タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

サナームチャン宮殿

シンラパコーン大学 なんとなくナコーンパトム[7]

サナームチャン宮殿を後に。

喉が渇いたのですが、サナームチャン宮殿敷地内には
カフェや食堂の類が見当たらなかったので出てきたというのもあります ^_^;)


そうだ。大学内なら学食があるだろう。

そう思った私は、東門から国立シンラパコーン大学
キャンパス内に入ってみました。

入口付近にあるのは高校かな?
そこを過ぎると・・・


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無駄に広くないっすか、ここのキャンパス…。

遥か彼方、木々の間に見え隠れする白いビルまで
ひたすら歩くしかない模様 -_-;)

私の横を時折バイクに跨った大学生が通り過ぎていきます。
そりゃそうだよなー。こんなだだっ広いキャンパスじゃ
バイクか自転車が無いと大変ですよぉ。


シンラパコーン大学は、元々ラマ6世時代にイタリアからやって来た
政府のお雇い外国人が、絵画と彫刻の学校を開いたのが始まりなんだとか。

徐々に大きくなったので1943年から大学に格上げされ、
シンラパコーン大学となりました。

当時のキャンパスは、ワット・プラケオ向かいのタープラ・キャンパス
だけでしたが手狭で拡張できないため、ナコーンパトム
サナームチャン・キャンパスを造成。

1968年の文学部開設以降、このキャンパスに
順次多くの学部を追加していったのでした…。


東門から10分でようやく白いビルに到着!


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文学部校舎のようです。

このキャンパス最初の学部だからでしょうね。
一番いい場所に建ってます。

ビル横には案の定、通学の足のバイクや自転車が多数駐輪中。


さーて、学食はあるかな?
校舎に入って歩いてみるとラウンジみたいなところで
飲み物販売のカウンター発見! 助かった~。


アイス・カフェラテを注文。
10バーツだったか15バーツだったか忘れました ^_^;)


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椅子にどかっと腰をおろして休憩~。
ちょっとバテ気味です。連日飛び回り過ぎたかな(笑)

あっ、このカフェラテ、フラッペにしてくれたんですね。
お陰で気持ち良く涼めました。


さて、長居は無用。先へ進みますか。


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キャンパス内の道にも名前が付いているとは ^^


文学部横を南へ真っ直ぐ伸びているメインの通りを歩くと、正門に到着。


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時刻は、11:32。

町の中心部に戻りましょう!






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


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サナームチャン宮殿 なんとなくナコーンパトム[6]

危うく辿り着けないところだったサナームチャン宮殿に入ってみましょう!

入口で入場料を払います。30バーツでした。


ラマ6世が英国留学から帰国後のまだ皇太子だった1907年から
4年の歳月をかけて完成させたというこの宮殿、どんなところなのかな。


ゲートを通り中へと進むと、緑が多くて宮殿と言うより公園といった趣。


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穏やかな川が流れてたりして、なんだかヨーロッパの公園っぽくないですか?
私は行ったことのあるニュージーランド・クライストチャーチのエイボン川を
思い出しましたよ。


先へと進むと、子供の賑やかな歓声が聞こえてきました。


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あっ、小学校の社会科見学ですね ^^
お先に~。


と向かったその先には、見事な風景が!


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川を挟んで両岸に欧風の建物が建っているんですが、
その間を跨ぐかたちで渡り廊下というか橋が架かっているんです。


なんとも美しい!


ラマ6世の英国留学は13歳の時。
幼い心に刻み込まれたヨーロッパの風景が恋しくて再現したかったのかな?
なんて想像してみたり。


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こちら側のチーク材で建てられたネオ・クラッシック様式の建物は
マーリーラーチャラッタパンラン宮殿。

で、


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川向こうは、仏ルネッサンス様式と英ハーフティンバー様式の折衷建築、
チャーリーモンコンアート宮殿。


マーリーラーチャラッタパンラン宮殿入口から入ってみます。
カバンもカメラも持ち込み禁止なのでロッカーに預け、靴も脱いでの入館。


綺麗に磨かれた木の階段を素足で上るのって気持ちいいもんです ^^
全ての部屋は小ぶりで、それぞれラマ6世に関する品が展示。


さて、いよいよ渡り廊下へ~。

幸いにも他の見学客がいません。
日差しの差し込み具合が絶妙に綺麗な廊下を私一人、歩き出します。

眼下には川の鏡のような水面が。

窓が全開に開け放たれた渡り廊下を左から右へとそよ風が吹き抜けていっています。
物凄く贅沢なひとときを過ごしているような気分になりました。


バンコクのウィマーンメーク宮殿でも感じましたが、
タイの宮殿の見どころは窓際に長く続く廊下にあるように思いますね。


写真を撮れないのが非常に残念ですが、
視覚だけでなく感覚でも味わって欲しいので、
ぜひみなさんに直に行ってこの渡り廊下を歩いていただきたいです。

オススメですよ~。


渡りきった反対側のチャーリーモンコンアート宮殿には、
寝室やシャワー室がありました。

ラマ6世がプラパトム・チェーディー参拝時の宿泊用に建設したとのことなので、
実際にラマ6世がここをお使いになったんでしょうね。


ちなみにサナームチャン宮殿建設にはもう一つ理由があったんです。
それは非常事態時の滞在用途。

ラマ6世在位中には第一次世界大戦が勃発しましたし、
インドシナでの英仏の植民地政策や国内の情勢など、諸々を心配なさっていたんでしょう。

英国留学中に知ったボーイスカウト(ルーク・スア)をラマ6世はタイに導入。
その大人版とも言える「スア・パー」という公務員・民間人からなる民間兵も組織して
このサナームチャン宮殿敷地内で訓練をさせたんだそうな。

ラマ6世の私兵のような性格だったのかもしれませんね。


渡り廊下の帰りは、社会科見学の小学生たちの喧騒の中を通させていただきました。
さっきと打って変わった光景でしたが(笑)、無邪気な子供たちって可愛いもんです ^^


敷地は広くてまだ見どころのありそうなサナームチャン宮殿ではあるものの、
いかんせんコンタクトレンズを入れてない目では良く見えずつまらないので、
この辺で次へと向かうことにします。


時刻は、11:04。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。

地図も時には… なんとなくナコーンパトム[5]

プラパトム・チェーディーを西門から出て通りを南下します。
チェーディー南側を東西に走るラーチャウィティー通りとの交差点に出ました。


  • sanamcan_01.jpg



可愛らしいバスが車体をちょこっと傾けつつ今歩いてきた通りへと
左折して行きます。うーん、乗ってみたいなぁ(笑)


バスがやって来た方角へとラーチャウィティー通り
ひたすら歩いてみることにます。

今回のナコーンパトムの旅は、ソイ2市場の情報を知って思い立ったので
実はそこ以外の下調べをせずに乗り込んだんです。

でもグーグルマップを眺めていて、そう遠くはない場所に
「サナームチャン宮殿」の文字を発見したので、そこへ行ってみようと。


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通りの両側には、ひなびた商店や町工場っぽい建物が並んでいます。
ごく普通の街並み。でも道が広いからかバンコクの街のように
ごちゃごちゃした猥雑感はあまり感じませんね。


20分近く歩くと目標にしていた交差点に到着。


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向こうに見えるのは、国立シンラパコーン大学
わりと名門の大学です。


iPhoneの「マップ」でグーグルマップを見ると
この交差点を左折して南へ下ったところにサナームチャン宮殿があるんです。

そっちへ向かおうかと思ったその時です。
なんとなく看板が目に入りました。


  • sanamcan_04.jpg



「Sanam Chandra Palace →」


って、矢印が逆方向に書いてあるじゃないですか!
どっちが本当なんだ? 

この看板の色あせ具合のほうが正しさを物語っている気がしたので、
交差点を北へ進んでみることに。


シンラパコーン大学キャンパス東端に沿って歩いて行くと…


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サナームチャン宮殿の入口が!!

時刻は、10:32。


グーグルマップを信じて危うく道に迷うところでしたよ!


  • sanamcan_06.jpg



このとおり、てんで違う場所に「サナームチャン宮殿」の名が。
グーグルさん、直してくださ~い!! (>_<)






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:60バーツ

※旅は2011年12月29日に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)

つづく


  • サナームチャン.jpg

    
 
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