タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~

タイ・バンコクや近県をバス、ソンテオなどの公共交通機関だけで日帰り旅をした様子を綴る旅行記です。
タイ料理屋台から水上マーケット、百年市場、日本の残した足跡まで無鉄砲に飛び回っています。 ※楽天ブログ『タイとタイ語に魅せられて』の1日旅の記事だけを抜粋しました。

クロントイ港

クロントイ市場行きソンテオ クロントイ・スラムへ[最終回]

クロントイ・スラムの路地からまた高速道路下に出てしまったので、
このまま高速道路下を突っ切って、西からケーハ・パッタナー通りに
入ることにします。


06_01


ここは雨も強烈な直射日光もしのげていいでしょうね。
でもその分、暗いし不衛生な気がしなくもないですが。


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この車は何のために小屋に組み込んであるんだろう?
しばし立ち止まって考え込んでしまいました(笑)

そのまま歩いていくと、高速下を横切る通りに出ました。
直進すると、5年半前に迷い込んだ高速下のロムクラオ・コミュニティ
なんですが、今回はここを左折。ほんの数十メートル歩くと、


06_03


ケーハ・パッタナー通りの西端に辿り着きました。
正面の道を奥まで行けば、さっきの70ライ十字路です。

ここで心変わり。右へ歩いていきますか。
というのも、グーグル・マップのストリートビューでこの辺りを眺めていたら、
右の路地にソンテオが走っているのを見つけたんですよ。

実はそれに乗りたくてクロントイ・スラムまで来たのです(笑)

右へ道なりに歩いていくと、


06_04


あれは、クロントイ港の港湾労働者住宅なんでしょうね。
…なんて思っていると、


06_05


ソンテオが来た!

行き先を確認する暇がなかったけど、ええい、乗り込んじゃえ。
時刻は、12:27。

ケーハ・パッタナー通り
に入り東進していると、
公務員らしき制服の女性が下車。


06_06


クロントイ・スラムの細い路地に消えていきました。

そうですよね。普通の人だって普通に生活しているんですよね。
数十年前ならともかく、今ではそんなに劣悪な状態ではないんじゃないでしょうか。
勿論70ライ十字路に軒を並べるNGOや支援組織の援助の賜物でも
あるんでしょうけど。


06_07


ソンテオは70ライ十字路を過ぎたどん詰まりで停車。終点でした。
運転手に運賃を支払います。8バーツ也。
時刻は、12:32。

車体を確認すると、「70ライ-クロントイ」と。

じゃ、今度は折り返しに乗って逆の終点まで行ってみますか。
でもしばらくどの車も出発する気配が無いので周囲を散策。

すると「70ライ エカマイBTS クルアイナムタイ」と
書かれたソンテオが佇んでいるではないですか。

さっきクロントイ・スラムに来た時に見かけたのが、それかな。

ちょっと探りを入れてみましょう。
近くのジュース屋台でコーラを買いつつ、
ここ発着のソンテオ路線の行き先を尋ねてみると、

クロントイ市場エカマイ駅行きがあるけど、
 エカマイ駅行きは朝夕しか出てないよ」

とのおばちゃんの返答でした。

さっき見かけたのはもう昼の時間帯なんだけど。うーん。


突っ立って待っているのも何なので、ケーハ・パッタナー通り
コーラを飲みつつ散策しながら待ってますか。

西へ向かって歩いていると、


06_08


こんな車が。というかクロントイ・スラムではよく見かけます。
最初これもソンテオだと勘違いしていたんですが、
いわゆるシーローっていうトゥクトゥクみたいなタクシーですよね。


結局さっき70ライ行きソンテオに乗った場所まで歩いて来たところでようやく


06_09


クロントイ市場
行きソンテオが登場。

乗り込みまーす。時刻は、13:00ちょうど。


くねくねと路地を進みクロントイ港の西ゲート前に出たソンテオは、
47番バスなどの起点バス停前を通過して北上していきます。


06_10


高速道路をくぐったところで左折。

そしてまた北上し、クロントイ市場メイン・ゾーンの道を挟んだ西側に
入り込んで停車。


06_11


ここが終点なのか。時刻は、13:11。


せっかくクロントイ市場に来たので買い物して帰りましょう。


06_12


キロ60バーツの立派なマンゴー(ナム・ドークマイ種)をゲット。
宿で食べましたが美味しかったですよ~。


ラマ4世通り
クロントイ交差点に出て、
歩道橋でアソーク通りラチャダーピセーク通り)へと。

数十メートル先にありました。


06_13


左手に見える丸みのある屋根が地下鉄MRTシリキット会議場駅入口です。
時刻は、13:29。

クロントイ市場
に近いのはクロントイ駅ではなくシリキット会議場駅なんですね。
ぼーっとしてたら間違えそう ^_^;)


これにて今回の旅も完結です。

ショートトリップでしたがこの日は暑かったので結構バテましたよ。
でもようやくありのままのクロントイ・スラムをこの目で見れたように思い、
満足した旅となりました。

次回は、飛行機での1日旅第2弾をお届けします。
行き先は、チェンマイ




<旅費交通費>
70ライ行きソンテオ:8バーツ
クロントイイh芝行きソンテオ:8バーツ
ここまでの合計:30.5バーツ

※旅は2014年9月19日(金)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


おわり

クロントイのソンテオ

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バンコク大学クルアイナムタイ・キャンパス クロントイ・スラムへ[3]

廃線通りとクルアイナムタイ通りの交差点左角のバンコク大学で
ちょっと一服するとしましょう ^^


03_01


バンコク大学は、1984年設立。
私立の中でのレベルは、アサンプション大学に次ぐ2番手でしょうかね。

キャンパス内に足を踏み入れ、学食を探します。
賑やかな一角を探せば大抵、そう。
歩いているうちに先に見えるビル1階から喧騒が聞こえてきました。


03_02


間違いない。ここだ。


03_03


今まで訪れたことのあるどの大学の学食とも雰囲気が全然違うぞ!

自由 オシャレ 大人っぽい

そんなイメージが瞬時に頭に浮かびました。

男性は顎ヒゲ生やしたチョイ悪系率高し。
女性はロングの明るい茶髪率高し。そして細い!

そうか。今まで国立大学の学食しか行ったことがなかったもんな。
私立になると、こうも校風が違うのか。

自由でいいけど、保護者はお金がかかりそう ^_^;)


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学生だけでなく、ブースも洗練されていて、
まるでどこかのショッピングセンター内のフードコートみたい。


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英語まで併記されてるじゃないですか。

そう言えば、欧米人学生の姿もよく見かけます。
インターナショナルのコースがあるからなんでしょうね。

バンコク大学
は、ここクルアイナムタイ・キャンパスの他に、
バンコク北方パトゥムタニー県内にランシット・キャンパスもあります。
学部によってキャンパスが異なったり、1,2年次はランシット
3,4年次はクルアイナムタイという学部もあったりで、ちょっと複雑そう。

インターナショナル課程は、各専攻とも4年間ここみたいですね。


さて私はというと、


03_06


チャーイェン(アイスミルクティー)を購入。
20バーツ也。学食にしては高め。さすが私立。


一服できたので、バンコク大学を後にして歩き始めます。
時刻は、11:43。


03_07


相変わらずトラックが列をなして行き来していますね~。
あちらへ向かい、高速下の橋から右手を眺めると、


03_08


ここも広い意味ではクロントイ・スラムでしょうね。
位置的には先ほど歩いた廃線通りの裏手になります。

この先、クロントイ港ゲート前の交差点を右折。
運河に沿って西へ歩き、渋滞中の道路を渡ることに。


03_09


大きな車ばかりでちょっと怖いけど、
渋滞でまったく動かないので大丈夫でしょう ^_^;)


さらに西へ歩きます。


03_10


さっきからちっとも動かないんですけど、
ここを抜けるのに何時間かかることやら。お疲れ様です…。

ちなみに左手の道路沿いには、


03_11


木材屋が数百メートルに渡って連なっているのです。

中には木材だけでなく、家具を組み立てて販売している店も。
でも、クオリティーはかなり低め。

この木材屋街の裏手に回るとですね。そこには、


03_12


線路があるのです。
…ってこの辺りのことは、2009年12月に訪れた際にも書きましたね ^_^;)

その時頂いた近隣にお住まいだった方のコメントによると、
夜間のみ貨物列車が走っているのだとか。

なので安心して線路上にも木材を広げて
トンカンやっている店もあったりします。




<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:14.5バーツ

※旅は2014年9月19日(金)に行いました。

元記事(楽天ブログ タイとタイ語に魅せられて)


つづく

クロントイ

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プラカノン運河の下流 ジツは知らないクロントイ [12]

前回まででクロントイ港の北側ゲート前、
アートナロン交差点のところまで歩いてきました。

そのままアートナロン通りを、クロントイ港敷地に沿って
南東方向へ進んでみることにしましょう。


クロントイ港ゲートを過ぎたすぐのところには、
トレーラーの駐車場が。


トレーラー駐車場


ずら~っと並んだトレーラーは、壮観ですよ!


そのまま真っ直ぐの道を直進すると、ゲートがあるのに気付きました。


アートナロン通りにあるゲート


詰め所には「19:00~05:00 通行禁止」とあります。

夜間はこの道、通れないんですね。


ゲートのところから橋になっています。
下を流れているのは、プラカノン運河


プラカノン運河を渡ります


もう目と鼻の先でチャオプラヤー川に合流します。
合流点はクロントイ港敷地内のため、見ることができず残念ですが。


いやー、しかし日差しを遮るものが無くて暑いです!


そうそう、対岸に見える立派なビルは、
石油や天然ガス事業を行うPTTのプラカノン支社。

あのビルの裏に大きな石油タンクが並んでいるようです。


橋を渡り終え、PTTのビルを過ぎたところで
小奇麗な小さなカフェを発見!!

今回の旅で初めて出会った「カフェ」でした。

もう迷いもせず入店!(笑)
店内はなんという涼しさ~。まさに極楽です。

ここでアイスティーを注文して、
しばし涼んだのでした。

しかしこんな人が滅多に通らないところで、よく営業してるもんです。
お客さんは9割以上がお隣のPTT社員でしょうねー。


実は、この頃にはデジカメのメディアがほぼ一杯で
新しい写真を撮る余裕が無くなっていました。
スペアのメディアを忘れるなんて、ホント不覚です(T T)


この旅は、次回で最終回です!




<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 7バーツ

つづく


※旅は2009年12月28日(月)に行いました。


アートナロン交差点~プラカノン運河

※クロントイ・スラムを再訪した「クロントイ・スラムへ」(全6回)も
 あわせてお読みいただけたら嬉しいです。

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ワット・クロントイノーク ジツは知らないクロントイ [4]

'70年代な雰囲気のソイ入口を入って道なりに進むと、
右側にワット・クロントイノークがありました。

狭い路地の奥にあるわりに広大な敷地です。
入口すぐには本堂が。


ワット・クロントイノークの本堂


地図を見るとこの寺のすぐ北側には、
ワット・クロントイナイというお寺もあるようです。

チャオプラヤー川の対岸も含めたクロントイ周辺には、ここ以外にも
「ナイ」(内)と「ノーク」(外)がセットになったお寺が何か所かあるんです。
これも地域性なのでしょうか。面白いもんです。


ワット・クロントイノークの境内をお坊さんとすれ違いながら突き進むと、
端っこに辿りつきました。


ワット・クロントイノークから眺めるチャオプラヤー川


柵の外はもう、チャオプラヤー川

近くに停泊している船のエンジン音が轟いています。


ちょこっと左側に目をやると・・・


ワット・クロントイノークから眺めるチャオプラヤー川


逆光気味ですが、いい眺めですね~。


小舟が出発したばかりの様子。
お寺のすぐ横に船着き場があるのです。

ちょっと行ってみましょう。


来た道を戻り境内を出て右に進むと、
突き当りにあるビルの1階の端に船着き場発見。


クロントイの船着き場


小さめの船着き場ですね。


実はここから対岸に渡ると、
以前紹介したバーンナムプン・水上マーケットに行けるのです。

その時にもリンクを貼ったこちらのサイトによると、
対岸へ行く小舟(!)は、運賃1人15バーツ。3人集まると出発とのこと。

そうか。さっきの小舟がやっぱりそうだったんだ…。

待たずに小舟を借り切るならば、30バーツだそうです。
計算が合わないけど、まあいいか(笑)


私も対岸に渡ってみたい気はするものの、
今回はクロントイ散策がメインの目的なので、
また次の機会に乗ってみることにしましょう。


ソイをテクテク歩いて、赤黒い顔をしてフラフラ歩くヤバそうなおじさんと
すれ違いつつ(汗)、クロントイ港のゲートのところまで戻りました。






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 7バーツ


※旅は2009年12月28日(月)に行いました。


つづく



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クロントイ港 ジツは知らないクロントイ [3]

47番バスは、立派な税関局のビルの前で右折して
チャオプラヤー川の方向へ。

左に緩くカーブした道の真正面に大きなゲートが
立ちはだかっているのが見えてきました。

バスはそのゲートの前でUターンして停車。
終点のクロントイ港に到着です。

時刻は09:23。


終点クロントイ港に到着した47番バス


バスを見送って背後のゲートを振り返ってみました。


クロントイ港のゲート


逆光でわかりにくくてスミマセン(汗)
正面に見えるゲートがクロントイ港入り口です。


クロントイ港建設は、戦前に構想が持ち上がりました。
なにせそれまでは、シーチャン島に停泊した外航船から小型の船に
荷を積み替えてバンコクに運んでいたそうなのです。


タイ政府が協力を求めた国際連盟の調査団が提案した候補地は、
パークナムクロントイの2か所。
タイ政府は、クロントイを選択したのです。

チャオプラヤー川を外航船が遡上できるように掘削する工事と並行して
進められた港湾建設は、第二次大戦で中断。

結局1947年に正式に開港したようです。


…とタイ港湾公社のサイトに載ってました。


さて、ゲートにもうちょっと近付いてみます。


クロントイ港のゲート


トレーラーがひっきりなしに中へと入っていきます。

中は見学できるんですかね~?
ヘタレなもので尋ねる勇気もなく、外から眺めて満足することにしました(汗)


クロントイ港のゲートに張り付いていてもしょうがないので、
取り敢えずチャオプラヤー川べりに出てみますか。


バス終点近くにあるソイに入ろうとすると、
私の目に飛び込んできた光景は・・・


まるで1970年代!


ワット・クロントイノークへのソイ


セリカじゃないですか~、懐かしい!!

子どもの頃、大きくなったらこの車に乗るんだ!
と思ったものです(笑)

周りの景色も相まって、なんだかタイムスリップしたような
妙な気持になりました。


この奥には、ワット・クロントイノークがあるはず。
境内からチャオプラヤー川を眺めることができるかもしれません。

奥へと進んでみましょう!






<交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計: 7バーツ


※旅は2009年12月28日(月)に行いました。


つづく



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