タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

サナームチャイ運河

予定外のマハーチャイへ もう一つの海上寺院へ![10]

自転車を漕ぎ続けて無事に帰ってきました(笑)


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クローン・ピッタヤーロンコーン学校に到着。
時刻は、12:11。

シーフードレストラン「クルア・リムタレー」から28分でした。


校内へ自転車に乗ったまま進むと、歓声が聞こえてきます。
昼時なのにステージで何やらやっているようですね。

それを横目に貸し自転車室へ向かうと…、
あれ、鍵が閉まってる。

でも前回もこうだったので慌てる必要無し。
向かいの職員室の窓を叩こうとすると、先に中から女性が窓を開けて
話しかけてきました。「自転車を返すんでしょ?」

はい。

すると呼びに行くまでもなくさっきの男性がすぐに飛んでくるではないですか。
免許証を返してくれて一件落着。

しかし校門まで歩いて戻ろうとしたその時です。

「朝、校門前に置いてあった自転車に勝手に乗って行ったのあなたでしょ?」

恰幅のいいおばさん先生が、いきなり私の前に立ちはだかり
強い口調で詰め寄って来ました。

いえ、あそこで借りたんですよ。

仕方が無いので貸し自転車室までおばさん先生と一緒に戻って
担当の男性にアリバイを立証してもらうことに。

男性と話したおばさん先生は納得した様子。
「それなら行って良い」

あのなー。無実の人を犯人呼ばわりしておいて謝罪も無しかい!

と、怒鳴ってやろうかと思いましたが、相手はタイでは尊敬を集める立場の「先生」。
周りでは生徒も遊んでいますし、プライドから決して謝ることはないでしょう。

これ以上関わるのも疲れるので、無言で後にしました。


校門の向かいには、数軒の商店が並んでいます。
その中の「COFFEE & TEA」との看板を掲げた店に入ることに。
とにかく喉が渇きました。

入口にあるスタンドでお姉さんにチャーイェン(アイスミルクティー)を注文。
30バーツ也。意外といい値段しますね ^_^;)

ついでに尋ねてみましょう。
ここにはソンテオ路線はいくつありますか?

すると横にいた男性が代わりに
ラマ2世通りに行くのとマハーチャイに行くのがあるよ」と。

やっぱりさっきのは、マハーチャイ行きだったのか!

「ここで待ってればそのうち来るさ。」

それは好都合。ありがとうございます。


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店内に座って見回します。

正面右寄りがお姉さんのいるスタンドなんですが、なぜか迷彩塗装。
兵士の人形まで飾ってあります。

ん? 左の男性が…


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エアブラシを使って兵士の人形に塗装をしているではないですか。
売り物なのかなぁ。チャーイェンを飲みながら尋ねる機会を伺っていると、
目の前をサーッとソンテオが通過。

あっ!

思わず店を飛び出して追いかけると、ソンテオは減速してくれました。
無事乗車。ふぅ。

時刻は、12:28。


ソンテオは、さっき自転車で走った道を西へと進んで行きます。

途中で乗ってきたメーチー(尼僧)が下車。


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なんと、私が左折したポイントじゃないですか。
ここから「クルア・リムタレー」まで歩いたらどれぐらいかかるんだろう? ^_^;)

それからもソンテオは、ピッタヤーロンコーン運河沿いを走っていきます。


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なかなかいい風景ですなー。


右折したソンテオは、サナームチャイ運河を渡ります。


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沢山の漁船が見えますね。マハーチャイはもうすぐです。


左折して国鉄マハーチャイ線と並行して走ります。


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列車に乗っている時には気付きませんでしたが、
線路沿いにこんな朽ち果てた車両が何両も放置してあるんですね。


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線路を渡り北側に出てしばらく西へ進むと、ソンテオは停車。


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終点マハーチャイです。時刻は、13:10。
今さらながらですが、乗客は見事に女性ばかりだったんですね ^_^;)

運転席に向かっていくらですか?と尋ねると、
背後からおばちゃんが「トゥウェンティー」と。

一瞬何て言われたのか分からずポカンとしている私に向かって
「トゥウェンティー」と再び。

ご親切にどうも。でもタイ語訛りの英語よりは
タイ語で言っていただいたほうが助かるんですが(汗)


実は、当初のプランでは自転車を返した後、帰りの途中に
バーンクンティアン・チャーイタレー通りで行きたいところがあったんですよ。

でも未知のソンテオを見かけたので乗ってみたい衝動に駆られて、
終点のマハーチャイまでつい来てしまいました。


これからどうしようかな(笑)






<交通費>
ソンテオ:20バー66バーツ

※旅は2012年12月27日(木)に行いました。
元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく


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ドーンホイロート再び![1]

3月下旬のタイ滞在時に選んだ旅先は、またまたバンコク西方、
サムット・ソンクラーム県のドーン・ホイロート。

昨年12/26に行った時は、潮が満ちていて潮干狩りができませんでした。

それを含めて、前回実現できなかった3つの目的の雪辱を
何が何でも果たそうと、もう意地になっての再訪です(笑)

果たして、そううまくいくのかどうか。
決行日は、3/30(金)。


今回も、潮位を水資源・農業情報研究所の「潮位データ」サイトで事前にチェック。
「メークローン」の3/30は、午後に干潮になっています。よっしゃー!


朝ちょっぴり寝坊して慌てて宿を飛び出した私は、BTSサイアム駅へ。
ここからBTSシーロム線に乗り、終点ウォンウィエンヤイ駅到着。

時刻は、07:44。

あちゃー。

国鉄ウォンウィエンヤイ駅07:40発のマハーチャイ行き列車に
乗りたかったんですが失敗。

でもひょっとしたら遅れて出発するかもしれないので、
一応国鉄ウォンウィエンヤイ駅へ。やっぱり列車は発車した後~。

次の08:35発まで待ってもいいけど、時間が勿体無いなぁ。
バスで行ってみますか。

というワケで、駅反対側のバス停から120番のマハーチャイ行きバスに乗車!
時刻は07:56。


が…朝の通勤時間帯のため道は渋滞。なかなか進みません。
あれよあれよという間に時が無駄に過ぎていきます。

内心焦り始めました。
なんだ。これじゃ途中で08:35発の列車に絶対に抜かれるぞ。
最悪の場合、この先で乗り継ぐメークローン線の列車に間に合わなくなるかも。

決断しました。
バスを途中下車してその列車に途中駅から乗ろう!

朝からバタバタして何やってるんでしょうね -_-;)


バスがエーカチャイ通りへと入ったところで
車窓に目を凝らします。よしっ、ここだ。

エーカチャイ・ソイ23の手前で下車。


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時刻は、08:27。


エーカチャイ・ソイ23入口にはこんなゲートが立ってます。


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上部には「ワット・サイ」と。

はい。
何度も来ているワット・サイワット・サイ水上マーケットへのソイなのです。
その途中にあるワット・サイ駅から乗車しようという魂胆。

iPhoneで時刻表を調べたらワット・サイ駅08:45発とのこと。
まだ15分ほどあるので、ついでだから市場を歩いて来ましょう ^^


線路を越え、市場へと進みます。


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今日も活気があるな~。

そのままサナームチャイ運河突き当たりまで。


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運河を見てみましょう。


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まだ舟のクイッティアオ売りのおじさんは来てないのか。
残念~。


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ワット・サイの門前では、以前12月や2月に来た時には
特産品のバーンモットみかんが山になって売られていました。

それが今回はみかんの姿がまったくない代わりに
そこにあるのは青いバナナの山!

3月はバナナが旬なんですかねぇ。なんか年中収穫できそうですけど ^_^;)


列車内でつまめる朝食を何か仕入れてから駅へ向かいますか!







<交通費>
BTS :35バーツ
120番バス:8バーツ
ここまでの合計:43バーツ


※旅は2012年3月30日(金)に行いました。

つづく


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ターチーン川越え もう一本西の川が見たい![3]

マハーチャイ市場で空腹を満たした私は、市場の目抜き通りを西へと歩き
官庁が建ち並ぶ大通りへと出ました。

この通りの両側は各方面へのバス、ソンテオ、ロッ・トゥーの発着場所となっています。
取り敢えずぐるっと一回りしてみますか。今後の旅に使える路線があるかも ^^

すると「マハーチャイ-メーソート」とデカデカと書かれた横断幕が。
横には私には解読不能なビルマ文字も踊っています。

ミャンマー国境の街、ターク県メーソートと結ぶロッ・トゥーの発着場所なんですね。

チャオプラヤー川の西側はかつて数世紀に渡ってビルマから流入した
モン族の子孫が数多く住んでいます。ここマハーチャイにも多いんでしょう。

故郷に帰るモン族の需要が多いってことですかね?


マハーチャイ船着き場へ


この大通りの南端にターチーン川対岸への渡し船船着き場があります。
中央奥のカマボコ型の建物がそれ。

さて、向かいますか!

ところでその前に立つゲートには「齋」(ジェー:採食週間のこと)9/26-10/5と。
もうすぐ新年ですよー。早く替えてください -_-;)


船着き場で渡し賃3バーツを払っていざ!


ターチーン川の渡し船


すぐに岸を離れました。

時刻は、09:35。


バイクと一緒の渡し船


バイクと仲良く一緒に渡ります ^^


ふと市場の方へ目を向けると・・・


排水中のマハーチャイ市場


排水ポンプから水がドドドドと勢いよくサナームチャイ運河終点付近に放水されていました。
見る限り水位は岸壁より下ですね。いったいどこから浸水してるんでしょう?





<交通費>
ターチーン川渡し船:3バーツ
ここまでの合計:48バーツ

つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。



ちょっぴり洪水のマハーチャイ市場 もう一本西の川が見たい![2]

国鉄マハーチャイ駅の先には車庫があるんです。


国鉄マハーチャイ駅の車庫


真ん中の車両は吊り上げて何やら作業中。
その右側に乗車してきた列車がゆっくり入って行きます。

テツでなくともワクワクしませんか?(笑)


駅舎を出てマハーチャイ市場の目抜き通りへ。


活気に満ちたマハーチャイ市場


さすが市場。賑わってますね~!


左の市場へ入って行こうとしたら、「男の人手伝って~!」との女性の声が。


アハーチャイ市場


市場の奥から氷漬けの水産物を山積みした台車を押してきた女性が立ち往生してます。
出口の段差を乗り越えられない模様。

その場にいた男性がすかさず手助けしてあげてます。

ちなみに写真では分かり難いですが、なんとこの路地も若干冠水。
奥から水が勢いよく流れてきて、通りの側溝に吸い込まれていってるんです。

冠水していない路地を選んで市場内へと進むと、
やはり市場の地面が低い部分が冠水していました。

市場の真裏はサナームチャイ運河。
ターチーン川の水位が高い→ターチーン川に流れ込むサナームチャイ運河が氾濫
ってことで間違いないようですね。


クイッティアオ屋を見つけたのでサクッと朝食を取ることに。


マハーチャイ市場のクイッティアオ屋


クイッティアオ・ムー(豚肉のクイッティアオ)、30バーツ也。

この路地は凹状に真ん中がくぼんでいます。
そこも勿論というか冠水してて店の女性が気にも留めずに
バシャバシャと歩き回っています…。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:45バーツ

つづく


※旅は2011年12月26日(月)に行いました。

サナームチャイ運河 ワット・サイ周辺運河巡り[4]

バーンクンティアン運河を北上しつつ、


バーンクンティアン運河


こんなジャングルをクルーズしているような雰囲気も味わっていると、
突き当りの前方を横切る運河が見えてきました。


ワット・サイが面しているサナームチャイ運河に戻って来たんですね。


サナームチャイ運河


中央奥に架かっているコンクリートの橋は、
先ほど120番バスで通ったエーカチャイ通り

多分ですけど、ここからあちらがダーン運河で背後がサナームチャイ運河の名称に
なるんだと思います。あちらへずっとと行くとワット・パークナムですね。


ここを背後側へと左折。


しばし進むと左手にロングテール・ボートが停泊しているのが目に入りました。


レストラン?


建物の中には白いテーブルが見えています。
観光客向けのレストランかな? ちょっと興味ありますね。

でもロングテール・ボートで乗りつけるような店だったら
相場よりかなり高めなのかも…(汗)


すると前方になにやら綺麗な屋根が見えてきました。


サナームチャイ運河


お寺? 、いや、なんかちょっと違う気がしますね。
船はどんどん建物に近付いて行きます。







<交通費>
舟に乗っているだけなので:0バーツ
ここまでの合計:43バーツ

つづく


※旅は2011年3月28日(月)に行いました。


バーンクンティアン運河~サナームチャイ運河




 
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