炎天下を15分ほど歩いた末、ようやく目的地に辿り着きました!
ナコーンヌアンケート古市場の入口です!
ナコーンヌアンケート水上マーケットとの名もよく見かけますけど、
どの看板を見ても「古市場」(タラート・ボーラーン)と書いてあるので
こちらの名称を使うことにします。
奥へと進むと運河沿いに出て、いきなり目の前には渡れと言うように木橋が。
よっしゃ、まずはこの橋を渡ってみますか。
下を流れる運河は、ナコーンヌアンケート運河。
真ん中から東側=チャチューンサオ方面を眺めます。
こんな不便な僻地(失礼)にこれだけの規模の市場が昔栄えていたなんてオドロキですね。
しかしです。とにかく静か。
観光客の姿はポツリポツリと見かけるのみ。
大賑わいのバーンクラー水上マーケットから来たので、
余計そう感じるのかもしれませんが…。
今度は西側、つまりバンコク方面。
こっちは左岸に商店が長く続いてますね。
後で行ってみます。
橋を渡り終えた先には、
それなりに観光地っぽく店が開いています。
でも店の数の少なさが、観光客数を物語っているような ^_^;)
逆にそんな観光地化が進んでいない雰囲気に好感を持ち始めながら先へと進むと、
ナコーンヌアンケート古市場の歴史を紹介するブースが。
奥には無料のトイレも。
こういうコーナーって多くの百年市場にありますね。
スパンブリーのサームチュック百年市場しかり、
サムット・プラーカーンのバーンプリー古市場しかり。
入ってパネルを読んでみると、こんな経緯のようです。
ラマ5世が、チャチューンサオからバンコクへの交通の利便性向上のために
1876年にナコーンヌアンケート運河の掘削を命じたんだそうで。
運河両岸での農地開発が進むことも考えてのことだったようです。
そうして全長21km余りのナコーンヌアンケート運河が開通したのでした。
ここに市場ができたのは運河開通後でしょう。
このコーナーには、市場を開いた6つの一族の名もありました。
やはりと言うか中華系っぽい姓ばかりです。
その後1907年、国鉄東線開通のおり、鉄道でチャチューンサオへ行幸なさった
ラマ5世は、帰りは御座船でこのナコーンヌアンケート運河を通りました。
その際に、「ターカイ(ここの別名)という(運河の)十字路に着くと、
建物が連なり、全てが日用品や生鮮食品を売る市場になっている」と
自らの著書に記されているのだとか。
ラマ5世と縁の深い市場なんですね。
この地に市場ができたのは、上記のとおり運河の十字路という立地のためなんでしょう。
さて、さらに市場を歩いてみましょう!
<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:88バーツ
※旅は2012年5月1日(祝日)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく
ナコーンヌアンケート古市場の入口です!
ナコーンヌアンケート水上マーケットとの名もよく見かけますけど、
どの看板を見ても「古市場」(タラート・ボーラーン)と書いてあるので
こちらの名称を使うことにします。
奥へと進むと運河沿いに出て、いきなり目の前には渡れと言うように木橋が。
よっしゃ、まずはこの橋を渡ってみますか。
下を流れる運河は、ナコーンヌアンケート運河。
真ん中から東側=チャチューンサオ方面を眺めます。
こんな不便な僻地(失礼)にこれだけの規模の市場が昔栄えていたなんてオドロキですね。
しかしです。とにかく静か。
観光客の姿はポツリポツリと見かけるのみ。
大賑わいのバーンクラー水上マーケットから来たので、
余計そう感じるのかもしれませんが…。
今度は西側、つまりバンコク方面。
こっちは左岸に商店が長く続いてますね。
後で行ってみます。
橋を渡り終えた先には、
それなりに観光地っぽく店が開いています。
でも店の数の少なさが、観光客数を物語っているような ^_^;)
逆にそんな観光地化が進んでいない雰囲気に好感を持ち始めながら先へと進むと、
ナコーンヌアンケート古市場の歴史を紹介するブースが。
奥には無料のトイレも。
こういうコーナーって多くの百年市場にありますね。
スパンブリーのサームチュック百年市場しかり、
サムット・プラーカーンのバーンプリー古市場しかり。
入ってパネルを読んでみると、こんな経緯のようです。
ラマ5世が、チャチューンサオからバンコクへの交通の利便性向上のために
1876年にナコーンヌアンケート運河の掘削を命じたんだそうで。
運河両岸での農地開発が進むことも考えてのことだったようです。
そうして全長21km余りのナコーンヌアンケート運河が開通したのでした。
ここに市場ができたのは運河開通後でしょう。
このコーナーには、市場を開いた6つの一族の名もありました。
やはりと言うか中華系っぽい姓ばかりです。
その後1907年、国鉄東線開通のおり、鉄道でチャチューンサオへ行幸なさった
ラマ5世は、帰りは御座船でこのナコーンヌアンケート運河を通りました。
その際に、「ターカイ(ここの別名)という(運河の)十字路に着くと、
建物が連なり、全てが日用品や生鮮食品を売る市場になっている」と
自らの著書に記されているのだとか。
ラマ5世と縁の深い市場なんですね。
この地に市場ができたのは、上記のとおり運河の十字路という立地のためなんでしょう。
さて、さらに市場を歩いてみましょう!
<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:88バーツ
※旅は2012年5月1日(祝日)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)
つづく