タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

チェンマイ

ワット・ムーンサーンと旧日本軍 チェンマイ日帰り旅[10]

銀細工の寺ワット・シースパンでトイレを借りてから、
次なる目的地へ向かうことに。

ちなみにこのワット・シースパン、太平洋戦争中は
日本軍が駐屯地と捕虜収容所として使っていたのだそうです。

ビルマ進攻とその後のインパール作戦に向かう兵員・物資集積地としては、
ピサヌローク(メーソートへの起点)やランパーン(メーサイへの起点)の
方が重要でしたが、最短ルートとなるチェンマイ-メーホンソン-トングー
の道路建設のためなどでチェンマイにも日本軍が駐屯していたんです。

この道路の完成はインパール作戦開始後。
そのため退却ルートとして重要な役割を負った悲劇の道路でもあります。


さて、寺を出て右へと。


10_01


僧侶への寄進グッズなどの売店の間を抜け、
表のウアラーイ通りに出ました。

左角は銀細工工房らしく家屋内からトンカンという音が聞こえてきます。

道を渡り右斜めに伸びる路地へ。


10_02


ワット・ムーンサーンの山門が迎えてくれます。

本当はワット・シースパンでなくこちらへ来たかったんですよ。
でも寺の名をしっかり覚えていなかったお陰で銀細工の様子を
見れたし良かったんですけどね。


10_03


ワット・ムーンサーンの入口に到着。
時刻は、14:49。

すぐの左手には、


10_04


おお、ここにもギンギラギンな仏堂が。
こちらのほうが落ち着いた華やかさが感じられて好きですね。

内部には入りませんでしたが、銀装飾が素晴らしいようですよ。


境内を反時計回りに歩いていきます。


10_05


右奥には歴史を感じさせる仏塔が。
その背後に見えるのが本堂です。

ぐるっと抜けて境内の左端へ。
そこには、ここに来た目的の建物が。


10_06


見えますか?

近くへ寄ってみましょう。


10_07


日本とタイの国旗が掲げられています。

このワット・ムーンサーンには戦時中、日本軍食糧・武器備蓄庫
傷病兵のための野戦病院があったそうです。

日本兵は周辺住民に日本語を教え、
子供に食糧を分け与えたりもしていました。

戦後、旧日本軍が終戦時に境内の池に武器を投棄して
去ったという情報を得た日本政府が調査したところ、
日本兵32名の痕跡(遺骨?)が見つかったのだそうです。


で、この建物は旧日本軍の資料館。

鍵がかかっているので、近くのあずま屋で涼んでいた
若い僧侶に尋ねたところ、鍵を管理している先輩僧侶が
外出中のため、開けられないとの返事。

ありゃー。タイミングが悪かったか。
ガッカリ。

でも「ワット・ムーンサーン」「ムーンサーン寺」でネット検索をすると、
内部の写真が掲載されたウェブサイトがいくつも見つかりますよ。


2つの国旗の前に慰霊碑があり、
基部には、


10_08


  戦友よ安らかに眠れ
1980日本印緬戦跡慰霊団
   8名の氏名

と。

そして上部には、


10_09


         慰 霊
      戦友よ安らかに眠れ
1970年2月2日吾戦友一同タイ国のこの戦跡を訪れ
亡き戦友の慰霊法要を営み謹んでこの銘を納む
   (於チエンマイ・野戦病院跡)
       32名の氏名
全国戦友連合会ビルマ・タイ戦跡慰霊巡拝団

と刻まれています。

しっかりと手を合わせました。

昨年2014年11月8日には、チェンマイ県と在チェンマイ日本領事館が
後援した「第1回タイ日友好まつり」が開催され、北タイ伝統衣装と
日本の着物姿のパレードがチェンマイ文化センターから
ワット・ムーンサーンまで練り歩いたそうです。

境内にはステージが設けられ露店も出たみたいですよ。
リンク先に写真が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

今後、チェンマイ県の重要な恒例行事の一つとして
毎年開催していくとのこと。
日タイ友好に一役買い、かつ観光振興にもなりそうな行事で嬉しいですね。


来て手を合わせられただけでも良かったです。
そんなワット・ムーンサーンを後にしたのでした。


路地を戻ると、ウアラーイ通りとの角に祠があるではないですか。
さっきは気付きませんでした。何だろ?




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:2,288バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

<参考>
「チェンマイの日本軍駐屯地と周辺事情」山口雅代,
 ワライポーン・カンジャナカルン,ティーラット・パンヨー,
 『タイ国情報』2013年9月号,日本タイ協会,2013年
Tripchiangmai.com "วัดหมื่นสาร เยี่ยมชมหอศิลป์เครื่องเงิน"
Hedlomnews "ไทย-ญี่ปุ่นร่วมงาน “ปอยมิตรภาพ”ครั้งที่1 ชื่นมื่น"
watsrisuphan.thaiis.biz "ประวัติวัดศรีสุพรรณ"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットシースパン

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銀細工の寺ワット・シースパン チェンマイ日帰り旅[9]

ピン川沿いをワローロット市場へ向けて歩いていると、前に


09_01


山岳民族柄の生地を纏った、赤ちゃんをおんぶした女性が。

ソイ・モン
なんてのもあるし、
街中にも山岳民族の人が出てきているんですね。

バンコクだとまずお目にかかれない(観光客向け商売は除く)ので、
チェンマイにいることを最も実感した光景でした。


そしてワローロット市場東側のピン川沿いソンテオ乗り場に到着。


09_02


時刻は14:06。

次はTuiさんに教えてもらったお寺へ行きたいんですが、
またロッ・デーン(赤いソンテオ)に交渉するのが憂鬱だなー -_-;)

停車中の一台のロッ・デーンの運転手と目が合ったので、
思い切って尋ねてみます。

えーと、ワット・ウアラーイに行けますか?

「そんな寺は無いよ。ウアラーイ通りには2つの寺しかない。
 ワット・シースパンとワット・ムーンサーンのどっちだ?」

あれ? 寺の名前を聞き間違えたかな ^_^;)

そう言えばTuiさんからワット・シースパンという名を
聞いたような気もするのでそこに行くとしますか。

ワット・シースパンです。

「20バーツ」

ほお! 断られるかボラれるかかと思ってましたよ。

後ろに乗り込もうとすると、運転手さんが助手席をポンポンと叩きます。
なんと。どうもありがとうございます~ ^^

時刻は、14:11。


09_03


特等席だー。

運転手さんは、話し好きで人の良いおじさんでした。
孫が3人日本へ行っていてタイレストランでコックをしているんだとか。
滅多に帰って来ないけど月給5万バーツで稼いでいるんだと語ってくれました。


お堀端で欧米人グループが呼び止め、
なんとか山(名前忘れました ^_^;)へ行きたいと。

おじさん、やおらラミネートされた英語の観光地案内を
差し出してン百バーツと。さすが用意周到ですね(笑)

私の拙い英語通訳の甲斐もあってか、みなさん乗車して向かうことに。
おじさん良かったですね。

「一緒に行く?」

いえいえ、飛行機に間に合わなくなるので、と断りました。


そしてウアラーイ通りから右の路地に入って、
ワット・シースパン前に到着。

20バーツを支払いお礼を言って下車します。


09_04


いい運転手さんで良かった!

時刻は、14:25。


09_05


おっ、寺の看板が銀板ではないですか。

そう言えばTuiさんが銀細工がどうのって言ってましたっけ。
それがこの寺か。


09_06


境内に入ると目の前に本堂が。

こじんまりとしていますが、まさに北タイ様式。
バンコクとフォルムが違います。

ワット・シースパン
は西暦1500年創建。
今の本堂が建てられたのがいつか分かりませんが、
1994年に修復され今の姿に。

その頃から現住職が、ウアラーイ地区の銀細工工芸の保護育成に
取り組み始め、ワット・シースパン・ランナー美術工芸集団という
職人グループを組織させたんだそうで。

本堂の周囲を時計回りに歩いていくと、
トンカントンカンと音が聞こえてくるではないですか。


09_07


境内にも銀細工の作業場があるようで、
作品が陳列されています。

あ、作ってますよ!


09_08


バーナーで銀板を熱しながら、金づちで叩いています。
扇風機完備とはいえ、暑季にはキツイでしょうね~。


近くには研修センターらしき建物があって、
窓から覗き込むと、


09_09


お坊さんたちが銀細工の手ほどきを受けている最中でした。
仏道のみならず手に職を付けられる修行もできるなんていいですね。


ぐるっと回った先には、銀細工のお寺の真骨頂とも言うべき、


09_10


ギンギラギンな仏堂が!

外側も内部も銀銀銀。あまりにもギラギラ輝いているもんだから、
逆光のもとでうまく写真が撮れないほど!

この世界初という銀仏堂は、2004年から2,500万バーツの予算で着工。
地元職工さんの中から腕の良い人が選抜されて装飾に当たっているんだとか。
まだ完成していなくて、作業が続けられています。

ただ予算のうち1,300万バーツがまだ不足しているので、
寄付大募集中なんだそうですよー。

このチェンマイの銀閣寺(?)、
入口にこんな注意書きが。


09_11


女人禁制。 タイにもそういうところってあるんですね。

なんでも500年前からここには神聖なものが埋葬されていて、
ランナーのしきたりでは、女性が立ち入ることはそれらや
女性自身の身に悪影響を与えると信じられているからだとか。
 

サンダルを脱いで内部に入ると、


09_12


手の込んだ銀装飾が荘厳さというか重厚さを
醸し出していたのでありました。




<旅費交通費>
ソンテオ:20バーツ
ここまでの合計:2,288バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

<参考>
E-magazine Travel "วัดศรีสุพรรณ ถนนวัวลาย เชียงใหม่"
ReviewChiangMai.com "วัดศรีสุพรรณ อุโบสถเงินหลังแรกของโลก!"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットシースパン

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ムアンマイ市場 チェンマイ日帰り旅[8]

「ムアンマイ市場入口」との看板の立った廃墟のような建物内を抜けると、

08_01


ほぉ、この市場、予想外に広いじゃないですか!


08_02


いくつもの市場の集合体って感じ。

市場を管理するムアンマイ市場株式会社の設立が1987年なので、
比較的新しい市場のようです。
名称自体が訳すと「ニュータウン市場」ですしね。

ワローロット市場
をはじめとしたチェンマイ市内の他の市場が
小売主体なのに対し、ここムアンマイ市場は卸売がメインの市場だとのこと。
勿論小売もありますが。

深夜2~3時から店が開いているそうですよ。
昼過ぎだから落ち着いちゃってますが、
午前中の賑わいは相当なもんだろうと想像がつきます。

ここは面白そうだ!

ずんずん分け入ってみます。


08_03


おっ、坊やも店番かな? ^^


08_04


並んだカレー・ペーストの手前右端は、
私の大好物、ゲーン・オムじゃないですか。
売ってるのって初めて見ましたよ。買って帰りたいぐらい。

人によってイサーン料理だ、いや、北タイ料理だと意見の分かれる
ゲーン・オムですが、最前列に並んでいるということは、
少なくとも北タイでもよく食べられている料理ってことですよね。


08_05


生鮮食品からお菓子類まで豊富な品物が売られていますよ。

屋根付きのとある一角に足を踏み入れてみると、


08_06


荷台に野菜を陳列したピックアップ・トラック数十台がズラリ!

産地直送であることがダイレクトに伝わってくる上に、
なかなか合理的な売り方だなーと感心しながら見て回りました。


08_07


ちょっと積み過ぎ(笑)
下に埋もれたの、潰れてないんでしょうか。


そんな興味深いピックアップ・トラック市場ゾーンを抜けると、


08_08


ムアンマイ市場は、もうほぼ終わり。


08_09


市場南側に出ました。左のピン川方向へと歩きますか。


08_10


道の反対側の壁伝いに歩いていると、
その壁に様々な絵が描かれているのが気になりました。

テーマは、アメリカ?


08_11


オバマさんと・・・インラック元首相?

そのままなんですね。さすが兄のタクシン元首相共々の出身地で
赤シャツ派の多いチェンマイです ^_^;)

ここってもしや?

先にあった看板を見るとやはりそうでした。
ここは、在チェンマイ・アメリカ領事館なんですね。


ピン川
沿いを南下します。
ワローロット市場まで戻ろうかと。

途中で楽器を叩く賑やかな音が聞こえてきたので目を向けると、


08_12


「おひねりを入れてください」

と兄ちゃん。
トルッチーン(中国正月)の獅子舞ならぬ竜の舞が口を開けて待っています。

し、しまった… -_-;)

20バーツを口に差し入れる代わりに写真を撮らせてもらったのでした。


時刻は、14:03。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:2,268バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

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つづく

ムアンマイ市場

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カオソーイ・サムージャイ チェンマイ日帰り旅[7]

王道な味のカオソーイ・ラムドゥアンを出て次の店に向かうことに。
時刻は、12:50。

店の前のチャルーンラート通り(ถ.เจริญราษฎร์)を
北へと歩いていきます。


07_01


左手にワット・ファーファーム(วัดฟ้าฮ่าม)というお寺が出現したんですが、
門には、

漕船競技練習センター
Welcome The Chiang Mai Rowing & Canoeing Center
ワット・ハーハーム

と。

裏手のピン川で練習するんでしょうね。
しかしお寺が運営しているとは面白いな。


さらに歩くと、あれ、あそこかな?


07_02


ワット・ファーハーム敷地のお隣に次の目的地、
カオソーイ・サムージャイ(ข้าวซอยเสมอใจ)がありました!


07_03


時刻は12:55。
カオソーイ・ラムドゥアンから徒歩たった5分です。

この店も入口でお土産用のお菓子を販売してますね。

店内で若い女の子スタッフに席へ案内され着席。
すかさずカオソーイ・ガイ(鶏のカオソーイ)を注文。

手前だけでなく奥にもスペースがあるので、
カオソーイ・ラムドゥアンよりもずっと広いですね。
ここもツアー客がわんさと訪れるんだろうなー。

なんて考えているうちに、さっと運んで来てくれました。


07_04


この出し方、合理的だし好奇心をかき立ててくれていいですね~。


07_05


ほぉ、スープの色がカオソーイ・ラムドゥアンより濃いな。
しかも量がずっと多い! これだけで好印象(笑)

では、いただきま~す。

さっきのより見た目どおり濃厚でやや辛めなお味。
しかも、八角かな? そんな系統の香辛料の味がかすかにしています。

こりゃ美味しいわ!

辛いといっても他と比べるとといった程度なので、
誰でも大丈夫なレベルですよ。

一緒に頼んだナム・ゲックフアイ(菊花ジュース)との相性が絶妙で
至福のひと時を過ごせました。

値段をうっかりメモるの忘れてしまったのですが、
カオソーイ・ガイは35か40バーツだったはずです。

食べ終え奥のトイレを借りてから店を後にします。
時刻は、13:13。


今回のチェンマイ・カオソーイ食べ歩きの現時点での順位付けは、

1位 カオソーイ・サムージャイ
2位 カオソーイ・ラムドゥアン
3位 バーン・タワーイ

ですねー。
でも人によって好みが分かれそうですけど。


さて、次はTuiさんのおすすめスポット、
タラート・ムアンマイムアンマイ市場)へ行こうと思います。

店の反対側でロッ・デーン(赤いソンテオ)を捉まえて交渉するも
けんもほろろに断られること2台。

暗黙の了解でほぼ決まっているルートというのが
どの道を走るロッ・デーンにもあるようなんですが、
そんなもの居住者じゃないと分かりませんよ -_-;)

ムカついてきたので、もう徒歩で向かうことに。


さっき食べたカオソーイ・ラムドゥアン前を過ぎ、


07_06


6,7分で交差点に出ました。

右へ曲がり、


07_07


ピン川に架かる橋を渡ります。


07_08


クルーズ船がちょうど通過していきました。
この辺りの両岸は自然が残っていていいですね。

渡りきったものの、ムアンマイ市場がどの辺りなのか
イマイチよく分からず行ったり来たりしてしまいました ^_^;)

最終的にムアンサムット通り(ถ.เมืองสมุทร)を南下することに。


07_09


両側には卸しらしき商店が建ち並んでいるので、
こっちで間違いが無さそうだとの判断で…。

すると左側に、


07_10


ムアンマイ市場」と大書きされた廃墟のような建物が。


07_11


駐車場か荷卸しなどの作業場なんでしょうか?
入口に

 ムアンマイ市場入口
ムアンマイ市場株式会社
     →

とあります。
ここが入口? 恐る恐る入ってみます…。

時刻は、13:41。




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ムアンマイ市場

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カオソーイ・ラムドゥアン チェンマイ日帰り旅[6]

これからカオソーイ食べ歩きを始めたいのです。

まずは恐らくチェンマイ一の有名店である、
カオソーイ・ラムドゥアンへ行きたいのですが…。

どこでソンテオを拾えばいいんだー。


06_01


ワローロット市場東側のピン川沿いには色とりどりのソンテオが
停車中なものの、行き先が書いてなかったり、運転手もいなかったり。

途方に暮れつつ行ったり来たり歩いていると、
川べりに立っているおじさんから声をかけられました。

「どこに行くの?」

カオソーイ・ラムドゥアン
へ行きたいんですが…。

「これが行くよ。20バーツだ。あと10分で出発だから乗って待ってて」

と赤いソンテオを指差します。


06_02


なんと! 助かった~。運転手さんだったんですね ^_^;)
ついでに着いたら教えてとお願いして乗り込みます。

そして本当に10分で発車。時刻は12:28。

ピン川
沿いを南下していきます。


06_03


ほぉ、チェンマイにも人力タクシーがあるのか。


06_04


そしてこれが花市場かな?

その先で左折してピン川の橋を渡ります。


06_05


かつて泊まったホテルは右手に見えるところだったような気が。

東岸へ渡ったソンテオは左折して川沿いを北上します。


06_06


この道は静かでなんだか雰囲気がいいな。

ぐんぐん北上していく間もiPhoneのマップで現在地を確認し続けます。
たぶんそろそろじゃないかなと思ったら、右手に見えてきましたよ。

そこでソンテオは停車。


06_07


ありがとうございました! と運転手さんにお礼を言いつつ
運賃を支払います。

時刻は、12:38。
たった10分だったんですね。

向かいに見えるのが目指していた
カオソーイ・ラムドゥアン(ข้าวซอยลำดวน)です!

または2号店と区別するためか、カオソーイ・ラムドゥアン・ファーハーム
(ข้าวซอยลำดวน ฟ้าฮ่าม)と呼ぶことも。

ファーハームはこの辺りの地名。


06_08


店全体の外観はこんな感じ。

ラムドゥアン
って花の名前なんですよ。
店主のチューレン(ニックネーム)なんですかね?

1943年開業という歴史がこの店の人気の理由なのかも。
あまりの人気にバンコク店もオープンしたんですよね。
ラクシー手前のウィパワディー・ランシット・ソイ58にあります。


道を渡って店に入ろうとすると、


06_09


日本語が目に入って思わず興ざめ(笑)


06_10


ほぉ、広い店内ではないですか。

つくりからして団体さんがよく来ている雰囲気。
観光バスで乗り付けるんでしょうね。

愛想の無い事務的な感じの男性スタッフにカオソーイ・ガイ
(鶏のカオソーイ)を頼むと、すぐに運んできてビックリ。


06_11


いただきまーす!

おぉ、まさにこれぞカオソーイ!という、
誰もがカオソーイに対してイメージするそのままの味!
甘くて辛くてカオソーイの王道ですね、これは。

でも、量が少ない… -_-;)

2,3杯食べないと足りない分量です。
この後まだ他店も寄ることを考えるとちょうどいいかもしれませんが。

35バーツ也。
会計を済ませて店を出ようとすると、


06_12


お土産用にお菓子も作って売ってるんですね。
左に並んだ炭火の焼き器が味があっていいです ^^


さあ、次はここから徒歩圏内のカオソーイ・サムージャイへ!




<旅費交通費>
ソンテオ:20バーツ
ここまでの合計:2,268バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

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カオソーイラムドゥアン

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