タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

クローン・イープン

二大百年市場へ![1]

前回の旅のシリーズで訪れたマハーチャイは、ターチーン川河口にある華僑の町。

また昨年12月の旅で訪れたバーンルアン市場もまたターチーン川沿いに
華僑がおよそ100年前に開いた市場。

ターチーン(中国港)の名が示すとおり、この川沿いには
かつて多くの華僑が移り住んで町・市場を作ったようです、

ここまで来たらどうせなので、かつてターチーン川沿いに
華僑が開いた他の市場も見て回りたいなぁと思っていました。


それと、同じ12月の旅で訪れた地獄寺ことワット・パイローンウア
私にとって初めてのスパンブリー県

俄然スパンブリー県に親近感を持ってしまった私は、
華僑の古い市場+スパンブリーの旅を企画したのでした。


タイではここ数年、百年市場こと古い市場への旅がブームになっています。
その百年市場の代表格、サームチュック市場カーオホン市場が、
奇しくも共にスパンブリー県内にあるんですね~。


というワケでGWの5月2日(月)、この二大百年市場を訪ねるべく
旅に出発したのでした!


まずは路線バスでラーチャダムヌーン・クラーン通りの民主記念塔先にある
コークウア交差点へ。運良く無料バスでした(笑)

この交差点近くの通り沿いに、サームチュック直行のロッ・トゥー乗り場が
あると聞いたのですが・・・

あ、ありました!


サームチュック市場行きロッ・トゥー


歩道脇にチケット売り場が出ていたのでチケット購入。100バーツ也。
でもチケットには120バーツって書いてあるのがナゾです。

「あと20分で出ますよ」
とチケット売りのおばちゃん。

じゃぁ、乗り込んで待ってましょう…。
が、失敗。まだエアコンがかかってなくてちょっと暑い(汗)


08:04、運転手が乗り込んで出発!
Google Mapで調べると134kmの道のりです。


乗客は最初5人、南バスターミナル手前で1人乗って合計6人に。

ロッ・トゥーは、カーンチャナーピセーク通りを北上し、
バーンブアトーンの先で最近何かと縁のある国道340号線へ。

この道を突き進めばスパンブリー、そしてサームチュック市場のはずです。

ノッパウォン交差点を過ぎ、そして思い出深い国道3422号線分岐点
あっと言う間に過ぎて行きました。

私のコンタクトレンズは、今でもあの歩道橋下に転がってるんでしょうかねー…。


気を取り直したところで、ふと思いついたことが。
やおらiPhoneを取り出し「マップ」で現在地を確認します。

うむむ、まだだな。

あと少し。

よしそこだ!

車窓にカメラを向けます。


クローン・イープン(日本運河)


慌てて撮ったので指が入っちゃいました(汗)

これ、やはり12月の旅で訪れたクローン・イープン(日本運河)なんです!
正確に言うとこの辺りはクローン・イープン・ヌア(北日本運河)と言うようですが。

3422号線分岐点から50分歩いて辿り着いたクローン・イープン
はるか北に上るとここに出るということか。感慨深いものがありますね~。

おっと、ここで気付きましたが、もうスパンブリー県に入ってます。


しばらくしてスパンブリーの中心市街を通過。

その後も順調に飛ばしたロッ・トゥーは無事にサームチュックに到着!


サームチュックのロッ・トゥー乗り場


いやいや、なんともあっけない到着です(笑)
時刻は09:53。所要時間1時間50分ぐらいだったんですね。

終点がそのままバンコクへの乗り場になっています。
「帰りの切符を買えますよ~!」との呼びかけが聞こえましたが、
帰りは違うルートなのでごめんなさ~い。

目の前で通りと運河を渡り反対側へと歩きます。


サームチュック市場入口


あの路地が、どうやらサームチュック百年市場の入口みたいです。
どんなところなんでしょう。気がはやります!




<交通費>
ロッ・トゥー:100バーツ
ここまでの合計:100バーツ

つづく・・・


※旅は2011年5月2日(月)に行いました。


   スパンブリー


ターチーン川を河口からサームチュック市場まで見ていただきたくて
こんな縦に長い地図になってしまいました(汗)
今回は横着して最初から行き先を全て記入しています…。




嬉しい心遣い@バーン・クローン・イープン バンコク西北行き当たりばったり旅[8]

クローン・イープン(日本運河)を見れたし、ついでにワット・ボーンヤイにも行って、
もうバーン・クローン・イープンで見るべきものは見ました。

さて、どうしよう。
せっかくここまで来たんだから、ついでに他の見どころにも寄りたいなぁ。

ナコーンパトム県道3015号線を国道3422号線へと戻りながら
考えてみました。

旅の前に周辺地域の情報も一応調べたんですが、
その中で目ぼしいスポットは、バーンルアン市場ぐらいかな。
ターチーン川の対岸にあります。

たぶんあのバスに乗って途中で乗り継いで行けそうな雰囲気。


そうこう考えているうちに県道入口が見えてきました。


県道3015号線入口


するとその手前に大勢の人が集まって何やらしている家屋が。
ちょっと聞いてみるかな。


すみません。そこの道にバス路線は走ってますか?


手前に背を向けて座っている女性が振り向きます。
あっ、さっき自転車に乗ってたおばちゃんじゃぁないですか!


「どこから来たの?」
満面の笑みで尋ねてきました。

ラート・ブアルアンから歩いて来ました。

「いや、そうじゃなくて、元々はどこから来たの?」

日本です。東京から来たコン・イープン(日本人)ですが・・・。


「日本人! ここはクローン・イープン(日本運河)だよ!」
横にいた若い男性が目を丸くして話に加わってきました。

はい。クローン・イープンを見に来たんです。
で、すみません、あの、バスはありますか? ^_^;)

「あるよ。赤いバスだ。68番。その路線しか走ってないよ。」


そこでおばちゃん。
「どこに行くの?」

バーンルアン市場に行きたいんです。

「なら、そのバスで行けるよ。暑いからあずま屋で待ってたほうがいいね。
 こっちに来なさい。近道だから」

と手招きして案内してくれます。
道路下のあぜ道みたいなところを行きなさいと。
ひょいっと飛び降りると、

「あんた元気ねー。あ、そうだ。送ってってあげようか?」

いえいえ、大丈夫です。バスで行ってみます!
どうもありがとうございます!

頭を下げてお礼を言い、あずま屋に向かいます。


見ず知らずの外国人にそこまで親切に気遣ってくれるなんて
嬉し過ぎます。感動です。タイってやっぱりいいな~(T T)

おばちゃんって、バーン・クローン・イープンの「顔」みたいな存在なのかも。


裏手から国道3422号線のバス停のあずま屋に到着すると、
中では女性ばかりの作業員さんたちが陣取ってランチ中。
前には黄色い作業トラックが停まっているので、村役場の方々でしょうか?

私は端っこにちょこんと腰を降ろします。


「何してるんですか?」

早速背後から声がかかりました(笑)

バスを待ってるんです。

「どこに行くの?」

バーンルアン市場です。

「えっ? バーンルアンって反対側のバスだよ。」
「違うよ。あっちはラート・ブアルアンだって」と他の女性。
「あそうか。混乱しちゃうわね。あはははは」

一気になごんでしまいました(笑)


ふと前を見やると知らないうちにバイクが。
作業員の一人が何やら物色してお金を払ってます。


バイクの行商


バイクの行商か!


ちょうどお昼時。私も軽く食べられるものを何か欲しいな~。
荷台にぶら下がっている袋からパイナップルを選びました。


バイクの行商から買ったパイナップル


10バーツ也。

思わぬところで昼食にありつけました(笑)


また一人の作業員女性が立ちあがると、トラックの荷台から
冷たい水をコップに入れて私に渡してくれるではないですか。

どうもありがとうございます!

嬉しい心遣いの連続に、やっぱりここまで来て良かったと心底思いましたよ。
もうコンタクトレンズを失くしたショックはどこかに吹っ飛んでます(笑)


15分ほど待って、ノロノロとバスが登場。


ソーンピーノーン、バーンリー行きバス


作業員のみなさんにお礼を行ってから乗り込みます。


時刻は、11:58。




<交通費>
歩いただけなので: 0バーツ
ここまでの合計:65バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


ワット・ボーンヤイ~国道3422号線




ワット・ボーンヤイと一寸法師!? バンコク西北行き当たりばったり旅[7]

ナコーンパトム県道3015号線をクローン・イープン(日本運河)に
沿って引き続き南下します。

でも運河との間にはちょっと距離があって、
なかなか運河の水面が見えないんですよねー。

この道に入ってから10分歩いてようやく
クローン・イープンに架かる次の橋に到着。


クローン・イープン(日本運河)


のどかですよね~。心が洗われる景色です。


さて、ここまで歩いてきたら、ついでにワット・ボーンヤイまで行ってみよう。
県道3015号線入口に看板が立ってたあの寺です。

この橋からそのままずっと西へ歩けば行けるはず。
細い運河沿いの道を、またひたすら歩きます。


運河脇の学校からは、子ども達の歓声が聞こえてきました。
小学校かな?


ブア・パークター・ウィッタヤー学校


ブア・パークター・ウィッタヤー学校って言うようです。
こんな木橋を渡って通学するって、いいですね~。


道の最奥に到着。
ワット・ボーンヤイがこじんまりと佇んでいます。

よく見るきらびやかな寺院とは趣がまったく違う、
素朴ないかにも片田舎のお寺って感じ。

質素な本堂の中を覗いてみると、


ワット・ボーンヤイ本堂


ワンコがど真ん中に陣取ってました。
邪魔しちゃ悪いので、入らずにこのまま退散…。

また元の道をとぼとぼと戻ります。


と、その時、運河に何かが蠢く姿が!




一寸法師!?


えっ、一寸法師!? (汗)


お椀ならぬたらいに乗ったおじさんが、私を気にしながら
運河の上をオールを漕いで進んでいました。


何のためなのか、大いなるナゾです・・・。




<交通費>
歩いただけなので: 0バーツ
ここまでの合計:65バーツ

つづく・・・


※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


ワット・ボーンヤイ




日本運河に到達! バンコク西北行き当たりばったり旅[6]

国道3422号線を西へひたすら歩いていると
前方に木の茂みが南北に連なっている景色が見えてきました。

ようやく辿り着いたかな?

橋があります! 思わず速足に。
やった。着いたっ!


クローン・イープン(日本運河)


クローン・イープン(日本運河)です!!


橋から北側の景色。思ったより立派な運河だなー。

時刻は、10:54。
ラート・ブアルアンから歩き始めてちょうど50分(笑)

でも風が吹くと鳥肌が立つ涼しさだったためか、
意外なことに疲れを感じません。

いやー、どうなることかと思いましたが、
どうにか半ば無理やり到達することができて心底ホッとしましたよ~。


続けて橋の南側からクローン・イープンを眺めてみます。


クローン・イープン(日本運河)


ターチーン川へとつながるバーン・パーシー運河からスパンブリー県までを結ぶ
南北に長い運河です。


モムチャオ・プンという王族が掘削したことから、
当初は「クローン・モムチャオ・プン」と呼ばれていたのが、
いつしか訛って「クローン・イープン」に。

というワケで、日本運河と言いつつ日本とはこれっぽっちも縁の無い運河なのです。


それでも「日本」の名が付いているからには見てみたいじゃないですか!
というワケで、はるばるやって来た次第です。


写真では分かり難いですが、南側のずっと先に橋が架かっているのが見えました。
取り敢えずあそこまで行ってみよう。


橋を渡るとすぐに南へと入る道が。


バーン・クローン・イープンへの道


「ワット・ボーン・ヤイ ←」との看板が立っています。

よし、ここを入ってみよう。


ちなみに、トレーラーが走っているもう少し先の3422号線両側に
バス停のあずま屋が見えました。ちゃんと覚えとこっと。


県道3015号線


ノートー・3015との道路標識が。
これはナコーンパトム県道3015号線という意味でいいかな?

たぶんこの道を入ったこの辺りが、ナコーンパトム県バーンレーン郡
ブア・パークター村(タンボン)の「バーン・クローン・イープン」(日本運河集落)
なんだと思います。ただこの地名は、クローン・イープン沿いに何か所かあって、
アユタヤ県にも存在するみたいですけど。


奥に何やら高速道路の高架橋みたいな構造物が見えます。
何だろうと思って歩いて行ってみると、工場でした。

道の両側に工場があって、あの橋のようなもので双方の間で
原料か何かをやり取りしてるんでしょう。

工場の敷地内をひょいと覗いてみたらこんなものが。


日本鋪道の中古車両


「日本鋪道」と書かれた中古らしき特殊車両があるではないですか!


バーン・クローン・イープンと日本とのつながりを辛うじて発見しました(笑)


さらに歩いていると、「パイ・ナ~イ?」(どこに行くの?)と背後から声が。
振り向くとおばちゃんが自転車に跨ってのろのろと向かって来ています。

運河を見に行く、なんて言ったら怪訝な顔をされそうなので、


寺へ行きます、と。


「歩くには、遠いよ~。」

そう言って追い抜いて行きました。
陽気なおばちゃんだなぁ。






<交通費>
歩いただけなので: 0バーツ
ここまでの合計:65バーツ

つづく・・・



<参考>『バーン・クローン・イープン集落の情報』-ブア・パークター村-(PDF)



※旅は2010年12月27日(月)に行いました。


クローン・イープン




 
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