タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

ターナー百年市場

ターナー百年市場再び 水上交通時代の面影を求めて[最終回]

国鉄南線の線路を渡ったナコーンチャイシー行きソンテオは、
引き続き南下をしていきます。すると前方に橋が。


  • 09_01.jpg


ターチーン川を渡る橋ですね。
あっという間に渡った先はもう、ナコーンチャイシーの町。

右折してやや賑やかな通りに入ります。
「行くのはタラート・ファイファータラート・ターナーとどっちだ?」
運転手さんが聞いてきました。

タラート・ファイファーならここだぞ。」
訳すと「電気市場」。右手に大きな市場が見えます。

いえ、タラート・ターナーターナー市場)のほうです ^_^;)


もうしばらく走ると運転手さん、
「ここで降りな。渡って右の道に入ればあるから。分からなければ誰かに聞きな。」

ぶっきらぼうで親切なんだかそうでないんだか微妙ですけど、
ま、親切なんだと受け取っておきますか ^^

いくらですか?

「・・・10バーツ…。」

なんだ、最初の間は! さてはボッたな~。
でも2バーツ程度のこと。助手席に座らせてもらったからいいとしましょう。


  • 09_02.jpg


時刻は、14:23。


ちなみに道の反対側に見えるバス停には、ナコーンパトムから来る
サーラーヤー行きのバスが停まります。後であそこでバスを待ちますか。

バス停先の右に入る道へ進むと左手には、


  • 09_03.jpg


ターナー百年市場
約8ヶ月ぶり、二度目の訪問です。当然ですが変わってませんね~。

ここはナコーンパトム県特産の美味しいソムオー(ポメロ、ざぼん)で有名。
なにせ、


  • 09_04.jpg


右端の店をご覧ください。

巨大なソムオーのオブジェが屋根に飾られているぐらい
この市場のメイン商品となっています。

…って前回訪問時にも紹介したような。ま、いっか(笑)


で、一度来たことがあるのに、なぜまたってことなんですが、
これが欲しいからです。


  • 09_05.jpg


「ヨック」というベーカリーの店先で売られているカノム・トーンムアン。
これのバイマックルーッ(こぶみかんの葉)味が大好きなんですよ~。

口に入れるとフワ~っと広がるバイマックルーッの味がなんともいえなく最高!
みなさんもターナー百年市場へ行くことがありましたら、ぜひお試しを。
たしか味見もさせてくれたはずです ^_^;)


さて、目的達成。
長居は無用。バス停へ戻ります!

ターナー百年市場をぐるっと1周してバス停へ。

サーラーヤー行きのバスか、来る時にサーラーヤーから
ンギウラーイまで乗ったソンテオの逆方向行きの
いずれか先に来た方に乗ることにしましょう。

するとバス停に着くやいなや、前方から青いトラックソンテオがやってきて、
バス停の手前の道を右折するじゃないですか。

あ、あれだ!
サーラーヤー行きソンテオです。

慌てて走って行って乗せてもらいました。
時刻は、14:35。

すぐにターナー百年市場の前でターチーン川を渡ります。

しかし走れども走れども客は私一人だけ~。
あまりに暇で車掌さん、


  • 09_06.jpg


居眠り中(笑)


ちょうど未舗装区間を疾走しています。

左側にはマハーマクット仏教大学のキャンパスが。
新設大学なんでしょうかね? 建物が真新しく見えます。
なのに目の前の道路は土埃が舞ってて勿体無いですなぁ…。


それはそうと、また西の空が怪しい雰囲気。急がねば。


サーラーヤーに到着!


  • 09_07.jpg


時刻は、15:05。

運良く戦勝記念塔行き515番バスが間髪入れずにやってきました。

乗車してしばらくすると、案の定のスコール!
いやぁ、今日もツイてましたね~。


渋滞のため、終点戦勝記念塔の一つ手前で降ります。
その頃には雨も小降りになって傘が要らないほど ^^


  • 09_08.jpg


時刻は、16:00ちょうど。


スコールを2回もうまく避けて旅ができました。
これにて今回の旅も完結です。


当初はンギウラーイだけが目的地だったんですが、
思いもかけずJESADA TECKNIK MUSEUMにも立ち寄れて面白い旅になりました。
バンコク周辺の見どころって、本当に尽きませんね。

最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!


次回の旅は、年明けにお送りする予定です!





<交通費>
ナコーンチャイシーまでのソンテオ:10バーツ
サーラーヤーまでのソンテオ:9バーツ
515番バス:23バーツ
ここまでの合計:82バーツ

※旅は2012年8月16日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり


ターナー.jpg



ターナーからサーラーヤーへ なんとなくナコーンパトム[14]

ここがターナー百年市場のもう一方の入口。


  • tana_12.jpg



ここから逆L字の路地沿いに古い木造商店が立ち並んでいるんです。
でも何度も言いますが、車やバイクが入ってくるので歩きにくいんですよね。

気を付けながら戻ってみますか。

するとお土産になりそうなお菓子を売っている店発見。


  • tana_13.jpg


「ヨック」という、自家製のパンとタイ・スイーツを売る店でした。

カノム・トーンムアン(小麦粉ベースの生地を薄く焼いて筒状に丸めたお菓子)を
眺めていると、店主らしき美人の女性が出てきます。

「このカノム・トーンムアンはバイマックルーッ味なんですよ」

それは珍しい!

よく見ると生地に細かく刻んだバイマックルーッ(こぶみかん)の葉っぱが
混ぜてあります。

お土産はこれに決定。
後で食べたらバイマックルーッの味が効いてて美味しかったです ^^


ターナー百年市場を一通り見終えたので、
バンコクへ帰るとしますか。

強烈な夕陽を浴びつつバス停で待っていると、
交差点を曲がって1台のバスがやってきました。

デジカメをズームにして行き先を確認します。


  • tana_14.jpg



「サーラーヤー」
間違いない。乗りましょう~。

時刻は15:47。

ルークトゥン寄りなポップスが流れる車内に乗り込み、
狭い座席に身を小さくして座ります。

途中の三叉路で5分ほど停車。
再び走り始め、プラボーロムラーチャチョンニー通りに入ると、
ほどなくターチーン川を越えました。

真っ直ぐな通りをひたすら疾走すると、
プッタモントン・サーイ4との交差点で左折。

左手には広大なマヒドン大学サーラーヤー・キャンパスが。

キャンパスの北端でバスは左折。
まだ奥まで行くのか。終点まで行こうかと思ったんですが、
戻って来るのが面倒臭そうなのでここで下車。


  • tana_15.jpg



時刻は、16:26。

とぼとぼと歩いてプッタモントン・サーイ4へ出ます。


  • tana_16.jpg



歩道一面うっすらと乾いた土で覆われていて埃っぽいです。
この辺も洪水で冠水しましたからその名残に違いありませんね。

喉を痛めそうです… -_-;)







<交通費>
サーラーヤー行きバス:16バーツ
ここまでの合計:95バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


  • サーラーヤー.jpg

ヤムソムオー@ターナー なんとなくナコーンパトム[13]

ターナー百年市場のターチーン川べりにあるレストランで
ヤム・ソムオー(ソムオー和え)を注文。

しばらく待つとおばちゃんが運んで来ました。


  • tana_07.jpg



ソムオーがふんだんに入ってますね~!

では、ターチーン川を眺めながらの食事としましょう!


  • tana_08.jpg



ん~、味付けがさすがです。
ヤム・ソムオーってソムオーの味が浮いちゃうことが多々あるんですが、
ここのはしっかり調和しています。酸っぱさ、辛さ、甘さの具合が絶妙!

美味しいと評判のナコーンパトム産ソムオーを使っているって
こともあるんでしょうけど、今まで食べたヤム・ソムオーの中で
間違いなく一番美味しいです!!


すると遠くで轟音が。


  • tana_09.jpg



鉄橋を国鉄南線の列車が渡っていくところでした。


この辺りはナコーンチャイシーという町。

ナコーンパトム県のサイトによると、このターチーン川
かつてナコーンパトムの町を流れていたようなんです。

それが流れが変わったために干ばつとなり、ナコーンパトム住民が
新たな流れのそばに移住して作った町がここ、ナコーンチャイシーなんだとか。

それ以来、数百年の間廃墟同然だったナコーンパトムの町は、
ラマ4世によるプラパトムチェーディー修復&運河掘削で再び重要視されることに。

ラマ5世は、このターナーの住民にナコーンパトムへ移住して
町をつくるように命じたのだそうな。

ナコーンパトム駅前のあのバミー屋さんも、
当時移住した一家の一つなのかもしれませんね。


さて、会計を済ませて先へと進みますか。
ヤム・ソムオー、ライス、水で129バーツ也。


店を出ると「ターナー市場」との看板を掲げた一角を発見。
鉄筋コンクリートの造りが周囲の木造の屋並みを台無しにしている感が -_-;)

観光客向けにフルーツや土産物を売っている様子ですね。
もちろんコレも~。


  • tana_10.jpg



ソムオーはやはり人気なのか、多くの店に置いてあります ^^


ターナー百年市場のもう一方の出口に到達。


  • tana_11.jpg


これでもかってぐらいにゴチャゴチャさせてますね(笑)
どうやら一応食堂のようです。


入口まで戻りつつ、めぼしい土産物でもあったら買うとするかなぁ。







<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:79バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


  • ターナー.jpg

    

ターナー百年市場 なんとなくナコーンパトム[12]

ターナー百年市場は、ターチーン川沿いにあります。
ターチーン川へ向けて歩いていくと古い家並みが現れました。


  • tana_01.jpg



変にあまり観光地化というかデートスポット化せずに
素朴な古い市場の雰囲気が健在な点はいいですね~。


  • tana_02.jpg



とは言っても、多少はレトログッズを並べた店もあったりはしますが ^_^;)


あっ、奥の店はかの有名な・・・


  • tana_04.jpg



ソムオー屋さん「バーン・ソムオーワーン」ではないですか!

屋根に巨大なソムオーが。
さすが美味しいソムオーが特産品のナコーンパトム県ですね。


これだけ強烈なインパクトを与えられたんじゃ、
ソムオーを食べないワケにはいきません(笑)

ちょうどいい具合にその先のターチーン川沿いに
レストランを発見!


  • tana_05.jpg



洪水時に設置されたと思しき排水ポンプを跨いで入店。
ターチーン川べりの席へ。


さっそく「ヤム・ソムオー」(ソムオー和え)を注文。

すると川から人の声が聞こえてくるではないですか。
なんだろうと振り返ると舟がやってきます。


  • tana_06.jpg



「もうすぐ新年です。魚を放してあげて縁起を呼びましょう。」

と。

「バケツ1つで10バーツです。」

そのバケツの中には小魚がうじゃうじゃ。
うーん、ごめんなさい m(_ _)m


ヤム・ソムオーはまだぁ~?







<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:79バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


  • ターナー.jpg

可愛らしいバスで次の地へ なんとなくナコーンパトム[11]

ソイ2市場(の開いていたソイ)の裏側に流れる運河沿いに西へと歩きます。
この運河伝いにソンテオ&バス・ターミナルまで歩こうと。


すると右手に、カフェを発見!


  • bus_01.jpg



そう言えば今までまったく見かけなかったもんなぁ。

「ペンパン・ベーカリー」とタイ語で書いてあります。
喉がちょうど乾いたし、ちょっと入ってみますか!


ドアを開けると目の前にパンが並んでいます。ベーカリーですもんね。
その右の注文カウンターでアイスカプチーノをお願いします。45バーツ也。


  • bus_02.jpg



カウンター席でちびちび飲みながら外の景色を眺めます。
エアコンとアイスカプチーノのお陰で思いっきり涼めましたよ~。


さーて、ソンテオ&バスターミナルへ!

到着して乗るバスを探します…。
あ、あった。これだ。この可愛らしい色のバス!


  • bus_03.jpg



バンコク西部のサーラーヤー行きです。
ナコーンパトムに到着してから何度となく走っているのを見かけて
気になっていたんですよ。これに乗ればもう一ヶ所の見どころに行ける予感が。


車掌さんに尋ねてみましょう。

ターナー市場へ行きますか?

無言で頷きます。


よっしゃー! 13:37に発車。
ナコーンパトムよさようなら~。


テーサー通りからペットカセーム通りに入り東へと突っ走ります。
で、途中で左折して国道3094号線へ。

しばらく走ると交差点を右折。
よし、ここだ! バスを降ります。

時刻は14:09。


先ほどの交差点まで戻ると…


  • bus_04.jpg



ターナー百年市場の入口です!


ちなみに看板には、

 ターナー市場
  国王財産局


と。
なんと、ここも国王財産局所有なんですね。


車やバイクが引っ切り無しに走って来て歩きにくい道を奥へと進むと、
両側の屋並みが百年市場らしくなってきました。


  • bus_05.jpg



ちょっとは期待できそうかな?






<交通費>
ターナーまでのバス:11バーツ
ここまでの合計:79バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


  • ターナー.jpg

 
旅ごとに見る
このブログ内で検索
アンケートモニター登録
Gポイント
 
タグでまとめて見る
最新コメント
QRコード
QRコード