「生きたカブトガニを見て、触れる」

この次なる目的へと気持ちを切り替えましょう!


さて、船に乗って陸に戻ります。
干潟の先の海をバシャバシャ歩いて、


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客待ちの船に乗り込みます。
時刻は、ちょうど15:00。

ってことは、1時間15分ほど潮干狩りに熱中していたのか。
もっと短く感じましたよ。

強い日差しで熱中症になるかと心配しましたけど、
全然気になりませんでしたし。


船はすぐに出発。
底の深い箇所を通り船乗り場に帰還。


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桟橋に上がったところで、船頭さんに船賃10バーツを渡します。


あずま屋に戻った私は、たむろしている船頭さん達に思い切って尋ねてみました。


カブトガニを見られる場所はありますか?


「あー、それなら運河だな。運河に行けば見られるよ。」

運河に!?
必ず見られますか?

「必ずだ。」

おおー。やった!

船のチャーター代は300バーツとのこと。
まぁ妥当でしょう。


ボスらしき人が、たむろしている船頭さんの中から一人に声をかけます。

「運河にカブトガニを見に連れて行ってあげてよ。ちょっと触らせればいいからさ。」

「触りたい」と言ってもいないのに、こちらの意図を汲み取ってくれて
感激ですよ~。ありがとうございます!

で、声をかけられた船頭さんは…そこにいた中で一番のおじいさん。
だ、大丈夫ですよね ^_^;)


再び階段を下りて一緒に船まで向かいます。


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今度はこの船!

乗り込んでいざ出発~!
時刻は、15:09。

陸地づたいに西へと進路をとった後、川だか運河だかに入って行きます。


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ワクワクしてきました ^^


するとすぐに両側に集落が出現。


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漁師の村なのかな?

なおも進んだ船は集落を過ぎ、ジャングル地帯へ。
すると船頭さん、おもむろに船を泊めます。

は?

船頭さんのほうを振り向くと、岸を指差しているじゃないですか。

「プー・カームダープ」

ん?


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シオマネキだ!!

岸一面にちっちゃなシオマネキがうじゃうじゃいます。
大きいものでも3cmぐらいかな。

これを見せにわざわざこの川だか運河だかに入ってきてくれたのかな?
まさかカブトガニとこのカニを勘違いしたわけじゃ… -_-;)

でもタイ語では

カブトガニ = メーンダー・タレー
カニ = プー

なので聞き間違いはしないと思うんだけどなぁ。


ちょっぴり不安になりつつも、
このおじいさんに全てを任せるしかないのでありました…。


おじいさんは、再びエンジンを始動。
さてさて。





<交通費>
潮干狩り船:10バーツ
ここまでの合計:102バーツ

※旅は2012年3月30日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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