タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

タイ海軍の父

タイ海軍の父像がここにも チャチューンサオの海上寺院へ![11]

金色に輝くワット・ホントーンの阿羅漢舎利塔を
最後にもう一度眺め、階段を下りて戻ることに。


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2階の下り階段脇には、スコータイ王朝のラムカムヘン王の肖像画が。
最初どなただか分かりませんでした ^_^;)


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階段の途中から1階を見下ろします。
結構広々としたつくりですよね。


外へ出て、上で見下ろした時に気になったものを見に
海側へ回ってみると、


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あった。
これは軍艦を模してますよね。


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やはりそうだ。
タイ初の近代軍艦プラルアンだな。

そして後ろに立つ銅像は、


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チュムポーン親王に違いないです。

正しくはクロムルアン・チュムポーンケートウドムサックという名の
チュムポーン親王(1880年生~1923年没)は、「海軍の父」と呼ばれるお方。

この1日旅シリーズに何度も登場していますが、おさらいすると…、

ラマ5世の28番目の男子として生まれ、13歳から6年間渡英。
海軍大学などで学び、帰国後は海軍の近代化に尽力しました。

パークナムの海軍博物館で見た、軍艦プラルアン(銘板のみですが)も
このお方がイギリスで購入し、自ら艦長となりタイまで航行させてきたんだそうで。

さらにタイ伝統医療にも通じていて、民衆に自ら無料で施術されたとか。

そんなこともあってタイ国民から親しみを持って敬われ、
とくに沿岸部にはチュムポーン親王廟が多くあります。
海の守り神的な面もあるのかも。


お次は隣の仏堂へ。


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こちらは赤がこれまた金色と空の青さに映えて綺麗ですね~。


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北側の入口からお堂内へ。


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仏像と壁画が立派なのですが、
私は「これでもか!」と言わんばかりに並べられた
扇風機の大群に目を奪われてしまいました ^_^;)


もう一度外へ出て、名残惜しく海を眺めます。


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あれは漁船ですよね。
いつかあんな船に乗せてもらって海を見てみたいなー。

ふと視線を手前に落とすと、


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金色のお墓には「売約済み」との文字が。さらに携帯番号まで。
転売目的の財テ…、おっと、そんなことはきっとないですよね(笑)




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:140バーツ

※旅は2015年11月19日(木)に行いました。

<参考>
"พระเจ้าบรมวงศ์เธอ พระองค์เจ้าอาภากรเกียรติวงศ์ กรมหลวงชุมพรเขตอุดมศักดิ์"

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

クローンダーン

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チュムポーン親王廟 もう一つの海上寺院へ![最終回]

こんなところになぜ船が!?

と驚いてしまいそうな外観のチュムポーン親王廟ですが、
まずは全体の姿を見てみますか。


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ルア・プラルアン 19

そう書いてありますね。
プラルアン号ってとこでしょうか。

プラルアンとは、1920年就役のタイ海軍最初の近代的軍艦。
この軍艦をイギリスで購入してタイまで航行させてきたのが、
ここに祀られているチュムポーン親王だったのです。

ちなみにプラルアンは、以前訪れたパークナム海軍博物館
銘版のみが保存展示されています。


もう少し遠ざかってみますか。


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敷地いっぱいまで下がってようやく全体像を収めることができました ^^;
しかしほんと、船の姿に上手く作ってあるもんです。


では上に上がってみましょう!

階段で甲板に当たる階に上ると受付というか物販係の女性が2人。
この階はチュムポーン親王にまつわるものの展示室になっています。
入館は無料だそうなので、靴を脱いで入ってみると…。

ほとんどは歴史などのパネル展示。
目ぼしいものは無いですね…。

早々に切り上げて、さらに上の階の廟へと。


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中へと入ってみます。


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奥に見慣れたチュムポーン親王の像が立っています。
今までの私の旅で、チュムポーン親王絡みの物や地に出合うのは、
これで4回目ですからね。

ラマ5世の28番目の男子として生まれ、13歳から6年間渡英。
海軍大学などで学び、帰国後は海軍の近代化に力を注いだお方です。

「タイ海軍の父」と呼ばれて敬われ、全国に何十か所もの廟があるんだとか。
実はこの船のかたちの廟もチュムポーン県にある廟のレプリカだそうで。


きっとこれからも旅先でお目にかかりそうな予感。
私にとっては、もはや旅の安全を守ってくれる神様です ^^

座って手を合わせてから、廟を出ます。
階段からの景色は、


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あれ、船首の方に何かあるぞ。
ちょっと行ってみましょう。


なんと、


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機関砲が置かれているじゃないですか。
本格的ですね。


さて、全体を見尽くしたのでそろそろ帰ります!
チュムポーン親王廟を後にして、ソイ入口のセブンイレブン前で
ソンテオを待ちます。


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日常生活に溶け込む船型の廟ってのも、なんとも不思議な光景 ^_^;)


間もなくやって来たソンテオに飛び乗ります。
14:58発。

どうやら行きに乗ったラマ2世通り―クローン・ピッタヤーロンコーン学校
路線ではなかったらしく、途中で左に逸れぐるっと回ってラマ2世通りに出ました。
一時はどこへ向かうのか気が気じゃなかったです -_-;)

フアクラブー交差点のバス停で下車。
もちろんバンコク方面の上り側。
時刻は、15:22。


あ、やって来たぞ。140番バス!


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乗りこみます。
15:28。

いや~、涼しくて気持ちいい!
運良く座れたので、思わず爆睡。

気が付いたのは、チャオプラヤー川を渡った後でした。
下の道に降りると渋滞だったので、プラトゥーナムで下車。

時刻は、16:32。
終わった!!


なんだか今回の旅はぐるぐる回って無駄な移動が多く疲れましたが、
でも無事に海上に建つ寺院まで行けたので満足です。
クルア・リムタレーのシーフードも美味しかったですしね!


今回も最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
次回は、東方面への軽めの旅をお届け予定です!





<交通費>
ソンテオ:7バーツ
140番バス:23バーツ
ここまでの合計:110バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

おわり


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ドーンホイロート到着 ドーンホイロート再び![5]

国鉄メークローン駅南のソンテオ乗り場で
ドーン・ホイロート行きソンテオに乗り込みます。


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前回はトラック・ソンテオだったんですが、今回は小型ですね。

座って発車を待っているうちに、どんどん乗客がやって来て満席。
男子たるもの、こういう場合はデッキ部に立たねば。
カゴを抱えたおばさんに席を譲ります。

カゴの中には、ネズミとリスの合いの子みたいなペットが。
目がクリクリしてて可愛いです。

おばさん、座るや否やペットをカゴから出して、
自分が飲んでいた何かのフラッペを食べさせるじゃないですか。

へぇ~、食べるんだ~、逃げないんだ~、と感心。
車内のみんなの視線を一心に集めていました ^^


しかしなかなか発車しないもんです。
折り返し列車がメークローン線路市場を通過する光景を見てからでも
十分間に合ったじゃないですか。うぅ残念。

結局12時ぎりぎりになってようやく発車しました。

道中は順調にいいペースで走り、ドーン・ホイロートに到着!
一度来ているから降りるタイミングばっちりです(笑)


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時刻は、12:14。
運賃15バーツ也。


さーて、ドーン・ホイロートの潮の状態やいかに!?


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おぉっ、前回よりも明らかに潮が引いている!!
でもまだ干潟は広がってませんね。

右手のあずま屋が潮干狩りの船乗り場です。
中にいる人に尋ねてみました。

「まだ今は潮干狩りは無理だ。1時か1時半だね。」

あと1時間前後かぁ。
その間にランチを取って待つとしますか。


海岸沿いの通りにはシーフードや土産物を売る露店が並んでいます。
そこを歩きつつ品定め…。


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ホイロート(マテ貝)の串焼きゲット~♪

それと、


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ホタテ貝を携え、海岸沿いに腰を下ろします。

前回は海沿いのレストランで食べましたけど、こういう食事もいいもんです。
何しろ安上がりですし!(笑)


食べ終えてから、この一角にある、海軍の父が祀られた
「クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック廟」へ。


05_06


クロムルアン・チュムポーンケートウドムサックの像に手を合わせ
今回の旅の無事を祈願。

なにせ前回こっち方面へ来た時には、変なウィルスを貰っちゃいましたからね。
今回は携行品も含めて対策バッチリ用意周到です(笑)


まだ12:40ぐらい。
うーん、もう一回買い食いするかな。

再び露店をそぞろ歩きに行きましょう。





<交通費>
ソンテオ:15バーツ
ここまでの合計:82バーツ

※旅は2012年3月30日に行いました。


※旅は2012年3月30日(金)に行いました。


つづく


04_map


またまた「海軍の父」ゆかりの地 もう一本西の川が見たい![12]

ドーン・ホイロートの船着き場からまっすぐ奥には
ちょっと風変わりな廟があるんです。


クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック廟


階段下の両側には大砲が。

さらに入口の両側には、


クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック廟


兵士の銅像が立ってます。


ここは「クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック廟」


ドーン・ホイロートの下調べをしている時にこの廟の存在を知って驚きましたよ。
なぜって、この長~い名前、今まで何度かこの日記に登場しているんです。

ワット・サイから舟に乗った時や、マハーナコーン水上マーケットに行った時
この方ゆかりのものに遭遇してきたので、えっ、また!? と不思議な縁を感じたり。


クロムルアン・チュムポーンケートウドムサック(1880年生~1923年没)は、
「海軍の父」と呼ばれるお方。


ラマ5世の28番目の男子として生まれ、13歳から6年間渡英。
海軍大学などで学び、帰国後は海軍の近代化に力を注いだお方です。

パークナムの海軍博物館で見た、タイ海軍初の軍艦プラルアン(銘板のみですが)も
このお方がイギリスで購入し、自ら艦長となりタイまで航行させてきたんだそうな。


そんな「海軍の父」が祀られた廟なのです。

日本で言えば東郷神社のような感じでしょうか。
東郷平八郎元帥海軍大将(1848年生~1934年没)と
ほぼ同じ時代を生きていますし。

大砲や兵士の銅像があるのは、そういうワケなんですね。


タイ人の知人に聞いたところ、ここはとてもご利益があるそうで、
バンコクからお参りにやって来る人も多いとか。


中に入ってみます。


クロムルアン・チュムポーンウドムサック廟


中央に像が立ってますね。

平日なのに参拝客がどんどんやって来るのを見ると、
やはりご利益があるのでしょう。


私も我流で拝んだ後、入口でお守りを買って、もとい、借りてみました。


クロムルアン・チュムポーンケートウドムサックのお守り


どんなご利益があるのか知りませんが、
持ち帰って大事に部屋に置いてあります ^^







<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:91バーツ

つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。




コーヒーとシュウマイ@マハーナコーン水上マーケット 空港近くの新水上マーケットへ[8]

コーヒーのある店を見つけたので、雨宿りがてらここでゆっくりしますか!


バーンパオ


「バーン・パオ」という店名のとおり、メインはサラパオ(中華まん)のようです。


覗くと女性2人の店員さんに大歓迎されちゃいました。

「あなたがきっとここの今日最初のお客さんですよ。あはは」

私もそう思います -_-;)


ホット・コーヒーを頼みつつサラパオにも興味津々・・・


バーン・パオのサラパオ


うー、ソムタムを食べたばかりなのでこのボリュームはちょいとキツイかな。
そこでその横の蒸し器にあったカノム・ヂープ(シュウマイ)を注文。


バーン・パオのコーヒーとシュウマイ


コーヒーはレギュラーです。嬉しいですね~。
席につくと、お店の女性が出てきて向かいに座るじゃぁないですか。


どこから来たか、なぜタイ語が話せるのか…といったいつものパターンの質問の後、

「日本に帰ったら、マハーナコ-ン水上マーケットに美味しいサラパオ屋があると、
 みんなに伝えてもらえませんか?」と。

はい、いいですよ。私はブログをやってるので宣伝しておきますね!
ってなワケで、しっかり宣伝しておきましたよ~! ^^


「あの写真の人を知ってますか?」と女性。
店内の神棚の写真を指差します。えっ、どなたでしょう?


プラチャオボーロムウォントー・クロムルアン・チュムポーン・ケートウドムサック


「プラチャオボーロム・・・」

う、うわぁ、王族の方の長~い名前を言い始めます。
そんなの覚えられませんよぉ… -_-;)


すると、「チュムポーンケートウドムサック」で終わるのが聴き取れました。

あれ? その名前って!!


「海軍の父」、ですよね!?


「そうです。かつてこの一帯の土地を所有なさっていた方なので祀っているんです。」


そうなんですか!!


プラチャオボーロムウォントー・クロムルアン・チュムポーン・ケートウドムサック


私がなぜ覚えているかというと、今年3月にワット・サイ前から舟で運河巡りをした際
この方の名が書かれた宮殿・・・


プラチャオボーロムウォントー・クロムルアン・チュムポーン・ケートウドムサック宮殿


の前を通って印象に残っていたからなんです。

実はそれ以前にも私の旅にちょっと関わったことがあるんですよね。
奇妙な縁に不思議な気持ちになりました。


さらに女性は、「そこにある舟は100年前のものなんですよ」と。


店の前には運河が作られていてそこに木の舟が何艘か浮かんでいます。


「100年前の舟」と灌漑用の木製機械


1人30バーツで乗れるとの看板が。
へぇ~。


ちなみにその左側の先端に水車がついた木製の機械は、
かつて水田に水を汲み上げるために使われていたのだそうで、
現在は壊れているもののこれも100年前のものだとか。


色々と教えてくださってありがとうございます!
いい店と出会えてラッキーでした!






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年10月10日(月)に行いました。


マハーナコーン水上マーケット




 
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