すだけで、おじいさんは受け取りません。
切符も渡してくれません。

ワケわからん。
まーいいや。車内で車掌に払えばいいし…。


あっ!

"On the train" か!!

タイ語訛りの英語はほんっとに聴き取れませんよ。
タイ語で返してくれたほうがよっぽど分かりますって-_-;)


17:35の出発時刻までまだ時間があります。
辺りをぶらぶらして17:20頃に再び駅へと。


夕刻のマハーチャイ駅


傾いた夕陽が薄暗い駅ホームの奥まで差し込んでいます。







<交通費>
バイクタクシー:15バーツ
渡し船:3バーツ
ここまでの合計:138バーツ


つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。



バスでメークローンへ もう一本西の川が見たい![6]

洪水なんだから遅れて到着する可能性もあるんじゃないか?

メークローンからの列車をもう少し待ってみようかという気持ちもあったのですが、
時間を無駄にしたくなかったので、対岸へ戻ることに。

今度は道を間違えて遠回りせず真っ直ぐ船着き場へ。

途中、この光景に思わず立ち止まって写真撮影。


イカを天日干ししています


イカを天日干ししています。
これだけ並べるのも根気のいる作業でしょうね~。壮観です!

マハーチャイの市場では干物類が山ほど豊富に売られています。
あれはこうやって作ってるんですね。

などと思いながら歩いていると、
この道沿いにも干物を売る店や屋台が軒を連ね始めました。

特産品なのは分かるけど、こんなに多くの店で同じ物を売ってて
各店で利益はでてるのかな? などと余計な心配をしつつ
チャローム船着き場に辿り着きました。

渡し賃3バーツを払って切符を受け取ります。
するとそのすぐそばに女性が座ってて、切符を手渡すんです。

マハーチャイ側でも同じシステムでしたが、
キセル防止の二重チェックなのかな?


ターチーン川対岸からの船がやって来ました。


ターチーン川の渡し船


接岸するとバイクと乗客がどっと降りてきます。
入れ替わりに乗船。

しばし待ってから出発して、対岸のマハーチャイに10:30着。


さーてメークローン行きのバスに乗るぞ~。


実は朝来た時、チャローム船着き場へ渡る前に
メークローン行きバスの発着所をチェックしておいたんです。

これも虫の知らせでしょうか?(笑)

なので迷わず発着所へ直行。すると停車中のオレンジ色のバスから
ヤンキーっぽい女性車掌さんが身を乗り出して、
「メークローン! メークローン!」と叫んでいるではないですか!

すぐ出発する様子に写真を撮る暇もなく慌てて乗車。
私に続いて女性客2人が乗り込んだところで出発。

時刻は10:33。

一応、朝発着所をチェックした時に撮影した
メークローン行きバスの写真をUPしておきます ^^


マハーチャイのメークローン行きバス発着所


船着き場を背にして、大通りの左側をすこし歩いたところに停まっているはず。


ややっこしいのは、バスの横っ腹に
「サムットサーコーン - サムットソンクラーム」と書いてあること。

マハーチャイサムットサーコーン
メークローンサムットソンクラーム

と県名で書かれているんです。
それぞれ県の中心の町だからですけど、ご利用の際はご注意を ^_^;)


市街地を抜けたバスは広い通りに出て一路西へ。
ラマ2世通りですね。ターチーン川をあっけなく渡ります。

ここからはトンブリー-バーントー通りって言うんでしょうか?


なんだか埃っぽい通りをノロノロ走って行きます。

そのうち車窓には池が。
エビの養殖池? いや、塩田っぽく見えるなぁ…。

などと考えているうちに意識が遠のき夢の世界へ(笑)

気が付くとバスはジャンクションで大通りを降りて右へと進路を取るところ。
両側が賑やかになってきました。

さらに左折したところが終点。


メークローンに到着したバス


当初の予定とは違っちゃったけど、
とにかくメークローンには着いたぞ~!


時刻は、11:27。
ほぼ1時間で到着。

国鉄メークローン線が通常運行の場合も所要時間1時間なので
時間的にはバスも列車も変わらないんですね。運賃は2.5倍だけど -_-;)






<交通費>
ターチーン川渡し船:3バーツ
メークローン行きバス:25バーツ
ここまでの合計:76バーツ

つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。



メークローン線の始発駅はどこ? もう一本西の川が見たい![4]

マハーチャイからターチーン川の渡し船に揺られること3分ほどで対岸に到着。


チャローム船着き場


チャローム船着き場、と書いてあります。

もう乗り込むお客さんがどっとやって来たので慌てて下船。

船着き場は屋根のある薄暗い商店街になってました。
細い路地を乗降客が徒歩とバイクで行き交ってます。

出口に辿り着きました。
時刻は、09:41。


振り返ると…


チャローム船着き場の入口


「船着き場」ともなんとも書いてないぞー。
観光客には難度の高い関門ですね -_-;)
でもまぁ人の流れを観察していれば気付くとは思いますが…。


さーて、国鉄メークローン線の始発駅バーンレームはどっちだ?

人の流れを見ても発車時刻の10:10までまだ時間があるためかよく分かりません。
こんな時に限ってiPhoneのマップの調子が良くないし。うー。

まぁまだ時間があるから散策がてら適当に歩くとしますか。
取り敢えず目の前に真っ直ぐ伸びる道を歩いて行ってみることに。

この道が目抜き通りなのかな。
ちょこちょこといい感じにヤレた食堂やら何かの店やらが点在。
その先には、


チャロームの時計塔ロータリー


時計塔のあるロータリーが。


このまま真っ直ぐ行くともっとマシな商店街が並んでいる雰囲気です。
が、ここで再起動を終えたiPhoneでマップが復活。

あ、こっちじゃなかったんだ ^_^;)
ロータリーの3時の方向の道へ進みます。

暑くなくて歩くにはちょうど良い気候~。

しばらく歩くと突き当りT字路に。
船着き場から右に行けばこの道だったんですね。
突き当り正面には大きそうなお寺が。

左折して進むと先で舗装が終わり砂利道になってます。


国鉄バーンレーム駅への道


先には資材置き場かなんかしか無いような雰囲気を醸し出してますが
この先しかあり得ないので行ってみますか。

左端で座ったまま固まっているおばあさんを気にしつつ
砂利道へと足を進めると・・・

目の前に飛び込んできたのは、昭和な光景。
それも戦前を彷彿とさせるようなホームが佇んでいました。


バーンレーム駅


今にも蒸気機関車に引かれた列車が入って来そうな錯覚に陥りつつ、
さらにホームへと向かいます。





<交通費>
あるいただけなので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。



 
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