タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

タイ・レストラン

エカマイの蒸気機関車

バーンブアトーン線について以前ネットで調べていた時、
「エカマイに蒸気機関車がある」という情報を偶然発見。

これは見に行かない手は無いでしょう!
てなワケで、向かってみたのでした。


ネットの記事によると、エカマイのバスターミナル西側にある
国立科学教育センター(プラネタリウムがあるところ)に保存されているとか。


きっと簡単に見つかるだろうと、センターの敷地裏手に回ってみたのです。

すると空軍の飛行機はデ~ンと展示されてはいるんですが、
蒸気機関車の姿が見当たらず。

さらに端を探してみると、線路と枕木が積み重ねてあるのに遭遇。

えっ!? もしかして撤去されてスクラップになってしまったのか!?
そんな勿体無い!!


諦め切れなかった私は、入口で警備員さんに尋ねてみました。

蒸気機関車が保存されていると聞いたんですが、どこですか?

すると警備員さんは無言でソイを挟んだ反対側を指差すではないですか。


へ!?


どうやらそっちはセンターの付属運動施設のようです。
足を踏み入れてすぐ、姿が見えました!

近づいてみます。


マハーチャイ線で使われていた蒸気機関車


まさしく蒸気機関車!

ネットの情報によれば、国鉄マハーチャイ線で使われていたんだそうです。


グーグルマップのストリートビューでも見られますよ!


大きな地図で見る


さらに後ろに見える車両は、かつてバンコクを走っていた路面電車じゃないですか!


路面電車


バード・トンチャイ主演の映画『クーカム』にも
ヒロインのアンスマリンがこの路面電車に乗るシーンが登場します。

ちなみに現役時代の写真満載のサイトを発見したのでご参考までに。

この車両が保存されていたとは嬉しいですね~。


で、これだけかと思いきや、プールの裏手にももう一つ。


木製客車


これもまたかなり古い客車です。車体は木製ですもん。
残念ながら車内の座席などは全て取り払われてましたが。
かつての国鉄車両かな?


しかし、意外なところに意外なものが保存されているんですね。


この客車横には、「ラビアン・ダーオ」(星のバルコニー)という洒落た名前の食堂が。


食堂「ラビアン・ダーオ」

エアコン無しですが、小奇麗で可愛らしい食堂です。
しかしこんな奥まったところ、まさに知る人ぞ知るって感じですね~。


ちょうど昼時だったので食べて行くことにしました。
注文したのは、


ラビアン・ダーオのバジル炒めご飯


カーオ・パッタ・ガパオ・ムーサップ(豚挽肉のバジル炒めのせご飯)
はい、またです(笑)

ニンジンとベビーコーンが入っている点が変わってますね。
なかなか美味しかったですよ。


チャーイェン(アイスミルクティー)と合計で50バーツ。安っ!

またそのうち蒸気機関車と路面電車を眺めがてら、フラッと来よっと。




※旅は2011年6月28日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)



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ラーチャブリーでディナー ラーチャブリーの国境へ![11]

フットマッサージを終えた私はコーイキー市場を歩いて、あの店へ。

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なんでこんな分かりにくい写真を撮ったんだろ。すんません。
前回涼んで生き返ったカフェ、「Cups'n Cake」です。

優しい夕日が差し込む店内で再びマナオ・ソーダを飲んでまったり。


再びメークローン川沿いを歩きます。


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橋をバスとソンテオが夕日を浴びながら渡っていきます。
なんだか郷愁を感じる光景ではないですか。


川沿いから一本隣りの道も歩いてみましょう。


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電線が夕日で光り輝いてこれまたグッとくる景色です。
夕景を体験するとその街を好きになってしまいますね ^_^;)


この道沿いにこんな建物発見。


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「アーラヤ・ホテル」との看板があるってことは、ホテル?
場末感満点で泊まるには勇気が要りそう…。


東へと歩くと、あれ?


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「ラーチャブリー・ツアー 76」とありますね。
この数字どこかで見覚えがあるなと思ったら、前回ラーチャブリーに来た際に
バスターミナルで


11_06

          (再掲)


ズラッと並ぶ「76」番のロッ・トゥーを見ているじゃないですか。
ってことは、ここはバンコク行きロッ・トゥー乗り場かな?

でもまだ帰りませんよー ^^


さらに東に歩いて、左側のゴーントーン通り(ถนนก้อนทอง)に入ります。


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少し歩いた左側にありました。探していたレストランが!


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「マイタイ」という店です。
タイ語のガイドブックに載っていたのでディナーにと思い来てみました。
さてどうなんでしょう…。

扉を開けて入ってみます。
時刻は、18:10。


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ちょっと意外な内装。
結構歴史のある店らしいんですよ。


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かつてラーチャブリーの若者がデートで使う店として人気だったんじゃないですかね。
雰囲気的にそんな感じ。

では肝心な料理の味はどんななんでしょう~。
入り口のおすすめメニューにあった2品を頼んでみたのですが、


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ぐえっ、予想外のボリューム… -_-;)

上はガイトート・クリーム・マナーオ(ライムクリームのフライドチキン)
下はタウフートート・ハートヤイ(ハートヤイ風揚げ豆腐)

しかも両方とも揚げ物だったことに今更気付いて呆然です(笑)


でも両方とも美味しかったですよ。
さすがに完食は無理でしたが。

ちなみにライスは逆向きになってますけど、クマさんのかたちに型抜きされてます(笑)


テキパキと動き回っている性格の良さそうな女性店員に会計を頼んで、
店を出たのは18:50。


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外はもう夜の帳が下りていました。





<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:1,487バーツ

※旅は2013年5月3日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


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ランチはクルア・ガリアンで ラーチャブリーの国境へ![5]

ラーチャブリーからのバスを降りた反対側にはスアンプン郡役所が見えます。


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バスの進行方向を向いて、左手にはモーターサイ詰所が。
正面すぐ先は交差点になっています。


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左手の青い看板は地名の標識。
一番下にランチをと考えていた「クルア・ガリアン」があるではないですか!
矢印が左を向いてます。

バイクが出てきたこの左の道、バーンボー1通り(ถนนบ้านบ่อ 1)に進んでみましょう。


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するとこんななーんにも無い道で正直ビックリ ^_^;)
さらに進むとどうやらただの住宅街の様子。本当にあるんだろうか…。

300mほど歩いた右側の3本目の路地をひょこっと覗き込むと、あ、ここかな?
路地に入って行くと、


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左手にありました! 「クルア・ガリアン」

ガリアンとは少数民族カレン族のこと。なので「カレン族キッチン」ってな意味ですね。

実はスアンプン郡住民3万8千人の約90%は、カレン族なんだそうで。
私にはタイ系タイ人とまったく見分けがつきませんが。

そんなワケで珍しいカレン族料理を食べられるのかと期待してきたものの・・・


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ウーン、民家に毛が生えたような店内に一抹の不安が。
高原リゾートとはいえ、ど田舎だんもなぁ。こんなものかー。

メニューを開いてみても、ごく普通のタイ料理でした -_-;)
ま、いっか。2品頼んで待ちます。


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オープンエアーの店内には、私の他にあと1グループいるのみでしたが、
間もなくお客さんがどんどん車でやってきて、ほぼ満席に。

だって、周辺にはここ以外レストランって無いんですよ。
そりゃ必然的にここに集まりますよね(笑)

店員さんは全員女性。年齢は高校生ぐらいから大人までさまざまですが、
みんな顔と体型がクリソツ。家族経営なんでしょう。


注文して十数分でやって来ました!


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左は
ゲーンパー・ガイ。タイ語のガイドブックでオススメと書かれていたので。
右はカイジアオ・ソンクルアン。早い話が玉子焼きです ^_^;)

さて、いただきま~す!
まずはゲーンパーから!


辛っっっ!!!!!!


なんだこの容赦の無い辛さは!!
額には一気に大粒の汗が滲み出ます。
頑張って2口め、3口めと口に運んでみたものの、もうそこでギブアップ。

こんなに辛い料理は本当に久しぶりですよ。勿体無いけどもう無理!
美味しいのに残念です。


もう1品に玉子焼きを頼んで本当に正解でしたね。
まだヒリヒリする口を甘口の玉子焼き&具でクールダウンさせることができました ^_^;)


周りを見回すとどの組も3人以上のグループ。
一人で来てるのは私だけ。あはは…。


辛さも引いたことだし、トイレを借りてからお会計を頼みます。
かなり待たされてイライラし出した頃になって奥から会計担当らしき女性が登場。
計算してくれました。

私はテーブルから立って女性のところまで行き、
ダメモトで尋ねてみることに。

あの…、この辺りに車のチャーター・サービスをしている店はありますか?

「どこに行きたいんですか?」

フアイ・コークムー・ビューポイントです。

「電話して呼んであげます。多分トーチョードーだと思います。」

ありがとうございます!!


食事代金を払ってからテーブルに戻って待つことに。

今回の旅の目的地フアイ・コークムー・ビューポイントまでは、
さすがに公共交通機関の足が無いんですよ。

なのでポリシーからはずれますが、行くには車をチャーターするしかないんです。
でもどこでチャーターできるか色々調べたものの分からなかったんですよね。

このレストランで手配してくれて本当に助かりました。
これで辿り着けそうです!


でも女性の言っていたトーチョードーって何だろ???

期待と不安の中、車が来るのを待ちます。





<交通費>
食事をしただけなので:0バーツ
ここまでの合計:417バーツ

※旅は2013年5月3日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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祠に鎮座するドラえもん 見どころ満載アユタヤ遺跡の東端[3]

ワット・ヤイ・チャイモンコン境内の売店でおばさんに聞いてみます。

すみません、ドラえもんの祠はどこでしょうか?

「すぐそこだよ~」
と指差して教えてくれました。

ありがとうございます!


向かってみると・・・あ、これかな?


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正面に立ってみると、


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はい、そうなんです。
真ん中に置かれた物体はまさに・・・


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ドラえもん!


わざわざコレを見るために私はアユタヤまでやって来たんです(笑)


この祠は、サーンチャオ・ポースィッティチャイ

1880年、ラマ4世の50番目のお子であるプラナーンチャオ・スナンタークマリーラット・
プラボーロムラーチャテーウィーがバンパイン宮殿へ向かっている際、乗っていた船が
ノンタブリー県パーククレットで沈没して亡くなってしまいました。

実はその際、お腹の中にはお子様が。
そのまだ生まれる前だったお子様を祀ったのが、この祠だと言われているんだそうです。

なので、この祠で願い事をして叶った人がお礼(ゲー・ボン)に玩具をお供え
するようになり、さらに誰かがドラえもんのぬいぐるみを置いたのをきかっけに、
ドラえもんのぬいぐるみだらけになっていったようで。

この時は2体しか置かれていませんでしたが、
私がこのことを知った新聞『Post Today』の記事では、
ドラえもんのぬいぐるみが、うじゃうじゃ置かれているんです。

本当はこの光景を期待して来たんですけどね ^_^;)


ちなみに、大仏塔との位置関係は、


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こんな感じです。

前回の日記で書くべきでしたが、あの仏塔はかのナレースワン大王がアユタヤの独立を
回復してビルマ軍を打ち破ったことを記念して1592年頃に建立したんだとか。
ざっと420年前後経っているんですね。今でもアユタヤ県内で一番高い仏塔です。


で、この祠のすぐ横には…


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立派な寝釈迦像が。
かつてはちゃんと屋根があったんでしょう。


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タイ人がひっきりなしにやって来て祈っています。


さてと、ちょっとばかり残念でしたが今回の旅のメインの目的を達成。
ワット・ヤイ・チャイモンコンもあらかた見学したことですし、
これからどうしましょうかねぇ。

入口まで戻ったところで、とりあえず腹ごしらえをすることに決定!


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クイッティアオ・ルア・ワット・ヤイ

ウォンウィエン・チェーディーからの道とワット・ヤイ・チャイモンコン入口
との角にあるクイッティアオ屋です。

店内は結構広くてお客さんも多いのですが、注目はこのテーブル!


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クイッティアオ・ルア(船ヌードル)の店ということで
船のかたちになってるんですよ~。


センレック・ムー(細麺ビーフン・豚)を注文。


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うん、これはイケる!
お客さんが多いだけありますね。


先ほど、これからどこへ行こうか考えつつ、境内に立っているアユタヤ観光地図を
眺めていて気付いたんですよ。この目の前の国道3477号線を道なりに南へ行くと、
ムーバーン・イープン(日本人村)があるということに。

ソンテオ路線があるなら行ってみようかなぁ。
会計がてら店のお兄さんに聞いてみると、

「ありますよ。えーっと、เกาะเรียน(コ・リエン)行きです。店の前から乗れますよ」と。

あるんだ! やったー!
ありがとうございます。


店を出て炎天下、ソンテオを待つことにしました。
暑いから早く来てくれ~。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ

※旅は2013年3月29日(金)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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クルア・リムタレー もう一つの海上寺院へ![5]

海上寺院とイルカ見学への船を出してくれる
シーフード・レストラン、クルア・リムタレーに到着!

時刻は、10:15。
クローンピッタヤーロンコーン学校から自転車を漕ぎ出して42分です。

びっくりしたんですが、なんとグーグルマップのストリート・ビュー
ここの様子が見られるんですよ。
行くことを考えている方はぜひ参考になさってください。


乗ってきた自転車ですが、鍵が無いんですよね。盗難が心配です。
逆に目立つところに停めようと思い、店の正面へ。

「食事に来たの?」

ふいに脇の厨房らしき建物の前でダベッている人たちから声をかけられました。

はい ^_^;)

なんだ。自転車で来たことに驚かれるかと思ったら
その点はスルーされちゃいました。
自転車愛好者のツーリング団体が来たりするのかも。

店内に入ると若い女の子2人のスタッフが案内してくれます。
一人は20歳前後、もう一人は小学生っぽいんですが…。

あっちの端っこの席でいいですか?

どうせなら景色が最高の場所がいいですもんね~。
南東端の席に座ります。


海の上の廟を見に行きたいんですが。

「まず食事をしてからになります。」

そりゃそうだ。了解ですー。


店内の雰囲気はこんな感じ。


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運河河口の上に建ってます。
ゴザが敷いてあって開放的。竹製の背もたれが気持ちいいんですよ。
足を投げ出して思わずくつろいでしまいました。


そうそう、客は私一人(笑)
まだ時間が早いですからね~。


周囲をキョロキョロと見まわします。
北側の景色は、


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あの船に乗せてもらえるってことなんでしょうね。


で南側は、


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もう目の前が河口で海が広がっています!!
なんと穏やかな海なんだろう。

一艘の船が漁をしてますね。


女の子が再びやってきました。さて、料理の注文をば。


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メニューを開くとなんとも豊富な品数。
女の子が仏頂面で待ってるので、あれこれ悩む暇がありません -_-;)

エイヤッと3品注文。


十数分でまず2品持ってきました。


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ホイタラップ・パット・ホーラパー
ハマグリみたいな貝のスイートバジル炒め
150バーツ


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エンホイ・ヤム
貝柱和え
150バーツ


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海を目の前にして、いただきま~す!


両方とも・・・、美味しいぞ!!


誇張でも何でもなく素直に美味しいです。
ドーン・ホイロートのシーフード・レストランで食べた料理より
間違いなく味が上です!!


間もなく今回のメインディッシュが登場~。


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プーマー
ワタリガニ、を半キロ
1キロ600バーツなので、半分で300バーツ

これがまた、ほのかに甘くて最高!
剥き易いように切れ目を入れてくれたので、手でむきむきしゃぶりつきます。


床下からはチャプンチャプンと穏やかな波の音が。
それにこの景色。

空いているのも相まって、思いっきりリラックスしながら
シーフードを堪能できました。


さて、満足したところで次なる行動に移りましょう ^^






<交通費>
食事をしただけなので:0バーツ
ここまでの合計:46バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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