タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

チェンマイ門

レストラン「COTO COTO」さん再訪 チェンマイ日帰り旅[17]

本堂が素晴らしいワット・スアンドークを出て、
ステープ通りを再び西へ歩き始めます。

時刻は、19:45。


17_01


この辺は食堂が並んでいてほどほどに活気がありますね。


17_02


屋台には若者が多いような。
近所のチェンマイ大学の学生さん達かな?

わずか7分で例の左へ曲がる交差点に到着。
真ん中に発見して、ほっとしました。


17_03


楽天ブログ仲間Tuiさんのレストラン
Cafe & Dining COTO COTO」さんです。
午前中に続けて2回目の訪問 ^^


17_04


ワット・スアンドークに立ち寄った時間を除くと

スアンドーク門から COTO COTO さんまで徒歩20分でした。

赤いソンテオ(ロッ・デーン)に「タラート・トンパヨーム
(ตลาดต้นพะยอม)と告げて乗って来たほうがいいと思います(笑)

店に入ると、Tuiさんと奥さんが温かく出迎えてくれました。
バンコクへ帰る前に、もう一度挨拶をと思いまして~。

夕食にと今度はタイ料理を注文してみることに。
タイ料理はメニューには載ってませんが、
入口横のボードに掲示してあるんだそうで。

で、オーダーしたのは、


17_05


パット・ガパオ(ガパオ・ライス)。

うん、日本料理もタイ料理も食べられるとはいいですね~。

パッションフルーツ・ジュースも注文しつつ
しばらく話し相手になってもらっていたら、
そろそろ飛行機の時間が近付いてきてしまいました。

名残惜しいですが、お暇することにしますか。
Tuiさんと奥さん、どうぞ頑張ってください。


17_06


COTO COTOさんを後にしてステープ通り反対側の
バス停(?)でロッ・デーンを待ちます。

時刻は、20:52。

しかーし、まったく来やしません!
夜遅くになると台数が激減することを計算してませんでした -_-;)

飛行機は22:20発。
ということは1時間前のチェックイン時間まであと30分!

さすがに焦り始めました。
車の通行量が多そうな西の交差点に出てみます。


17_07


ここもロッ・デーンが走ってなーい(T_T)

そうだ。ニマンヘミン通りとの交差点まで行けばちょっとは多そうだな。

今度は東へと歩き、ニマンヘミン通り交差点を
少し過ぎたポイントで待ってみます。

これで来なかったら諦めてホテル探すか…。

すると、天の助けかようやくやって来ましたよー!
スアンドーク門までと告げて乗車します。

時刻は21:04。


17_08


あまりにも嬉しかったので車内を撮影。
どっと疲れが出ました(笑)


17_09


スアンドーク門前で乗り換えのために下車。
21:07。

考えてみれば、ダメモトで空港まで行けるか
尋ねてみれば良かったですね -_-;)


17_10


スアンドーク門を通り、お堀の内側の空港方面行きの車が走る通りで
再びロッ・デーンを待つと、ここはさすがに頻繁にやって来て、
さほど難なく捉まえることができました。

でも空港まで100バーツと言われましたが…。

時刻は、21:11。


17_11


他の乗客をチェンマイ門市場前で下ろします。

お、先日Tuiさんがコメント欄で教えてくれたとおり、
この市場は夜に店が開くんですね。

ここからすぐ先のチェンマイ門


17_12


通ってお堀の外側へ。

このチェンマイ門、町の名が付けられていることから、
お堀内側で亡くなった人の遺体を通すことはご法度なんだそうですよ。

後世に新設された南側西隣のスアンプーン門から外へ運ぶ決まりに
昔からなっているんだとか。


さて、空港のチェックインに間に合うか!?




<旅費交通費>
ソンテオ(ステープ通り~スアンドーク門):20バーツ
ここまでの合計:2,328バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

<参考>
Wikipedia "กำแพงเมืองเชียงใหม่ว"
pantip.com "ถามเรื่องประตูของ จ.เชียงใหม่ กับ แจ่งต่างๆ และคูเมืองด้วย มีความหมายอะไร"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ワットスアンドーク

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ウアラーイ通りと銀細工 チェンマイ日帰り旅[11]

ワット・ムーンサーンからウアラーイ通りに出た角に
風変りな祠が立ってました。祀られているのは、


11_01


牛?

そういえばウアラーイとは、「シマウシ」の意味。
そういう種の牛がいるわけではなく、模様のある牛ってことらしいですが。

何かいわくがありそうですね。

傍に建つ案内板などによると、こういうことだそうです。

1558年からビルマの支配下にあったチェンマイは、
1774年にトンブリー王朝の援軍を受けることでビルマの支配下を脱し、
ランナー王朝の復興を果たしました。以前の王家とは別ですが。

しかしビルマ支配下末期の内乱やビルマとの戦いで
チェンマイの町は廃墟と化していました。
仕方なく王もランパーンに住んでいたほど。

時の王はとにかくチェンマイの人口を増やさなければならないと、
周辺国を攻撃しては難民を呼び込んだり、強制移住させたりし始めました。

チェンマイ
北北西280kmほどの現ミャンマー領の町モンパン攻撃時に
連行してきたタイヤイ族を住まわせたのが、このウアラーイ地区でした。
18世紀末~19世紀初頭と思われます。

王は移住させた民衆のうち、職人は町の発展のために中心部に、
そうでない民衆は周縁部に住まわせる政策を執っていました。

ここに住むことになったタイヤイ族の人々は、
そう、銀細工職人集団だったのです。

元々モンパンで居住していた地域の名がウアラーイ
なんでも谷間の地域で、そこの洞窟には金色に黒の模様の入った
特別な牛が住んでいて、谷に下りては銀の糞を落として歩いたんだとか。

住民が銀の牛糞を拾って加工したのが、
この集団の銀細工の始まりなんだそうで。

そして移住先のここにも故郷の地名を名付けたのでした。


11_02


それで牛がウアラーイ地区の守り神となっているんですね。
納得。


さてウアラーイ通りを北へ歩いていきましょう。
時刻は、15:05。


11_03


農閑期の副収入といった程度で引き継がれてきた銀細工の技でしたが、
時代の流れで会社勤めをする人が増え職人が減少。一時は50家族ほどに。

そんなこともあってワット・シースパン住職が
保護育成活動を始めたってことですね。

現在ではまた増えてきていることでしょう。
ウアラーイ地区のほぼ全ての家庭が銀細工の技術を持っていると
記述しているサイトも見かけましたので。


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あ、銀細工を売る店がありましたよ。


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道の反対側にも。

そうそう、このウアラーイ通りは毎土曜日に歩行者天国となり、
露店が多数並ぶんだそうで。17時頃から活気が出てくるんだとか。
今日は水曜日で残念です。


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おっ、とある店先でトグロを巻いているのは、
チェンマイ名物ピリ辛ソーセージのサイウアですね。

ちなみにサイウアのタイ文字綴りは ไส้อั่ว。
牛は วัว でカタカナだと同じウアですが、意味は違います。
サイウアには牛肉は使われず、豚肉オンリーなんですよ。


6分ほどでお堀端の通りに出ました。
すぐ先には、


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チェンマイ門が。

説明書きによると、マンラーイ王のチェンマイ遷都(ランナー王国成立)の
1296年に建設。関係の深かったランプーンへ向かう出口だったんだとか。

その後1801年、1966-69年に修復が行われたとのこと。
そんなチェンマイ門から城内に入り左手を眺めると、


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チェンマイ門市場と書かれた市場が目に入りました。
行ってみますか。


11_09


中に入ると、さすがに夕方なのでほとんど営業していませんでした。
やっぱり市場は午前中に来ないとダメかぁ。

早々にチェンマイ門市場を後にして、
チェンマイ門前の交差点を左折。路地に入って北上します。


11_10


この辺は静かなんですね。しかし英語の看板が急に増えましたよ。
いかにも外国人向け観光地然としてきました。

とりあえずターペー門へ向かおうと思います。
この先を右に進んだほうが近そうだな。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:2,288バーツ

※旅は2015年2月18日(水)に行いました。

<参考> ウィキペディア「ラーンナー」

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

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