カオニアオ・ムーンの有名店、ゴー・パーニットのほぼ向かいにこんな店が。


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この角の店、カフェなんですよ。ちょうど一息つきたかったこともあって、
レトロな雰囲気に引き寄せられて入ってみました。

奥にあるカウンターでまずオーダーします。
20代後半(?)の女性にホット・コーヒーを注文。

席について待ちます。


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レトロな内装の店内にアンティーク・グッズが並んでいて、
エアコンは無いけどなかなかいい雰囲気。

店名はチカッチャー

女性がコーヒーを運んで来てくれました。


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中国茶付きとは嬉しいじゃないですか~。

しばし外の景色や店内のインテリアを眺めながら、コーヒーでゆっくりしました。
私が見た限り、ここはタナーオ通りで唯一のカフェでは?

さて会計をと思い、カウンターまで。
ホットコーヒー、いくらだと思いますか?
25バーツですよ。なんと安い!

「日本人ですか?」と店の女性。

はい。

すると、「ありがとうございます」と日本語が返ってくるじゃないですか。

えっ、日本語話せるんですか?

「大学の専攻が観光学だったので、日本語も学んだんです。でもかなり忘れました。」

そうだったんですか。こんなところで日本語を聞いてビックリしましたよ ^_^;)
仏頂面が多いタナーオ通りの店の中で、笑顔の見れてほっとリラックスできる
貴重なお店ですよ~。


さて、再び北へと歩いて行きましょう。

しばらく歩くと左手に古い門が。さっきも気付いたんですが、後回しにしていました(笑)


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説明を読むと、サッパサートスパキット宮殿門と。
かつてここにあった王族の方の御所(1901年建築)の門だったようです。
門だけが残ったんですね。

で、その王族の方とはラマ5世のシンガポール・欧州訪問に随行した
プラチャオボーロムウィントゥー・プラオンチャオトーンテームタワンヤウォン・
クロムルアンサッパサートスパキット
という方なのだそうです。

なんでもその欧州訪問(1897年)の際に映画の撮影・映写機材一式を購入し、
ラマ5世の欧州訪問の様子を撮影したんだそうで、それがすなわちタイ人が映った
歴史上最初の動画なんだとか。

帰国後も映画関連の事業を行ったことから、この方は「タイ映画の父」と
呼ばれているんだそうな。


といった歴史が刻まれた門のほぼ正面には、こんな店が。


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ジェー・ニー・プアック・ヒマ

訳せば、ニー姉さん 雪タロイモ
雪タロイモとはいかに?


店頭には2種類の商品が並んでます。


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薄くスライスしたタロイモがチップスになってるんですね。

もう一つは、


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こっちはホクホクに温かいタロイモ揚げ。

そうか、タロイモに絡めてある白い砂糖を雪に見立ててのネーミングなのかな?

仏頂面の店員のおばさん(もしやニー姉さん?)に値段を尋ねると、
どちらも50バーツと。じゃ、両方頂きますか。

宿に帰って食べたところ、どちらも適度な甘さに微妙な塩味が加わって美味しい!
とくに温かいほうのプアック・ヒマは、


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こんな感じなんですが、ぜひ温かいうちに食べてみて欲しいですね。
味では、タナーオ通りで一番オススメの店です!


で、あとはコークウア交差点まで戻って、タナーオ通り探訪は終了。
さすがラマ3世期(?)以来の長い歴史のある通りだけあって、
有名店・人気店が凝縮してますね。

でも持ち帰り専門店が多いので、カフェのチカッチャーみたいに
くつろげる店がもっと増えるとより歩き易くなると思います。
これからに期待しましょう。


ということで、今回もこれにて終了です。
お付き合いくださいましてありがとうございました!


次回は、今まで避けてきたとある有名観光地(の端っこ)への旅を
お届けしたいと思います!



おわり

※旅は2013年1月14日(月)に行いました。



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