タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

サラブリー

ゲンコイ&サラブリー ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅[最終回]

山を越えたサラブリー行きのバスが線路を渡りしばらくすると、


12_01


急に車窓が賑やかに。
ワンムアンを出発してから50分ぐらい経っています。
どこだろう?


12_02


町並みから結構古い町であることが分かります。

車窓に流れていく看板に目を凝らすと、
ゲンコイという名が。 ここがそうなのか!

ゲンコイ駅
は、国鉄東北線とパーサックダム上を走るバイパス線、
それに貨物線の分岐点になっている重要な駅なんです。

さらに東北線はこの先で山越えとなるため、
昔からこの駅で機関車を増結していたので、
さながら信越本線のかつての横川駅みたいな感じなのでしょう。


再び線路を渡ったバスはそのうち、


12_03


何車線もある大通りに出ました。
ついさっき走っていた山道と大違いです(笑)

国道2号線
ミットラパープ通りですね。
逆方向は、ナコンラチャシマー県、コンケン県、ウドンタニー県、
そしてラオスとの国境のノンカーイ県まで伸びています。

しばらくこの大通りを走り、Uターンしてから路地に入ると


12_04


サラブリー・バスターミナルに到着です。

車窓をずっと見ていたんですが、サラブリーの中心部は
幹線道路分岐点沿いに近年できた町って感じで
正直言って面白そうに思えませんでした。
まだゲンコイのほうが風情がありますね。


12_10


時刻は、17:29。
ワンムアンから1時間半弱でした。

軽くバスターミナル内を見回すと、バンコクの他に
ナコンラチャシマーやウドンタニー行きのバスが
停車しています。イサーンへの中継地点なんですね。


さて、私が次に乗るのはと…


12_05


あった。バンコク行き!

係員に戦勝記念塔へ行きたいと告げると
この車が行くから乗りなさいとのこと。

ほぉ、バーンミー(บ้านหมี่)発なのか。

バーンミー
とはロッブリー駅から北へ2,3駅のところにある、
ロッブリー・マットミーの産地として有名な町です。
ということは、昔ラオスから移り住んできたプアン族の町なんでしょうね。


ロッ・トゥーは17:35にサラブリー・バスターミナルを出発。

途中18:10、ガソリンスタンドで給油休憩(笑)


12_06


フードコート併設の大きなところで、
乗客のみなさんは買い食いして時間をつぶしています。

給油を終えた車がようやく来たかと思ったら、
運転手さんが、この車はモーチット行きなので
今来たあっちの車に乗り換えてくれと。

私を含めた3人があっちへ乗り換えで、
あっちからもこっちへ1人乗り換えです。
なんじゃそりゃ(笑)


乗り換えたロッ・トゥーはようやく18:24に出発。

私とともに乗り換えた女性2人はどうやら女子大生な様子。
商工会議所大学の前で降りていきました。


12_07


淋しくなった車内。


12_08


戦勝記念塔が近づいてきました。
ほっとする光景です。

記念塔のロータリーを抜けパヤタイ通りに入ったロッ・トゥーは、
センチュリー北側のロッ・トゥー・ターミナルで停車、


12_09


時刻は、19:45。

これにて今回の旅も完結です。


炎天下歩いて軽く熱中症になったのに加えてムカつくバス運転手の
お陰で足に擦り傷を負ったりと身体的にはちょっと大変でしたが、
最大の目的だったヒマワリ畑を見ることができて満足な旅でした。

最後までお付き合いくださりありがとうございました!
次回は、どの旅にするか考え中です。
ちょっとお待ちください ^^



<旅費交通費>
サラブリー発ロッ・トゥー:90バーツ
ここまでの合計:306バーツ

※旅は2015年2月21日(土)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり

ロッブリー~サラブリー

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サラブリー行きバスで山越え ロッブリー・ナーラーイ王祭りとヒマワリの旅[11]

ここワンムアンは、もうサラブリー県。
バス停前から交差点を眺めてみます。


11_01


T字路の左がバスで走ってきたパーサック・ダムロッブリー方面。
右へ行くと東隣のナコンラチャシマー県方面。
で背後へ行くとサラブリー県の中心部です。


右手の一角が市場のようで。 入っていきますか。


11_02


意外と活気のある市場ですね。

恐らくサラブリー・ロッブリー・ナコンラチャシマーを結ぶ
交通の要衝として栄えてきた町だったんでしょう。


11_03


中国廟があるってことは、
中国から渡ってきた人々が開いた町ということか。

でも奇妙なのは、廟の名が「サーン・ジャオポー・プラカーン
(プラカーン廟)であること。

ロッブリー
の猿が最も多く集まる地、プラカーン廟と同名じゃないですか。
あそこのご本尊は、クメール時代のビシュヌ神と思われる元は真っ黒な像。
カーンとは「黒い」の意味のパーリ語で、伽羅も同語源です。

ふつう華僑って媽祖や関帝などの廟を建てるのに、不思議ですね。


11_05


ぐるっと回って通りに出ました。
東のナコンラチャシマー方面には町の立派なゲートが。

さすがワンムアン(=紫宮)、紫色ですねー。

そういう名の宮殿でもあったのかと思い、
町のウェブサイトも含め調べてみたのですが、
情報が全く見つかりませんでした。


屋台でソーセージの串焼きを買いつつ、
バス停に戻って頬張りながら待っていると、

11_08


バンコク-パーサック・ダム-ワンムアンと書かれた
ロッ・トゥーがやって来て、乗客を降ろしました。

そんな路線もあるのか。
あとで調べたらソイ・ランナームのソイ1から出ていると判明


驚いたことに16:00の定刻ちょうどに


11_09


サラブリー行きバス登場。
外観は随分と綺麗ですね。

乗車すると早速車掌が集金にやってきます。
サラブリーまで40バーツ也。


そして乗客5名だけで16:03発車。

ワンムアン
の町を抜けると、景色はなだらかな丘陵地に。


11_10


この通り沿いも11~12月にはヒマワリの名所と化すのです。
きっとこの辺りもヒマワリ畑が広がっているんでしょうね。


気付くと勾配がきつくなってきていました。

昔から山を越えてサラブリーロッブリーを結ぶ
重要なルートだったような気がします。


11_11


ふと現れた平地の風景が、まるで日本の地方みたい。


11_12


山が両側から迫って来て、一層険しい道になりました。


11_13


一瞬カンチャナブリー県のサンクラブリー手前で見た
峠越えの風景とオーバーラップしましたよ ^_^;)




<旅費交通費>
サラブリー行きバス:40バーツ
ここまでの合計:216バーツ

※旅は2015年2月21日(土)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

ロッブリー~サラブリー

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